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9/1はまなす賞回顧

2019年9月 2日(月)

キタノユウジロウが待望の重賞初制覇!

 9月1日(日)は重賞・はまなす賞(3、4歳オープン)が行われ、単勝4番人気のキタノユウジロウが優勝。7度目の重賞挑戦で見事初制覇を果たしました。

 【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.コウシュハレガシー 6.2
  2.ジェイカトレア 36.2
  3.アアモンドグンシン 2.9
  4.アオノブラック 8.6
  5.キタノユウジロウ 6.8
  6.ミスタカシマ 2.2
  7.ジェイコマンダー 36.1

 今年の柏林賞を含め重賞5勝の牝馬ミスタカシマが2.2倍の1番人気で、ばんえい大賞典、ばんえいダービーと3歳二冠を制したアアモンドグンシンが2.9倍の2番人気。3歳三冠すべて3着のコウシュハレガシーが6.2倍の3番人気で続き、重賞で3度の2着があるキタノユウジロウが6.8倍の4番人気と、4歳馬が人気上位を占めました。

 馬場水分は1.5%。まず最軽量の3歳牝馬ジェイカトレアが先行し、コウシュハレガシー、アアモンドグンシン、ミスタカシマらも続き、全7頭が差のない展開になりました。中間点を過ぎたあたりで先頭に替わったミスタカシマが第2障害下に53秒で到達。脚を溜めている間に、7頭が第2障害下に揃いました。
 ミスタカシマが最初に仕掛けると、コウシュハレガシー、キタノユウジロウ、アアモンドグンシンと4歳馬が続きますが、このなかでキタノユウジロウ以外の上位人気3頭が障害で膝をついてしまいます。障害を先頭で通過したのは5番手で仕掛けた3歳馬アオノブラック。先に仕掛けていたキタノユウジロウも差なく2番手で通過し、やや離れてジェイカトレア、アアモンドグンシン、コウシュハレガシーらが続きました。
 障害を降りてからはアオノブラックとキタノユウジロウが3番手以下を離し、2頭の激しい競り合いになります。一旦は前に出る場面もあったアオノブラックですが、ゴール手前で一杯になると、キタノユウジロウが身体半分だけ抜け出して勝利。アオノブラックはなんとか粘って2着。じわじわと脚を伸ばしたアアモンドグンシンが差を詰めて3着を確保。単勝1番人気のミスタカシマは、障害で苦戦して5着という結果でした。

 勝ったキタノユウジロウは、ここまで重賞ではイレネー記念、ばんえいダービー、ポプラ賞と3度の2着が最高でしたが、ここで待望の重賞初制覇を果たしました。4歳一冠目の柏林賞は無念の競走除外だっただけに、残る二冠ではどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみな勝利になりました。また、手綱を取った松田道明騎手は、フジダイビクトリーで制した2017年チャンピオンカップ以来となるおよそ2年半ぶりの重賞勝利となりました。

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松田道明騎手「このレースのために厩舎関係者の皆さんに馬の状態を良くしてもらったので、十分なレースが出来ました。3歳馬(アオノブラック)も強かったですが、先輩の意地を見せ頑張ってくれました。将来性がある馬で、重賞を勝利できて嬉しいです。これからも優秀な馬に育てていきたいと思いますので、応援よろしくお願いします」

8/11ばんえいグランプリ回顧

2019年8月12日(月)

コウシュハウンカイがグランプリ初制覇!

 11日(祝・日)は重賞・ばんえいグランプリ(3歳以上ファン選抜)が行われ、コウシュハウンカイが5回目の挑戦で見事グランプリ初制覇を果たしました。

 【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.カンシャノココロ 70.5
  2.コウシュハウンカイ 2.8
  3.センゴクエース 2.8
  4.メジロゴーリキ 11.2
  5.ミノルシャープ 24.9
  6.ソウクンボーイ 125.3
  7.オレノココロ 2.5
  8.シンザンボーイ 99.4

 今季重賞2勝で、ファン投票でも1位に支持された昨年のグランプリ覇者オレノココロが2.5倍の1番人気。北斗賞を制覇して、連勝中と勢いに乗るセンゴクエースと、今季6戦して馬券圏内を外していないコウシュハウンカイが2.8倍で並び、三つ巴の様相になりました。以下は、単勝10倍以上で4番人気にメジロゴーリキ、5番人気にミノルシャープと5歳馬が続きました。

 この日の馬場水分は前日までの降雨の影響もあり第1レースが2.0%。徐々に乾いてきたものの、ばんえいグランプリは1.8%でスタートしました。
 メジロゴーリキが最初に第1障害を通過しますが、コウシュハウンカイが替わって先行します。2番手にメジロゴーリキが続き、直後にミノルシャープ、センゴクエースが差なく追走。グランプリ3勝目を狙うオレノココロは後方からで、縦長の展開になりました。800キロ前後の重量ということもあり、各馬とも慎重に歩を進め、コウシュハウンカイが70秒で第2障害下に到達。脚を溜めている間に、ミノルシャープ、センゴクエース、メジロゴーリキも並びます。
 コウシュハウンカイが最初に仕掛けると、力強い登坂を見せ、ひと腰先頭で障害をクリア。やや離れてメジロゴーリキが2番手で通過し、ミノルシャープが3番手。やや離れてカンシャノココロとシンザンボーイが通過し、人気のオレノココロとセンゴクエースは障害で苦戦します。

 後続に差をつけ必勝パターンに持ち込んだコウシュハウンカイの脚色は衰えることなく、セーフティリードを守って先頭で歩き切りました。懸命に追いかけたメジロゴーリキはそのまま5秒9差の2着に粘り込みました。ミノルシャープはゴール前で詰まり、追い込んできたシンザンボーイがとらえて3着。障害で苦戦したセンゴクエースとオレノココロは、それぞれ7、8着という結果に終わりました。

 勝ったコウシュハウンカイは、今季重賞では2、3、2着と惜敗が続いていましたが、昨年10月の北見記念以来となる重賞制覇。また、これまでばんえいグランプリは2度の2着が最高でしたが、5度目の挑戦で悲願の初制覇を果たしました。これで今季は7戦連続3着以内と条件を問わず安定しており、引き続き重賞戦線でも活躍が期待できそうです。

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藤本匠騎手「今季初めての重賞勝利なのでほっとしています。自分のミスで負けたレースもあったので、取り返せてよかったです。先行するパターンに持ち込まないと、なかなか勝てないので、上手く自分のパターンに持ち込めたのが勝因かなと思います。この馬が勝つときのイメージ通りの展開でした。障害を越えてからもしっかり最後まで歩いてくました。これからも今日のような騎乗でファンの皆様の期待に応えられるように頑張ります。ばんえい競馬はまだまだ熱い競馬をやっているので、応援よろしくお願いします」

8/4ばんえい大賞典回顧

2019年8月 5日(月)

メムロボブサップ、まず一冠!

 8月4日(日)は重賞・ばんえい大賞典(3歳オープン)が行われ、単勝1番人気のメムロボブサップが優勝。2歳シーズン二冠を制した実力馬が、トップハンデを物ともせず3歳三冠の初戦を制しました。

 【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.アオノゴッド 24.6
  2.ジェイエース 11.7
  3.ジェイカトレア 73.7
  4.インビクタ 8.3
  5.アオノブラック 5.3
  6.ギンノダイマオー 4.0
  7.メムロボブサップ 2.0
  8.サクラドリーマー 40.4
  9.アポロン 30.9

 ナナカマド賞、イレネー記念と2歳シーズン二冠を制したメムロボブサップが2.0倍で1番人気。2歳シーズン三冠すべて2着のギンノダイマオーが4.0倍の2番人気で、ヤングチャンピオンシップの覇者アオノブラックが4.6倍の3番人気、今季5勝と充実のインビクタが8.3倍の4番人気。以下は10倍以上で、実績通りの人気になりました。

 馬場水分は0.5%と乾いた馬場の中、レースはスタート。ギンノダイマオーが勢いよく第1障害を通過しますが、インビクタが交わして先行します。メムロボブサップ、アポロン、ジェイエースらが続き、ギンノダイマオー、アオノブラックも差なく追走。各馬刻みながら歩を進めます。多少ばらけた展開になりましたが、先頭のインビクタが第2障害下に60秒で到達しました。
 ひと呼吸入れてインビクタが最初に仕掛けましたが、障害の天板で膝を折ってしまいます。続いて仕掛けたジェイエースも障害で止まり、溜めて仕掛けたメムロボブサップとギンノダイマオーがほぼ同時に障害をクリア。3番手で通過したアオノブラックとは大きく差があり、この2頭の争いに持ち込まれました。ギンノダイマオーは、障害を越えた勢いで先頭に立ったメムロボブサップに懸命に食らいつきますが、残り30メートルを過ぎたあたりで詰まってしまいます。メムロボブサップはこの間に差を広げ、ゴール前で一度は止まりましたが、余裕を持って立て直して勝利しました。

 ギンノダイマオーは、ゴール前でも詰まりますが、9秒差で2着を確保。2歳シーズン三冠に続いてまたしても2着という結果になりましたが、どんな条件でも安定した結果を残せるのは力がある証拠でしょう。さらに2秒9差の3着にはアオノブラックが入り、2歳シーズン三冠に続いて、3歳三冠初戦も上位3頭の顔ぶれは同じという結果になりました。

 2歳シーズンは惜しくも二冠に終わってしまったメムロボブサップは、まず3歳の一冠目を奪取。ハンデ差最大50キロのトップハンデ700キロで完勝した内容から、3歳シーズンこそはと期待がかかる結果になりました。

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阿部武臣騎手「素直に嬉しいです。昇り調子ではありましたが、夏バテしないように体調管理するのが大変でした。思っていたより元気があって良かったです。スタートダッシュも良く、第2障害までは息を入れながら先行できました。トップハンデで、障害を降りてからどこまで歩けるのかとは思いましたが、しっかりと歩いてくれました。(今後について)ゆくゆくはばんえい記念に出られるよう育っていって欲しいです。これからもメムロボブサップ共々、応援よろしくお願いします」

7/21北斗賞回顧

2019年7月22日(月)

センゴクエースが復活の勝利!

 21日(日)は重賞・北斗賞(3歳以上オープン)が行われ、単勝3番人気のセンゴクエースが優勝。今季はここまで未勝利でしたが、初勝利が今年3月に行われたばんえい記念以来の重賞制覇と見事復活の狼煙をあげました。

 【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.オレノココロ 1.5
  2.ミノルシャープ 13.3
  3.マルミゴウカイ 40.5
  4.センゴクエース 8.5
  5.ゴールデンフウジン 29.7
  6.ソウクンボーイ 120.9
  7.アアモンドグンシン 96.7
  8.メジロゴーリキ 11.9
  9.コウシュハウンカイ 3.8

 今季ばんえい十勝オッズパーク杯、旭川記念を含め目下3連勝のオレノココロが1.5倍の1番人気に推され、今季4戦すべて3着以内のコウシュハウンカイが3.8倍の2番人気。オッズ上では9歳二強の一騎打ちムードとなりました。昨季のばんえい記念馬センゴクエースが8.5倍の3番人気。以下は単勝10倍以上で4番人気にメジロゴーリキ、5番人気にミノルシャープ、6番人気にゴールデンフウジンと5歳馬が続きました。

 基礎重量790キロで争われる北斗賞は、今年は馬場水分1.7%でスタート。第1障害通過後に気合いをつけられたミノルシャープが先頭に立つと、メジロゴーリキ、ゴールデンフウジン、オレノココロらが差なく追走。後続も大きく遅れる馬はおらず、各馬慎重に刻んで歩を進めます。第2障害下にはミノルシャープ、メジロゴーリキ、オレノココロがほぼ同時に70秒で到達しました。
 ひと呼吸入れて最初に仕掛けたのはミノルシャープでしたが、ふた腰めを入れた際に膝を折ってしまいます。ほぼ同時に仕掛けたメジロゴーリキがこの間に障害を先頭でクリアし、コウシュハウンカイ、センゴクエースも差なく続き、オレノココロは障害で苦戦を強いられます。障害を降りる勢いが勝ったセンゴクエースがすぐに先頭に替わると、コウシュハウンカイ、メジロゴーリキも懸命に粘ります。しかし、この3頭の決め手比べではセンゴクエースが一枚上。粘る2頭を尻目に徐々にその差を広げての勝利となりました。

 コウシュハウンカイはセンゴクエースに交わされたものの、脚色が鈍ることなく歩き切って5秒2差の2着。今回も惜敗という結果になりましたが、重賞の舞台で勝ち負けを演じ続けているのは地力の証明と言えるでしょう。さらに5秒差の3着に入ったメジロゴーリキは、今季未勝利ですが、ここまで7戦すべてで掲示板内を確保と安定しています。今後も古馬重賞を盛り上げる存在になるでしょう。一方、単勝1番人気オレノココロは障害で手間取り5着に敗れました。

 勝ったセンゴクエースは、北斗賞は3年連続3回目の挑戦で初制覇。昨季のばんえい記念を制して以降は未勝利と案外な成績が続いていましたが、ここで見事に復活。夏の大一番・ばんえいグランプリなど、今後の重賞での走りも楽しみになりました。

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菊池一樹騎手「前回の旭川記念では自分自身がケガをしてしまい、関係者やファンの皆様にご迷惑をかけてしまいました。前走で鈴木(恵介)騎手に乗って頂いて、強めに追って頂いたので、ピリッとした動きでした。障害を降りたときには勝てるかなと思いました。(センゴクエースとのコンビについて)まだまだだと思っていますので、これからも少しずつ勉強して、さらにセンゴクエースと呼吸を合わせていきたいです。これからも応援よろしくお願いします」

7/7柏林賞回顧

2019年7月 8日(月)

3歳女王ミスタカシマが4歳シーズン一冠目を制す!

 7月7日(日)は重賞・柏林賞(4歳オープン)が行われ、単勝4番人気の牝馬ミスタカシマが優勝。昨年はばんえい菊花賞、ばんえいオークスと3歳変則二冠を達成した紅一点の実績馬が、4歳シーズン一冠目を制しました。

 【出走馬】※馬名右の数字は単勝最終オッズ
  1.オレワチャンピオン 5.3
  2.マツノタイガー 10.5
  3.オレノタイショウ 15.5
  4.カネサダイマオー 134.1
  5.コウシュハレガシー 4.1
  6.ジェイコマンダー 2.9
  7.ハマノダイマオー 70.4
  8.アアモンドグンシン 7.2
  9.キタノユウジロウ 競走除外
  10.ミスタカシマ 6.0

 勢いを重視するか実績を重視するか、難解なメンバー構成になった今年の柏林賞。ばんえいダービー2着馬キタノユウジロウが競走除外となり、前哨戦のライラック賞を勝利し、目下2連勝のジェイコマンダーが2.9倍で単勝1番人気に推されました。3歳三冠すべてで3着のコウシュハレガシーが4.1倍、オレワチャンピオンが5.3倍、牝馬ミスタカシマが6.0倍、そして3歳二冠でトップハンデのアアモンドグンシンが7.2倍と5頭が単勝10倍を切っており、戦前は混戦模様となりました。

 馬場水分は1.1%でスタート。コウシュハレガシーやジェイコマンダーといった人気どころが先行しますが、オレワチャンピオン、アアモンドグンシン、オレノタイショウ、ミスタカシマらも差なく追走します。道中は各馬が出をうかがうかたちになり、ミスタカシマ、コウシュハレガシー、アアモンドグンシンらが揃って64秒で第2障害下に到達しました。
 各馬障害下でひと呼吸入れ、コウシュハレガシーとミスタカシマがほぼ同時に仕掛けます。登坂力で勝ったミスタカシマが障害を先頭でクリアしましたが、コウシュハレガシーも差なくクリアし、ジェイコマンダーも続きます。少し離れた4、5番手にオレワチャンピオン、オレノタイショウが追走する展開になりました。
 障害を降りる勢いでコウシュハレガシーが先頭に立ち、ミスタカシマが食い下がるところにジェイコマンダーがじわじわと脚を伸ばし、3頭の争いになると思われましたが、ミスタカシマが持ち前の勝負根性を発揮。一杯になるコウシュハレガシーとジェイコマンダーを尻目に、脚色衰えることなく先頭で歩き切り4歳シーズン一冠目を制しました。

 コウシュハレガシーが懸命に粘り、6秒2差の2着。重賞ではこれまで3歳三冠を含め3着4回と堅実に駆けており、ここでも実績を積む結果になりました。障害を5番手で通過し、じわじわと脚を伸ばしたオレノタイショウがさらに1秒2差の3着。重賞初挑戦ながら実績馬相手に健闘しており、今後の4歳世代を賑わす存在となりそうです。一方、単勝1番人気のジェイコマンダーはゴール手前で脚が止まり5着に敗れました。

 勝ったミスタカシマは、昨年12月のばんえいオークス以来となる重賞5勝目。さらに、牝馬として初の柏林賞制覇となりました。牝馬ながら負担重量700キロで勝利しており、残る二冠の銀河賞、天馬賞でも楽しみな存在となりました。

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鈴木恵介騎手「あまり自信がなかったのですが、勝ててうれしいです。重い馬場になって、道中の流れが遅くなったのですが、障害力のある馬なので、ある程度の位置取りでレースプラン通りに進めることができました。(ミスタカシマについて)牝馬ですが、牡馬と変わらない荷物で、逆にハンデを背負って走っていたので、力がある馬だと思います。まだ4歳と若いのでこれからも楽しみです」

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