ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
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今週の見どころ(12/7~12/9)

2024年12月 5日(木)

 12月1日付で騎手免許を取得した新人ジョッキー3名のお披露目イベントが、7日(土)の第1レース前(12:45頃)に、帯広競馬場のパドック横表彰台にて行われます。

新人騎手の今週の騎乗予定
大友一馬騎手(大友栄人厩舎)はこちら
菅原響希騎手(村上慎一厩舎)はこちら
中原蓮騎手(金田勇厩舎)はこちら

 8日(日)のメインには、準重賞・レディースカップが組まれています。4、5、6歳、7歳以上の通算収得賞金順上位各2頭に、世代別に選出された馬を除く4歳以上の通算収得賞金順2頭による争い。“4歳以上”選出の2頭はともに5歳馬で、キングフェスタやクリスタルコルドに代表されるこの世代は牝馬もハイレベルといえそうです。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…19万4,040円
5重勝単勝式…18万3,820円

※今週のイベントはこちら
※開催日程/時刻についてはこちら
※オッズパークのキャンペーン情報についてはこちら

【第18回開催1日目】
 12月7日(土)のメイン第11レースには、射手座特別(B2級-1組・19:30発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 直近のB2級-1組特別戦は、11月9日の五稜郭特別です。
 注目は同4着だった◎フナノブラック。通算で初の特別挑戦で9番人気でしたが、障害をスムーズに越え2着争いに加わる脚いろでした。これがきっかけになったのか前走の1組平場戦では2着と成績を上げています。慣れが見込めるここはさらに前進を期待します。
 ○タイガは、障害を2番手で降りコマサンリキに差されて3着。フナノブラックの猛追を受けましたが、こちらはコンマ2秒差で振り切っています。今回は賞金ハンデ5キロを課されるのがマイナスでやや評価を下げます。
 ▲コマサンリキは、五稜郭特別でメンバー最先着の2着。5走前にB2へ昇級しすべて馬券絡みと実力上位。1カ月ほどレース間隔が空いたため、ロードヒーティングが入った馬場は初となります。
 △アバシリモミジは、五稜郭特別が行われた開催には4歳牝馬重賞・クインカップに出走し第2障害で競走中止。前走もひと息でしたが、障害次第で見直せるはず。

 12月8日(日)の見どころは枠順確定後に掲載します。

12/1ばんえいオークス回顧

2024年12月 3日(火)

スマイルカナが圧倒的人気に応える

 12月1日(日)には重賞・ばんえいオークス(3歳牝馬オープン)が行われ、単勝元返しのスマイルカナが障害2番手から早め先頭に立って押し切り、重賞3勝目を挙げました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.シンエイファイト(670) 65.3
 2.カツエアリー(670) 24.8
 3.ホクショウレディー(670) 117.4
 4.ヨシノヒメ(670) 44.0
 5.オオネガイキンヒメ(670) 38.0
 6.ヤマノヒメ(670) 101.3
 7.スマイルカナ(670) 1.0
 8.カフカ(670) 6.0
 9.イワキエンジェル(670) 35.1
 10.ジェイミユウ(670) 67.1

 昨季黒ユリ賞を制し、世代女王となったスマイルカナは今季、牡馬相手にばんえい菊花賞を勝利。今回は牝馬限定の定量戦で、自身はA2格付けに対し、ほかの9頭はB3またはB4格付けと実績・実力ともに抜けていることから単勝1.0倍と圧倒的支持を集めました。今季15戦して5勝、2着6回、3着2回で、着外の2回もともに4着と安定感魅力のカフカが6.0倍で2番人気。以下は単勝20倍以上とさらに離れ、今季5勝のカツエアリー、2歳時に牝馬限定のいちい賞で3着があるイワキエンジェル、黒ユリ賞3着の実績があるオオネガイキンヒメと人気で続きました。

 第1障害を最初に越えたのはオオネガイキンヒメでしたが、ひと息入れる間にカツエアリーが先頭に立つと、カフカも位置取りを上げてきます。馬場水分は1.9%で前2頭はそれほど息を入れることなく歩を進め、道中は後続に1、2馬身ほど差をつけて先行。中間点を過ぎてからは人気のスマイルカナ、オオネガイキンヒメが位置取りを上げてきますが、第2障害下にはカツエアリーが先頭で到達。レース前半は66秒というペースで進みました。
 第2障害にはカフカが最初に仕掛け、ぐいぐいと力強くひと腰先頭でクリア。差なく仕掛けたカツエアリーは障害の天板で膝をつき、スマイルカナがひと腰で2番手。立て直したカツエアリーはやや離れた3番手で、その後ろはイワキエンジェル、ヨシノヒメ、オオネガイキンヒメの順で障害を越えていきます。
 障害を越えた勢いでスマイルカナが早々に前をとらえ、残り30メートル手前で先頭に立つと、そのまま押し切って勝利。カフカは2秒4差で2着。障害5番手から脚を伸ばしたヨシノヒメが離れて3着に入りました。

 スマイルカナはこれで重賞3勝目。牡馬相手のばんえい菊花賞を制した実力を考えれば牝馬同士の定量戦では力が違いました。次はばんえいダービーとなりますが、03年サダエリコ以来の、菊花賞、オークス、ダービーという変則三冠制覇の偉業がかかります。

成績はこちら
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西謙一騎手「まず勝ててほっとしています。格付けでいえば(圧倒的な人気に)なるとは思っていました。"負けられない"のが一番難しいので勝ててよかったです。展開は馬に任せて、(第2障害を)降りてからは差せるかなと思って乗っていました。(道中は)前の馬が少し速かったので、そこを見ながらレースを進めました。障害を降りて、先頭と並んだ時にはもう大丈夫かなと思いました。女の子ですが、今後も頑張ってくれたら嬉しいです。次のダービーも勝てたら嬉しいです」

ばんえいオークス 予想結果

2024年12月 2日(月)

今週は6名全員が的中も...

今年度の予想対決第16Rはばんえいオークス。障害を先頭で越えた2番人気カフカを2番手で越えた断然人気スマイルカナが残り30メートル手前で交わすと、徐々に差を広げて快勝。カフカは2着で、障害5番手から脚を伸ばした6番人気ヨシノヒメが3着に入りました。固い決着となり、予想対決は6名全員が的中も、プラス収支は赤見さんのみとなりました。

赤見:3連単1000円的中! 収支+6,200円
須田:3連単400円的中! 収支-1,120円
斎藤:3連単400円的中! 収支-1,120円
目黒:3連単300円的中! 収支-2,340円
荘司:馬複2000円的中! 収支-2,600円
矢野:ワイド800円+600円的中! 収支-2,680円

【集計】投資額 6,000円×16R=96,000円

 赤見  +61,600円
 斎藤  +4,680円
 荘司  -8,500円
 矢野  -14,230円
 目黒  -59,880円
 須田  -64,140円
---------------------------------------
 紅組  -6,780円
 白組  -73,690円

12/1ばんえいオークス予想 荘司典子

2024年12月 1日(日)

スマイルカナから相手を絞って勝負

 ばんえいオークスを振り返ると、一昨年は1番人気ピュアリーナナセが最下位に敗れ3連単51万馬券と大波乱。昨年は1番人気スーパーチヨコが2着でしたが、上位人気での決着で順当な決着。さて今年はどうなるかというところですが、断然の実績を持つスマイルカナがきっちりと結果を出してくれるのではないでしょうか。ばんえい菊花賞を牡馬相手に制覇した実力は牝馬同士の定量戦では頭一つ抜けた存在。この先はばんえいダービーも視野に入れているということで、負けられない戦いになります。

 相手は馬体の成長とともに力を付けているカフカ。障害力のあるカツエアリーの2頭をピックアップして狙います。

 相手は混戦模様なので手を広げればきりがありません。あえて点数を絞る作戦で勝負してみることにします。

◎7 スマイルカナ
○8 カフカ
▲2 カツエアリー
△5 オオネガイキンヒメ
△6 ヤマノヒメ

3連単
7→2,8→2,8 各1000円
馬複
7-2,8 各2000円 計6000円

12/1ばんえいオークス予想 目黒貴子

2024年11月30日(土)

スマイルカナ実力断然

 先週のドリームエイジカップはメムロボブサップが勝利。しかしながら買い目は当たらず......申し訳ないところです。今週こそはと思っております。

 ばんえいオークス。メンバーを見れば、やはり一頭抜けている存在がありますね。◎スマイルカナ。ばんえい菊花賞を勝利し、実績を残していながら今回は定量戦!やばいです。これはむしろ負けられないプレッシャーが高まるのでは......。とはいえ、やはりここはこの馬中心に考えたいと思います。これまで戦ってきた相手も違いますし、その中で実績もついてきているのであれば、当然頭に持ってくるしかありません。問題はここからです。

 ○はカフカ。近走の安定感はさすがです。ここ5戦と同じ金田騎手とのコンビは心強く、重賞のここでもはきちんと仕事をしてくれそう。

 ムラがある印象の▲ジェイミユウも障害に課題はありつつ、勝つ時は勝てる馬。名手阿部騎手とうまくタイミングを合わせられればここでも楽しみな存在です。

 地力強化がみえる△カツエアリー、同じく△は障害がカギのオオネガイキンヒメ。もう一頭、△ヨシノヒメとします。

◎7 スマイルカナ
○8 カフカ
▲10 ジェイミユウ
△2 カツエアリー
△5 オオネガイキンヒメ
△4 ヨシノヒメ

3連単
7→2,4,5,8,10→2,4,5,8,10 各300円 計6000円

12/1ばんえいオークス予想 赤見千尋

世代をけん引するスマイルカナ断然

 3歳牝馬戦線はスマイルカナの一強でしょう。
 2歳(明け3歳)時の黒ユリ賞が強いレースでしたし、その後他の馬たちも成長しているとはいえ、スマイルカナ自身の成長度が一番大きいように感じます。秋になって秋桜賞、さらにばんえい菊花賞を勝利し、牡馬に混じっても世代をけん引する存在になりました。ここは圧勝して欲しい舞台です。

 相手筆頭はカフカ。
 今シーズンはここまで15戦して5勝、2着6回、3着2回、馬券圏内を外した2戦も4着と、抜群の安定感で進んできました。同じ重量でスマイルカナを逆転するのは厳しいと思いますが、他の馬たちとの比較では相当力を付けていると感じます。

 夏辺りからメキメキ成長してきたヨシノヒメ、順調に馬体重が増えているカツエアリーとヤマノヒメまで。

◎7 スマイルカナ
○8 カフカ
▲4 ヨシノヒメ
△2 カツエアリー
△6 ヤマノヒメ

3連単
7→8,4→8,4,2,6 各1000円 計6000円

12/1ばんえいオークス予想 矢野吉彦

トリガミ覚悟で軸はスマイルカナ

 いやぁ、久々においしいワイドが当たりましたねぇ。これでまたいい気になっちゃうんですよ。よせばいいのに黒字浮上を狙ったりしてね......。

 さて、とりあえず勢いに乗ってばんえいオークスを予想します。ここは、菊花賞馬のスマイルカナを外すワケにはいかないでしょう。何せ定量戦ですからね。

 ということはトリガミ覚悟。だったら、全馬ほぼ平均に流して、頭堅ければヒモ堅からずの結果を期待します。

 まずはオオネガイキンヒメ、カツエアリー、カフカに各800円、その他の6頭に各600円としました。

 とにかくトリガミでいいから今週も当たりますように。では、今回はこのへんで。

◎7 スマイルカナ
○5 オオネガイキンヒメ
▲2 カツエアリー
△4 ヨシノヒメ
△6 ヤマノヒメ
△8 カフカ

ワイド
7-2,5,8 各800円
7-1,3,4,6,7,9 各600円 計6000円

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