7月14日の第1レースで渡来心路騎手が勝利。8561戦目で通算1000勝を達成しました。ばんえい史上30人目、現役では10人目の快挙となります。渡来騎手といえば3月のばんえい記念で、阿部武臣騎手の代役を果たし古馬BG1制覇を成し遂げたのが記憶に新しいところ。ますますの活躍が期待されます。
20日(日)のメインには3歳三冠の初戦・ばんえい大賞典が組まれています。例年は2つの特別戦を経て臨みますが、今年は馬インフルエンザの影響で、とかち皐月賞が取り止めで、とかちダービーのみ行われました。そのため例年より上がり馬タイプは少ない印象があります。
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【第8回開催1日目】
7月19(土)のメイン第11レースには、ユリウス特別(B1級-1組・20:00発走予定)が行われます。
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前開催の1組・さざなみ特別から4頭が出走。注目は1着馬◎ネオキングダムです。断然人気にこたえ逃げ切ってB2級-1組の特別戦から連勝を決めました。昇級初戦でこのパフォーマンスなら3連勝が濃厚と言えます。
○ゴールデンペガサスは、さざなみ特別では3番人気で4着。障害さえすんなり越えられれば不発が少ないタイプで、あとはペースと展開次第です。
▲ショータイムは、4歳重賞・柏林賞2着から前走のB1級-2組でも2着。20キロ減がある3歳馬スーパーシンに迫りましたが1秒7差まででした。今回、若馬減量があるのはこの馬だけなのは恵まれています。
△スーパードリームは、B1昇級初戦の2組で3着。本質的には平場戦のほうが向く印象ですが、4戦連続馬券圏内の好調さは侮れません。
【第8回開催2日目】
7月20日(日)のメイン第11レースには、第50回ばんえい大賞典(3歳・20:05発走予定)が行われます。
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前哨戦のとかちダービー(3歳オープン)から8頭が参戦。トップハンデのキョウエイエースから最大50キロのハンデ差(牡馬同士では30キロ差)がつきます。
◎キョウエイエースは、イレネー記念を制した世代最強馬。同じ5月デビューながら通算15戦のスーパーシンに対し、こちらはすでに25戦とタフに走っています。とかちダービーは3着でしたが、あくまでも前哨戦。古馬A1級で好勝負を続ける実力は抜けており、まずは一冠目を手中にするか
○スーパーシンは、ヤングチャンピオンシップの勝ち馬で、翔雲賞3着、イレネー記念4着の実力馬。今季初戦が6月で5着から、とかちダービーは登録のみにとどめ、1カ月半ぶりの前走で勝利を挙げています。前哨戦不出走のため直近の力関係は分かりませんが、レース間隔を空けながら結果を出しており、ここも注目です。
前走で鈴木恵介騎手が手綱を取った馬が3頭いますが、今回は▲ココロノニダイメに騎乗。翔雲賞の2着馬で、イレネー記念5着後に4連勝。とかちダービーは2着でもここへ向け順調にステップを踏んでいます。
△スターイチバンは、翔雲賞1着、イレネー記念3着、とかちダービー1着と実績、勢いとも上位。ただ、とかちダービーから1頭だけ30キロ増(他馬は20キロ増)なのは課題です。
7月21日(祝・月)の見どころは枠順確定後に掲載します。