Odds Park 競馬

新規会員登録

ジョッキーインタビュー

ジョッキーインタビュー トップ
各競馬場を代表するジョッキーにインタビューを実施。他では聞くことができないジョッキーたちの素顔や本音に迫ります!競馬にまつわるエピソード、今後の抱負などのインタビューをご紹介します。

カテゴリ

  • ばんえい [68]
    • 赤塚 健仁 騎手 [2]
    • 浅田 達矢 騎手 [1]
    • 安部 憲二 騎手 [2]
    • 阿部 武臣 騎手 [3]
    • 今井 千尋 騎手 [1]
    • 岩本 利春 調教師 [1]
    • 大河原 和雄 騎手 [2]
    • 大河原 和雄 調教師 [1]
    • 大友 一馬 騎手 [1]
    • 尾ヶ瀬 馨 騎手 [1]
    • 金田 勇 調教師 [1]
    • 金田 利貴 騎手 [2]
    • 菊池 一樹 騎手 [4]
    • 工藤 篤 騎手 [2]
    • 小北 栄一 調教師 [1]
    • 小林 勝二 調教師 [1]
    • 小林 長吉 調教師 [1]
    • 坂本 東一 調教師 [2]
    • 島津 新 騎手 [4]
    • 鈴木 邦哉 調教師 [1]
    • 鈴木 恵介 騎手 [4]
    • 鈴木 勝堤 騎手 [1]
    • 舘澤 直央 騎手 [1]
    • 槻舘 重人 調教師 [1]
    • 長澤 幸太 騎手 [1]
    • 中原 蓮 騎手 [1]
    • 中村 太陽 騎手 [1]
    • 西 謙一 騎手 [5]
    • 西 将太 騎手 [4]
    • 西邑 春夫 調教師 [1]
    • 服部 義幸 調教師 [1]
    • 林 康文 騎手 [1]
    • 久田 守 調教師 [1]
    • 藤野 俊一 騎手 [2]
    • 藤本 匠 騎手 [4]
    • 船山 蔵人 騎手 [1]
    • 松井 浩文 調教師 [1]
    • 松田 道明 騎手 [2]
    • 渡来 心路 騎手 [2]
  • ホッカイドウ [31]
    • 阿部 龍 騎手 [1]
    • 五十嵐 冬樹 騎手 [2]
    • 石川 倭 騎手 [5]
    • 井上 幹太 騎手 [1]
    • 井上 俊彦 騎手 [1]
    • 岩橋 勇二 騎手 [1]
    • 落合 玄太 騎手 [2]
    • 小野 楓馬 騎手 [1]
    • 黒澤 愛斗 騎手 [1]
    • 桑村 真明 騎手 [2]
    • 坂下 秀樹 騎手 [1]
    • 下村 瑠衣 騎手 [1]
    • 田中 淳司 調教師 [1]
    • 服部 茂史 騎手 [1]
    • 林 和弘 調教師 [1]
    • 藤井 勘一郎 騎手 [1]
    • 松井 伸也 騎手 [1]
    • 水野 翔 騎手 [1]
    • 宮崎 光行 騎手 [2]
    • 山口 竜一 騎手 [1]
    • 山本 咲希到 騎手 [2]
    • 若杉 朝飛 騎手 [1]
  • 岩手 [55]
    • 阿部 英俊 騎手 [1]
    • 板垣 吉則 調教師 [1]
    • 板垣 吉則 騎手 [1]
    • 岩本 怜 騎手 [1]
    • 内田 利雄 騎手 [1]
    • 太田 陽子 騎手 [1]
    • 木村 直輝 騎手 [1]
    • 小西 重征 調教師 [1]
    • 小林 俊彦 騎手 [1]
    • 小林 凌 騎手 [2]
    • 齋藤 雄一 騎手 [3]
    • 坂井 瑛音 騎手 [1]
    • 坂口 裕一 騎手 [2]
    • 菅原 勲 調教師 [1]
    • 菅原 勲 騎手 [1]
    • 菅原 俊吏 騎手 [2]
    • 菅原 辰徳 騎手 [1]
    • 鈴木 麻優 騎手 [2]
    • 鈴木 祐 騎手 [3]
    • 関本 淳 騎手 [1]
    • 村上 実 調教師 [1]
    • 関本 玲花 騎手 [2]
    • 瀬戸 幸一 調教師 [1]
    • 高橋 悠里 騎手 [1]
    • 高松 亮 騎手 [3]
    • 塚本 涼人 騎手 [1]
    • 陶 文峰 調教師 [1]
    • 陶 文峰 騎手 [1]
    • 南郷 家全 騎手 [2]
    • 皆川 麻由美 騎手 [1]
    • 村上 忍 騎手 [5]
    • 山本 政聡 騎手 [4]
    • 山本 聡哉 騎手 [4]
  • 金沢 [33]
    • 青柳 正義 騎手 [5]
    • 魚住 謙心 騎手 [1]
    • 加藤 和義 調教師 [1]
    • 加藤 翔馬 騎手 [1]
    • 金田 一昌 調教師 [1]
    • 柴田 勇真 騎手 [2]
    • 中川 雅之 騎手 [1]
    • 中島 龍也 騎手 [4]
    • 畑中 信司 騎手 [3]
    • 平瀬 城久 騎手 [1]
    • 藤田 弘治 騎手 [4]
    • 藤田 弘治 調教師 [1]
    • 松野 勝己 調教師 [1]
    • 吉田 晃浩 騎手 [1]
    • 吉原 寛人 騎手 [6]
    • 米倉 知 騎手 [1]
  • 笠松 [40]
    • 池田 敏樹 騎手 [1]
    • 尾島 徹 調教師 [1]
    • 尾島 徹 騎手 [3]
    • 後藤 正義 調教師 [1]
    • 笹野 博司 調教師 [2]
    • 佐藤 友則 騎手 [3]
    • 筒井 勇介 騎手 [3]
    • 濱口 楠彦 騎手 [1]
    • 東川 慎 騎手 [1]
    • 東川 公則 騎手 [3]
    • 深澤 杏花 騎手 [1]
    • 藤田 玄己 騎手 [1]
    • 藤原 幹生 騎手 [2]
    • 馬渕 繁治 騎手 [1]
    • 水野 翔 騎手 [2]
    • 明星 晴大 騎手 [2]
    • 向山 牧 騎手 [3]
    • 森島 貴之 騎手 [2]
    • 山下 雅之 騎手 [1]
    • 吉井 友彦 騎手 [2]
    • 渡邊 竜也 騎手 [4]
  • 名古屋 [70]
    • 安部 幸夫 騎手 [2]
    • 今井 貴大 騎手 [2]
    • 今津 博之 調教師 [1]
    • 宇都 英樹 騎手 [2]
    • 大畑 慧悟 騎手 [1]
    • 大畑 雅章 騎手 [4]
    • 岡部 誠 騎手 [8]
    • 小笠原 羚 騎手 [1]
    • 尾崎 章生 騎手 [1]
    • 柿原 翔 騎手 [3]
    • 加藤 聡一 騎手 [3]
    • 川西 毅 調教師 [3]
    • 木之前 葵 騎手 [5]
    • 塚本 征吾 騎手 [3]
    • 角田 輝也 調教師 [2]
    • 戸部 尚実 騎手 [3]
    • 友森 翔太郎 騎手 [1]
    • 錦見 勇夫 調教師 [1]
    • 丹羽 克輝 騎手 [1]
    • 深見 勇也 騎手 [1]
    • 藤ケ崎 一男 調教師 [1]
    • 藤ケ崎 一人 調教師 [1]
    • 細川 智史 騎手 [1]
    • 丸野 勝虎 騎手 [5]
    • 丸山 真一 騎手 [1]
    • 宮下 瞳 騎手 [5]
    • 村上 弘樹 騎手 [3]
    • 望月 洵輝 騎手 [1]
    • 八木 直也 騎手 [1]
    • 山田 祥雄 騎手 [2]
    • 山本 茜 騎手 [1]
    • レオナルド・サレス 騎手 [1]
  • 兵庫 [67]
    • 新子 雅司 調教師 [3]
    • 石堂 響 騎手 [1]
    • 大柿 一真 騎手 [2]
    • 大山 真吾 騎手 [3]
    • 大山 龍太郎 騎手 [1]
    • 鴨宮 祥行 騎手 [1]
    • 川原 正一 騎手 [3]
    • 木村 健 騎手 [5]
    • 木本 直 騎手 [1]
    • 小谷 哲平 騎手 [1]
    • 小牧 太 騎手 [1]
    • 小山 裕也 騎手 [1]
    • 坂本 和也 騎手 [1]
    • 佐々木 世麗 騎手 [1]
    • 笹田 知宏 騎手 [1]
    • 塩津 璃菜 騎手 [2]
    • 下原 理 騎手 [8]
    • 杉浦 健太 騎手 [5]
    • 竹村 達也 騎手 [1]
    • 田中 範雄 調教師 [1]
    • 田中 学 騎手 [4]
    • 田野 豊三 騎手 [1]
    • 永井 孝典 騎手 [1]
    • 長尾 翼玖 騎手 [1]
    • 永島 太郎 騎手 [3]
    • 橋本 忠明 調教師 [1]
    • 長谷部 駿弥 騎手 [1]
    • 土方 颯太 騎手 [1]
    • 廣瀬 航 騎手 [2]
    • 松浦 政宏 騎手 [1]
    • 宮下 康一 騎手 [1]
    • 吉田 勝彦 アナウンサー [1]
    • 吉村 智洋 騎手 [6]
    • 渡瀬 和幸 騎手 [1]
  • 福山 [7]
    • 池田 敏樹 騎手 [1]
    • 岡崎 準 騎手 [1]
    • 岡田 祥嗣 騎手 [1]
    • 﨏畑 雄一郎 騎手 [1]
    • 楢崎 功祐 騎手 [1]
    • 三村 展久 騎手 [1]
    • 渡辺 博文 騎手 [1]
  • 高知 [59]
    • 赤岡 修次 騎手 [6]
    • 阿部 基嗣 騎手 [1]
    • 井上 瑛太 騎手 [1]
    • 上田 将司 騎手 [2]
    • 打越 勇児 調教師 [2]
    • 岡村 卓弥 騎手 [2]
    • 岡 遼太郎 騎手 [1]
    • 賀谷 祥平 騎手 [1]
    • 倉兼 育康 騎手 [4]
    • 近藤 翔月 騎手 [1]
    • 雑賀 正光 調教師 [2]
    • 佐原 秀泰 騎手 [1]
    • 下村 瑠衣 騎手 [2]
    • 妹尾 浩一朗 騎手 [2]
    • 多田羅 誠也 騎手 [1]
    • 田中 守 調教師 [1]
    • 塚本 雄大 騎手 [1]
    • 中西 達也 調教師 [1]
    • 中西 達也 騎手 [2]
    • 永森 大智 騎手 [6]
    • 西川 敏弘 騎手 [3]
    • 濱 尚美 騎手 [1]
    • 林 謙佑 騎手 [3]
    • 別府 真衣 騎手 [4]
    • 松木 啓助 調教師 [1]
    • 松木 大地 騎手 [1]
    • 宮川 実 騎手 [5]
    • 山頭 信義 騎手 [1]
  • 佐賀 [53]
    • 池谷 匠翔 騎手 [1]
    • 石川 慎将 騎手 [3]
    • 岩永 千明 騎手 [4]
    • 長田 進仁 騎手 [1]
    • 金山 昇馬 騎手 [1]
    • 加茂 飛翔 騎手 [1]
    • 川島 拓 騎手 [1]
    • 九日 俊光 調教師 [2]
    • 倉富 隆一郎 騎手 [2]
    • 兒島 真二 騎手 [2]
    • 小松 丈二 騎手 [1]
    • 鮫島 克也 騎手 [4]
    • 清水 裕一 騎手 [1]
    • 竹吉 徹 騎手 [2]
    • 田中 純 騎手 [3]
    • 田中 直人 騎手 [1]
    • 手島 勝利 調教師 [1]
    • 出水 拓人 騎手 [1]
    • 東 眞市 調教師 [1]
    • 飛田 愛斗 騎手 [1]
    • 真島 正徳 騎手 [4]
    • 真島 元徳 調教師 [1]
    • 松島 壽 調教師 [1]
    • 南谷 圭哉 騎手 [1]
    • 山口 勲 騎手 [8]
    • 山口 以和 騎手 [2]
    • 山下 裕貴 騎手 [1]
    • 山田 義貴 騎手 [2]
    • 渡辺 博文 騎手 [1]
  • 荒尾 [4]
    • 岩永 千明 騎手 [1]
    • 杉村 一樹 騎手 [2]
    • 吉留 孝司 騎手 [1]
  • 大井 [2]
    • 高野 誠毅 騎手 [1]
    • 御神本 訓史 騎手 [1]
  • その他 [1]
    • 鈴木 麻優 候補生 [1]
  • 調教師 [57]

最新記事

  • 兵庫リーディング独走!そして地方所属としての挑戦。|小牧 太 騎手(兵庫)
    (2025/12/19)
  • YJSファイナル進出、確実に成長した今を振り返る|塩津 璃菜 騎手(兵庫)
    (2025/12/12)
  • 1000勝のその先へ~挑戦は続く|杉浦 健太 騎手(兵庫)
    (2025/06/27)
  • 小谷 哲平 騎手(兵庫)
    (2025/06/23)
  • 土方 颯太 騎手(兵庫)
    (2024/11/27)
  • 下原 理 騎手(兵庫)
    (2024/10/29)
  • 吉村 智洋 騎手(兵庫)
    (2024/07/11)
  • 塩津 璃菜 騎手(兵庫)
    (2024/06/27)
  • 廣瀬 航 騎手(兵庫)
    (2024/06/13)
  • 新子 雅司 調教師(兵庫)
    (2024/05/01)

過去の記事

月別

  • 2025年12月 (4)
  • 2025年9月 (1)
  • 2025年8月 (1)
  • 2025年7月 (2)
  • 2025年6月 (4)
  • 2025年5月 (1)
  • 2025年4月 (2)
  • 2025年3月 (3)
  • 2025年2月 (1)
  • 2025年1月 (3)
  • 2024年12月 (2)
  • 2024年11月 (3)

年別

  • 2025年 (22)
  • 2024年 (32)
  • 2023年 (21)
  • 2022年 (21)
  • 2021年 (33)
  • 2020年 (33)
  • 2019年 (33)
  • 2018年 (35)
  • 2017年 (38)
  • 2016年 (36)
  • 2015年 (35)
  • 2014年 (34)
  • 2013年 (39)
  • 2012年 (25)
  • 2011年 (21)
  • 2010年 (21)
  • 2009年 (4)
  • 2008年 (4)
  • 2007年 (4)
  • 2006年 (3)

おすすめコンテンツ

  • オッズパーク【Odds Park】
  • オッズパーク競馬
  • オッズパークLOTO
  • みんなの地方競馬
  • みんなの地方競馬 ジョッキー一覧
  • 重賞レース&ダートグレード競走特設サイト
  • 地方競馬予想情報

  • ▸ オッズパーク競馬とは?
  • ▸ オッズパーク競馬利用ガイド
  • ▸ 競馬を知ろう
新規会員登録 (無料)
▸ 地方競馬ならオッズパーク
ジョッキーインタビュー(オッズパーク) RSS
<<前へ 1|2|3|4|5|6|7|8|9|10|11 次へ>>
吉村 智洋 騎手(兵庫)

今年も断トツの兵庫リーディングを快走中の吉村智洋騎手。8月12日には園田競馬で、3度目の1日6勝(兵庫競馬1日最多勝タイ記録)を達成しました。

yoshimura21.JPG

3度目の1日6勝、おめでとうございます。この記録は意識していますか?

騎乗するからには全部勝つつもりでいますが、なかなかそうもいかないので、6勝という数字は意識はしていますね。

兵庫競馬のルールでは、1日の騎乗制限は何鞍ですか?

基本的には8鞍まで、連続騎乗も8鞍までになっています。あと当日の急な乗り替わりはプラス1まで認められています。なので、全部勝つとなると基本的には8勝までいけるなと。これまで園田で1日6勝を挙げた先輩方はすごい方ばかりですし、その記録に並べたことは嬉しいですが、6まで来たら7までいきたいし、そこまで行ったら8までいきたいです。

今回は3R、4Rと勝って、8Rから4連勝で6勝を挙げました。どのあたりでいけると思いましたか?

すごくいい馬たちに乗せていただいていたので、上手いこと行けば何個かは勝てるかなと思っていましたが、気づいたらこれも勝っていたという感じで。馬も頑張ってくれましたし、展開も上手いこと向いたのが大きいです。

もともといつも勝っていますが、6勝する日は何か違うんですか?

多分ですけど、人間が勢いづいていると思いますね。勢いづいて、気持ちが上がる。他の騎手の方もそうだと思いますが、馬に乗っていて「あれ?今日は鞍はまりが良くないな」という日もあったりするんですよ。乗った感じが何かフワフワしちゃっているなという時もあって。体調とかそういうことだけではなくて、メンタルの部分もあると思うんです。それが、「今日はバチっとハマるな」という時に勢いづくと、ポンポンといける感じですね。

その勢いづいた時を見極めたいのですが、前2回がナイター、今回は薄暮での達成ということで、そこは関係ありますか?

いや、多分関係ないかな(笑)。たまたまその日にチャンスある馬ばっかりが集まって、自分のリズムも良かったんだと思います。一つ言えるとしたら、その日自分が騎乗する最初のレースで勝つと、リズムが良くなりますね。最初のレースを勝つのと負けるのとでは、気持ち的にも違うと思います。初めに勢いづいちゃうと余裕が生まれて、展開も見えるようになるというか。

確かに振り返ってみると、1日6勝を挙げた3回とも、一番最初に騎乗したレースで勝っています。

そうでしょ。おそらく僕だけじゃなくて、たくさん勝っている騎手も人間なんでね、メンタルは大きいと思いますよ。

今回は11Rで6勝目を挙げて、最終の12Rでは初の7勝目が懸かっていました。かなり意識されましたか?

意識しないといったらウソになりますね。周りからも「7勝目だな」とすごく言われましたから(苦笑)。ただ、僕がバタバタしたところでいい結果には繋がらないですから、いつも通りの平常心で挑んだつもりです。負けて悔しいですけど、7勝目を意識してのレースを経験出来たことも大きいと思っています。なかなか6勝までもいかないですから。

今後、7勝達成を期待しております!馬の話題も伺いますが、園田チャレンジカップをナリタミニスターで勝利、吉村騎手と組んで5連勝ですね。

強いですよね。大人しくておっとりした性格で、体も440~450キロくらいとそれほど大きな馬じゃないんですけど、4コーナーで間を抜けて来ましたから、根性ありますね。以前は砂を被ってしまうと進まないと聞いていて、僕が乗ったそれまでの4連勝は砂を被っていないんです。でも園田チャレンジカップの時は行く馬が揃っていたので砂を被るのを覚悟していたんですけど、思っていたよりも砂を被っても進んでくれました。

yoshimura22.jpg

園田チャレンジカップを制したナリタミニスター(写真:兵庫県競馬組合)

この馬の武器は何でしょうか?

一番は根性があることだと思います。金沢スプリントカップの時でも、ずっと3番手外で、自分から前を追いかけて行くというタフな競馬だったんです。直線を向いて2着の馬が追い込んで来て、交わされるかなと思ったところから粘ってくれる。今までたくさんいい馬に乗せていただきましたが、その中で短距離馬で3本の指に入るくらい、高い能力を感じています。

今後の距離の可能性はいかがですか?

僕はまだ1,400mしか乗ったことないんですよ。園田は1,230mがあるけど、ちょっと忙しいかなという印象です。僕は1,400m以上、1,700mや1,800mも行けるんじゃないかと思っていますが、今は1,400mで連勝しているので、しばらくこの距離に専念していくと思います。

もう1頭、イチライジンについても伺いたいのですが、西日本ダービーはアタマ差2着と惜しいレースでしたね。

あと1完歩で変わっていましたから、あそこまで行ったらなんとか出来たじゃないかって、反省の方が大きいです。外枠はちょっと痛かったかなと思いますし、あの位置からよく2着に来てくれたなと。この馬はけっこう粗削りなところがあって、新馬の頃は内側に馬がいると外に外に逃げたりしていました。最近はだいぶ成長しましたけど、出来れば内枠の方がレースしやすいんです。でも重賞になると必ず外枠ばっかりで......。こればっかりは与えられた枠なので仕方ないですけど。

yoshimura23.jpg

2歳時には園田ジュニアカップを制したイチライジン(写真:兵庫県競馬組合)

内枠を引いた時はチャンスが大きいですね!

乗っている方としては、競馬がしやすいですね。力のある馬なので、また重賞を獲らせてあげたいです。

では、オッズパーク会員の皆さまにメッセージをお願いします。

いつもオッズパークで馬券を買っていただき、ありがとうございます。今コロナで日本中が大変な中、僕らいつもと変わらず競馬をさせていただいていること、とても感謝しています。無観客開催が続いて、声援もヤジもないので淋しいです。また状況が許せば現地に来ていただいて、オッズパークで馬券を買って応援していただけたら嬉しいです。

(※園田競馬場では9月30日からお客様の入場を再開しました)

-------------------------------------------------------

※インタビュー / 赤見千尋

2020/10/08
兵庫

下原 理 騎手(兵庫)

7年半ぶりに再開された姫路競馬場。1月15日から4週にわたる開催中、1月30日には重賞・白鷺賞が15年ぶりに行われました。勝ったのは昨年、兵庫県競馬の年度代表馬にも選ばれたタガノゴールド。「脚の使いどころが難しい」という姫路の馬場と合わせて、手綱を取った下原理騎手にお話を伺いました。

shimohara31.jpg

15年ぶりに実施された白鷺賞を制したのはタガノゴールド(写真:兵庫県競馬組合)

白鷺賞、優勝おめでとうございます!

ありがとうございます。僕の重賞初制覇もこのレース(1999年ユウターヒロボーイ)だったので嬉しいです。

タガノゴールドは末脚が鋭いイメージがありますが、人気を分け合ったエイシンニシパより前の2番手でレースを運びました。ちょうど枠が隣でしたが、意識していましたか?

それはもう、ライバルなんで。レース前はニシパの後ろからの競馬だろうなと思っていたんですけど、想像以上にスタートが決まったので思い切って行きました。できるだけ好位につけたいなとは思っていましたけど、まさかの先行でした。

3~4コーナーで内からエイシンニシパが進出してくると、それに応えるようにタガノゴールドも仕掛け、直線半ばで叩き合いを制して勝利しました。

溜めると弾ける馬なので、溜められるだけ溜めようと思っていました。瞬発力があるので、ニシパが行くまで辛抱しました。

shimohara32.jpg

白鷺賞を制して重賞7勝目としたタガノゴールド(写真:兵庫県競馬組合)

タガノゴールドは約1年半前に兵庫に移籍し、これで重賞7勝目。新子雅司調教師からは「広いコースで走らせたい」というお話も出ました。

JRAで5勝している馬ですから、どのコースでも走りそうですね。広いコースとなると、ポジションをあまり取りに行ったらいけないでしょうから、あとは相手とペースじゃないでしょうか。自分のペースに合わなかったら、ちょっとダラッとしてしまうので、そこだけ僕が気をつけて乗らないといけないなと思います。

7年半ぶりに再開した姫路競馬場の馬場は以前と比べていかがですか?

以前はそんなことなかったのですが、内ラチから2頭分までが深くて、そこは伸びないですね。開幕して1週目は逃げ馬が残りませんでしたが、3週目になってだいぶ逃げ馬も残ってきました。少し馬場が軽くなってきているんだと思いますよ。今週(1月28~30日)はあんまり後ろからだと厳しそうだったので、タガノゴールドも最低でも中団にはいないといいけないなと考えていました。

shimohara33.JPG

姫路競馬場での理想のレースは?と聞かれると、どんな展開ですか?

「自分のペースをつくること」でしょうね。何番手でもいいので、自分のペースを崩さずに乗れると、この馬場ではひと脚を使えます。ただ、そのひと脚をどこで使うか、なんですよ。スタートでポンッと出たからといって追っつけて行くと最後に脚がなくなってしまいます。今日、僕も逃げ切り勝ちが1つありますけど、馬なりで行ってのもの。後ろからでも早仕掛けしたら止まります。道中は楽に運んで、最後に貯蓄を残すレースをしないと、ゴール前でポッと差されてしまいます。

最後に、オッズパークの会員にメッセージをお願いします。

これを読まれている頃にはもう姫路開催が終わっているかもしれませんが、引き続き園田開催もよろしくお願いします。

shimohara34.jpg

-------------------------------------------------------

※インタビュー / 大恵陽子

2020/02/13
兵庫

吉田 勝彦 アナウンサー(兵庫)

数々の名実況を生んできた園田・姫路競馬の吉田勝彦アナウンサー。独特の語り口調は "吉田節"と親しまれ、2014年には『レーストラックアナウンサーとしてのキャリアーの長さ世界最長』としてギネス世界記録®にも認定されました。しかし、2020年1月9日をもってレース実況から引退されます。この道64年。「レースを喋るのではなく、語りたい」という吉田アナウンサーの思いとは。

yoshida-k-1912-01.jpg

実況歴64年の吉田アナウンサーですが、キャリアのスタートはどういったきっかけだったのですか?

僕はラジオドラマの声優になりたかったんです。局アナになろうと思ったら大学を出ていなかったらダメ。僕は大学に行っていないし、家が貧乏やったから高校3年間でさえ必死になって親に行かせてもらった。卒業して夜間の放送研究所に行って、当時はまだテレビの時代じゃなかったから、ラジオドラマやったらこんな声やけど役によっては使ってもらえるかもしれへんという気持ちがありました。昼間は空いているから、競馬の実況のアナウンサー募集があったから行きました。最初は長居競馬。園田と姫路があるように、大阪には長居競馬と春木競馬があったの。長居で10カ月いて、僕の喋りを聞いてくれた人が「あの男を兵庫県に呼べ。あの男は兵庫県の人間やから」と指名をしてくれてここへ来ました。

当時は競馬用語の解説書のようなものもなく、毎日早朝から競馬場に行って調教師や騎手の会話から競馬用語を覚えられたと伺いました。そうして厩舎関係者との絆も深めていかれたんですね。田中学騎手は「サンクリントの楠賞兵庫アラブ優駿の実況が一番印象に残っている」とおっしゃっていました。

あのレースの前にね、「学くん、今日は楽勝やなぁ」と言うたんや。そしたら「楽勝とまではいかんけども、勝てるやろうと思う。もし今日このレースで負けたら、それは神様のイタズラですよ」と僕に言うわけ。そのことを、向正面で2番手につけて、そろそろ前の馬を捕まえようかなというような状況の中で言いました。「もしこのレースで負けるようなことがあれば、それは神様のイタズラでしょう。そう言い残してこの馬に騎乗している田中学騎手、3コーナーで先頭に並んでいよいよ」っていう感じの喋りをしたんです。彼自身は何編も(何回も)家で聞き直したと言っていたね。そうやって喜んでくれたら嬉しいよね。

yoshida-k-1912-02.jpg

他にも多くの名実況がありますが、吉田さんご自身で印象に残っているレースはどれですか?

ビクトリートウザイ(※注)という馬がいました。あのビクトリートウザイが7回も重賞レースを勝って、そして最後のレースは64キロを背負って、他の馬たちと8キロ、9キロ差がありました。それまでだいたい3~4番手くらい、好位につけて差すっていうのがビクトリートウザイの戦法でした。あれを乗っていたのはいま調教師になっている保利良次騎手。64キロを背負った時、思い切った逃げに出たんよ。「ビクトリートウザイ、今日は先行策を」と言うたら、お客さんが「わ~!」と沸きました。向正面を過ぎて3コーナーに向かうところで後続馬がずーっと寄せてきて、「ビクトリートウザイ、果たしてこのまま押し切ることができるのか」と言うた時に悲鳴が上がったけど、3コーナーのカーブを曲がった所ではまだ余裕十分やったんや。4コーナーのカーブ手前のところで「ビクトリートウザイには十分余裕がありそうです。『来るなら来い!』そんな余裕を持ってビクトリートウザイ、直線に入ってきました」って言いました。そうしたら歓声が「わぁ~」って上がるんやね。悲鳴を上げさせて、歓声に変えて。その一言ひとことをお客さんは聞いてくれている。自分がレースを喋っていて、お客さんのそういう反応っていうのが大きいわね。

(※注)ビクトリートウザイ
1982年3月14日生まれ 静内産 アングロアラブ
父キタノトウザイ 母トーニチクイン
2~4歳時、通算24戦17勝(うち重賞7勝)
64キロを背負ったのは86年6月10日、ニュータウン特別(OP、園田1800m)

ファンと吉田さんの掛け合いだったんですね。

観客はその時、だいたい2万人くらい入っていました。今はもうその10分の1くらいになってしまっているから、僕ら実況を喋っていて物足りないです。やっぱりお客さんの歓声とか悲鳴を耳にしながら、目で見ながらやって喋りがいがあるけど、いまお客さんが少ないとカラオケで歌っているみたいな感じがして、なんかこう力が入らないって言うのかなぁ。それも逃げ口上かもしれないけど。

これだけ長い間、ずっと実況を続けてこられた秘訣はなんですか?

競馬のレースの実況というのは、いかに難しいか......難しいからここまで続けられたんやと思うねん、僕はね。「先頭がどれで、2番手どれで...」くらいのことやったら、喋りに心得のある者ならば、三月か半年でできる仕事です。64年間もやってきて「まだやり足りない」という気持ちがあるということは、いかに結論が出せないほど競馬の実況は難しいかということ。同じレースは2つとしてないんやからね。

何年か前に僕と同い年の北島三郎さんと話をした時に「北島さん、レースの実況、本当にもう辞めようと思う」というようなことを言いました。北島さんはそれまではニコニコ笑いながら世間話なんかをいっぱいしていたわけ。けどね、その時だけはクッと睨んで「吉田ちゃん、何言ってるの!俺だって足りねぇんだよ。だから歌ってんだよ」と、足りないっていう言葉を言われたねぇ。ホントにどんな世界であっても、「完璧にできました」という人なんかいないんだということを色んな人の話を聞いて思いましたね。僕らは住む世界が違うし、もちろんレベルも違う。けど、いま辞めるこの段階において、結局なんにもできないまんま終わってしまう無念、こういうのは本当に死にたいような気持ちやね。

yoshida-k-1912-03.jpg

いよいよ1月9日の引退の日が近づいてきました。

「あと何日経ったら、実況はできないんやなぁ」と思うのはやっぱり寂しいなという気持ちもあるけど、もう十分という感じやね。気持ちとしては、語りたいんやね、僕は。喋るんじゃなくて語りたい。子供の頃に親父と芝居を見に行って、親父は大変な吃音やったけど、義理人情を描いた芝居で掛け声をかけるのが上手かった。僕は競馬のレースの実況は芝居でいえば掛け声であったりすると思います。だけど、もうそういうことを言うチャンスもなくなるね。

-------------------------------------------------------

※インタビュー・写真 / 大恵陽子

2019/12/27
兵庫

田中 学 騎手(兵庫)

地方通算3944勝(9月17日時点)を挙げ、年内には4000勝のメモリアル勝利も見えてきた田中学騎手。デビューした頃には2000勝すら想像のつかない数字だったと言いますが、「1つでも上の着順を」と試行錯誤してきたことやこだわりの返し馬など、26年間積み重ねてきたものがありました。

tanaka-m21.jpg

7月17日に地方通算3900勝を達成して、いよいよ4000勝へのカウントダウンとなりました。

ありがとうございます。

今年は菊水賞など重賞2勝を挙げるジンギやMRO金賞を制覇したテツなど楽しみな3歳馬が多いですね。

3歳馬もですし、古馬でも遠征であちこちに行かせてもらって、ありがたいですよね。遠征が続くと「大変でしょう?」って言われるんですが、僕けっこう遠征に行くのも好きなんですよ。遠征先で美味しいものを食べるとか観光を特にするわけじゃないんですが、ひとりでただボーっと過ごす時間も楽しいなぁって。

移動時は体に負担がかかりそうです。2015年下半期は原因不明の腰痛が続いて半年ほど休養されたこともありましたが、いま体のコンディションはいかがですか?

あの時は病院をいろいろ回ったけど、なかなか原因が分からなかったんですよね。今もたまに痛みが出る時もありますが、なんとか持ち堪えています。最近は調教にはあまり乗っていないですが、それでもレースで乗せてくださる関係者には感謝しています。

tanaka-m22.jpg

菊水賞(4月11日)を制したジンギ(写真:兵庫県競馬組合)

先日は高知競馬場へ西日本ダービーでテツと遠征されました。残念ながら4着でしたが、馬の状態などはいかがでしたか?

返し馬で砂がちょっと深いかな!?と感じました。4コーナーで前の2頭を交わす時に一緒に合わせて走ろうとするなど、まだ幼い面がありました。でも、逃げてしか勝ったことがなかったのが、今回は1つポジションを下げても向正面で手応えが良かったです。長い距離でもいけそうですし、思ったより力をつけています。

テツやジンギ、エイシンニシパなど橋本忠明厩舎とは名コンビですね。

橋本調教師も僕と同じく2世(父・橋本忠男さんは元調教師)。調教師になった当初から「全部マナブくんに乗ってもらうくらいのつもり」って声をかけてくれて、本当に嬉しかったです。エイシンニシパは去年の園田金盃で乗り馬が重なってしまって手放したんですが、責任だけはちゃんと果たしたいなと思って、今も調教には乗っています。すごく乗りやすい馬で、僕はただ跨っているだけです。

田中騎手の父・道夫調教師は騎手出身ですが、「人とは違うことをしないと何千勝もできない」とおっしゃっていました。

たしかに、同じ馬を同じように乗っていたって結果が出ることはないです。僕らでも新人の頃は1~2頭、同じ馬ばかりに乗っていました。その中で、別の馬が回ってきたら1つでも上の結果を残したいので、「(上手い人と)何が違うのかな?」って考えていました。

tanaka-m23.jpg

MRO金賞(7月30日・金沢)を制したテツ(写真:石川県競馬事業局)

そういうことの積み重ねが勝利につながっていくんですね。田中騎手は返し馬をじっくり丁寧にされる印象がありますが、そこに込められたポリシーは?

テン乗りだと返し馬を大事に、長めにしています。後ろから行く馬の場合は、ちょっと気を入れるようにしっかりとやりますね。そうしたらゲート離れ(スタート)からちょっと違うような気もして。馬体重が増えている時は「返し馬を強めにやりたいな」と思うこともあります。

的場(文男)騎手も返し馬を長めに乗りますよね!?的場さんなりの考えがあるんでしょう。いいものは取り入れたいと思います。

8月23日にはオッズパークプレミアムパーティーに出席されました。どんな雰囲気でしたか?

すごく豪華なホテルで、会員さんが80~90人くらい来ていたのかな。グッズ抽選会では当たった瞬間、「よっしゃぁー!」って声が会場に響き渡ったりしていました。そんなに喜んでくれたら嬉しいですよね。僕は勝負服とステッキ(鞭)とポロシャツをプレゼントしました。パーティーに呼んでいただくこと自体もですが、会員の方から「腰、大丈夫?」など声もかけてもらってありがたかったですね。

他競技の選手も出席されていましたが、どんなお話をされましたか?

競輪のトップレベルの選手やオート、ガールズケイリンの選手も来ていて、いろんな話を聞けました。オートは全然分からないので、仕組みを聞いたり、競馬で言う調整ルームが競輪ではどうなっているのかを聞きました。僕らは個室なんですが、競輪は4人部屋とかのようで、「いいねー」って言われました。

tanaka-m24.jpg

さて、いよいよ通算4000勝が見えてきました。

デビューした頃は2000勝って夢のまた夢っていうか、そんなこと自体、考えたことがなかったです。そんな中での4000という数字。上には上がいますが、4000勝は自分自身が良くやってくれたかなって思います。周りの人たちから助けていただいてばかりなんですけど、自分自身も褒めてあげたいなって。そういう気持ちが出てきてもいい数字かなって感じています。

4000勝を超えて5000勝となると、それはまた1つ上のランクかなと思います。川原(正一)さんもそうですが、すごいですよね。5000勝はいかに長く続けているかと、いかに早くから成績を残してきているかってことだと思います。騎乗できる期間(年数)は絶対的に限られていますから。的場さんなんて「すごい」って言う以前の問題で、「ものすごい」って言葉じゃ片付けられないですよね。

最後にオッズパーク会員のみなさんへメッセージをお願いします。

たくさん馬券を買ってください! それが僕らへの応援になります。迫力のあるいいレースを届けたいっていうのは当たり前のこと。公営ギャンブルが潰れるか潰れないかは売り上げにかかっています。売り上げが上がれば賞金や手当て、待遇が変わって、そうするとモチベーションも上がって魅力のある騎手も増えます。いま、地方競馬の騎手がまた少なくなってきて、園田も30人を切っています。好循環になって、たくさんの人が競馬を楽しんで、馬券を買ってくれる人口が増えればと思います。

-------------------------------------------------------

※インタビュー / 大恵陽子

2019/09/30
兵庫

木本 直 騎手(兵庫)

今春、デビューした木本直騎手(兵庫)。高校時代の友人の一言がきっかけで騎手を目指しましたが、4月11日のデビュー戦では本馬場入場時に落馬し競走除外。自身も骨折し、約1カ月の休養を余儀なくされました。デビュー直後からいきなり試練に見舞われましたが、6月12日に待望の初勝利を挙げたいまの心境を伺いました。

kimoto01.jpg

騎手になったきっかけを教えてください。

兵庫県西宮市出身で園田競馬場近くの工業高校に通っていました。一般的な高校3年間を過ごすつもりだったんですが、友達に「小柄だし、ジョッキーになればいいやん」と言われたことがきっかけです。当時はしょっちゅう美容院に行っていて、パーマもかけていたので「丸坊主か...」とも思ったんですが(苦笑)。1年生の3学期終業式当日に先生に高校を辞めることを伝えました。騎手になれるかどうか分からなかったので、友達には騎手になる直前まで何も言いませんでした。

友人の一言から思い切った決断を下しましたね。競馬は元々好きだったんですか?

いえ、ほとんど知りませんでした。ディープインパクトも知らないくらいで。友人に「ジョッキーになったら?」と言われた後、阪神競馬場にレースを見に行きました。武豊さんの名前しか知らないくらいでしたが、「うわ!これすごいな!」って思いました。

そこから騎手への道はどう手繰り寄せたんですか?

馬の専門学校を経て、いま所属している保利良平厩舎で厩務員をして地方競馬教養センターに合格しました。工業高校を中退した後は通信で勉強をしています。2年生まで単位を取って地方競馬教養センターに入所して、いままた高校3年生の勉強をしています。工業高校を中退する時に親と「高卒資格は取る」と約束したんです。

保利良平厩舎で厩務員をするきっかけは何だったんですか?

親の同級生に馬主さんがいて、その方が(保利)良平先生を紹介してくださいました。教養センターは規則が厳しくて辛かったですが、良平先生がずっと応援してくれていたので、辞めたら申し訳ないと思って頑張れました。

kimoto02.jpg.jpg

4月11日にデビュー戦を迎えましたが、ほろ苦いものになりました。

パドックから馬場に向かう馬道で、乗っていたダイシンクワトロが左に寄っていてチャカチャカしていて、馬具を外した時に馬がビックリしたのかひっくり返りました。落馬した瞬間のことは僕もよく覚えていないんですが、後ろにいた厩務員さんによると、馬と壁に挟まれたらしいです。デビューのお祝いに(杉浦)健太さんから「NAO KIMOTO」って名前入りでアメリカ製の鞭をもらったんですが、根っこから折れてしまいました。乗るはずだったダイシンクワトロは競走除外になりました。その後、2鞍に乗ったんですが、直後に良平先生から「もうやめとけ」と言われ、騎乗変更になりました。中学の友達やカメラ好きの友達が応援に来てくれていたので乗りたかったですが、手がすごく腫れあがって痛くなってきていました。

診断の結果、橈骨遠位端骨折で約1カ月休養することになりました。

休んでいる間に同期はどんどん勝っていって、しんどかったです。最初の頃は「早く乗りたい」って思っていましたし競馬も見ていたのですが、途中からしんどくなって見るのをやめました。モチベーションも低くなってきてしまって。プロはモチベーションを保つのが難しいって聞きますが、ホンマなんやなって感じました。でも、久しぶりに馬に乗ったら楽しくて、またモチベーションが上がっていきました。休養中はやっぱり焦っていましたね。

5月22日に待望の復帰戦を迎え、6月12日にエンジェルアイドルで初勝利を挙げました。

スタートから前に行ける分だけ行っておこうと思い、逃げ馬のハコ(直後)に入れました。前の2頭が競り合う形で展開にも助けられました。前走も乗せていただいたのですが、エンジンをかけるのが遅くて脚を余して2着だったので、この時は早めに行きました。それでちょうど良かったです。最後は永井孝典騎手が迫ってきて横を見ましたが、「あ、勝った!」と分かりました。「勝てて良かったぁ~」と嬉しかったです。

師匠の保利良平調教師からは何か言葉をかけられましたか?

一緒に口取り写真を撮りましたが、その1つ前のレースを自厩舎のグッドアビリティで勝てなかったので...。

自厩舎での初勝利も挙げたいですね。

はい、そうなんです。こないだ(7月3日)、良平先生のお父さんの(保利)良次厩舎で2勝目を挙げることができました。同じ日に自厩舎でもスダチチャンといういい馬に乗せてもらっていたんですが、3/4馬身差2着。タラレバですが、僕がもっとじっと乗っていたら、とも思います。自厩舎でも勝ちたいです。

スダチチャンとは以前から関りがあるそうですね?

騎手候補生の時からずっと調教をつけていて、思い入れがあります。スダチチャンが3歳で名古屋の梅桜賞に遠征した時、厩務員として僕も手伝いに行ってパドックで曳いていました。まさか騎手として乗れる日がくるとは思いませんでした。スダチチャンでも勝ちたいです。

これからの目標を教えてください。

ケガなく、安全と健康第一で頑張って、やっぱり勝ちたいです。僕、ゲートが苦手っていうか下手で、出る時にたてがみを離してしまうんです。いま、ネックストラップで頑張っていて、もうちょっと上手くなりたいです。川原(正一)さんはゲートが上手いですよね。ブラックルシアンに乗った時、僕はゲートを上手く出せなかったんですが、次走で川原さんが普通に出していて、すごいなって思いました。周りの人たちは「ゲートは出る週もあれば、出ない週もあるからそこまで気にしなくていい」と言ってくれるんですけど。

kimoto03.jpg.jpg

最後に、オッズパーク会員のみなさんへメッセージをお願いします。

勝負服は所属する保利良平先生のお父さんの保利良次先生の騎手時代のデザインを引き継いで、愛着を持っています。これからも頑張るので、応援よろしくお願いします!

-------------------------------------------------------

※インタビュー / 大恵陽子

2019/07/12
兵庫

<<前へ 1|2|3|4|5|6|7|8|9|10|11 次へ>>
  • 会社案内
  • サイトポリシー
  • 個人情報保護方針
  • 情報セキュリティ方針
  • 免責事項
  • リンク

Copyright © Odds Park Corp. All Rights Reserved.