ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
カレンダー
リンク
おすすめコンテンツ

メイン

重賞(特別)回顧 アーカイブ

1234567891011

11/17クインカップ回顧

2019年11月18日(月)

オークス馬ミスタカシマが4歳女王の座に!

 17日(日)は重賞・クインカップ(4歳牝馬オープン)が行われ、単勝1番人気のミスタカシマが優勝。ばんえいオークスを制し、3歳女王になった同馬が4歳でも女王の座を不動のものにしました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.サンシルクラポピー(700) 11.2
 2.ウィナーキララ(680) 67.9
 3.テツアズマ(690) 46.5
 4.ブレークスルー(690) 30.3
 5.ジャスミンガール(690) 34.5
 6.アフロディーテ(700) 3.0
 7.プランセス(690) 23.0
 8.ミスタカシマ(720) 1.5
 9.サトクィーン(690) 56.8
 10.カイセリュウキ(680) 58.3

 ばんえいオークスなど重賞5勝のミスタカシマが単勝1.5倍で断然の1番人気。目下5連勝で紅バラ賞を制したアフロディーテが3.0倍の2番人気で、以下は単勝10倍以上とこの2頭に人気が集中しました。

 馬場水分は1.8%。まずサトクィーンが先行すると、ジャスミンガール、アフロディーテ、プランセスが差なく追走します。ミスタカシマは先行勢の後ろを追走していましたが、徐々に位置取りを上げていくと先頭で第2障害下に到達。ここまで59秒というペースでした。
 最初に仕掛けたのはサトクィーンでしたが、登坂途中で止まってしまいます。これを見てアフロディーテ、ジャスミンガール、ミスタカシマが仕掛けると、この中からアフロディーテとミスタカシマがひと腰で通過し、後続との差を広げます。障害を降りる勢いではアフロディーテが勝り先頭に立ちましたが、残り30メートルでミスタカシマが交わすと、その差をじわじわと広げてゴールしました。アフロディーテも最後まで脚色衰えることなく歩き切って2着を確保。4番手で障害を通過したサンシルクラポピーが脚を伸ばして離れた3着に入り、上位人気3頭での決着となりました。

 勝ったミスタカシマは、今年7月の柏林賞に続いての重賞6勝目。黒ユリ賞、ばんえいオークスを勝利しており、これでばんえい牝馬世代重賞を完全制覇となりました。4歳シーズン二冠目の銀河賞は不出走でしたが、残る一冠の天馬賞で4歳シーズン二冠制覇を狙うことになります。

成績はこちら
映像はこちら

鈴木恵介騎手「紅バラ賞よりもハンデ(差)が少なかったので、なんとか勝ってくれました。馬体重は減っていましたが、元々馬格がある馬で、しっかりと調教した結果なので不安はありませんでした。ロータリーハローをかけると脚抜きが悪くなり、その分、力が必要ですが、頑張ってくれたと思います。ミスタカシマは気性もよく、障害も得意なところが強みです。これからもよろしくお願いします」

11/10ばんえい菊花賞回顧

2019年11月11日(月)

3歳二冠目もメムロボブサップ!

 10日(日)は重賞・ばんえい菊花賞(3歳オープン)が行われ、単勝1番人気のメムロボブサップが優勝。8月のばんえい大賞典に続いて3歳二冠を達成しました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
  1.ジェイエース (700) 27.0
  2.アオノブラック(720) 3.1
  3.ジェイカトレア(680) 30.0
  4.サクラドリーマー(700) 10.1
  5.アポロン(690) 121.8
  6.メムロボブサップ(730) 1.8
  7.アオノゴッド(690) 48.1
  8.インビクタ(700) 5.4

 2歳シーズン二冠を制し、3歳一冠目のばんえい大賞典も勝利したメムロボブサップが単勝1.8倍で1番人気。ヤングチャンピオンシップの覇者アオノブラックが3.1倍の2番人気で、4戦連続連対中のインビクタが5.4倍の3番人気とここまでが単勝10倍以下。実績通りの人気になりました。

 馬場水分0.9%。まずトップハンデのメムロボブサップが先行しますが、アオノブラック、インビクタも差なく追走。ジェイエースが先行勢に加わると、アオノゴッドも続きます。各馬自分のペースで刻みながら歩を進め、メムロボブサップとインビクタがほぼ同時に53秒で第2障害下に到達しました。
 インビクタとメムロボブサップがほぼ同時に仕掛けると、これを見てアオノブラックも登坂を開始。3頭はいずれもひと腰でまとめますが、その中でも勢いが違ったのはメムロボブサップで、先頭でクリアすると後続との差を広げます。アオノブラックが懸命にこれを追いますがその差は詰まらず。メムロボブサップがトップハンデをものともせず、先頭でゴールしました。アオノブラックは2秒4差の2着。4番手で障害をクリアしたアオノゴッドが、残り30メートルを過ぎたあたりでインビクタを交わすとそのまま歩き切って3着を確保しました。

 勝ったメムロボブサップは、ばんえい大賞典に続いて3歳二冠を達成。12月のばんえいダービーで2001年のヨコハマボーイ以来となる3歳三冠達成がかかります。
 一方、アオノブラックは2着に敗れたものの、これで重賞では6戦すべて3着以内。ばんえいダービーで逆転を狙います。

成績はこちら
映像はこちら

阿部武臣騎手「前走オープン級相手に720キロでレースをしていて、手ごたえを感じていたので、10キロ増でも何とか行けると思っていました。馬の調子も良く、トップハンデながら先行してレースをすることができ、十分息を入れられたのでしっかり歩いてくれました。ここまで来たら残る一冠のばんえいダービーを目指していきたいです。これからも良いレースを見せられるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします」

11/3北見記念回顧

2019年11月 5日(火)

8歳馬シンザンボーイが悲願の初タイトル!

 11月3日(祝・日)は重賞・北見記念(3歳以上オープン)が行われ、単勝3番人気のシンザンボーイが優勝。8歳にして重賞初制覇を果たしました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
  1.カンシャノココロ(850) 44.7
  2.アアモンドグンシン(840) 49.7
  3.ミノルシャープ(860) 30.4
  4.ゴールデンフウジン(850) 15.1
  5.メジロゴーリキ(860) 5.2
  6.センゴクエース(860) 20.9
  7.ソウクンボーイ(850) 69.0
  8.コウシュハウンカイ(880) 1.4
  9.シンザンボーイ(850) 6.6

 ばんえいグランプリと岩見沢記念はともに1着コウシュハウンカイ→2着メジロゴーリキ→3着シンザンボーイの順で決着。加えて実力馬オレノココロが不在の今回は、コウシュハウンカイが単勝1.4倍と前回の岩見沢記念からさらに支持を集めての1番人気。メジロゴーリキが5.2倍の2番人気、シンザンボーイが6.6倍の3番人気と、ここまでが単勝10倍以下で、前記重賞2戦の着順どおりの人気となりました。

 基礎重量850キロ、馬場水分は1.2%。まずメジロゴーリキが先行し、差なくゴールデンフウジンが追走。アアモンドグンシン、ミノルシャープも続きます。コウシュハウンカイは第1障害で少々手間取りましたが徐々に位置取りを上げ、先行集団の後ろにつけます。各馬何度も刻みながら歩を進め、アアモンドグンシンが先頭で第2障害下に到達。76秒というペースでした。
 メジロゴーリキ、アアモンドグンシン、ミノルシャープとほぼ同時に仕掛けますが、いずれもひと腰とはいかず。各馬障害で苦戦するなか、コウシュハウンカイとほぼ同時に仕掛けたシンザンボーイがあっさりとひと腰で通過します。やや離れた2番手で障害をクリアしたミノルシャープが一気にシンザンボーイに迫りますが、残り30メートルを過ぎたあたりで勢いをなくします。逆にゴール前ではシンザンボーイが突き放すかたちとなり先頭でゴールしました。ミノルシャープはゴール前で止まったものの立て直して2着を確保。3着争いは5頭が横並びの接戦となりましたが、障害を5番手通過からじわじわと脚を伸ばしたメジロゴーリキがこれを制しました。断然人気のコウシュハウンカイはトップハンデの影響か持ち前の先行力を生かせず4着に敗れました。
 勝ったシンザンボーイは、重賞ではここまで18年ドリームエイジカップで2着がありましたが、18回目の挑戦で見事初制覇。これで7戦連続4着以内と8歳にして充実期にあり、今後の古馬重賞でも楽しみになる結果となりました。

成績はこちら
映像はこちら

阿部武臣騎手「重賞初制覇ができて素直に嬉しいです。障害が得意で、降りてからは止まらず歩いてくれる馬なので、イメージ通りのレースができました。重すぎず軽すぎずちょうど良い馬場でした。障害を降りてからミノルシャープが攻めてきましたが、詰めが甘くなるタイプというのは知っていましたし、シンザンボーイは止まらずに歩いてくれました。やっと重賞を勝つことができたので、今後は追う立場から追われる立場になると思いますが、これからも重賞を勝っていきたいです。シンザンボーイ共々よろしくお願いします」

10/20ナナカマド賞回顧

2019年10月21日(月)

キョウエイリュウが無敗で世代最初の重賞制覇

 20日(日)は重賞・ナナカマド賞(2歳オープン)が行われ、単勝1番人気のキョウエイリュウが優勝。デビューから無傷の8連勝で世代最初のタイトルを奪取しました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
  1.ゴールデンペガサス(570) 15.5
  2.アヴエクトワ(550) 36.1
  3.アサヒユウシン(570) 131.4
  4.エンゼルフクヒメ(560) 8.3
  5.キタノボブサップ(570) 10.6
  6.キョウエイリュウ(580) 1.3
  7.トワトラナノココロ(570) 19.5
  8.ニセコヒカル(550) 133.6
  9.ヒラリ(550) 63.3
 10.コマサンダイヤ(570) 6.9

 デビューから7戦7勝のキョウエイリュウが単勝1.3倍と堂々の1番人気。青雲賞勝ち馬コマサンダイヤが6.9倍の2番人気で続き、いちい賞を含め目下4連勝の牝馬エンゼルフクヒメが8.3倍の3番人気と、ここまでが単勝ひと桁台の人気になりました。

 レース前日には降雨があり馬場水分は1.9%。まずアヴエクトワが先行し、ゴールデンペガサスが、1頭だけ違う脚色で3頭に並ぶ間もなく交わして先頭に代わります。軽めの馬場の影響もあり、各馬軽快に歩を進め、その中でもアヴエクトワとゴールデンペガサスがほぼ同時に39秒と速いペースで第2障害下に到達しました。
 後続が第2障害下に揃う前にアヴエクトワが仕掛けます。差なくゴールデンペガサス、コマサンダイヤが続き、3頭がほぼ同時に障害をクリア。3頭の争いになりましたが、4番手で障害を通過したゴールデンペガサスが一頭だけ違う脚色で3頭に迫ると並ぶ間もなく先頭に代わります。その後はゴールデンペガサスが単独2番手に立ちましたが、キョウエイリュウは差を広げる一方。トップハンデをものともせず先頭でゴールしました。ゴールデンペガサスがそのまま2着に粘り、コマサンダイヤが3着を確保しました。

 勝ったキョウエイリュウは、断然人気に応えて2歳一冠目を制覇。前開催の2歳A級-1組を気管支炎のため出走取消となりましたが、今回の勝利でその強さを改めて示しました。また、無敗でのナナカマド賞制覇は2014年のセンゴクエース以来の快挙。残る二冠でどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみになる結果となりました。

成績はこちら
映像はこちら

松田道明騎手「元々の能力が素晴らしい馬ですね。誰が乗っても走るんじゃないかな(笑)。今日の馬場は軽かったのでトップハンデはそれほど問題ではありませんでしたが、位置取りには注意して騎乗しました。(三冠に向けて)勝利を重ねると相手も強くなっていきますが、怪我の無いよう大切に育てていきます」

9/29銀河賞回顧

2019年9月30日(月)

トップハンデのキタノユウジロウが4歳二冠目を制覇!

 9月29日(日)は重賞・銀河賞(4歳オープン)が行われ、単勝2番人気のキタノユウジロウが優勝。トップハンデをものともせず4歳シーズン二冠目を制しました。

 【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
  1.キタノユウジロウ(750) 4.5
  2.アアモンドグンシン(740) 2.1
  3.ミノルシンザン(710) 6.7
  4.オレワチャンピオン(730) 25.6
  5.コウシュハレガシー(730) 9.9
  6.マツノタイガー(720) 27.8
  7.ジェイコマンダー(730) 50.2
  8.オレノタイショウ(720) 33.6
  9.ハマノダイマオー(720) 6.0
  10.オールラウンダー(710) 57.7

 柏林賞馬ミスタカシマが出走回避となり、単勝1番人気に推されたのは、ばんえい大賞典、ばんえいダービーと3歳二冠を制したアアモンドグンシン。はまなす賞で重賞初制覇となったキタノユウジロウが4.5倍の2番人気。目下3連勝のハマノダイマオーが6.0倍の3番人気、今季13戦して3着以内を外したのは1度のみと安定のミノルシンザンが6.7倍の4番人気で続き、5番人気コウシュハレガシーまでが単勝10倍を切る人気となりました。

 馬場水分は1.0%。まずアアモンドグンシンが第1障害を勢いよく先頭で越えますが、ひと息入れたところで交わして先頭に立ったのがトップハンデのキタノユウジロウ。この2頭に加えオレワチャンピオン、コウシュハレガシー、マツノタイガーが先団を形成します。各馬が各々のペースで刻むと、オレワチャンピオンとコウシュハレガシーが先に60秒で第2障害下に到達しました。
 全馬が第2障害下にたどり着く前に、最初に仕掛けたのはオレワチャンピオンで、それを見てマツノタイガー、キタノユウジロウ、コウシュハレガシーも登坂を開始。アアモンドグンシンは前4頭を見るかたちで仕掛けます。オレワチャンピオンが第2障害を先頭でクリアすると、キタノユウジロウ、コウシュハレガシー、マツノタイガー、アアモンドグンシンと各馬ひと腰で続きます。
 残り30メートルあたりで、先頭はキタノユウジロウ。差なくコウシュハレガシーが続き、オレワチャンピオンも粘りますが、障害を5番手で越えたアアモンドグンシンがじわじわと脚を伸ばして2番手まで差を詰めます。しかし、先頭のキタノユウジロウは最後まで行き脚が衰えることなく後続を振り切って勝利。アアモンドグンシンは差を詰めきれず1秒2差の2着で、3着にコウシュハレガシーが入りました。

 勝ったキタノユウジロウは、2、3歳シーズンの重賞では善戦止まりでしたが、3・4歳混合のはまなす賞に続き、重賞を連勝。確かな成長と充実ぶりがうかがえることから今後の重賞での走りも楽しみです。

 アアモンドグンシンは惜しくも2着に敗れましたが、3歳二冠の実力を示しました。また、3着コウシュハレガシーも3歳三冠すべて3着に加え、ここまでの4歳シーズン二冠でも2、3着と堅実なレース運びが光ります。今年の4歳世代は実力が抜けた馬がいないだけに今回出走を回避した柏林賞馬ミスタカシマも含め、三冠目の天馬賞で世代の頂点を争うことになりそうです。

成績はこちら
映像はこちら

松田道明騎手「トップハンデでしたが、馬場水分もちょうど良い状態で良いレースができました。厩舎関係者のおかげで前回のはまなす賞に続き、重賞を連勝することができました。これからも厩舎一丸となってキタノユウジロウを強くするために努力しますので、よろしくお願いします」

1234567891011
Copyright (C) OddsPark Banei Management Corp. All Rights Reserved.