帯広市第2回ばんえい競馬1~3日目について開催中止となりました。(詳細はこちら)
2025年度のばんえい競馬が、4月18日(金)よりスタート。開幕からナイター開催で初週は連続5日間となります。初日のメインには、恒例となったオープン特別戦スプリングカップが組まれていますが、ばんえい記念馬メムロボブサップが回避して混戦模様となっています。
なお今季の減量騎手は
竹ケ原茉耶・今井千尋…女性騎手10キロ減
大友一馬、菅原響希、中原蓮…通算49勝まで10キロ減
となっています。
【オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…26万0,050円
5重勝単勝式…なし
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【第1回開催1日目】
4月18日(金)のメイン第11レースには、スプリングカップ(オープン・20:15発走予定)が行われます。
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当レースを22、23、24年と3連覇中だったメムロボブサップが回避しています。
ハイレベルな6歳世代から◎クリスタルコルドに期待します。6月の北斗賞、7月の旭川記念と重賞を連勝し、シーズン前半の古馬戦線を牽引しました。今季はばんえい記念挑戦も期待されますが、まずは初戦でお手並み拝見といったところ。
○キングフェスタは、ドリームエイジカップとチャンピオンカップと重賞で2着2回。6歳シーズンの今季は古馬重賞制覇が期待されます。メムロボブサップの昨季【10-1-0-0】には及びませんが【5-7-0-3】は立派な成績です。
6歳馬の3頭目は▲ツガルノヒロイモノ。古馬重賞では好成績を残せていませんが、シーズン後半のオープン-1組で2勝と力をつけています。
△サクラヒメは、ここ2年は開幕週を回避していましたが今年は出走。今井千尋騎手との新コンビで注目を集めます。
【第1回開催2日目】
4月19日(土)のメイン第11レースには、卯月特別(A2級混合・20:00発走予定)が行われます。
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A1級とA2級の混合ですが、A1級はジェイヒーローのみです。
◎アアモンドキーマンは、A1級の特別戦で2勝しており、昨季最終開催にオープンへ昇級。蛍の光賞(オープン-1組)でキングフェスタ、オーシャンウイナーといった骨っぽいメンバーに入って7秒2差に粘ったのは評価できます。今季A2へ降級しており今回は主役を演じます。
○ギンジは、年明けのオープン昇級後、馬券絡みはA1級との混合戦での3着1回のみ。しかしA1級時代は決め手を生かして特別戦を2勝しており、A2降級なら勝ち負けが期待できます。
▲ローランドは、4歳シーズン三冠に不出走でしたが、最終週のスターライト特別(5歳オープン)では、天馬賞2着馬を接戦の末に下しました。5歳馬は若馬減量がなくなりますが、9戦連続3着以内の充実度が魅力です。
△マルホンリョウダイは、シーズン終盤にA1級の特別戦で2着2回でオープン昇級寸前までいきました。こちらもA2降級は恵まれています。
【第1回開催3日目】
4月20日(日)のメイン第11レースには、青葉特別(A1級混合・20:00発走予定)が行われます。
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初日のスプリングカップに出走していないオープン馬と、A1級馬による争いです。
◎オーシャンウイナーは、23、24年のシーズン初戦でスプリングカップを使われていたように、このメンバーなら実績上位。昨季最終週の蛍の光賞(オープン-1組)では、チャンピオンカップの2着馬キングフェスタと同重量で大接戦を演じています。
○ヤマカツエースは、昨季2勝ですが、最終開催の道産牛肉食べて元気に特別(オープン-2組)を勝っていいかたちで1年を締めくくりました。今回は格下のA1級馬が多く有力です。
▲ダイヤカツヒメは、蛍の光賞が8着でしたが、2走前のオープン特別戦ではオーシャンウイナーに3秒8差と迫っています。古馬になった近2シーズンの初戦が2、1着と春から動けるタイプ。オープンから降級したのも歓迎で、次開催のカーネーションカップへ弾みのつくレースを期待します。
△ヤマノコーネルは、道産牛肉食べて元気に特別の2着馬。こちらもオープンから降級したのは有利です。
【第1回開催4日目】
4月21日(月)のメイン第11レースには、アルバクロウ10周年記念杯(B1級-1組混合・20:00発走予定)が行われます。
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A2級とB1級の対戦で、負担重量が不利になる5歳馬が過半数の5頭を占めています。
◎ホクセイウンカイは、5歳シーズンの昨季はA2・B1級混合戦、A1・A2級混合戦で各1勝。しかしシーズン後半にはA1級限定の特別戦で2着2回をはじめしぶとさを見せていました。今季A1からA2へ降級しており、5歳馬多数というメンバーを考えても有力です。
○カイセドクターは、10月のオープン昇級後、重賞の北見記念に挑戦(4着)し、その他1勝、3着2回。オープンでも2組程度の相手とは好勝負できていました。今季は一気にA2級まで下がっており、復活が期待されます。
▲トウケイレーヴは、11月以降の10戦で5勝を挙げ、2着1回、3着2回と充実。最終開催のA2昇級初戦で逃げ切り勝ちを収めています。今季はB1へ降級。若馬減量がなくなる5歳ですが勢いは侮れません。
△ジェイホースワンは、8戦続けてホクセイウンカイと同じレースを走って4回先着。こちらは今季B1へ降級していますが、9月以降馬券絡みがないため一変まではどうか。
【第1回開催5日目】
4月22日(火)のメイン第11レースには、水晶特別(B2級-1組・20:00発走予定)が行われます。
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◎トワイチロは、昨季A2級格付で12月の初戦から4勝をマークした実力馬です。順調なシーズンインとなる今季、B2級スタートは俄然有利。シーズンをまたいで連勝を決めるシーンも十分。
○ホクセイハリアーは、メンバー唯一の4歳馬で若馬10キロ減があります。昨季8回の馬券絡みのうち4回は世代限定戦で、11月のB1昇級後、自己条件では6着が最高でした。しかし今季B2へ降級しており、春先の軽量ならスピードが生かせるはず。
▲タカラウンカイは、昨季最終開催にA2へ昇級。近年は平場戦がメインだけに、特別戦でも640キロの軽量なら好勝負になりそう。
△ニシキマリンは、成績にムラがありますが、好調時には重賞で馬券絡み(1月のヒロインズカップ3着)できるほど。年度替わりの休養でリフレッシュされ、気持ちが乗っていれば一発があるかもしれません。