ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

メイン

お知らせ・ニュース アーカイブ

<<前へ 6162636465666768697071

今週の見どころ(8/11~8/13)

2018年8月 9日(木)

 8月12日(日)のメインには、ファン投票選抜による夏のBG1・ばんえいグランプリが組まれています。クラスハンデ以外に重量差がつかないため、単勝2→1→3番人気での決着だった昨年のように、近年では堅く収まる傾向が強い重賞です。

【第9回開催4日目】
 8月11日(祝・土)のメイン第10レースは、デネブ特別(A2級混合・20:10発走予定)。A1級3頭とA2級6頭が争います。
 ◎バウンティハンターは、平場戦だったとはいえ、2走前のA2級-2組混合で2着と好走。増量は歓迎ではありませんが、同じく格下A2級相手のここなら好勝負が期待できそうです。
 ○アアモンドグンシンは、破竹の7連勝中。前走のばんえい大賞典も楽勝でした。2走前のB2級から、一気に2クラス上がりA2格付となり、しかもA1級との混合と今回は条件強化となります。675キロはこなせそうですが、試金石といえます。
 ▲タイキンは、A2昇級初戦の前走・ルビー特別では大敗しましたが、今回は軽めの馬場が予想されることで見直せるはず。
 △イノリノチカラは、A2級初戦ですが、昨年同時期にこのクラスの特別戦を勝っており軽視できません。
 △ホクショウユウキは、精彩を欠く近況も相手が強かったのも事実。徐々に体重が戻っており、格下A2級との対戦となるここは、立ち直りのきっかけがつかめそうです。

【第9回開催5日目】
 8月12日(日)のメイン第10レースは、第30回ばんえいグランプリ(20:05発走予定)
 ◎コウシュハウンカイは、前走サマーカップ(オープン混合)では、馬体重プラス24キロで恐らく余裕残しの仕上げながら、トップハンデをモノともせず快勝。今季6戦5勝、2着1回と好調な走りを続けています。今回は賞金別定重量の加増がなく、オープンの牡馬はすべて810キロなのは恵まれました。ばんえい十勝オッズパーク杯、北斗賞に続く今季重賞3勝目が期待できます。
 ○オレノココロは、今季、旭川記念を勝利。北斗賞は差し脚届かず5着でしたが、勝ち馬から6秒3差と悪くありませんでした。北斗賞のあと、1度使われたコウシュハウンカイに対し、こちらはぶっつけで臨みます。能力は互角で決め脚勝負に持ち込めれば逆転があるかもしれません。
 ▲センゴクエースは、ばんえい十勝オッズパーク杯2着、旭川記念3着、北斗賞4着と、基礎重量が上がるに連れ、重賞での着順も下降ぎみ。とはいえ、相手関係を考えれば単穴より評価は落とせません。
 △フジダイビクトリーは、シーズンの初勝利が、15年度が7月、16年度が8月、17年度は9月と年々遅くなっていましたが、今季は早くも6月にマーク。例年になく早い時期から動けており、ここでもマークは必要でしょう。

【第9回開催6日目】
 8月13日(月)のメイン第10レースは、稲妻賞(3歳以上選抜・20:05発走予定)。定量500キロ(牝馬20キロ減、4歳10キロ減)の軽量で争われ、年明けの準重賞・スピードスター賞の予選第1弾となります。
 ◎セイコークインは昨季、予選の疾風賞、スピードスター賞とも勝ち、スピード女王に輝きました。実績どおりの走りができれば、崩れは考えられません。
 ○ハクタイホウは、昨季の疾風賞3着馬。スピードスター賞は休み明けで9着と大敗しましたが、順調に使われている今回は違った結果もありそうです。
 ▲ホクショウディープは、3月以来の休み明け。とはいえ、昨季、予選・地吹雪賞3着、スピードスター賞5着のキャリアを考えれば軽視できません。
 △ココロノタカラ△コウシュハシンザンは、同条件初挑戦ですがともにスピードと決め手が武器。馬場が軽くなるようなら経験馬に割って入るシーンも一考できます。

今週の見どころ(8/4~8/6)

2018年8月 2日(木)

 ばんえい十勝は今季26開催のうち約1/3を終えました。今開催からB級以上の3歳馬の平場戦での減量が20キロから10キロに減らされます。対象馬は8月1日現在で15頭とそれほど多くはありませんが、頭に入れて馬券検討に臨みたいところです。

【第9回開催1日目】
 8月4日(土)のメイン第10レースは、とかちえぞまつ特別(A1級混合・20:10発走予定)
 ◎カイシンゲキは、前走ビッグウエイトカップ(3歳以上選抜)では障害をひと腰でまとめて3着に好走。20キロ差あったとはいえセンゴクエースに先着しており、自信をつけたことでしょう。今回がA1昇級初戦ですが、昨季はオープン格付だったことを考えれば格負けはなし。しかもオープン馬は精彩を欠くアサヒリュウセイ1頭のみということを考えても首位争いが期待できます。
 ○ハクタイホウは、2走連続2着と好調です。強い勝ち方をした1着馬がともに今回は不在だけに、少なくとも連争いは演じてくれそう。ただ暑い季節に3週連続出走のため、前走よりさらに大きく馬体を減らすようだと、微妙かもしれません。
 ▲キンメダルは、今季7戦して2勝、2着1回、3着3回と充実。3走前には、コウシュハウンカイ、センゴクエースと1秒差程度の好勝負をしており力をつけています。現在の時計のかかる馬場への対応がカギになりそうです。
 ビッグウエイトカップ7着△ニシキエーカンや、今年3月には重馬場でのA1級混合特別戦を制している△カゲホウトウも侮れません。

【第9回開催2日目】
 8月5日(日)のメイン第10レースは、山鳩賞(4歳オープン・20:10発走予定)。7月1日の重賞・柏林賞以来となる4歳限定戦です。
 ◎ゴールデンフウジンは、柏林賞の2着馬。障害ではやや苦戦したものの、8番手で越え、決め脚を発揮しました。勝ち馬ジェイワンも障害6番手からいい脚で伸びたため、交わせませんでしたが、末脚の勢いではゴールデンフウジンが上回っていました。当時は両馬とも690キロでしたが、今回、ジェイワンが10キロ増の700キロに対し、本馬は据え置き。逆転も十分でしょう。
 ○カネサスペシャルは、柏林賞では障害を先頭で越えたものの踏ん張れず4着。それでも前述両馬より10キロ重い700キロで、ジェイワンから3秒8差、ゴールデンフウジンから2秒1差ですから、力差は感じません。据え置き700キロなら引き続き際どい勝負が期待できます。
 ▲マツカゼウンカイも、柏林賞では勝ち馬から5秒1差の5着と健闘しています。障害力がさらに強化された印象もあり、ここも好勝負必至。
 △ミノルシャープ△メジロゴーリキは、柏林賞ではそれぞれ7着、6着でしたが、当時より10キロ軽い700キロなら反撃に期待したいところです。

【第9回開催3日目】
 8月6日(月)のメイン第10レースは、中日スポーツ賞(B1級-1組・20:10発走予定)
 ◎マツノテンリュウは、5走前のB2級-1組特別戦(馬場水分1.1%)、前走B2級-1組(同0.7%)を制しており時計がかかる馬場が合っていそう。今回がB1昇級初戦だが、昨季はこのクラスの特別戦勝ちもあり、いきなり勝ち負けが期待できる。
 ○アアモンドヒューマは、5走続けて馬券圏内をキープしており好調。前開催のしし座特別(B1級-1・2組決勝)でメンバー最先着の2着ということを考えても上位争い必至。
 ▲ヤマノウンカイは、しし座特別ではこの馬にしては障害のカカリがイマイチで6着も、立て直せれば差はないはず。
 決め手冴える△フクトク、出走取消明けでも鈴木恵介騎手を配した△ムサシブラザーも争覇圏。

今週の見どころ(7/28~7/30)

2018年7月27日(金)

 8月12日(日)に実施されるBG1・ばんえいグランプリのファン投票結果が発表され、2年連続でオレノココロが1位に輝きました。以下、センゴクエース、カンシャノココロ、シンザンボーイ、コウシュハウンカイ、ソウクンボーイ、フジダイビクトリーまでの上位7頭に、ファン選出馬を除く番組賞金順上位3頭を加えた10頭に出走権が与えられます。
 7月29日(日)のメインには、3歳三冠レースの一冠目・ばんえい大賞典が組まれています。昨年は伏兵カネサスペシャルが勝ち、波乱の結果となりましたが今年はどうなるでしょうか。

ばんえいグランプリキャンペーンの詳細はこちら

【第8回開催4日目】
 7月28日(土)のメイン第10レースは、オッズパーク賞サマーカップ(オープン混合・20:10発走予定)。今開催は前半戦にビッグウエイトカップが組まれていたため、オープン馬が分散し、有力馬が絞りやすくなりました。
 ここは◎マルミゴウカイに注目。今季は一線級相手だと"テンで置いて行かれる"という課題があったこの馬ですが、前走の北斗賞ではそれが嘘だったような先行力を見せ、障害をひと腰で先頭通過。最後はコウシュハウンカイに交わされ2着に敗れましたが、今季から古馬重賞に参戦しているという点も踏まえて考えてみれば大きな収穫。脚質に幅が出た今なら年上馬相手でも勝ち負けが期待できます。
 相手筆頭は3連勝中の4歳馬○ジェイワン。前走の柏林賞では障害をひと腰で越えると末脚が炸裂し初重賞制覇。今回は一気に2クラス昇級した初戦に加え、年上馬相手ですが、課題の障害次第では決め手があるだけに、ここでの上位進出も期待できます。
 この条件なら▲ソウクンボーイにも警戒。前走の北斗賞では、障害で苦戦し9着という結果。この馬も障害に課題を持つため、負担重賞が75キロ軽くなるのは好材料です。前走よりも相手は緩和し、ここでは決め手上位。巻き返しに期待です。
 障害先頭通過から押し切る競馬が得意の△コウシュハウンカイ。前走の北斗賞では、障害は3番手通過と後れをとりましたが、そこから余力たっぷりで差し切る完勝。しかし、特別戦と賞金ハンデにより条件はさらに厳しい模様。実績一番もここは連下まで。

【第8回開催5日目】
 7月29日(日)のメイン第10レースは、第43回ばんえい大賞典(3歳・20:10発走予定)。目下6連勝中のアアモンドグンシン、ヤングチャンピオンシップ勝ち馬オレワチャンピオンら9頭が3歳一冠目に挑みます。
 ここは◎ジェイコマンダーに注目。ヤングチャンピオンシップ2着の後は世代限定戦では4着が最高と今一つ足りないという成績ですが、前走のB3級-2組では強烈な末脚を披露。2歳シーズン三冠ではナナカマド賞3着、ヤングチャンピオンシップ2着と善戦しているだけに、3歳三冠レースの一冠目という大舞台での激走に期待です。
 4走前から案外な競馬が続いた○キタノユウジロウは前走B2級-3組を2着で復調気配か。昨季はイレネー記念2着を含め11戦連続で連対するほどの安定感があった同馬だけに一度好走したら波に乗るタイプかもしれません。初重賞挑戦(イレネー記念)は僅差2着の惜敗だっただけに、タイトル奪取に気合いが入るところでしょう。
 ▲ハマノダイマオーは前走1番人気で5着と期待に反する結果となりましたが、課題の障害に重点を置いた競馬で、ここに向けて仕上げてきた様子。今季すでに4勝をしており、決め手はこのメンバーでも上位。負担重量が重くなる重賞の今回、先行馬が止まる展開も容易に想像でき、この馬の持ち味が発揮されれば勝ち負けも十分。
 △アアモンドグンシンは先行力、障害力を武器に目下6連勝中。この間の連勝は圧倒的なスピードを見せつけ、完勝といえる内容でした。しかし、今回は重賞で初の670キロを課されます。元々は末脚が甘くなるタイプであったために、重量が重くなって取りこぼすというケースも。

【第8回開催6日目】
 7月30日(月)のメイン第10レースは、しし座特別(B1級-1・2組決勝・20:05発走予定)。前週の土曜B1級-2組、日曜クマゲラ賞(B1級-1組)の上位馬で争われる決勝戦です。
 ◎アアモンドヒューマの前走のB1級-2組は障害3番手通過から強烈な末脚で追い込み、先頭だったチヨノタカラを残り20メートルで捉え、差し切り勝ち。着差は2秒1でしたが、タフな馬場状態を考慮すれば着差以上に強い内容。今回も同様の展開になると予想され、決め手一番のこの馬を素直に主軸視で。
 ○ヤマノウンカイは前走のクマゲラ賞では3着でしたが、直線しぶとく伸び、一杯になった2着馬イッキフジとコンマ7秒と差のない競馬。前述したようにタフな馬場状態では決め手のある馬は外せません。前走好走した勢いに乗ってここでの好勝負にも期待です。
 ▲シンエイパワーは前走クマゲラ賞は障害3番手通過から残り10メートルで逃げるイッキフジを捉え、差し切り勝ち。決勝戦ということもあり前走一緒に走ったメンバーが半数いますが、終いにもう一押しほしいだけに、ここは3番手まで。
 △イノリノチカラは前走のB1級-2組ではテンで置いて行かれ、末脚届かずという競馬。決め手十分なだけに今回はある程度前につけたいところ。先行勢についていければ上位進出も。

今週の見どころ(7/21~7/23)

2018年7月20日(金)

 7月23日(月)のメインには、前走出走時の馬体重が重い馬による選抜戦であるビッグウエイトカップが組まれています。同レース2連覇中のセンゴクエースが出走予定。前走の北斗賞では4着と久々に3着以内から外れてしまいましたが、巻き返せるでしょうか。
 また、21日(土)からばんえいグランプリキャンペーンが行われます。詳しくは下記のURLをご参照ください。

ばんえいグランプリキャンペーンの詳細はこちら

【第8回開催1日目】
 7月21日(土)のメイン第10レースは、ルビー特別(A2級・20:10発走予定)
 ここは◎ホクショウメジャーに注目。前走のさざなみ特別では5着に敗れましたが、前半のペースが速く、先行馬に置いて行かれてしまったため。今開催から特別戦の重量が10キロ増えることもあり、前走のような速いペースになることはないでしょう。障害力を生かせる展開が予想される今回は巻き返し十分です。
 同じく巻き返しを期す○カネゾウは前走のさざなみ特別では追走一杯で見せ場なしの9着大敗。10番枠での成績が良いこの馬だけにこの敗戦は案外でしたが、力はここでも上位。今回もトップハンデになりますが、勝ち負けに加われるでしょう。
 前走の文月特別で2着の▲サカノテツワンはこれで8戦連続3着以内を確保。今年5月以来の特別戦もこなせたのは収穫です。今回は昇級戦となりますが、持ち前の障害力でここでも上位進出が可能。しかし、決め手に少し欠けるため、今回は3番手評価まで。
 こちらも昇級初戦となる△ゴールデンフウジンは前走の天の川賞では軽量戦のせいかテンで少し置かれましたが、障害通過後は剛脚一閃で差し切り勝ちを収めました。重量が一気に増え、昇級と条件は厳しくなりますが、課題の障害次第ではここでの通用も十分あり得ます。

【第8回開催2日目】
 7月22日(日)のメイン第10レースは、ユリウス特別(A1級・20:10発走予定)
 今年2月以来の勝利を目指す◎カンシャノココロに注目です。2走前のわし座特別では、4着に敗れたものの、先行して障害を先頭で通過と本来の走りに戻っている様子。前走の北斗賞は7着でしたが一線級が相手だったので度外視しても良いでしょう。自己条件に戻った今回は勝負気配十分です。
 前走のさざなみ特別を勝利した○マツカゼウンカイが相手筆頭。前走は思うように先行できなかった、または障害で苦戦した馬が多く、この馬が得意とする"決め手勝負"になったのが勝因か。今回も先行馬はいますが、前回同様の展開になることが十分予想できます。昇級初戦から好走に期待。
 ▲ミノルシャープは前走のしし座特別では昇級初戦で7番人気ながら2着に好走。馬場水分2.5パーセントと軽馬場の後押しもあって直線で脚色が衰えることはありませんでした。しかし今回は前回よりも馬場が重くなると予想され、勝負所で末脚が甘くなる可能性もあるので3番手評価まで。
 △ハクタイホウは障害次第か。昇級初戦となった前走のわし座特別は先行勢に置いて行かれてしまい見せ場なしの7着。しかし、課題の障害をひと腰で越えられたのは収穫。昨季はこのクラスでも勝ち負けを繰り返していただけに、ここでの巻き返しには警戒が必要です。

【第8回開催3日目】
 7月23日(月)のメイン第10レースは、ビッグウエイトカップ(B1級以上選抜・20:10発走予定)。昨年はオープン馬4頭が上位を独占しましたが、今年はどうなるでしょうか。
 同レース3連覇を目指す◎センゴクエースに注目。前走の北斗賞では4着。先行勢について行けず、障害もひと腰で越えることができなかったため、先行3頭の争いに割って入ることはできませんでした。目立った先行馬がいないため、今回のメンバーなら地力の差を見せることは可能です。巻き返し濃厚でしょう。
 ○キサラキクは3着だった昨年と同様の臨戦過程ですが今年のほうが状態は良さそう。前走の北斗賞では6着に敗れましたが、障害をふた腰でまとめられたのは収穫。また、前々走のミントスポット杯は2着と敗れたものの、最後まで勝ち馬と激しい叩き合いを繰り広げました。前走からの相手緩和で前進に期待です。
 ▲ニシキエーカンは前走のわし座特別ではやや決め手に欠け5着。しかし、2着馬ミノルシャープとは1秒5差と2着~6着まで差のない競馬だったために展開一つで上位進出が可能です。
 前走さざなみ特別を3着と好走し、相手なりに走れるところを見せた△カイシンゲキにも警戒が必要。

今週の見どころ(7/14~7/16)

2018年7月13日(金)

 7月15日(日)のメインには、北斗賞が組まれています。旭川記念の上位3頭が人気になりそうですが、今回もその3頭による争いとなるのか、それとも基礎重量が増えたことで割って入る馬が出てくるのか、注目の一戦です。 

 また北斗賞当日には、帯広競馬場でお楽しみイベントが実施されますので、帯広競馬場へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

 ※帯広競馬場お楽しみイベントの詳細はこちら
 ※ばんえいグランプリファン投票ページはこちら

【第7回開催4日目】
 7月14日(土)のメイン第10レースは、天の川賞(3歳・4歳B1級以下C1級以上選抜・20:10発走予定)。最軽量が490キロでトップハンデでも550キロと軽量で争われる特別戦です。
 ここは◎サトクィーンに注目。前走のC1級-2組では先手を奪い、障害を先頭で抜けて、そのまま押し切ると好内容の競馬。軽量戦はこのように先手を主張できる馬を重視したほうが良いでしょう。今回は相手強化となりますが、そこは最軽量490キロの後押しもあって、前走の再現も十分考えられます。連勝に期待。
 ○ゴールデンフウジンは障害次第か。前走の文月特別では、スンナリ先行し先頭で障害に向かいましたが途中で停止。他の馬は全てひと腰でクリアしたため、末脚伸びても5着が限界でした。実力断然でトップハンデ550キロでももちろん上位評価は必須ですが、前走、前々走と同じような競馬にならないかだけが気掛かり。
 ▲ジェイファーストはサトクィーンと同じ前走のC1級-2組では障害で止まったものの、直線追い上げて2着。これで近3戦連続2着と惜しい競馬が続いています。今回は510キロでの出走と一気に重量が軽くなっており、障害をひと腰で通過も十分可能。前進に期待です。
 末脚魅力の△メヂカラは近走障害をひと腰で越えており、好調さがうかがえます。ただ、テンで置いて行かれてしまうことも多いのである程度の位置が取れれば、決め手勝負で上位進出もあるでしょう。

【第7回開催5日目】
 7月15日(日)のメイン第10レースは、BG3・第26回北斗賞(20:10発走予定)。現在のばんえい古馬3強であるオレノココロ、コウシュハウンカイ、センゴクエースがそれまでの重賞に引き続き人気を集めそうです。
 旭川記念の雪辱を期す◎コウシュハウンカイに注目。唯一10キロの賞金ハンデを課されていました旭川記念では、障害をひと腰先頭でクリアしましたが、2番手でクリアしたオレノココロに直線半ばで交わされ2着に敗れました。勝ち馬には着差以上の完敗でしたが、今回は同重量となるだけにそうはいかないでしょう。得意の先行逃げ切りで今季重賞2勝目に期待です。
 相手筆頭には○フジダイビクトリーが浮上。旭川記念は4着と復調気配をうかがわせ、前走のミントスポット杯では障害先頭通過から押し切って今季初勝利。旭川記念より基礎重量が20キロ増えるのは障害が得意なこの馬にとっては歓迎で、人気が予想される3頭に割って入ることが十分予想できます。
 現在の古馬3強の一角ですが、他の2頭からやや力差を感じる▲センゴクエースが3番手評価。旭川記念は3着でしたが、優勝争いには割って入ることができず。とはいっても古馬重賞への本格的な参戦は今季からであり、今は経験の時期。素質には確かなものがあるためここでも高い評価は必要ですが、単穴まで。
 △オレノココロは旭川記念を完勝。障害を一気に越えると先に通過していたコウシュハウンカイを早々捕え、そこから突き放す強い競馬でした。このように近走は障害を苦にしていませんが、元々は課題がある馬。障害で苦戦して届かずという場面もそろそろありそうなだけに今回は4番手評価。

【第7回開催6日目】
 7月16日(祝・月)のメイン第10レースは、さざなみ特別(A2級-1組・20:10発走予定)
 注目は◎カイシンゲキ。前走は1番人気で5着と期待を裏切る結果となってしまいましたが、道中止まる場面もあり、行き脚がつかなかったのが敗因。おまけに先行馬を後押しする軽馬場だったので、末脚伸びても厳しい結果となりました。今回は前日に雨の予報はありますが、前回よりはタフな競馬になることが見込めるため、この馬の持ち味である末脚が炸裂するでしょう。
 ○ホクショウメジャーは前走登坂途中で止まってしまい、持ち味の先行力を発揮することなく5着。しかし、今季6戦して全て掲示板内と相変わらず安定感があります。切れる脚は持っていないだけに先行押し切りが理想ですが、相手なりに走れる魅力も兼ね備えており、ここで巻き返しを図ります。
 ▲カネゾウは今季初戦から3連勝を達成し、絶好のスタートを切りましたが、近4走は2、3着各2回と惜しい競馬が続いています。4走前、3走前はスタート直後に躓くアクシデントがありましたが、近2走は決め手に欠ける印象。善戦は期待できますが勝ち負けにはもう一押しほしいところ。
 以下、人気薄でも侮れない△ナカゼンガキタ、前走の柏林賞大敗から巻き返しを図る△ウンカイタイショウと4歳馬が続きます。

<<前へ 6162636465666768697071
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.