このたびの地震により被害を受けられました皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
ばんえい十勝は、9月15日(土)~17日(祝・月)の3日間を薄暮開催に変更し実施します(発走予定時刻等はこちらから)。16日(日)のメインには、秋の訪れを告げる古馬重賞・岩見沢記念が組まれています。今季ここまで重賞2勝ずつを挙げている2頭がここも中心となるのか(※コウシュハウンカイは出走取消となりました)。それとも違う馬の台頭があるのか、注目です。
【第12回開催1日目】
9月15日(土)のメイン第10レースは、玉泉館特別(A2級-1組混合・18:05発走予定)。
◎カゲホウトウは、前走の白露特別(A1級-2組)では障害で崩れ大敗しましたが、3走前と前々走のオープン混合の特別戦では、障害ひと腰クリアから僅差の勝負をしていた実績があります。格下A2級も相手の今回は巻き返しがありそうです。
○ミスタカシマは、前走の重賞・はまなす賞(3歳・4歳混合)では7番人気の低評価を覆し2着に好走。A2昇級後、自己条件の特別戦初出走がA1級との混合というのは3歳牝馬にとって厳しそうですが、突破しても驚けない底知れぬ魅力があります。
▲アアモンドグンシンは、1番人気に推されたはまなす賞では障害で転倒し8着。当時より負担重量が20キロ重いここで、どう立て直してくるか注目です。
A2級では実力上位△フナノクンや、相手が楽になる△カネゾウも押さえておきたいところ。
【第12回開催2日目】
9月16日(日)のメイン第10レースは、重賞・第54回岩見沢記念(18:00発走予定)。
現在のオープンは、今季の古馬4重賞を2勝ずつしているオレノココロとコウシュハウンカイが実力で抜けた存在。今回コウシュハウンカイが出走取消となり、◎オレノココロがトップハンデ840キロでも負けられません。
○マルミゴウカイは7月の北斗賞2着馬。オレノココロ、センゴクエースが障害に不安があるの対し、こちらは自信を持っています。初の負担重量820キロも克服できそうで、後続の追い上げを振り切るシーンもありそうです。
▲センゴクエースは、4月のばんえい十勝オッズパーク杯、8月のばんえいグランプリで2着。障害さえスムーズなら勝ち負けが期待できます。
△フジダイビクトリーは、このまま雨が降らず、持久力勝負になれば上位食い込みのシーンも。
【第12回開催3日目】
9月17日(祝・月)のメイン第10レースは、ポテト特別(A2級-2組・18:00発走予定)。
◎タイキンは、A2昇級初戦の3走前こそ大敗しましたが、すかさず堅実さを取戻し近2走は4、4着。負担重量的に厳しい5歳シーズンでも崩れたのは前述の3走前だけと地力があり、主役を張れそうです。
○イノリノチカラは、ここが昇級3走目。クラス初戦のデネブ特別ではA1級を相手に障害ひと腰クリアから追い上げて6着。A2級同士の特別戦なら有力視できます。
▲アアモンドロシアは、デネブ特別の5着馬。前走もA1級混合の特別戦で6着が精一杯でしたが、こちらも相手が楽になって巻き返しなるか。
△サカノテツワンは、平場戦の方が持ち味が生かせますが、障害が安定している今なら特別戦でも軽視できません。