ばんえい競馬情報局とは?

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今週の見どころ(7/5~7/7)

2025年7月 3日(木)

 今週・来週の第7回開催では、3歳以上の1走目が通算収得賞金順の編成となります。5歳牡馬オープンの瑞鳳賞、5歳牝馬オープンの白鳳賞も組まれていることで、普段とは変わったメンバー編成となり、配当妙味が見込めそうです。
 8月10日に行われる重賞・ばんえいグランプリのファン投票が7月14日(月)の21時まで実施されています。投票された方から、抽選で豪華賞品が当たります。なお中間発表は4日に予定されています。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…9万6,950円
5重勝単勝式…38万8,780円

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【第7回開催1日目】
 7月5(土)のメイン第11レースには、さざなみ特別(B1級-1組・20:05発走予定)が行われます。

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 通算収得賞金順の編成で、前開催のB1級-1組・こと座特別からは上位5頭のうち、2着マルモタイショウ(今開催は6日のA2級混合へ出走予定)を除く4頭が参戦しています。
 しかし注目は昇級初戦の◎ネオキングダム。B3級スタートの今季は初戦2着からB2へ昇級。その後4戦2勝、2、4着各1回で、特別戦はオール連対です。3月にはA2級で前述マルモタイショウとの一騎打ちを制した実績があり、ここでも通用十分。
 ○アオノソルテは、こと座特別が7番人気での勝利でしたが、A2からの降級馬ということを考えれば軽視され過ぎた印象。これで勢いに乗るか。
 ▲キタノミネは、強力な同型キョウエイリュウが障害でミスをしたとはいえ、逃げて4着と力は出しました。今開催からの基礎重量増は歓迎です。
 △ホクセイハリアーは、唯一の4歳馬。前走の重賞・柏林賞で690キロをひと腰で越えており、660キロは苦にしないはず。

 7月6日(日)の見どころは枠順確定後に掲載します。

今週の見どころ(6/28~6/30・6/29 柏林賞)

2025年6月26日(木)

 各世代の三冠競走の先頭を切って、6月29日(日)の柏林賞から4歳シーズンがスタートします。この一冠目には、ばんえい大賞典2着、ばんえい菊花賞3着、ばんえいダービー2着で4歳の通算収得賞金順2位のミチシオを除くほぼベストメンバーが顔を揃えました。
 8月10日に行われる重賞・ばんえいグランプリのファン投票が7月14日(月)の21時まで実施されています。投票された方から、抽選で豪華賞品が当たります。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…3万3,810円
5重勝単勝式…なし

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【第6回開催4日目】
 6月28日(土)のメイン第11レースには、オールスター競輪函館開催賞(A2級・20:00発走予定)が行われます。

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 ◎ダイリンファイターは、今季特別戦を4走して4、4、4、3着。障害で後手を踏む面があるため連対までは届いていません。しかし、B1級混合だった前開催のジュノー特別での、トワイチロ、キョウエイリュウというクラス以上の強者相手に3着は胸を張れます。今回はA2級の限定戦で牝馬もおらず全馬670キロでの争い。実力比較なら上位といえます。
 ○ホクセイウンカイは、ダイリンファイターと同じ今季4走が5、3、5、9着でした。馬券に絡んだ3走前は、今回と同じA2級限定のサテライト石狩21周年で、オープンからの降級馬カイセドクターには突き放されたものの、しぶとく歩いて、ダイリンファイターの追い上げを許しませんでした。
 ▲マサタカラは、今季2戦目から3連勝でA2昇級初戦。ただA1からの降級馬だけに格負けはありません。勢いに乗って突破があっても。
 △トウケイレーヴは、前開催に登録がありませんでしたが、2開催前のA1級混合・地上最強ばん馬刃牙記念ッッで3着。しかし、1着は前述した強豪カイセドクターで、今回のメンバーには先着を許していません。

【第6回開催5日目】
 6月29日(日)のメイン第11レースには、第19回柏林賞(4歳・20:00発走予定)が行われます。

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 この世代は、2歳のイレネー記念、3歳のばんえいダービーの定量でのチャンピオン決定戦をともにライジンサンが勝利。ただモロさもあるためクラス別定重量戦では絶対視はしにくい感も。
 注目は牝馬◎カフカ。ばんえいオークスの2着馬で、ばんえいダービーでは牝馬として最先着の4着。初重賞制覇が年長で格上の牝馬が相手だった5月のカーネーションカップで、このレースの前哨戦・ライラック賞(4歳オープン)も勝利と充実しています。A2へ昇級しておりこれまでほど軽量利はありませんが、まだ追いかける手。
 ○ライジンサンは、昨季最終週のクリスタル特別(4歳オープン)では6着ですが、最大50キロ差のトップハンデを考えればある程度納得のいく結果。今回は30キロ差に縮んでおり、今季初戦でも勝ち負けが期待できそう。
 ▲ウルトラコタロウは、ばんえいダービー3着、クリスタル特別1着の実力馬ですが、今季は6着だったライラック賞のように障害のカカリひと息。とはいえ前走のB1級ではひと腰でまとめており、復活があるかも。
 ライラック賞2着△ホクセイハリアー、3着ショータイムも争覇圏です。

【第6回開催6日目】
 6月30日(月)のメイン第11レースには、ミントスポット杯(オープン・20:00発走予定)が行われます。

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 重賞の旭川記念勢が実力上位ですが、1着コマサンエース、3着クリスタルコルドの登録はなし。同2着インビクタが、唯一賞金別定重量5キロを課されています。
 ならば注目は4着だった◎キングフェスタ。2番人気に推されましたが、障害で苦戦し7番手から追い込んだものの残念な結果でした。今回は負担重量が軽くなることで反撃が期待できます。
 ○インビクタは、今回ハンデが不利ですが、ばんえい十勝オッズパーク杯3着、北斗賞2着。その間のオープン・A1級混合の大雪賞も2着と充実しています。5キロ程度の加増なら苦にしないはず。
 ▲サクラヒメは、今井千尋騎手とコンビを組んで3戦目。ここまでの2戦はともに重賞で5、10着でしたが、特別戦での勝利経験もない今井騎手には荷が重かったかもしれません。重量が軽くなるここは見直せます。
 今季4戦すべて掲示板に載っている△コウテイの前残りも一考できそうです。

今週の見どころ(6/21~6/23)

2025年6月19日(木)

 14日の第6レースに行われた2歳受賞-1組をホクセイイワキヤマ(牡・坂本東一厩舎・父マルニセンプー)が勝ちこの世代最初の2勝馬となりました。第1回能力検査では41番目のタイムで合格と、さほど目立つ存在ではありませんでしたが、ともに逃げ切り勝ちでスター候補へ名乗りを上げています。
 8月10日に行われる重賞・ばんえいグランプリのファン投票が6月21日(土)の13時から実施されます。投票された方から、抽選で豪華賞品が当たります。


オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…160万1,740円
5重勝単勝式…なし

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【第6回開催1日目】
 6月21日(土)のメイン第11レースには、拓成湖特別(B2級-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 B2級-1組の特別戦は2開催前(5月24日)の黒岳特別以来となる実施ですが、メンバー中でそこに出走していたのは2着サダノブラボーのみ。
 注目は2開催前の水無月特別で2着に健闘した◎ネオキングダムです。B1級との混合ながらメンバーのレベルは高く、A1からの降級馬トワイチロに突き放されたものの、昨季オープンのキョウエイリュウとの追い比べをモノにしました。B2級限定でこのメンバーなら負けられません。
 ○ジェイアースは、2開催前が競走除外でしたが、前走3組で逃げ切り勝ちを収めており状態面に不安なし。ネオキングダムと同様A2からの降級馬で力上位といえます。
 ▲サダノブラボーは、前述のとおり2走前にこの条件を勝利しているものの、メンバーに恵まれた印象がありました。しかしここでも好勝負できれば、評価アップになります。
 △スーパードリームは、前走2組で今季初勝利。こちらもA2からの降級馬で通用する力はありますが、特別戦に良績が少なく押さえまで。

【第6回開催2日目】
 6月22日(日)のメイン第11レースには、こと座特別(B1級-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 ◎キョウエイリュウは、オープンからの降級馬。今季初戦1着後は、2、3、2着と勝ち切れませんが、勝ち馬はネオキングダム、トワイチロとクラス以上の強者でした。今回は相手に恵まれた印象があり、勝機をつかむか。
 ○アオノソルテは、3、2走前がキョウエイリュウと同じでともに先着を許しての4着。着差が大きいため逆転するのは簡単ではありませんが、昨季最終週のA2級-1組・白樺賞で2着という実績は、キョウエイリュウ以外の馬との比較ではヒケを取りません。
 ▲マルモタイショウは、A1からの降級馬で、5月31日のB1級-1組混合・水無月特別では、3着キョウエイリュウ、4着アオノソルテに次ぐ5着。今回4連闘目でも馬体減はありませんが、前走の負け方がやや気になります。
 △ニシキマリンは、白樺賞の5着馬。今季4戦中3戦の勝ち馬であるトワイチロが不在なら変わり身があるかもしれません。

【第5回開催3日目】
 6月23日(月)のメイン第11レースには、天の川特別(A1級混合・20:15発走予定)が行われます。

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 A2昇級初戦のトワイチロ以外の9頭はA1級馬です。
 ◎カイセドクターは、オープンからA2へ降級した今季、2、1、1、3着と好調。前開催に行われたオープン混合のシルバーカップでメンバー最先着の3着に健闘しています。前走は不在だった強敵が戻ってきましたが、間違いなく有力な1頭といえます。
 ○キョウエイエースは、2開催前のA1・A2級混合の地上最強ばん馬刃牙記念ッッでは、カイセドクターと2秒8差の好勝負を演じています。前走は3歳オープン・とかちダービーで3着でしたがトップハンデで納得のいく結果。今回は再びカイセドクターとの戦いです。
 ▲トワイチロは今季4戦4勝。今回は昇級初戦に加え、賞金ハンデ5キロも課されています。ただ前走で完封したキョウエイリュウが元オープン馬ということを考えればここでも通用しそう。
 △ジェイヒーローは、シルバーカップの6着馬。ベストの逃げに持ち込めても馬券絡みできませんでしたが、相手が下がるここは粘り強化が期待できます。

今週の見どころ(6/14~6/16・6/15 北斗賞)

2025年6月12日(木)

 15日(日)のメインには、古馬重賞・北斗賞が組まれています。例年は4月末から5月上旬に行われるばんえい十勝オッズパーク杯から1カ月半ほど空いての実施ですが、今季は馬インフルエンザの影響もあり、中3週と詰まっています。そのため、ばんえい十勝オッズパーク杯で思うような結果を残せなかった馬は、短期間で立て直せているかにも注目です。
 この3日間は、新馬戦10レースを含め12レースの2歳戦が行われます。今週から今季2回目の能力検査(第4回能力検査)組も加わっており、16日(月)の第2レースでは、同能検で一番時計をマークしたヤマトテンショウ(牡・谷あゆみ厩舎・父ツガルスピード)がデビュー予定となっています。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…71万7,710円
5重勝単勝式…なし

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【第5回開催4日目】
 6月14日(土)のメイン第11レースには、ムーンストーン特別(B1級-1・2組決勝・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 7日第8レース(B1級-2組)、8日第12レース(B1級-1組)の各上位馬による一戦です。
 ◎マサタカラは、A1からの降級馬で今季3走目から2連勝。自慢の末脚が冴えており、1組予選では障害6番手から一気に伸びて1着。今回は特別戦ですが、近況から主役に相応しいです。
 ○リュウセイペガサスは、2組予選が3着などA1から降級した今季も勝ちみに遅いレース続き。テンに動けないのが悩みですが、それなら少しでもペースが落ち着く特別戦に替わるのは歓迎といえそう。
 取捨に迷うのが4歳馬▲ホクセイハリアー。今季初戦のB2級-1組の特別戦が4着とはいえ、A1からの降級馬トワイチロに21秒2も離されましたが、同馬は先週のA2級混合の特別戦まで今季4戦4勝という特別な存在。今回のA1からの降級馬が相手なら見せ場以上が見込めるはず。
 △マルモタイショウは、メンバー中5頭が出走していた3月16日のA1級・大平原特別の勝ち馬。1組予選は2着と悪くないものの、減り続ける馬体重は懸念されるところです。

【第5回開催5日目】
 6月15日(日)のメイン第11レースには、第33回北斗賞(20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 ばんえい十勝オッズパーク杯から6頭が参戦していますが、注目は勝ち馬◎コマサンエース。唯一、賞金ハンデ10キロを課されるのは不利ですが、今季すでに2勝と勝ちみの遅さを払拭できており、重量増はタイプ的に歓迎。ハンデ面が原因で人気が落ちるなら狙って面白そうです。
 ○キングフェスタは、コマサンエースの弟。ばんえい十勝オッズパーク杯は無念の出走取消でした。前走の3歳以上選抜・スタリオンカップで豪快な追い込みを決めており状態面の不安はなさそう。兄に続く古馬重賞初制覇が望めます。
 ▲タカラキングダムは、昨季の4歳シーズン三冠馬でこちらも強烈な末脚が武器。ばんえい十勝オッズパーク杯がコマサンエースと4秒9差、スタリオンカップがキングフェスタと3秒4差ならここも好勝負できそう。
 △コウテイは、ばんえい十勝オッズパーク杯の2着馬。当時より重量が増えるのは歓迎で、ほかが障害で苦戦するようなら前残りがあります。

【第5回開催6日目】
 6月16日(月)のメイン第11レースには、ゴールドトロフィー(3歳以上選抜・20:00発走予定)が行われます。

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 昨季の勝利数が多い3歳以上による選抜戦。現在の格付はA1からB4までと幅広いです。
 5歳が7頭と多く、注目は◎ローランドです。3月の5歳オープン・スターライト特別の勝ち馬。A2級据え置きのまま迎えた今季2戦は5、5着ですが、ともに若馬減量がなくなった特別戦でほかの世代が多数のメンバーだけにまずまず健闘といえます。今回は同世代が多数と戦いやすくなっています。
 ○エムタカラは、スターライト特別の3着馬。同じくA2から昇降級なしで、2走前のA2級・サテライト石狩21周年では、5着ローランドと同じく中位から同じようなレースをして6着でした。力差は大きくないはず。
 ▲サクラヤマトは、スターライト特別では5着。自己条件の前走は大敗しましたが、第1障害でつまずくアクシデントがあり度外視が可能。昨年のこのレースの勝ち馬でもあります。
 △ジェイホースは、スターライト特別の4着馬。しかし格付は前述3頭より高いA1で10キロ重いのが課題です。

今週の見どころ(6/7~6/9)

2025年6月 5日(木)

 6月2日のライラック賞(4歳オープン)に続き、8日(日)のメインには、3歳オープンによるとかちダービーが組まれています。7月20日に実施される3歳三冠の第1弾・ばんえい大賞典を見据える各馬による一戦。7年連続でこのレースで5着以内だった馬が一冠目を制しており、勝ち馬に限らず、上位馬は本番で注目しておきたいところです。
 先週から2歳戦がスタートし、1日第2レースのカブトダイヤ(牝・坂本東一厩舎・父マルニセンプー)が今季の新馬勝ち第1号となりました。6日には今季3回目の能力検査が実施されます。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…40万4,110円
5重勝単勝式…なし

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【第5回開催1日目】
 6月7日(土)のメイン第11レースには、ジュノー特別(A2級混合・20:00発走予定)が行われます。

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 A2とB1級の混合で、10頭中8頭が前走でも特別戦に出走していました。
 ◎トワイチロは、今季3戦3勝。前走B1・B2級混合の水無月特別では、今回も出走している同じB1級のキョウエイリュウを突き放しています。今回は格上A2級馬が多数ですが、流れに乗れれば好勝負できるはず。
 相手はA2級勢から○アアモンドキーマン。オープンからの降級馬で、A1級との混合だった前走の地上最強ばん馬刃牙記念ッッでも大きくは負けていません(6着)。トワイチロはスピードが身上で、時計がかかる馬場なら、こちらを上と見ていいでしょう。
 ▲キョウエイリュウもオープンからの降級馬で、今季1、2、3着と好調。逃げがベストだけに相手強化で展開が厳しくなりそうですが、ここも大きくは崩れないはず。
 △ダイリンファイターは、A1からA2と降級幅は小さかったものの、特別戦で3走続けて4着にまとめています。地上最強ばん馬刃牙記念ッッは障害ふた腰で、すんなり切れれば前進があっても。

【第5回開催2日目】
 6月8日(日)のメイン第11レースには、とかちダービー(3歳オープン・20:00発走予定)が行われます。

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 近年は最大30~40キロのハンデ差でしたが、今年はA1級・670キロのキョウエイエースからC1級の牝馬・610キロのホクセイヒラリまで60キロもの重量差があります。
 ただそのぶん力差は大きく、注目はトップハンデの◎キョウエイエースです。A2級スタートとなった今季2、4、2着。前走はオープンからの降級馬カイセドクターらと接戦を演じ、世代チャンピオンに相応しい戦いぶり。ハンデ差はあっても、今回の670キロは、完勝だった定量戦のイレネー記念より20キロ軽く不安はありません。
 ○スターイチバンは、2月の牡馬限定重賞・翔雲賞ではキョウエイエースと20キロ差あったとはいえ、しぶとく歩いて勝利。2歳牡馬限定競走での賞金半額加算規定によりB3格付の640キロは有利な印象です。
 ▲ココロノニダイメには、引き続き鈴木恵介騎手が騎乗。翔雲賞の2着馬で、2番人気に推されたイレネー記念では障害はスムーズだったものの前が止まらず5着でした。キョウエイエースと30キロ差つけば差は縮まるはず。
 △アルイテイコウは、翔雲賞4着、イレネー記念7着。キョウエイエースを除けば大きな力差はなさそうですが、5勝中4勝で手綱を取っていた鈴木騎手からの乗替わりは懸念材料といえます。

【第5回開催3日目】
 6月9日(月)のメイン第11レースには、シルバーカップ(オープン・A1級混合・20:15発走予定)が行われます。

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 オープンとA1級の混合戦。前走はさまざまですが、昨季最終週にオープン・蛍の光賞を使われていた馬たちに注目します。
 ◎オーシャンウイナーは、蛍の光賞2着で、今季自己条件では2、3着。前走の大雪賞は、先に障害を降りた2頭のしぶとさが勝ったものの持ち味は出しました。今回はその2頭に加え4~6着馬も次週の重賞・北斗賞へ出走予定のため、同条件でも大幅に相手が楽になります。
 ○カイセドクターは、蛍の光賞ではさほど人気はなかったものの9着。A2へ降級した今季は2、1、1着と好調です。今回はA1昇級初戦ですが、強敵といえる馬は少なく、引き続いての藤本匠騎手なら好勝負が可能。
 ▲ヤマカツエースは、昨季最終開催ではオープン・A1級混合の特別戦を逃げ切っています。前走の選抜戦・スタリオンカップは1番人気で4着でしたが、1着キングフェスタ、2着タカラキングダムとも北斗賞へ出走予定の強豪たち。巻き返しが期待できます。
 △ダイヤカツヒメは、蛍の光賞では8着。しかし、その前の特別戦では、障害を7番手で越えると、逃げ切ったオーシャンウイナーに3秒8差まで迫っていました。ハマると食い込みがあるかもしれません。

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