Odds Park 競馬

新規会員登録

ジョッキーインタビュー

ジョッキーインタビュー トップ
各競馬場を代表するジョッキーにインタビューを実施。他では聞くことができないジョッキーたちの素顔や本音に迫ります!競馬にまつわるエピソード、今後の抱負などのインタビューをご紹介します。

カテゴリ

  • ばんえい [47]
    • 金田 利貴 騎手 [1]
    • 服部 義幸 調教師 [1]
    • 小林 勝二 調教師 [1]
    • 林 康文 騎手 [1]
    • 金田 勇 調教師 [1]
    • 坂本 東一 調教師 [1]
    • 松井 浩文 調教師 [1]
    • 鈴木 邦哉 調教師 [1]
    • 槻舘 重人 調教師 [1]
    • 大河原 和雄調教師 [1]
    • 岩本 利春調教師 [1]
    • 鈴木 勝堤騎手 [1]
    • 藤野 俊一騎手 [2]
    • 鈴木 恵介騎手 [3]
    • 松田 道明騎手 [2]
    • 藤本 匠騎手 [4]
    • 島津 新騎手 [3]
    • 舘澤 直央騎手 [1]
    • 菊池 一樹騎手 [2]
    • 船山 蔵人騎手 [1]
    • 安部 憲二騎手 [2]
    • 大河原 和雄騎手 [2]
    • 浅田 達矢騎手 [1]
    • 西 謙一騎手 [3]
    • 西 将太騎手 [2]
    • 工藤 篤騎手 [2]
    • 赤塚 健仁騎手 [1]
    • 長澤 幸太騎手 [1]
    • 尾ヶ瀬 馨 [1]
    • 阿部 武臣騎手 [2]
  • ホッカイドウ [28]
    • 井上 俊彦 騎手 [1]
    • 小野 楓馬 騎手 [1]
    • 落合 玄太 騎手 [2]
    • 田中 淳司 調教師 [1]
    • 坂下 秀樹騎手 [1]
    • 山口 竜一騎手 [1]
    • 服部 茂史騎手 [1]
    • 五十嵐 冬樹騎手 [2]
    • 宮崎 光行騎手 [2]
    • 下村 瑠衣騎手 [1]
    • 桑村 真明騎手 [2]
    • 阿部 龍騎手 [1]
    • 黒澤 愛斗騎手 [1]
    • 井上 幹太騎手 [1]
    • 石川 倭騎手 [4]
    • 松井 伸也騎手 [1]
    • 水野 翔騎手 [1]
    • 岩橋 勇二騎手 [1]
    • 藤井 勘一郎騎手 [1]
    • 山本 咲希到騎手 [2]
  • 岩手 [41]
    • 小西 重征 調教師 [1]
    • 岩本 怜 騎手 [1]
    • 関本 玲花 騎手 [1]
    • 菅原 辰徳 騎手 [1]
    • 塚本 涼人 騎手 [1]
    • 菅原 勲 調教師 [1]
    • 板垣 吉則 調教師 [1]
    • 関本 淳騎手 [1]
    • 鈴木 祐騎手 [3]
    • 木村 直輝騎手 [1]
    • 板垣 吉則騎手 [1]
    • 小林 俊彦騎手 [1]
    • 皆川 麻由美騎手 [1]
    • 菅原 勲騎手 [1]
    • 村上 忍騎手 [3]
    • 菅原 俊吏騎手 [2]
    • 内田 利雄騎手 [1]
    • 山本 政聡騎手 [3]
    • 齋藤 雄一騎手 [3]
    • 山本 聡哉騎手 [3]
    • 坂口 裕一騎手 [1]
    • 高松 亮騎手 [3]
    • 太田 陽子騎手 [1]
    • 陶 文峰騎手 [1]
    • 鈴木 麻優騎手 [2]
    • 南郷 家全騎手 [1]
    • 小林 凌騎手 [1]
  • 金沢 [23]
    • 魚住 謙心 騎手 [1]
    • 米倉 知 騎手 [1]
    • 松野 勝己調教師 [1]
    • 平瀬 城久騎手 [1]
    • 中川 雅之騎手 [1]
    • 吉原 寛人騎手 [5]
    • 藤田 弘治騎手 [4]
    • 吉田 晃浩騎手 [1]
    • 畑中 信司騎手 [3]
    • 青柳 正義騎手 [3]
    • 中島 龍也騎手 [2]
    • 柴田 勇真騎手 [1]
  • 笠松 [33]
    • 深澤 杏花 騎手 [1]
    • 東川 慎 騎手 [1]
    • 尾島 徹 調教師 [1]
    • 水野 翔騎手 [2]
    • 笹野 博司調教師 [1]
    • 渡邊 竜也 騎手 [2]
    • 山下 雅之騎手 [1]
    • 東川 公則騎手 [3]
    • 濱口 楠彦騎手 [1]
    • 尾島 徹騎手 [3]
    • 向山 牧騎手 [3]
    • 森島 貴之騎手 [2]
    • 筒井 勇介騎手 [3]
    • 吉井 友彦騎手 [2]
    • 佐藤 友則騎手 [3]
    • 池田 敏樹騎手 [1]
    • 藤原 幹生騎手 [2]
    • 藤田 玄己騎手 [1]
  • 名古屋 [47]
    • 錦見 勇夫 調教師 [1]
    • 友森 翔太郎 騎手 [1]
    • レオナルド・サレス騎手 [1]
    • 川西 毅調教師 [1]
    • 角田 輝也調教師 [1]
    • 加藤 聡一騎手 [1]
    • 丸野 勝虎騎手 [3]
    • 岡部 誠騎手 [7]
    • 宮下 瞳騎手 [4]
    • 山本 茜騎手 [1]
    • 宇都 英樹騎手 [2]
    • 安部 幸夫騎手 [2]
    • 戸部 尚実騎手 [2]
    • 柿原 翔騎手 [3]
    • 大畑 雅章騎手 [3]
    • 木之前 葵騎手 [3]
    • 山田 祥雄騎手 [1]
    • 今井 貴大騎手 [2]
    • 村上 弘樹騎手 [3]
    • 深見 勇也騎手 [1]
    • 八木 直也騎手 [1]
    • 尾崎 章生騎手 [1]
    • 丹羽 克輝騎手 [1]
  • 兵庫 [49]
    • 吉田 勝彦 アナウンサー [1]
    • 木本 直 騎手 [1]
    • 橋本 忠明 調教師 [1]
    • 渡瀬 和幸 騎手 [1]
    • 鴨宮 祥行 騎手 [1]
    • 石堂 響 騎手 [1]
    • 田中 範雄 調教師 [1]
    • 新子 雅司調教師 [1]
    • 長谷部 駿弥騎手 [1]
    • 田野 豊三騎手 [1]
    • 永井 孝典騎手 [1]
    • 木村 健騎手 [5]
    • 下原 理騎手 [6]
    • 川原 正一騎手 [3]
    • 田中 学騎手 [4]
    • 坂本 和也騎手 [1]
    • 吉村 智洋騎手 [4]
    • 大柿 一真騎手 [2]
    • 永島 太郎騎手 [3]
    • 大山 真吾騎手 [2]
    • 小山 裕也騎手 [1]
    • 杉浦 健太騎手 [4]
    • 松浦 政宏騎手 [1]
    • 宮下 康一騎手 [1]
    • 竹村 達也騎手 [1]
  • 福山 [7]
    • 渡辺 博文騎手 [1]
    • サコ畑 雄一郎騎手 [1]
    • 岡崎 準騎手 [1]
    • 池田 敏樹騎手 [1]
    • 楢崎 功祐騎手 [1]
    • 三村 展久騎手 [1]
    • 岡田 祥嗣騎手 [1]
  • 高知 [44]
    • 林 謙佑 騎手 [1]
    • 田中 守 調教師 [1]
    • 松木 啓助 調教師 [1]
    • 松木 大地 騎手 [1]
    • 打越 勇児 調教師 [1]
    • 中西 達也 調教師 [1]
    • 雑賀 正光調教師 [2]
    • 岡村 卓弥騎手 [1]
    • 塚本 雄大騎手 [1]
    • 赤岡 修次騎手 [6]
    • 別府 真衣騎手 [4]
    • 西川 敏弘騎手 [3]
    • 倉兼 育康騎手 [3]
    • 中西 達也騎手 [2]
    • 永森 大智騎手 [5]
    • 宮川 実騎手 [3]
    • 下村 瑠衣騎手 [2]
    • 賀谷 祥平騎手 [1]
    • 妹尾 浩一朗騎手 [2]
    • 山頭 信義騎手 [1]
    • 佐原 秀泰騎手 [1]
    • 上田 将司騎手 [1]
  • 佐賀 [43]
    • 手島 勝利 調教師 [1]
    • 池谷 匠翔 騎手 [1]
    • 金山 昇馬 騎手 [1]
    • 真島 元徳 調教師 [1]
    • 出水 拓人 騎手 [1]
    • 九日 俊光調教師 [1]
    • 小松 丈二騎手 [1]
    • 川島 拓騎手 [1]
    • 兒島 真二騎手 [2]
    • 竹吉 徹騎手 [1]
    • 山口 勲騎手 [7]
    • 鮫島 克也騎手 [4]
    • 真島 正徳騎手 [4]
    • 清水 裕一騎手 [1]
    • 岩永 千明騎手 [4]
    • 田中 純騎手 [2]
    • 渡辺 博文騎手 [1]
    • 長田 進仁騎手 [1]
    • 南谷 圭哉騎手 [1]
    • 田中 直人騎手 [1]
    • 石川 慎将騎手 [2]
    • 山下 裕貴騎手 [1]
    • 山口 以和騎手 [2]
    • 東 眞市調教師 [1]
    • 倉富 隆一郎騎手 [2]
  • 荒尾 [4]
    • 吉留 孝司騎手 [1]
    • 杉村 一樹騎手 [2]
    • 岩永 千明騎手 [1]
  • 大井 [1]
    • 御神本 訓史騎手 [1]
  • その他 [1]
    • 鈴木 麻優候補生 [1]
  • 調教師 [32]

最新記事

  • 金田 利貴 騎手(ばんえい)
    (2021/03/05)
  • 服部 義幸 調教師(ばんえい)
    (2021/02/09)
  • 宮下 瞳 騎手(名古屋)
    (2021/02/03)
  • 鮫島 克也 騎手(佐賀)
    (2021/01/21)
  • 赤岡 修次 騎手(高知)
    (2021/01/14)

過去の記事

月別

  • 2021年3月 (1)
  • 2021年2月 (2)
  • 2021年1月 (2)
  • 2020年12月 (2)
  • 2020年11月 (3)
  • 2020年10月 (4)
  • 2020年9月 (2)
  • 2020年8月 (2)
  • 2020年7月 (4)
  • 2020年6月 (3)
  • 2020年5月 (2)
  • 2020年4月 (3)

年別

  • 2021年 (5)
  • 2020年 (33)
  • 2019年 (33)
  • 2018年 (35)
  • 2017年 (38)
  • 2016年 (36)
  • 2015年 (35)
  • 2014年 (34)
  • 2013年 (39)
  • 2012年 (25)
  • 2011年 (21)
  • 2010年 (21)
  • 2009年 (4)
  • 2008年 (4)
  • 2007年 (4)
  • 2006年 (3)

おすすめコンテンツ

  • オッズパーク【Odds Park】
  • オッズパーク競馬
  • オッズパークLOTO
  • みんなの地方競馬
  • みんなの地方競馬 ジョッキー一覧
  • 重賞レース&ダートグレード競走特設サイト
  • 地方競馬予想情報

  • ▸ オッズパーク競馬とは?
  • ▸ オッズパーク競馬利用ガイド
  • ▸ 競馬を知ろう
新規会員登録 (無料)
▸ 地方競馬ならオッズパーク
ジョッキーインタビュー(オッズパーク) RSS
1
金田 利貴 騎手(ばんえい)

昨年12月にデビューしたばんえい競馬の新人、金田利貴騎手(23)。金田勇調教師の長男として厩舎で育った元甲子園球児は、騎乗数も着実に増やし、2月28日現在29勝。すでに関係者やファンの信頼を集め始めています。

kaneta01.jpg

デビューから2カ月半が経ちました。12月12日のデビュー翌日には初勝利を挙げ、1月3日はコマサンエースで重賞の天馬賞に騎乗(4着)。印象に残ったレースはありますか。

どれも経験になっていますが、強いてあげるなら初めて特別戦(2月1日ダイヤモンドダスト賞)を勝ったコマサンエースでしょうか。それまでも乗っていましたが、障害が得意なはずなのに、島津騎手や藤野騎手のように障害を上がらなかった。島津さんがゲートから2障害までの進め方や登坂時のハミ使いなどを教えてくれて、実践したら簡単に上がりました。

先輩と仲が良さそうに見えますか? 失敗をからかわれたりしています。先輩の様子を伺いながら、聞けそうなときは質問しています。

kaneta02.jpg

コマサンエースで4着と健闘した天馬賞

新人騎手の減量特典(10キロ減)を生かした積極策が気持ちいいですね。特典が取れる50勝も目の前ではないでしょうか。

先行は意識していますが、行き過ぎないよう心がけています。50勝まであと半分。減量特典がなくなった後が大変なので、それまでにレベルアップしていきたいです。

キタミライのレース(2月15日4レース)では10キロの差を感じました。ひと腰で上げることを考えて後ろから行き、末脚を生かして勝ちました。障害を超えた時は先頭とは距離があり、10キロ差がなかったら届いていなかったのではと思います。

堂々とした騎乗に見えます。扶助となる声が大きくて、さすが元野球部ですね。

百戦錬磨の騎手に混ざってレースをするのは、怖くなります。他の騎手は本当に上手です。声を出して馬を前に出しながら、自分自身の緊張をほぐしています。うるさいと思われるくらいに、とやっています。声が大きいのはキャッチャーだったからでしょうか。

白樺高校時代は、野球部に所属し2015年夏の甲子園に控え捕手として出場しました。

今年千葉ロッテに入団した河村説人投手ら同級生でLINEグループを作り、励まし合っています。甲子園は控えで連れて行ってもらった立場ですが、辛いこともあった中、成功体験ではありました。

同級生も(競馬を見に)来ているという話は聞きます。デビュー戦では聞き慣れた声が聞こえ、ありがたかったです。それまでばんえいに興味のなかった友達が、自分が騎手になったことで競馬場に来てくれるようになったことが嬉しいですね。

kaneta03.jpg

12月13日9レース、フォルテシモに騎乗し8戦目で初勝利

野球からばんえいの世界へ転向したきっかけは。

甲子園が終わってから、厩舎の馬糞出しなどを手伝っていました。野球をできたのも、父や馬のおかげと、卒業する頃ばんえいへの思いが強くなったんです。高校時代に活躍した馬にインフィニティー(2014年ばんえい記念)がいました。

入学した札幌大経営学部では、恩返しの意味もこめてばんえいの研究をしました。北海学園大の古林英一教授に話を聞いたこともあります。そのうち、ばん馬の生産が減っていることを知り、生産に興味を持ちましたが、父は「馬に触ってみないとだめだ、厩務員になれ」、ゼミで会った経営者には「生産者の生産者にならないと、分母が大きくならない」と言われ、思い切って退学し競馬場に入りました。

最初は騎手になるつもりはなかったのですが、もともと勝負の世界が好き。周りの誘いもあり、2度目の受験で合格しました。勝負服は、袖は青に白一本輪の父に似せて(金田騎手は二本輪)、重厚感があって好きな黒色を胴に入れました。インフィニティーに騎乗していた浅田元騎手も黒が入っていましたよね。

kaneta04.jpg

ダイヤモンドダスト賞 コマサンエース

ファンへのお披露目式で、2006年の存続運動に触れたコメントが印象的でした。「ばんえいを守ろうと尽力してくれた人に騎乗で恩返ししたい」と話していましたね。

存続の危機を迎えた2006年は野球を始めた年。家では父母が暗い表情をしていました。野球の少年団の人たちに存続の署名を集めていましたが、多分そんなことはしたくなかっただろうな、と子どもながらに思っていました。近くのスーパーの署名活動にもついていきました。

さて、今はデビュー前の馬が入厩し、レースを教える馴致をするシーズンです。危険が伴いますね。

自分が厩務員になって最初に馴らした2歳は、ゴールドハンターやコマサンブラック、アバシリルビーといった、(気性の激しい)そうそうたる面々で、危険というものを教えてもらった。でも、その後重賞を勝つようになった馬たちです。それに比べると、今年はまだおとなしい馬ばかりかな。

最後に、オッズパーク会員の方に一言お願いいたします。

いろいろとばんえいの良さや見てほしいところはありますが......。普通に歩いているように見えますが、馬はまっすぐに歩かせるだけでも大変なんです。難しいことを簡単にやってのける騎手ばかり。そのようなところも見て楽しんでほしいです。

-------------------------------------------------------

※インタビュー / 小久保友香

2021/03/05
ばんえい

服部 義幸 調教師(ばんえい)

2020年12月19日第2レースで、通算2,500勝を達成した服部義幸調教師(74)。開業36年目の偉業達成で、ばんえい競馬調教師の最多勝記録を更新中です。名伯楽は場内にある『ふれあい動物園』の園長など、ばんえい競馬の発展のために尽くしています。

hattori-y01.JPG

2,500勝、おめでとうございます。インタビューでは、奥様と厩務員への感謝を述べられていました。

......嫁はともかく(笑)、厩務員がいないと競馬は成り立たない。馬がいても厩務員がいないとだめ。逆もしかりだけど。馬と厩務員の存在は、厩舎経営についてまわるから。お陰さまで今は9人の厩務員がいる。馬主もだし人には恵まれて、競馬させてもらっている。

出身は道東の弟子屈町ですね。

父が家畜商でした。会社員でしたが27歳でばんえいの世界に入り、9年騎手を経験した後39歳で調教師になりました。

それから36年。インタビューでは「大変なことばかりだった」とおっしゃられていました。

若いうちは、いい馬は来ないし、良くなってきても転厩してしまい、癖馬ばかりが回ってくる。そんなことが何年も続いた。そこで一大決心をした。自分で馬主さんを見つけ、何万キロも走って自分で馬を見つける。そして育てる。そうしたら、馬主さんの馬が1頭から2頭、と増えてきた。

馬主さんとは「長い付き合いをしよう」と決めたこともあって、今では「馬をやめるまでは先生のところに預ける」と言ってくれる人もいる。コロナ禍で馬を見に来ることのできない馬主さんは「あんたがいいっていうならいいでしょう」と。馬主さんに、赤字を出さないことが一番大事だと思っています。

家族にも大変な思いをさせた。調教師になって4、5年経って「一番になるぞ!」って嫁に誓ったことがある。一生大変な思いをさせないぞ、って。振り返れば「ようし、やってやる」って気持ちがあれば、できるな、って思う。

大変なことというのは、2006年度の廃止の危機のことなのかと思いました。当時は調騎会会長として奔走されましたね。

あのときのことは、口に表せなかった。大変な思いをした。当時の砂川敏文帯広市長の言葉に、車を止めて泣いたこともある。日本中の人が応援してくれて、その気持ちを裏切ってはいけないと思った。

14年経って、馬券の売り上げがいいのは嬉しい。しかし危惧しているのは、馬券の売上がいつ落ちるのか。全国のファンなど、世話になった人たちのおかげでばんえいが続いていることを忘れてはいけないね。

服部先生だからこそ存続できたのだと思います。ふれあい動物園やエキサイティングゾーンも先生のアイディアですね。

ふれあい動物園は、子どもが来てくれる場所で十分。欲でやるところではないんだ。

hattori-y02.jpg

ふれあい動物園といえば、先日PR馬のキングが11歳という若さで亡くなりました。

少しでも元気な姿でいてほしかったけれど、病(蹄葉炎)には勝てなかったな。言うことをよく聞く、めんこい馬だった。牧場で休養させることも考えたのだが、この場所で親しまれていたのだから。本州からもたくさん手紙や花をいただいた。俺らよりも、ファンのキングに対する思いはもっとすごいな。

(今のPR馬)フクスケにその分頑張ってほしい。静かな性格だし、ふれあい動物園向き。体も大きくないから、長生きしてくれると思う。キングは大きかったからね。

hattori-y03.jpg

キングの馬ソリを引く服部調教師

十勝管内の牧場で余生を送る、初代PR馬のリッキーは元気ですか。

元気だよ。たまに会っている。少しでも長生きしてくれれば。

インタビューでは、馬に教えられた、という話をしていました。

こんな気性の馬はこう、緩慢な馬はこう、と、何百頭もやっているうちに教えられた。馬の付き合い方を一頭一頭合わせて向き合えるようにしている。馬には感謝しないと。

思い出の馬、というとやはり2015年にばんえい記念を制したキタノタイショウでしょうか。

勝った馬だから、というわけではないのだけど。キタノタイショウに初めて出会ったときのことは忘れられない。1歳の春、朝に豊頃町の牧場で見て「大きくないけれどいい馬だな」と思った。それから陸別まで馬を見て回って(帯広-陸別は100キロ弱)、それでもこの馬のことが気になって、その日のうちに牧場に戻ってもう一度馬に会った。

hattori-y04.jpg

ばんえい記念をはじめ重賞12勝を挙げたキタノタイショウ

どのようなタイプの馬が好きですか。ばん馬のほか、ふれあい動物園の馬も含めて教えてください。

一生懸命引っ張っている馬。体重は大きくなくても、体に幅があり、脚は長くなく胸囲がある。

動物園は、人に優しい馬がいい。(競馬場で生まれた)ロックは乗馬調教を終えて、そろそろ乗っていい、ってお墨付きかな(乗馬体験は休止中)。

引退後のばん馬を馬車用にほしいという話もよく聞きます。馬車がうんと増えたら、引退した馬も新しい余生を送れる。

調教など、馬と接する中で大事にしていることはありますか。

「これ以上無理だな」という限界以上にやらせない。おかしな方に行くから。馬が「うれしいよ、楽しいよ」と引っ張っている方がいい。「やだよ、やだよ」という時にやると、取り返しがつかないことになる。

先生、今でもケーキがお好きですか?

甘いものはなんでも好き。ケーキは1ホール食べちゃうし、夜中でも起きて食べちゃう(笑)。その代わり、酒は飲めないんだ。

オッズパーク会員に一言お願いします。

いつも応援ありがとうございます。競馬場が楽しいと思ってもらえるよう頑張ります。コロナも早く落ち着いて、ふれあい動物園に人が来られるようになったら、入場者も増えてくるかな。

-------------------------------------------------------

※インタビュー / 小久保友香(写真:小久保友香・小久保巌義)

2021/02/09
ばんえい

宮下 瞳 騎手(名古屋)

昨年、女性騎手として初めて年間100勝超えの勝ち鞍をマークした宮下瞳騎手。10月14日には地方通算900勝も達成し、いよいよ大台の1,000勝が見えてきました。ママさんジョッキーとして2016年に39歳で復帰後、パワーアップしていく秘訣は何なのでしょうか。

miyashita21.JPG

女性騎手初の年間100勝達成、おめでとうございます!

ありがとうございます。私にとって夢のような数字で、達成できたのはみなさまのおかげだと感謝しています。昨年は本当に順調でした。リーディング上位の騎手たちがケガをして抜けることも多かったので、その恩恵もあったのかなと思います。

名古屋リーディングも昨年は4位。毎日たくさんのレースに騎乗されていますね。

たくさん乗せていただいた分だけ嬉しいですし、乗せていただいている以上は結果をきちんと出さないといけないので、できる限り前の人が乗っていた着順よりは前に来られるように心がけています。

年間100勝目は逃げ切り勝ちでした。3番人気ではありましたが、近2走は2桁着順の馬だったんですね。

勝てるとは思っていなかったです。元々、気が悪い子で、気分よく行けた時は走るんですけど、気分を損ねると最下位とかになっちゃうんです。なので、気持ちよく走らせることだけを考えて、「今日はスタートを出たから、気持ちよく行かせてあげようかな~」と逃げました。道中は「どこで気分を悪くして止まるかなぁ...」と思って乗っていたので、「わ!勝っちゃった」ってビックリしました。

miyashita22.JPG

2020年12月7日、名古屋第6レースで年間100勝達成(写真:愛知県競馬組合)

その2カ月前には地方通算900勝も達成。その時に「女性騎手の2kg減を上手く生かせられるようになった」と話していましたね。

正直、今まで結果につながっていなかったと思いますが、昨年は生かせたのかなと思います。スタートもそうなんですけど、私、先頭に立って後ろから馬が来ないのに、3コーナーからタッタタッタ自分で行っちゃうレースが多かったんです。そこをグーッとひと我慢させると、2kg減のおかげなのかは分からないですけど、最後にひと伸びしてくれる感じがありました。

miyashita23.jpg

通算900勝達成は2020年10月14日

宮下騎手といえば、インの立ち回りが上手な印象も強いです。

そうなんですかね?(笑)。たぶん名古屋競馬場のコースがそういう印象で、ハナに行けなかったらその後ろのインを取ってじっと我慢するのがすごく好きなんです。

名古屋競馬場は令和4年4月に弥富トレーニングセンターに移転する予定。今の競馬場でレースができるのもあと1年ちょっとになりましたね。

早いですよね。建物自体はあまりまだできていないですが、弥富トレセンの馬場のうち半周は改修工事が終わったようです。いまの競馬場の古い感じも好きだったので寂しいです。検量や下見所でお手伝いをしてくれているオバちゃんたちは近所の方たちなので「移転したら行けないからねぇ」と言っていてすごく寂しいです。昔からいる方たちばかりで、お母さんのような存在です。

一方で、家や厩舎から競馬場がグンと近くなるメリットもあります。

休める時間がちょっと増えるので、それは助かりますね。馬にとっても、輸送がダメな子とかもいるので、いいかなと思います。

プライベートでは、2人のお子さんたちもだいぶ大きくなられたのではないですか?

次男がこの春に小学校に入学します。自分たちで結構何でもやってくれて助かります。長男は弟の面倒も見てくれますし、私に「何が食べたい?」と事前に聞いてきて、「オムライスが食べたいな」って答えると、目の前のお店でそこのおばちゃんと一緒に作ってくれるんですよ。以前は「騎手になりたい」と言っていたのが、私が顔をケガしてからは言わなくなっちゃったのは寂しいですけど(苦笑)。

息子さんのその変化は少し寂しいですが、女性騎手は今年4月に川崎と兵庫で2名がデビュー予定と、どんどん増えていきますね。

後輩たちがいっぱい増えますね。今年もレディスヴィクトリーラウンドがあるからいいなって思っていたら、コロナの影響で中止になって残念です。(別府)真衣ちゃんとまた乗れる!って楽しみにしていたんですけどね。

miyashita24.JPG

今後の目標を教えてください。

まずは1,000勝を目指します。それから先は、のちのちは調教師になれたらいいなとは思っているんですけど、せっかく復帰して取った免許なので、1,000勝したらすぐに調教師っていう気分になるのかな?と、自分でもタイミングが分かっていません。子供達には1日でも長くカッコいいママの姿を見せられたらいいなとは思っています。

-------------------------------------------------------

※インタビュー・写真 / 大恵陽子

2021/02/03
名古屋

鮫島 克也 騎手(佐賀)

昨年12月26日に地方通算5,000勝を達成した鮫島克也騎手(佐賀)。翌日には中島記念も制覇し、2020年をいい形で締めくくりました。

sameshima31.jpg

中島記念をアンバラージュで逃げ切り勝ち、おめでとうございます!

ありがとうございます。アンバラージュは以前のイメージと違って、最近はスタートが速いですね。中島記念が行われる1800mは最初のコーナーまでが短いので、ダッシュ力のある馬の方が位置取りは良くなって有利です。

ということは、アンバラージュではある程度前に行こうと決めていたんですか?

はい、スタートが良ければそう考えていました。ただ、折り合いに課題があるので、無理してまでは行くつもりはありませんでした。

sameshima32.jpg

アンバラージュで中島記念制覇

道中の折り合いはどうでしたか?

前走と変わらないくらいで行っていたので、大丈夫かなと思っていました。3コーナーでキングプライドの手応えを見たら余裕で並んできて、あの馬は反応がいいのでちょっと焦ったところはありました。少し前に出られましたもんね。自分はキングプライドもグレイトパールにも乗ったことがあって2頭とも力があるのは分かっていたので、「どうかな?」という思いはありました。アンバラージュは追ってスッと動く馬じゃないので、そこは気を付けて乗っていました。

見事、キングプライドや2着ゲットワイルドの追撃を振り切って勝利。鮫島騎手が中島記念2勝目というのは意外でした。

中島記念だけはあんまり縁がなかったですよね。1年の最後を締めくくる重賞なので、できれば勝ちたいレースです。今年は人気していたので、勝ってホッとしたのが一番です。

sameshima33.jpg

12月26日第8レースで地方通算5,000勝達成

そして前日の佐賀8レースでは地方通算5,000勝を達成。おめでとうございます!

ありがとうございます。あと5勝からちょっと時間がかかってしまいました。こちらも勝ってホッとしたっていう感じでした。

口取りにはたくさんの後輩騎手も集まって、鮫島騎手の勝負服がデザインされたTシャツを着ていましたね。

あれは嬉しかったですね。みんな後輩には本当に感謝しています。Tシャツは競馬場に用意してもらっていたみたいです。

sameshima34.JPG

鮫島騎手が所属する真島元徳厩舎には期間限定騎乗で多くの若手騎手も来ますね。

結構刺激にはなりますね。いまは池谷匠翔と石川倭がいます。池谷はまだまだこれからたくさん勉強せんといかんでしょうけど、来た頃よりかはだいぶ乗れてきたと思います。

佐賀デビューの新人騎手たちもヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンドに出場するなど奮闘していますね。

最近だと昨年10月にデビューした飛田(愛斗)が結構がんばっていますね。レースも仕事も一生懸命やっていて、実習の時から毎日ランニングをしたり、伸びそうですね。

トレーニングといえば、長男・良太騎手が数年前に「父はトレーニングを欠かしていなくて衰えを感じません」と話していました。現在もトレーニングを続けてらっしゃるんですか?

筋トレはそんなにしないですけど、体重がちょっと重たいのでランニングはします。サウナも入るんですけど、やっぱり走って落とした方が体にとってはいいのかなって思います。

次男の克駿騎手も昨年は重賞初制覇を果たすなど活躍しました。

うーん、まだまだですよね。一昨年の夏、アイビスサマーダッシュでライオンボスに騎乗予定だった前日に小倉で落馬して、その時は病院に見舞いには行きましたけど、そういう悔しいことはジョッキーには結構ありますからね。私もケガとか騎乗停止で悔しいことはありましたよ。

息子さんたちは「佐賀は馬場読みが難しい」と話します。父親としては「佐賀では負けないぞ」って思いもあるのではないですか?

いまは内を空けて走っていますからね。それでも日によって内が軽かったり重かったり違います。天気はだいぶ関係があって、雨もどのくらい降るかにもよります。あとはやっぱり早いレースを見て、どこを走った方が有利かなっていうのは見ています。

5,000勝を超えたいま、今年の目標や今後についてはどうお考えですか?

1年を通してケガや病気をしないで、普通に乗れるのが一番かなって思います。

最後にオッズパーク会員のみなさまへメッセージをお願いします。

これからも体力が続く限り、まだまだ今年もがんばって乗っていきたいと思うので、応援をよろしくお願いします。

-------------------------------------------------------

※インタビュー / 大恵陽子(写真:佐賀県競馬組合)

2021/01/21
佐賀

赤岡 修次 騎手(高知)

10月25日に14年連続200勝を達成し、佐々木竹見元騎手の持つ記録を塗り替えた赤岡修次騎手(高知)。さらに11月23日には地方競馬通算4,000勝も達成。現在の心境を伺いました。

akaoka41.JPEG

まずは地方競馬通算4,000勝達成おめでとうございます!すごい数字ですね。

ありがとうございます。ここまで勝たせていただいて、頑張ってくれた馬たち、関係者の方々、応援してくれたファンの皆さんに感謝しています。ただ自分ではあまり実感がないですし、数字的に言えば上には上がいますからね。4,000という区切りに関してはそれほど意識していなかったです。今年は14年連続200勝の記録更新がありましたから、そっちの意識の方が大きかったですね。4,000勝は積み上げていけばいつか達成出来るけれど、14年連続200勝の記録は今年途切れたら終わりですから。

偉大な記録ですが、200勝の連続記録があるということによく気が付きましたね。

倉兼(育康)さんがね、「こんなに長いこと200勝している人いないんじゃないか?」って言って、そういう記録ってあるんですかねって。「僕は知らないけど、あるのかね」なんて話していたんです。それで、こういう記録は佐々木竹見さんだろうということで川崎競馬に聞いてみたら、やっぱり竹見さんが記録を持っていた、という流れです。それが去年だったんですけど、正直去年で記録更新かと思ったんですよ。そうしたらタイ記録で、記録更新にはもう1年あると...。そこからの1年は長く感じましたね。大きい怪我をしないということも重要ですから、達成するまではこれまでとは違うプレッシャーがありました。

無事に達成した時の表情が、とても嬉しそうというか、ホッとしているように見えました。

早く達成したくて仕方なかったですからね。すごくホッとしました。いい馬たちに乗せていただいていますが、結局競馬って勝つか負けるかわからないじゃないですか。特に記録が懸かっていて、数字を意識していると余計にそう感じます。

akaoka42.jpg

10月25日高知第6レースで14年連続200勝達成

今年はいろいろな意味で特別な一年になりました。もともと今年は南関東の期間限定騎乗は入れていなかったそうですね。

そうなんです。昔怪我をした左膝の状態があまり良くなくて、3週間くらい休んだりもしました。南関東は平日毎日競馬で忙しいですし、体的に今年はキツいなと思って、いつもお世話になっている内田勝義先生に「まず体調を戻します」とお伝えしていました。もちろんスポットでは騎乗するつもりでいましたが、それもコロナで行けなくなってしまいましたね。

3月半ばから遠征に行けない時期が続きましたが、その頃のお気持ちはいかがでしたか?

乗りたい気持ちはもちろんありますが、今はコロナが落ち着いてくれるのが最優先ですから。南関東は今も遠征には行けないですが、少しずつ遠征出来る競馬場もあって、他場の方からも騎乗依頼をいただけるのは本当にありがたいです。

11月1週目は門別でJBC2歳優駿に騎乗して、次の日は園田の楠賞をサロルンで勝ち、翌日は笠松でラブミーチャン記念に騎乗と、怒涛のスケジュールでした。しかも園田終わりで高知に帰って朝調教を付けてから笠松に入ったそうですね。

そうですね、帰りました。帰れる時は帰りたいんですよ。ホテルとかであまり眠れないタイプなので。

とはいえ、早朝に調教してからまた移動するというのは、体力的にかなりキツくないですか?

よくそう言われるんですけど、あんまり調教を人任せにするのが好きじゃないんですよね。もちろん日程的にお願いする時もありますけど、なるべく自分で乗りたくて。いい馬たちも任せていただいていますし、自分のリズムで調整したいという気持ちが強いです。以前2日連続で川崎の重賞に乗せていただいた時に、レースに乗って高知に帰って、次の日の朝調教して、また川崎に行ったら、「本当に高知に帰ってまた来たぞ」って驚かれましたけど(笑)。

そのモチベーションはどこから来るんですか?

どうなんでしょうね。自分でもよくわからないですけど、責任感ですかね。モチベーションというより、いい馬たちを任せていただいているという責任感の方が強い気がします。

akaoka43.jpg

11月23日高知第10レース、モルトベーネに騎乗して地方通算4,000勝を達成

今年も数々の名レースを見せていただきましたが、特に印象深かったのが、盛岡競馬場で行われた地方競馬ジョッキーズチャンピオンシップでした。全国のリーディングジョッキーが集まった中で2戦ともに違う逃げ方で見せ場を作り、特に第2戦目は4番人気馬で勝利しました。逃げることは意識していましたか?

意識していました。前の週に南部杯に乗せていただいて、高速馬場だったんですよね。1週間でそこまで極端に大きく変わるわけではないだろうなと思いましたし、当日の地元のジョッキーたちのレースを見て、多少の違いはあるけど前に行った方が有利だろうと思いました。

第1戦は内枠からスローペースの逃げ、第2戦は外枠から流して行く逃げと、どちらも違う逃げ方でした。逃げの引き出しはいくつあるんですか?

逃げは得意ですからね。引き出しはいくつも持っているつもりです。僕は逃げでリーディングジョッキーになったんですよ。以前の高知はハイペースで逃げるジョッキーはいなくて、特にアラブもいた頃は溜め逃げ、いかにスローに落とすか、という競馬が多かったんです。でも僕は抑えるより気分よく走らせた方がいいと考えていて、サラブレッドが主流になってからは余計そう感じるようになりました。左膝の大怪我をして低迷していた時期があったんですけど、そこから奮起して乗り出した時、よく乗せていただいた厩舎が逃げるのが好きで。「全部行ってくれ」というくらいだったんです。それでハイペースで逃げる競馬をして人気薄でも勝って。だから昔を知っているジョッキーからは、「お前が高知の競馬を変えた」って言われます。今はスピード競馬じゃないと勝てないですからね。

高知競馬は売り上げも上がってとてもいい波に乗っていますね。

馬券を買って応援してくれるファンの皆さんのお陰です。本当に感謝しています。高知はみんながどん底から頑張って、今すごくいい流れになりました。賞金だけではなく騎乗手当も上がりましたし、若い子たちもやる気出るでしょうね。今は馬の質も上がっているし、馬場が深いのでスピード競馬だけどパワーもないとダメという競馬で、僕らもどの馬が逃げるかわからなかったりしますから、すごく面白いなと感じます。

今後の目標は何でしょうか?

もう数字的な目標はないですね。14年連続200勝が大変でしたし、もう目標は作らないようにしています。目の前の1頭1頭を大切に乗って行く、結局行きつくところはそこでしょう。

では、オッズパーク会員の皆さんにメッセージをお願いします。

いつも応援していただきありがとうございます。今はなかなか競馬場に来るのは難しいと思いますが、中央も地方もいろいろな記録が生まれていて、競馬自体は凄く盛り上がっていますよね。高知競馬もみんな頑張っていますので、これからも宜しくお願い致します。

-------------------------------------------------------

※インタビュー / 赤見千尋(写真:高知県競馬組合)

2021/01/14
高知

1
  • 会社案内
  • サイトポリシー
  • 個人情報保護方針
  • 情報セキュリティ方針
  • 免責事項
  • リンク

Copyright © Odds Park Corp. All Rights Reserved.