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2/16チャンピオンカップ回顧

メムロボブサップが断然人気に応える

 2月16日(日)には重賞・チャンピオンカップ(4歳以上選抜)が行われ、メムロボブサップが単勝1.4倍の圧倒的人気にこたえ逃げ切りました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝最終オッズ
 1.キングフェスタ(810) 3.9
 2.リュウセイペガサス(790) 149.3
 3.メムロボブサップ(840) 1.4
 4.タカラキングダム(810) 28.0
 5.クリスタルコルド(810) 8.8
 6.コウテイ(820) 16.0
 7.ホクセイハリアー(750) 71.8
 8.スマイルカナ(780) 54.7
 9.インビクタ(810) 36.0
 10.ミュウ(730) 119.7

 前走帯広記念で2着と今季初の黒星となったメムロボブサップは、今回最大110キロ差のトップハンデと厳しい条件でしたが、22年にこのレースと勝った時と同じ840キロ。帯広記念で先着を許したコウテイとは30キロから20キロ差に縮まったこともあり、単勝1.4倍と今回も人気を集めました。昨年9月に復帰後8戦4勝、2着4回と充実ぶりがうかがえるキングフェスタが3.9倍で2番人気。シーズン後半は1勝止まりも、今季重賞2勝のクリスタルコルドが8.8倍の3番人気。以下、単勝二けた以上の人気となりました。

 メムロボブサップとキングフェスタがほとんど同時に第1障害を先頭で越え、クリスタルコルド、ホクセイハリアーが追走。コウテイも位置取りを上げてきます。トップハンデをものともせずメムロボブサップが先行しますが、中間点を過ぎたあたりから後続が徐々に差を詰めると、そのなかからホクセイハリアーがわずかに先頭で第2障害下に到達。前半は58秒というペースで進みました。
 第2障害ではホクセイハリアーが最初に仕掛けますが、1、2歩進んだところでひと息。これを見てメムロボブサップが仕掛けると障害の天板で膝を折りましたが、すぐに立て直して先頭でクリア。クリスタルコルドがひと腰2番手で続き、以下、ホクセイハリアー、コウテイ、インビクタの順で障害を越えていきます。
 メムロボブサップは降りた勢いでクリスタルコルドを引き離します。トップハンデとあって最後は後続との差は縮まりましたが、止まらず歩き切って先頭でゴール。粘るクリスタルコルドにコウテイが差を詰めるところ、離れた障害6番手から一気に追い込んできたキングフェスタがゴール前で2頭を交わしますが、ゴール線上で一杯に。クリスタルコルドとコウテイもゴール線上で一杯になると、立て直したキングフェスタが2着。クリスタルコルドも立て直して3着に入りました。

 勝ったメムロボブサップはこれで今季10戦9勝、2着1回。チャンピオンカップは22年以来2度目の勝利で、重賞は通算22勝目となりました。この勝利で通算収得賞金が9135万7500円となり、年度末の大一番・ばんえい記念を勝てばスーパーペガサス以来、史上8頭目の"1億円ホース"誕生となります。なお手綱を取った阿部武臣騎手はこの勝利で通算2200勝となりました。

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阿部武臣騎手「(帯広記念から)調子良く来ていました。若馬もいたので少しペースが速く、(トップハンデで)辛いところもありましたが、よく頑張ってくれました。(第2障害の)天板で膝を折りかけましたが、よく踏ん張ってくれました。今日は一生懸命頑張ってくれましたが、ゴール前までギリギリのラインでした。(ばんえい記念は)去年は(2着と)悔しい思いをしたので、このまま調子良くいって、今年は優勝したいと思っています」

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