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今週の見どころ(6/23~6/25)

2018年6月22日(金)

 6月25日(月)のメインには、5歳牡馬オープンによる瑞鳳賞が組まれています。今年の5歳世代は、昨シーズンの4歳三冠馬マルミゴウカイが一線級で善戦を繰り返していますが、今季開幕からそれまであった若馬の減量がなくなったこともあってか、近況がイマイチという馬も多い印象。同世代どうしで戦えるこの一戦は各馬"打倒マルミゴウカイ"と燃えているはずです。

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【第6回開催1日目】
 6月23日(土)のメイン第10レースは、水無月特別(A2級・B1級-1組混合・20:10発走予定)
 ここは近3走で4、3、2着と着順を上げている◎ホクショウメジャーの出番か。近走先行力はあるものの直線でもう一押しほしい内容の近走でしたが、前走の層雲峡特別では勝ち馬スーパータイトルにこそ一気の脚で交わされたものの、人気馬カネゾウとの叩き合いを制しました。前走同様の競馬ができるなら引き続き勝ち負けでしょう。
 ○カツオーカンはB1級昇級後の2戦は1番人気を裏切る競馬となりました。しかし、前走のB1級-1組・2組決勝では障害に苦戦し6着に敗れはしたものの、前々走のB1級-2組では勝ち馬のコンマ3秒差と勝ちに等しい競馬をしています。今回は格上馬もいる一戦となりますが、クラスハンデを活かし障害でモタつかなければ上位必至です。
 ▲カネゾウは前走・層雲峡特別では3着に敗れましたが、賞金ハンデが課されており、いつもの末脚が不発でした。今回も前回と同様に675キロでの出走ということですが、重量慣れが見込めてもおかしくないでしょう。ここで惜敗続きにピリオドを打ちたいところ。
 △イッキフジは前走では2着に敗れたものの、障害をひと腰でまとめて最初に通過するという好内容。今回と同重量である665キロで出走した3走前の極ウマくん賞で見せ場なしの8着に敗れた点が気になりますが、実力は上のクラス相手でも引けをとりません。障害をひと腰でまとめられれば逆転もあるでしょう。

【第6回開催2日目】
 6月24日(日)のメイン第10レースは、ミントスポット杯(オープン・A1級-2組混合・20:10発走予定)。オープン馬3頭とA1級馬5頭が争います。
 ここは◎ニシキエーカンに注目です。前走・シルバーカップは勝ち馬キンメダルに逃げ切られての2着。しかし、末脚は相変わらず切れるものがあります。今回は格上馬も相手ですが、テンに速い馬が少ないので、課題の障害をスンナリ越えられれば金星も大いにありそうです。
 実力最上位○フジダイビクトリーは前走・旭川記念で復活の兆しが見えたか。結果は4着で障害こそふた腰だったものの、前半からペースについて行き、直線でもじりじりと伸びる末脚を見せました。今回のメンバーでは力が何枚も上の存在であるので時計のかかる馬場ならここでの復活を期待したいところです。
 ▲トレジャーハンターは前走の旭川記念では先行力を生かした自分の競馬を試みるも、コウシュハウンカイのスピードに負けてしまい、必死について行こうとした結果、ひと息入れずに仕掛け登坂途中で止まってしまいました。同馬がいない今回のメンバーなら自分の競馬ができる可能性が高く、巻き返しにも期待できるでしょう。
 △シンザンボーイは過去2戦とも人気以上の着順に持ってきている西謙一騎手の手腕に期待です。

【第6回開催3日目】
 6月25日(月)のメイン第10レースは、瑞鳳賞(5歳牡馬オープン・20:05発走予定)
 ここは◎マルミゴウカイの独壇場でしょう。昨季4歳三冠を達成しており、同世代にライバルはいません。今季も重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯で3着と結果を残してます。課題は"前半置いて行かれないこと"ですが、世代限定戦の今回なら先行馬のペースについて行くことも容易でしょう。今季初勝利は目の前です。
 逆転があるとすれば前述したようにマイペースで飛ばしていける先行馬○タカラシップ。ハンデは50キロ差ありましたが今年1月のダイヤモンドダスト賞では実際にマルミゴウカイを負かしています。今回もそのようにセーフティリードを稼いで逃げ切りたいところ。
 前走のジュノー特別で約8カ月半ぶりの勝利をあげ、勢いに乗りたい▲ムサシブラザー、世代限定戦に替わって前進に期待したい△フウジンライデンがこれに続きます。

今週の見どころ(6/16~6/18)

2018年6月15日(金)

 6月17日(日)のメインには、今季の古馬重賞第2弾・旭川記念が組まれています。近3年では15、16年コウシュハウンカイ、17年オレノココロとばんえい十勝オッズパーク杯2着馬が巻き返して勝利しています。今年の同レース2着馬はオレノココロ。連覇なるか注目されるところです

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【第5回開催4日目】
 6月16日(土)のメイン第10レースは、層雲峡特別(A2級・20:05発走予定)
 ここは前走旭岳特別組に注目したいと思います。中でも2着馬◎カネゾウは前々走、前走とスタート直後に躓く不利がありましたが、終いの脚は確かなものがあり3着、2着と上位に食い込んでいます。ここ5戦連続1番人気とファンも実力を認めているように、能力はここでも上位です。力通りに走ればここで惜敗続きにピリオドを打てるでしょう。
 旭岳特別勝ち馬○ハクタイホウは課題の障害を近走はスンナリ越えられるようになり好調さをうかがわせます。前走は障害を先頭で通過してから後続を寄せ付けず2着に9秒6差という強い競馬でした。今回は好相性の鈴木恵介騎手を迎えての一戦。障害をスンナリ越えられれば連勝も十分あり得ます。
 旭岳特別3着馬▲ホクショウメジャーは、障害力先行力があるので近走安定した成績を残しています。欲を言えば障害を越えた後の脚が甘くなりがちですが、今回のメンバーなら前に行ける馬に展開が向くでしょう。他馬が障害に苦戦するようなら逆転必至です。
 △スーパータイトルは旭岳特別では6着に終わってしまいましたが、これは息入れずに先頭で仕掛け登坂途中で止まってしまったというもの。また、前走はプラス30キロの負担重量も影響しましたが、今回は前回と同重量ということで慣れが見込めてもおかしくないでしょう。

【第5回開催5日目】
 6月17日(日)のメイン第10レースは、BG3・第49回旭川記念(20:10発走予定)。牡馬770キロ(牝馬750キロ)から今季の収得賞金80万円につき10キロ増となる別定重量戦。ばんえい十勝オッズパーク杯を制したコウシュハウンカイが唯一10キロを課され780キロでの出走です。
 ここは◎オレノココロの連覇に期待。昨年の旭川記念は障害で膝を折りもたつく場面があったものの、先に通過したコウシュハウンカイ、ニュータカラコマを絶望的な位置から豪快に差し切るという強い競馬。また、前走のスタリオンカップは、他馬をこども扱いにする横綱競馬で勝ち、ここに向けて仕上がっています。昨年同様先行するコウシュハウンカイにハンデが課されているので差し切り濃厚か。
 ○コウシュハウンカイが相手筆頭です。ばんえい十勝オッズパーク杯は影をも踏ませない圧巻の逃げ切り。シーズン前半戦はこの馬を上位に評価することは必要不可欠です。今回は更なるハンデ加算を嫌い、ばんえい十勝オッズパーク杯からの直行ともあって評価を下げましたが、蓋を開けてみれば楽に逃げ切りも。
 ▲センゴクエースは前走の大雪賞では格の違いを見せつけました。ただ今季はオレノココロとコウシュハウンカイが出走したレースで勝ち星を挙げられていません。2頭に勝つにはもう一押し必要だと思われますが、引き続き上位必至です。
 上記3頭が抜けていますが、割って入れるとしたら"先行力のある障害巧者"△トレジャーハンターです。どうしても終いが甘くなるという弱点がありますが、3頭より前で競馬ができそうなので展開次第で粘りこみが期待できそうです。

【第5回開催6日目】
 6月18日(月)のメイン第10レースは、ゴールドトロフィー(3歳以上選抜・20:10発走予定)。昨季の勝利数が多い馬による選抜戦です。
 ここは◎ミノルシャープに注目。前走のライラック賞では障害5番手で通過後、もの凄い脚で一旦は先頭に立ったものの、残り20メートル過ぎから勢いが無くなり4着でした。このように障害通過後の脚色は目を見張るものがありますが、直線半ばで脚色が悪くなってしまうのがこの馬の特徴。しかし、前々走のつつじ特別では、脚色に陰りが見えることなくそのままゴールをするという強い競馬ができただけにその再現に期待です。
 前走・ライラック賞から巻き返しを図る○マツカゼウンカイ。負担重量が10キロ軽かった勝ち馬ウンカイタイショウを捕まえることはできませんでしたが、今回は負担重量が同じになるので前回同様にはいかないでしょう。逆転に期待です。
 ▲ウンカイタイショウは前走ライラック賞では、直線半ばから二の脚を使う強い競馬で勝利。しかし、前述したように今回は昇級によりクラスハンデが10キロ増えるので前回同様の競馬ができるかどうか。近走充実しているので3連勝も十分あり得ます。
 △シンエイボブは前々走のカーネーションカップでキサラキク、セイコークインといった強豪馬を相手にスタートから果敢に先行し、前半44秒の速い流れの中で障害をひと腰で越えました。結果は4着に敗れましたが、2~4着は僅差で大きくは負けてはいません。また、前走の極ウマくん賞では残り10メートルで止まり惜しくも2着に敗れましたが、相変わらず障害は得意としています。惜しい競馬が続いているだけに、激走も十分あり得ます。
 

今週の見どころ(6/9~6/11)

2018年6月 8日(金)

 6月11日(月)のメインには、3歳オープンによるとかちダービーが組まれています。昨季の2歳シーズン三冠を3頭の馬で分け合っているということもあり混戦模様を呈している3歳路線。5月14日(月)に行われたとかち皐月賞では2歳シーズン三冠で馬券に絡んだ実績はなかったアアモンドグンシンが1着、ハマノダイマオーが2着ということもあり、混戦に拍車がかかっている感もあります。3歳三冠第1戦のばんえい大賞典は7月29日(日)とまだ先ですが、各馬どのようなレースをするのかにも注目です。
 また、6月9日(土)には、"チャグチャグ馬コ"に帯広市の特別嘱託職員であるミルキー号が参加します。10日(日)・11日(月)には"ばんえい十勝 in 水沢競馬場"が行われます。是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

 ※チャグチャグ馬コについてはこちら
 ※ばんえい十勝 in 水沢競馬場についてはこちら

【第5回開催1日目】
 6月9日(土)のメイン第10レースは、ジュノー特別(B2級-1組・20:05発走予定)
 ここは◎マツノテンリュウに注目です。今季7戦して【2・3・1・1】と安定した成績を残しています。前走の黒岳特別は着差だけ見るとコンマ5秒差の辛勝も自らがペースを作る積極果敢な競馬から最後二の脚を使うという強い内容。シーズン序盤は負担重量が軽いため、今回も自分のペースで競馬を行い、2連勝に期待です。
 少し間隔が空きましたが、相手筆頭は○センショウニシキ。終いの脚は少し甘くなりがちですが、障害を苦にしないのが強みです。前走のB2級-1組ではその後4連勝を達成するイッキフジと5秒4差の3着ですから、上々の内容でしょう。展開一つで逆転可能です。
 3走続けて3着と惜しい競馬が続いている▲キタイノホシ。もう一押ほしい競馬が続いていますが、どのような展開でも対応できるのは魅力です。また、近2走は勝ち馬カツオーカンが他馬を突き放す強い競馬をしており、同馬がいない今回はこの馬に順番が来てもおかしくはありません。
 △ホクトシンバの前走・極ウマくん賞では先行馬が多い中、しっかり対応し3着を確保。格上馬がいる混合戦ということを考慮すれば好内容でした。近走は障害も安定しており、前走と同じ負担重量650キロでの出走できるので注意は必要。
 

【第5回開催2日目】
 6月10日(日)のメイン第10レースは、シルバーカップ(A1級・20:05発走予定)
 ◎ニシキエーカンの前走・旭岳特別は格下A2級との混合戦で4着でしたが、これは軽い負担重量を活かしたA2級馬3頭の行った行ったの競馬で決まってしまったもの。近走は障害で苦戦しがちですが、末脚は確かなものを持っています。今回強力な先行馬がいないため、この馬の出番です。障害をスンナリ越えられれば今季初勝利が目の前です。
 ○キンメダルの近2走はセンゴクエース、オレノココロといった一線級の相手とは着差は大きいですが、その他のメンバーにはさほど負けてはいません。前走の大雪賞ではオープン馬のペースに少しおいて行かれ、障害もひと腰で上げることはできませんでしたが、3着に食い込む走りを見せました。今回はA1級という同条件馬との一戦に相性のいい鈴木恵介騎手ということで巻き返しに期待です。
 このメンバーなら自ら展開を作れそうな▲タカラシップにも警戒。有力馬の多くは障害が苦手なため、障害巧者で先行力もあるこの馬に展開が向きそう。後ろの各馬が障害を苦戦するようであれば逃げ切り勝ちも十分ありえます。
 確かな末脚を持つ△セイコークインは障害次第といったところでしょう。前走・大雪賞は障害をスンナリ通過し、センゴクエースに次ぐ2着。このような競馬ができるなら、前走同様に上位を狙えます。

【第5回開催3日目】
 6月11日(月)のメイン第10レースは、とかちダービー(3歳オープン・20:10発走予定)
 ここは紅一点◎ミスタカシマに注目です。前走のB1級-4組混合では格上馬カイシンゲキ、カゲホウトウと真っ向勝負で勝利。この馬の能力を改めて実感した人も少なくはないでしょう。世代限定戦だった前々走のとかち皐月賞は6着に敗れましたが、これは勝ち馬アアモンドグンシンのペースについて行ってしまったためであり、2着まで1秒3と僅差の競馬でした。2歳時にはナナカマド賞(BG3)制覇など力は同世代の牡馬相手でも引けを取らないのでリベンジに期待です。
 3連勝中の○アアモンドグンシンの勢いも負けていません。3走前のとかち皐月賞から自らが先手を主張し、そのままセーフティリードを保ち逃げ切るという強い競馬を続けています。連勝中のパフォーマンスを今回も披露し、逃げ切り勝ちも十分あり得るでしょう。
 ▲ハマノダイマオーは今季6戦して3勝と好調の波に乗っています。前走のB3級-3組では年上馬カネショウの追撃を最後まで許すことなく勝利。とかち皐月賞よりも今回は基礎重量が20キロ重くなり、前が止まるようであれば逆転も考えられます。
 △キタノユウジロウもこの条件では軽視できません。前走の黒岳特別では行き脚がつかず、道中置いて行かれたせいか6着に敗れましたが、成績が安定している世代限定戦に変わって巻き返しに期待です。

今週の見どころ(6/2~6/4)

2018年6月 1日(金)

 6月4日(月)のメインには、4歳オープンによるライラック賞が組まれています。前回の4歳オープン特別戦・すずらん賞(4月30日)の出走メンバーが多数出走します。7月1日に実施される4歳シーズン三冠の初戦・柏林賞へ向け、前哨戦のここでどんなレースをするのかにも注目です。

【第4回開催4日目】
 6月2日(土)のメイン第10レースは、極ウマくん賞(B1級-1組混合・20:10発走予定)。先行脚質の馬が多いだけに難解な一戦になりそうです。
 ここは2連勝中の◎タイキンに注目します。前走のB2級-2組では障害をひと腰で越え、余裕十分の脚色で駆け抜け勝利しました。今回は強力な先行馬が揃っているので障害を越えた後の決め手勝負になりそうです。特別戦と条件が厳しくなりますが、前走の再現ができれば勝ち負けが期待できるでしょう。
 相手筆頭は先行力に自信のある○アアモンドロシア。今季5戦5連対と安定した成績を残しています。前走の五月雨特別ではイッキフジに先着されていますが、今回はイッキフジよりもハンデが5キロ軽いのも魅力です。障害を先頭で越えてリードを保ちたいところ。
 巻き返しを図る▲イッキフジ。4連勝中で臨んだ前走スーパートレーナー賞では、道中置いて行かれてしまい、マイペースな逃げに持ち込むことができなかったせいか、障害越えた後も末脚が伸びることなく4着でした。今回トップハンデを課されており、厳しい戦いになるかと思いますが、先行力は抜群のものを持っており、この馬本来の競馬ができれば上位十分でしょう。
 大外に入った△ヤマノウンカイは、前走五月雨特別は末脚不発の6着に敗れました。今回は先行脚質が多いメンバーということで、追走に手間取る可能性がありますが、主戦の藤本匠騎手に替わって巻き返しに期待です。
 
【第4回開催5日目】
 6月3日(日)のメイン第10レースは、オッズパーク賞スタリオンカップ(3歳以上選抜・20:10発走予定)。昨季のリーディングサイアー(3歳以上)上位5頭の種牡馬産駒による選抜戦です。オープン3頭、A2級1頭、B1級2頭、B2級3頭により争われます。
 前走は逃げに転じて今季初勝利を収めた◎オレノココロ。今回もコウシュハウンカイが出走しないので前回同様の戦法もありでしょう。また、従来の差し競馬に戻っても、決め手はメンバー中一番ですから、障害さえそつなくこなせれば2連勝濃厚です。ばんえい十勝オッズパーク杯(BG2)で完敗だったコウシュハウンカイにリベンジを果たすため、再戦まで負けられません。
 ○ゴールデンフウジンは、前走B2級-1組で2着を12秒3離す圧勝劇。勝ちタイムも1分23秒9と秀逸で価値のある1勝といえます。今回はオープン馬も交える試金石の一戦となりますが、この馬の成長度ともらえるハンデから十分通用してもおかしくはありません。
 ▲マルミゴウカイは前走エメラルド特別では前半置いて行かれて5着。現在のばんえい競馬を牽引する馬たちとのレースで勝ち負けになるためにはもうワンパンチ欲しいところです。ここは経験を積んで次につなげたいところ。
 △フジダイビクトリーは負担重量が軽いシーズン序盤では厳しい戦いを強いられてきました。今回は格下馬が多い一戦なので、"ばんえい記念優勝馬"としての誇りを賭け、復活を期待したいところです。 

【第4回開催6日目】
 6月4日(月)のメイン第10レースは、ライラック賞(4歳オープン・20:05発走予定)
 注目は◎マツカゼウンカイ。前走のA2級つつじ特別では見せ場なしの7着でしたが、世代限定戦なら現在2連勝中と力は一枚上です。特に2走前のすずらん賞ではトップハンデから20キロ軽かったものの、残り20メートルで先頭に並んでそこから他馬を突き放す強い競馬。A2に昇級しているため当時より基礎重量が10キロ増えていますが、ここも勝って柏林賞に繋げたいところ。
 同じくつつじ特別で8着大敗だった○カネサスペシャルも世代限定戦に替わって好走を見込める一頭。今年2月に行われた白雪賞が1着で、3月に行われたクリスタル特別で2着、そして2走前のすずらん賞でも2着と安定した成績を残しています。今回はすずらん賞の勝ち馬マツカゼウンカイと同ハンデで臨めるので逆転も十分あります。
 ▲ナカゼンガキタは近2走2着と惜しい競馬が続いていますが、2走前のスーパージョッキー賞は勝ち馬イッキフジとコンマ1秒差ですから内容は十分でしょう。前走のカーネーションカップでも格上馬相手に好走していることから好調といえる状態にあると思います。惜敗続きにピリオドを打ちたいところ。
 △ミノルシャープは前走つつじ特別では障害を先頭で通過してからそのまま後続を寄せ付けない競馬で快勝。軽馬場が好走に作用した面は否めませんが、今季は善戦を重ねており、充実しているのでしょう。今回はA1に昇級し、基礎重量が増えますが、引き続き好走に期待です。

今週の見どころ(5/26~5/28)

2018年5月25日(金)

 5月27日(日)のメインには、大雪賞が組まれています。次開催に行われる重賞・旭川記念の前哨戦だけにどの馬にも次につながる走りを期待したいところですね。
 また、大雪賞当日には帯広競馬場及び直営場外発売所において、「ばんえい十勝オリジナルお茶缶」の先着プレゼントがあります。 競馬場に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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【第4回開催1日目】
 5月26日(土)のメイン第10レースは、旭岳特別(A2級混合・20:05発走予定)
 注目は◎ニシキエーカン。前走のA1級-2組では障害で詰まり6番手通過も、直線一気の競馬で勝ち馬アサヒリュウセイと差のない2着。復調気配が窺えました。今回は格下A2級との混合戦だけに、更なる前進に期待です。
 巻き返しを図る○カネゾウは前走スタート直後に躓き、後手を踏んでしまいました。それに加えて2.1%という軽い馬場で先行馬に逃げ切られたという明らかな敗因があります。それにもかかわらず3着に食い込んだのですから、この馬の実力、充実度は目を見張るものがあります。今回はアクシデントなくスンナリ出られれば巻き返し必須です。 
 3番手評価は▲ハクタイホウ。今季開幕から2戦は7着といまひとつな競馬でしたが、鈴木恵介騎手に替わってからは1着、3着と障害も苦なく越えられるようになり、復調気配が窺えます。今回は格上馬も相交えますが、障害をスンナリ越えられれば逆転まであるでしょう。
 1トン競馬の反動が大きかったか前走A1級-2組で9着に大敗した△ホクショウユウキの叩き2走目にも期待です。
 
【第4回開催2日目】
 5月27日(日)のメイン第10レースは、大雪賞(オープンA1混合・20:10発走予定)
 ここは実績一番の◎センゴクエースから勝負です。今季3戦して全て2着と悔しい競馬が続いています。しかし今回は勝ち馬が何れも出走してこないので必然的にこの馬の出番です。負けた3戦全て内容が悪くないだけに、ここは勝って今季初勝利といきたいところ。
 こちらも今季3戦とも善戦止まりの○カンシャノココロ。A1級馬で今回はオープンクラスの格上馬を交えてのレースとなりますが、この馬の持ち味である先行力を生かせれば、善戦が可能。接戦に持ち込んでからの粘り込みに期待です。
 復調気配にある▲サクラリュウにも期待です。前走エメラルド特別は前々走に続く4着でしたが、本来の走りに戻りつつあります。第4回開催から基礎重量が10キロ増えることもあり、障害力を生かせるような展開なら復活まであります。
 同じくエメラルド特別に出走し6着だった△キンメダル。勝ち馬オレノココロが逃げに転じたペースについていけませんでしたが、今季のばんえい十勝オッズパーク杯(BG2)で3着だったマルミゴウカイと差のない競馬。今回は前走同馬に先着された2頭が出走しないので上位も狙えそう。追走できれば流込みも十分あります。

【第4回開催3日目】
 5月28日(月)のメイン第10レースは、黒岳特別(B2級-1組・20:10発走予定)
 ◎ノエルブランは昇級初戦のB2級-1組では5着でしたが、前走のスーパートレーナー賞では格上馬が多いなか2着に健闘しました。スタートから積極果敢に先行し、障害はひと腰で越え先頭で通過しました。残り20メートル付近で勝ち馬スーパータイトルには交わされましたが、ハクタイホウ、イッキフジといった人気の実力馬に先着できたことは収穫です。前々走この馬に先着された馬のうち2~4着は出走してくるこの舞台でリベンジに期待したいところです。
 ○マツノテンリュウは同じ前々走のB2級-1組では2着と先着。今季6戦して前走こそ4着に敗れたものの、5回が3着以内と安定した走りを見せています。また、今回のメンバー中○頭と戦い、すべての馬に先着しており、ここでも上位争いは必至でしょう。巻き返しに期待です。 
 ▲ホクショウゼウスはB3級を2連勝して臨んだB1級-1組混合の特別戦では強力な先行馬が揃っていたせいか、前半49秒というペースに道中から置いて行かれしんがり負けでした。今回はメンバーが緩和するのでペースが落ち着けば流込み可能です。
 また、最内枠に入りましたが△コウシュハアレッポも近2走2着、1着と安定した成績を残しており、昇級初戦から期待したいところです。

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