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今週の見どころ(4/29~5/1)

2023年4月27日(木)

 ゴールデンウイーク前半のばんえい十勝は、4月30日(日)に重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯が組まれています。昨季の収得賞金が多い4歳以上による選抜戦で、近2年とも1着アオノブラック、2着メムロボブサップという結果。22年から続けて参戦するのは2頭を含め4頭だけですが、21年の10頭から引退馬を除く8頭中7頭が出走。フレッシュというよりは、返り咲きといった感があるメンバーとなっています。
 なお、レース実施にあわせオッズパークでは、特設サイトを公開中。お得なキャンペーンも実施されます。

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【第2回開催1日目】
 4月29日(祝・土)のメイン第11レースには、春駒特別(A1級混合・20:05発走予定)が行われます。

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 今開催には、ばんえい十勝オッズパーク杯、牝馬によるカーネーションカップの2重賞のほか4歳オープンのすずらん賞も組まれており、どちらにも出走しないオープン馬はA1級との混合戦を使われます。
 ◎コマサンエースは、今季初戦のオープンとの混合・青葉特別が見せ場大きい2着。ばんえい十勝オッズパーク杯へ出走する強豪インビクタとほぼ同時に障害をクリアし、じわじわ離されたもののA1級馬としてメンバー最先着でした。21年のばんえい十勝オッズパーク杯で入着を果たしている実力馬で、春は得意なタイプ。チャンスは十分。
 ○コウテイは、昨季オープンまで出世し、ばんえい記念にも出走を果たしました。大一番は第2障害で転倒し競走中止。その影響も心配された今季初戦でしたが、A1級の特別戦をあっさり逃げ切っています。
 ▲ゴールドハンターは、青葉特別では追い込みにかけましたが5着。ただメンバー中で先着を許したのはコマサンエースのみ。減量がある4歳や牝馬も不在なら、展開は楽になりそうです。
 △アアモンドグンシンは、今季初戦のオープン-1組特別戦では9着。障害さえ立て直せれば直線で形勢逆転できる末脚があります。

【第2回開催2日目】
 4月30日(日)のメイン第11レースには、第17回ばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上選抜・20:05発走予定)が行われます。

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 ◎アオノブラックは2年連続勝利。メムロボブサップより安定感ではやや劣りますが、ここ一番での強さは、昨季5勝中4勝が重賞という成績が物語ります。今季初戦のスプリングカップ(オープン-1組)では、ライバルに大きく差をつけられての2着でしたが金田利貴騎手はテン乗りでした。自厩舎の馬でもあり実戦経験を積んで重賞騎乗なら心配は少ないはず。
 ○メムロボブサップは、2年連続2着。スプリングカップ1着からの参戦だった昨年も、ほぼ同時に障害を降りての一騎打ちの末惜敗でした。勝利にはアオノブラックより先に障害を越えることが重要でしょう。
 ▲メジロゴーリキは、3月のばんえい記念、開幕週のスプリングカップともメムロボブサップ、アオノブラックに続く3着。22年のばんえい記念優勝馬でパワータイプの印象を受けますが、このレースでも19年3着、21年4着と力を出せています。人気になりづらい馬だけに、連絡みすれば配当的にも期待できます。
 △コマサンブラック△インビクタは、アオノブラック、メムロボブサップと同じ7歳世代。昨季はじめてばんえい記念に挑戦と力をつけています。

【第2回開催3日目】
 5月1日(月)のメイン第11レースには、すずらん賞(4歳オープン・20:15発走予定)が行われます。

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 ばんえいダービー馬キングフェスタは、白雪賞(1月30日)、クリスタル特別(3月19日)と年明けの4歳オープンには不出走。ダービー当時からどう力関係が変わったか注目です。
 ◎ツガルノヒロイモノに期待します。ばんえいダービーは9着でしたが、定量730キロでも障害はひと腰で越えており、詰めに課題を残しました。しかし、白雪賞、クリスタル特別とも勝利。特にクリスタル特別は力の要る馬場で悠々と逃げ切って、いいかたちでシーズンを締めくくっています。王者キングフェスタ相手でどこまでやれるか。
 その○キングフェスタは、今季初戦のスプリングカップ(オープン-1組)が2番人気で6着でしたが、目標は2カ月後の重賞・柏林賞のはずで目いっぱいの競馬はしていない様子。実力断然ですが、盤石の中心とまでは言い難いです。
 ▲ホクセイウンカイは、3歳三冠には不出走ですが、クリスタル特別で3着に健闘。年明けは平場戦を減量騎手、特別戦を藤本匠騎手とメリハリをつけたのも良かったのか、レースぶりに安定感が出ています。今季初戦を勝っているのも魅力。
 △ジェイホースワンも3歳三冠には不出走でしたが、昨季終盤の充実ぶりが目立ちました。ここで賞金を稼いで4歳三冠路線へ乗りたいところです。

今週の見どころ(4/21~4/25)

2023年4月19日(水)

 2023年(令和5年)度のばんえい十勝が、4月21日(金)から5日間の連続開催で開幕します。例年、1日12レース編成はシーズン途中からでしたが、今季は初日から。11月20日(月)までは全日ナイターで行われます。ばんえい競馬では、シーズン最初の格付が、過去3年の収得賞金額で決まるため、5歳以上の馬は降級が発生する場合も。シーズン序盤の馬券検討において重要といえます。

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【第1回開催1日目】
 4月21日(金)のメイン第11レースには、スプリングカップ(オープン-1組・20:15発走予定)が行われます。

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 ばんえい記念の上位3頭も出走していますが、注目は4歳馬◎キングフェスタ。昨季3歳BG1のばんえいダービー、定量500キロ路線の決勝・スピードスター賞をともに制した、“Wチャンピオン”です。5歳以上と10キロ差しかつきませんが、春の軽量は若馬のスピードを生かせる舞台。シーズン初日にスプリングカップが組まれるようになった13年以降、4歳での馬券絡みは16年センゴクエース(1着)、20年メムロボブサップ(3着)ですが、ともにのちにばんえい記念馬に輝いています。もしキングフェスタが好走できれば、前途洋々といったところでしょう。
 相手は昨季のばんえい記念馬○メムロボブサップ。ばんえい記念初挑戦で2着だった22年は、前走でスピードスター賞を制していたオールラウンダー。4歳以降のスプリングカップで、3、4、1着とシーズン初戦から動けるタイプでもあります。
 ▲コマサンブラックは、初挑戦だったばんえい記念で5着。障害巧者で重量が増えて持ち味を発揮してきた印象ですが、春シーズンにも適性があります。
 昨年のスプリングカップが2着△アアモンドグンシンも押さえておきたいところです。

 【第1回開催2日目】
   4月22日(土)のメイン第11レースには、卯月特別(A2級-1組・20:05発走予定)が行われます。

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 今季から特別戦でも減量がなくなる5歳が4頭もおり、6歳以上の馬にチャンスが大きい一戦です。
 9歳◎センリョウボスに注目。昨季A1級の特別戦で2着2回、8月にはオープン混合の特別戦で3着があり実績上位といえます。2月のアメジスト特別(A1級-2組)では、ひと足先に障害を降りたギンジを最後までとらえきれませんでしたが、こちらのほうが重量が5キロ重かったことも影響したはずです。
 ○ヤマノコーネルは、若馬10キロ減がある4歳馬。昨季A2級では特別戦で1勝を挙げました。昨季A1級だった馬が多く相手強化ですが、成長力で対抗します。
 5歳馬4頭では▲マサタカラに注目。アメジスト特別(A1級-2組)と同じ開催ではA1級-1組の如月特別を使われて2着に追い込んでいます。当時と比べ重量的に不利ですが、センリョウボスに次ぐ実績を持っています。
 前述の△ギンジは叩かれつつという戦績。シーズン初戦だけにやや評価を下げますが、末脚が生きる展開で浮上に警戒。

 【第1回開催3日目】
 4月23日(日)のメイン第11レースには、青葉特別(オープン-2組混合・20:05発走予定)が行われます。

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 収得賞金額の少ないオープン馬と賞金上位のA1級馬が対戦します。
 メンバー中、賞金順最上位の◎インビクタに期待します。昨季は9月の岩見沢記念で重賞初制覇すると、チャンピオンカップ2着、ばんえい記念初挑戦とシーズン後半にも活躍したのが成長を感じさせました。もともと春競馬に良績があり、格下A1級相手なら負けられないところです。
 ○コマサンエースは、昨季初戦も青葉特別(当時の条件はA1級)で、ほぼ同時に障害を越えたインビクタをじわじわ引き離して先着。シーズン中の充実ぶりでは水をあけられこちらはA1級のままですが、10キロ差あればさほど差はないはず。
 ▲ゴールデンフウジンも昨季、青葉特別を使われており、3着コマサンエース、4着インビクタに次ぐ5着でした。障害次第の面があるため重量が軽いのは歓迎ですが、流れが速すぎるのも良くなく、そこそこ息が入る展開なら直線で形勢逆転があります。
 減量がある4歳2頭△ヤマカツエース△ヘッチャラにも注目です。

 【第1回開催4日目】
 4月24日(月)のメイン第11レースには、ミズバショウ特別(A1級・20:05発走予定)が行われます。

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 オープンからの降級馬から牝馬◎ナカゼンガキタに注目。昨季は10月のA2級-3組がシーズン初戦で、逃げ切り勝ちを収めると、A1級から挑戦した1月のヒロインズカップで約2年8カ月ぶりの重賞制覇。続くチャンピオンカップでも4着と9歳になっても健在ぶりをアピールしています。これだけの実績がありながらA1級で出走できるのは恵まれています。
 ○ウンカイタイショウは、ここ3シーズンの10勝中7勝を4~6月に挙げているように春が稼働期。降級も有利で今年も初戦から勝ち負けです。
 ▲コウテイは、昨季A2級スタートからオープンまで出世し、ばんえい記念初出走も果たしました。大一番は第2障害で競走中止でしたが、成長期の6歳だけによい経験になったはず。今年はA1級からランクアップを目指します。
 △マルミゴウカイは、昨季オープン混合戦では分が悪かったものの、A1級馬同士では1勝を含め好走続き。今回はA1級の限定戦ですが、オープンからの降級馬が多く連下くらいの評価が妥当でしょう。

 【第1回開催5日目】
 4月25日(火)のメイン第11レースには、水晶特別(B1級-1組混合・20:10発走予定)が行われます。

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 A2級とB1級の混合戦ですが、A2級は5歳馬サクラシュンカのみ。
 ◎キタノボブサップは、昨季の勝利はシーズン2戦目のB1級平場戦での1つだけですが、A2級の特別戦で2度の馬券絡みや、2月にはA1級の特別戦で、勝ったギンジから4秒7差の接戦歴もあります。A1級からB1級へ2クラス降級しており、ひと押しききそうです。
 ○レグルスは、3歳シーズンの昨季10勝をマーク。特に年明けにはB1級-1組の特別戦で先行押し切り、差し切りで計2勝をマークと明け4歳ながら貫録さえ感じるレースぶり。降級馬が多いですが、上昇度に注目。
 ▲サカノダイヤは、A1へ昇級した昨季ラスト2戦では見せ場を作れませんでした。しかし、シーズン初戦の水晶特別(昨季の条件はB1級-2組)を逃げ切っていたようにこの条件なら実力上位。先行できれば侮れません。
 △サクラシュンカは、昨季終盤は勝ちきれないレース続き。降級利もありませんが、馬場が重くなれば前残りに期待できます。

今週の見どころ(3/20・ばんえい記念)

2023年3月19日(日)

【第25回開催6日目】
 3月20日(月)のメイン第11レースには、重賞・第55回ばんえい記念(4歳以上選抜・19:25発走予定)が行われます。

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 定量1トンで古馬ナンバーワンの座を競います。なおキタノユウジロウ、マツカゼウンカイはここが引退レースとなります。
 注目は◎メムロボブサップ。7歳シーズンの今季も前年と同様に重賞2勝でしたが、16戦中15戦で1番人気に推され、7勝、2着6回、3着2回。唯一、2番人気だった9月の岩見沢記念のみ馬券圏外(4着)と安定感を増しています。岩見沢記念は前走からのレース間隔が今季もっとも空いており、夏に連戦していたことを考えれば抒情酌量の余地はあるはず。22年のばんえい記念は前走スピードスター賞から急遽の参戦表明で、それでも2着だったことは評価できます。ここを目標に調整されてきた今季は頂点奪取が濃厚です。
 ○キタノユウジロウは、21年のばんえい記念2着で、前哨戦・帯広記念を勝って臨むはずだった22年は残念ながら競走除外でした。今季の帯広記念は6着とはいえ、2分1秒台の高速決着で展開が向きませんでした。馬体も回復傾向にあり、こちらもばんえい記念初制覇を目指します。
 初挑戦組では▲コマサンブラックに注目。帯広記念3着で、前走のオープン-1組特別戦では、ハンデ差はあったとはいえメムロボブサップの追い上げを振り切る金星を挙げています。農林水産大臣賞典からばんえい記念にレース名が変わった1998年以降、重賞未勝利馬の制覇はありませんが、ワンチャンスあるかもしれません。
 △アオノブラック、22年の3着馬。今季重賞4勝と活躍しましたが、軽めの馬場続きでの結果。障害やコースの砂をほぐす工事が行われてのここは馬場が重くなりそうで、連争い候補の1頭です。

 来シーズンは、4月21日(金)にナイターで開幕となります。

今週の見どころ(3/18~3/20)

2023年3月16日(木)

 ばんえい十勝は今シーズンラストの3日間。3月19日(日)には、これからのばんえい競馬を担っていく3歳馬によるイレネー記念、20日(月)には、現在のばんえい競馬をけん引している4歳以上によるばんえい記念のBG1重賞2レースが組まれています。
 ところで、年度リーディング争いは、ジョッキーでは、鈴木恵介騎手が200勝を挙げトップを確定させていますが、トレーナーは、坂本東一調教師116勝、金田勇調教師112勝、服部義幸調教師110勝と接戦。もし3調教師が同じ勝ち数で並んだ場合は、2着数の差で金田調教師がトップになります(数字は3月13日終了時点)。

☆今季ラストウイークの発走時刻、イベントなどはこちら


【第25回開催4日目】
 3月18日(土)のメイン第11レースには、オッズパーク賞スターライト特別(5歳オープン・19:25発走予定)が行われます。

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 4歳シーズン三冠最終戦の天馬賞は、サクラヒメが楽々と逃げ切り、4着までが10秒差以内。その上位4頭が不在なら、5着だった◎コウシュハハリアーが最有力です。定量760キロ戦で障害をひと腰6番手で越えると、ネオキングダムを早々ととらえ歩き切っています。今回はクラス別定重量でA1級のこの馬は740キロで出走可能なのも有利といえます。
 ○ネオキングダムは、イレネー記念、ばんえいダービーとも2着、天馬賞6着とこのメンバーでは実績上位。2月のダイヤモンドダスト賞(5歳オープン)では、軽ハンデのマルモタイショウに逃げ切りを許したものの、天馬賞3着馬オーシャンウイナーに迫る脚を見せて3着(コウシュハハリアーは9着)と重量増は合います。ただ2歳12月を最後に勝ち星がないことを考えると勝つまではどうか。
 牝馬▲サクラシュンカは、天馬賞不出走で、ダイヤモンドダスト賞8着と格下感は否めません。ただ前走で定量500キロのスピードスター賞を使われたことが刺激になれば、最軽量を生かして粘り込む場面はありそう。
 △マルモタイショウは、ダイヤモンドダスト賞が世代オープン戦初勝利。しかも強豪オーシャンウイナーを破って地力強化を印象づけました。ここは相手が楽ですが、ハンデを課されており試金石です。

【第25回開催5日目】
 3月19日(日)のメイン第11レースには、重賞・第54回イレネー記念(3歳・19:25発走予定)が行われます。

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 牡馬690キロ、牝馬670キロの定量で明け3歳のチャンピオンを決定します。
 牡馬限定重賞・翔雲賞馬◎キョウエイプラスに注目します。三冠路線では、調整ひと息だったナナカマド賞こそタカラキングダムの2着に敗れましたが、ヤングチャンピオンシップで雪辱。前走の3歳A級-1組では、最大65キロ(牡馬同士では30キロ)差のトップハンデながら2番手から早め先頭に立ち楽勝と底力を示しました。
 ○タカラキングダムは、デビューから一度も馬券圏を外しておらず、二冠では1、2着。ただ翔雲賞ではキョウエイプラスより重量が10キロ軽くても3着だったことから、逆転には展開の味方が必要でしょう。
 ▲マルホンリョウユウは、デビューが7月中旬でしたが、ナナカマド賞3着、翔雲賞2着を含めすべて3着以内とほぼ底見せずの成績を残しています。ヤングチャンピオンシップ(牡馬590キロ+賞金ハンデ)不出走のため、翔雲賞では経験があった570キロから80キロも重量が増えていましたが、きっちり障害ひと腰でまとめていたのも印象的でした。
 △スーパーチヨコは、黒ユリ賞1着以来の出走。ヤングチャンピオンシップがあった開催の2歳A級-1組では、マルホンリョウユウとの一騎打ちをモノにしており、牡馬相手でもヒケを取りません。

 3月20日(月)の見どころはイレネー記念後、こちらに掲載します。

今週の見どころ(3/11~3/13)

2023年3月 9日(木)

 ばんえい十勝は、今週・来週の6日間がシーズン最終開催となり、重賞が3レース実施されます。その第1弾は3月12日(日)のポプラ賞。昨夏の3歳・4歳混合重賞・はまなす賞から約7カ月を経て、1歳ずつ年を重ねた両世代の精鋭が再び激突します。出走予定馬は、はまなす賞1~5着馬と同レース不出走だった5頭。なお明け5歳にとってはラストの世代限定重賞となります。

☆3/19イレネー記念、3/20ばんえい記念の発走時刻についてはこちら

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【第25回開催1日目】
 3月11日(土)のメイン第11レースには、第2回とかちえぞまつ特別(オープン・19:30発走予定)が行われます。

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 今開催には、ばんえい記念に加え、4歳・5歳混合のポプラ賞、4歳オープン・クリスタル特別、5歳オープン・スターライト特別が組まれているため、すべて6歳以上。前開催のうお座特別(オープン-2組)から7頭が参戦しています。
 注目は他路線組から◎ブラックサファイア。正月の準重賞・ばんえい十勝金杯2着、2開催前のウインターカップ(オープン)1着など、オープン2番手の相手関係なら実績上位です。前走は定量500キロ路線の決勝・スピードスター賞で断然人気キングフェスタの2着に好走。ウインターカップより賞金ハンデが5キロ増え15キロとなりますが、主役はこの馬です。
 相手も別路線組で○コマサンエース。ウインターカップは4着でしたが、スピードスター賞3番人気ブラックサファイアが勝ち、同2番人気ゴールドハンターが2着とスピードが要求される条件(馬場水分3.5%)だっただけにむしろ健闘といえます。時計がかかるこのところの馬場なら障害力を生かして前残りがあります。
 ▲カイセドクターは、11月の重賞・ドリームエイジカップ2着や、オープン-1組で善戦を続けていただけに、うお座特別の3番人気で7着は残念でした。このところ障害でのカカリがひと息ですが、タイミングひとつで反撃が可能でしょう。
 △ナカゼンガキタも、うお座特別は2番人気で5着と人気を下回りました。ただ障害でのロスがなければ際どかったはずで見限りは禁物です。

 【第25回開催2日目】
 3月12日(日)のメイン第11レースには、重賞・第44回ポプラ賞(4歳・5歳混合・19:25発走予定)が行われます。

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 オープン馬は770キロ(オープンの牝馬750キロ)から今季の収得賞金200万円につき別定10キロ増。明け5歳の天馬賞馬サクラヒメが賞金ハンデ40キロ増で牝馬ながら790キロを課されます。牡馬クリスタルコルド、ヤマカツエース、ヘッチャラも賞金ハンデ20キロで790キロでの出走。なお3歳二冠を制したキングフェスタが回避し、ツガルノヒロイモノが出走します。
 注目は◎オーシャンウイナー。定量戦の天馬賞では勝ち馬に突き放されての3着でしたが、今回はサクラヒメ790キロに対しこの馬は780キロと重量比較で断然有利。4歳時のポプラ賞では10キロ重い790キロで制しているのも恵まれており、連覇を目指します。
 A1級馬は今季の賞金額に関係なく牡馬760キロ(牝馬740キロ)で出走可能。○マルホンリョウダイは、天馬賞4着でしたが、オーシャンウイナーとはほぼ同時に障害を降りて切れ味の差。A1昇級初戦だったことを考えればオープン馬相手によく戦いました。オーシャンウイナーと20キロ差つけば差はないはず。
 A1級の4歳牝馬▲ダイヤカツヒメは、最軽量740キロが魅力。2月の重賞・チャンピオンカップでは、メムロボブサップ、アオノブラックらを相手に760キロで障害ひと腰から残り10メートルまで優勝争いに加わって5着と見せ場を作りました。
 △サクラヒメは、前走の牝馬重賞・ヒロインズカップは50キロ差のトップハンデで追い込んで5着ですが、脚を余していた印象。定量戦の天馬賞が持ったままの楽勝だっただけに、無印にはできません。

【第25回開催3日目】
 3月13日(月)のメイン第11レースには、白樺賞(A1級-1組混合・19:25発走予定)が行われます。

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 今季の収得賞金が少ないオープン馬と、収得賞金が多いA1級馬による争い。出走10頭中9頭の前走条件はオープン・A1級の混合ですが、特別戦(雪月花特別)から4頭、平場戦から5頭が出走します。
 平場戦組から◎ニセコヒカルに期待します。3走前の牝馬重賞・ヒロインズカップ2着、2走前の如月特別(A1級-1組)3着など、今季の馬券絡みは特別戦・準重賞・重賞でしたが、前走の平場戦でも3着と好走。やや時計がかかる馬場になっているとはいえ、不適な条件でも馬券絡みして調子の良さをアピールしています。特別戦になるのは当然歓迎です。
 ○ヤマトタイコーは、オープン-2組の特別戦、準重賞、雪月花特別と3走続けて3着。前走は勝った実績断然アアモンドグンシンから離されたものの、キョウエイリュウの追撃は振り切っています。キレよりしぶとさというタイプだけに、特別戦の流れは合っています。
 ▲キョウエイリュウは、雪月花特別4着。近走、障害で崩れたのは2走前のウインターカップ(オープン)だけで、基礎重量が10キロ増えても大丈夫でしょう。
 △ジェイエースは、前走の平場戦が3番人気で10着と不本意。ただ、それまで特別戦で好走続きだったことを考えれば、見直す余地はあります。

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