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今週の見どころ(10/5~10/7)

2024年10月 3日(木)

 10月5日(土)のメインに組まれている疾風賞から、年明けに行われる準重賞・スピードスター賞を目指す定量500キロ路線がスタートします。かつては予選として4レースが実施されていましたが、現在ではこの疾風賞と地吹雪賞(12月28日予定)の上位5頭に出走資格が与えられます。サクラヒメは22年疾風賞、23年地吹雪賞、24年スピードスター賞とこの路線で3戦3勝。今年はこの疾風賞をステップに選びました。初参戦馬2頭の走りにも注目です。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…9万0,020円
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【第13回開催4日目】
 10月5日(土)のメイン第11レースには、疾風賞(3歳以上選抜・20:05発走予定)が行われます。

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 サクラヒメとキングフェスタが定量500キロ路線では、22年の疾風賞以来2度目の対決を迎えます。
 ◎サクラヒメは、定量500キロ路線では24年スピードスター賞など3戦して負けなし。ベストタイムは、前回対戦した22年の当レースでマークした44秒4(馬場水分3.0%)です。当時はサクラヒメが470キロで1着、キングフェスタは480キロでコンマ4秒差2着。スピードスター賞は、サクラヒメが競走除外でキングフェスタが42秒2(馬場水分1.6%)のタイムで逃げ切り、スピード王に輝きました。持ち時計は甲乙つけがたいですが、今回キングフェスタと20キロ差ということを考えると、サクラヒメに分がありそうです。
 ○キングフェスタは、昨季は定量500キロ路線には参戦せず、4歳シーズン三冠を達成しました。5歳シーズンの今季は未勝利だけに、実績ある条件で巻き返しを狙いたいところ。
 ▲ツガルノヒロイモノは、23年疾風賞の勝ち馬で、スピードスター賞ではサクラヒメの1秒9差3着。障害を降りてじわじわ離され見せ場までした。ただ今回も出走している5~8着馬には、3秒6から10秒5もの差をつけており、二強のどちらかが崩れれば浮上しそうです。
 △タカナミは、2年続けてスピードスター賞に出走し、23年が3着、24年が5着。46秒4(馬場水分1.6%)は二強に次ぐ速い持ち時計で連争い候補の1頭といえます。

【第13回開催5日目】
 10月6日(日)のメイン第11レースには、田山産業ばん馬大会記念(オープン混合・20:00発走予定)が行われます。

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 休み明けや夏場に順調さを欠いた、重い賞金ハンデを課されているなど割引材料があるオープン馬が少なくありません。
 期待したいのは◎ヘッチャラ。今季未勝利ですが北斗賞5着など5歳シーズンでも健闘を続けています。今回、主戦の菊池一樹騎手はオーシャンウイナーに騎乗しますが、大きな減点にはならないはず。
 その○オーシャンウイナーは、相手に恵まれたとはいえ2連勝中。前開催の岩見沢記念は回避しましたが、重量790キロの旭川記念でのレースぶりから高重量で勝ち負けするにはもう少し経験を積みたいところ。735キロなら3連勝も可能。
 ▲キョウエイリュウは、格下A1級ですが夏場も休まずに使われ、8月26日の朝霧特別(オープン・A1級混合)で5着など大崩れが少ない成績。相手は強くても順調さが強みです。
 △アオノブラックは実績断然。ただ旭川記念での出走取消があり約4カ月ぶりの実戦。4歳△タカラキングダムは、世代限定重賞3連勝中ですが、唯一賞金ハンデ20キロを課されています。どちらも実力上位ですが今回は押さえまで。

【第13回開催6日目】
 10月7日(月)のメイン第11レースには、寒露特別(A2級混合-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 A2級とB1級の混合で争われます。
 ◎ダイリンファイターは、前開催の千樹橋特別(A1・A2級混合)では2番人気で8着でした。勝ったA1級のホクセイウンカイとは10秒0差で着順ほど負け感はないももの、格上相手では障害でミスが出ると命取りになります。今回は格下B1級との混合だけに、逃げ切った同条件の2走前・JRAジョッキーDAY特別の再現が期待できます。
 ○リュウセイペガサスは、JRAジョッキーDAY特別こそ騎手が初騎乗で10着でしたが、続くA2級の特別戦2着、格上相手の千樹橋特別で4着に健闘しています。こちらも引き続き勝ち負け。
 B1級馬では▲マツノタイガーに注目します。JRAジョッキーDAY特別で4着に好走していましたが、鈴木恵介騎手に戻った近2走では1、2着とさらに前進。昨季A2級で上位争いしていた戦歴からも差はないはず。
 △マサタカラは、千樹橋特別こそ6着でしたが、JRAジョッキーDAY特別で3着。末脚が生かせる展開で浮上します。

今週の見どころ(9/28~9/30)

2024年9月26日(木)

 年間25開催で実施されているばんえい十勝は、今週からの第13回開催で折り返しとなります。30日(月)に組まれている秋桜賞は、11月3日に行われる3歳二冠目・ばんえい菊花賞の前哨戦です。なお次開催・10月13日のナナカマド賞からは2歳重賞もスタートします。
 29日(日)には帯広競馬場にて、『オッズパークpresentsガールズケイリンDAY 2024 in帯広競馬場』が行われます。今年の女子オールスター競輪ファン投票にて2位となった日野未来選手をはじめ4選手が来場し、エキシビションレースへの騎乗やトークショーなどを行います。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…2万2,120円
5重勝単勝式…27万9,370円

帯広競馬場コースの砂の入れ替えを実施します(詳細はこちら

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【第13回開催1日目】
 9月28日(土)のメイン第11レースには、ペルセウス特別(B1級-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 ◎エムタカラは、3開催前の涼風特別(B1・B2級混合)が2番人気で2着。人気薄の馬に振り切られましたが、切れ味を発揮し見どころ十分。1開催休んでのB1昇級初戦だった前開催は平場の4組で勝利。近2走でこのクラスで通用する力を示しています。今回は賞金ハンデ5キロを課されますが、相手なりに駆けるタイプで大崩れはないでしょう。
 ○ホクショウカップは、昨季A1格付で実績上位。今季降級しても勝ちみに遅いのは変わりませんでしたが、馬場のロータリーハローがけが始まってから5戦2勝、2、3着各1回と上昇。前走は格上A2級混合の特別戦を差し切っており、砂の入れ替えはマイナスには働かないはず。
 ▲ローランドは、涼風特別で逃げて3着。続く一戦5着で、前開催の野分特別(B1・B2級混合)2着からのB1昇級初戦です。前走から重量25キロ増でも、充実しており突破できそう。
 △ジェイホースは、涼風特別が実質のB1級初戦で5着から、菊月特別(B1・B2級混合)4着、平場の4組・3着と安定。障害巧者で特別戦は向き、前走でコンマ4秒先着されたエムタカラと5キロ差つけば逆転も十分です。

【第13回開催2日目】
 9月29日(日)のメイン第11レースには、ガールズケイリンDAY24(A1級・20:00発走予定)が行われます。

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 前走が、秋陽特別(A1級)か千樹橋特別(A1・A2級混合)だった馬の対戦。
 相手関係が厳しかった秋陽特別組に注目で、なかでも中心は◎カイセドクター。夏場にオープン混合戦で連対しており、2番人気に推され6着でしたが、2着ヤマノコーネルとは2秒2差で着順ほど負けていません。引き続きチャンスのある組み合わせです。
 ○センリョウボスは、単勝最低人気で逃げ切って波乱を演出しました。7月の旭川記念に挑戦後の2戦が見せ場に乏しかったものの、オープン混合だった2走前の5着が復調の兆しだったのかもしれません。
 ▲ヤマノコーネルは、接戦の2着争いを制しました。障害で苦戦した2走前(8着)を挟んだ4走はすべて馬券に絡んでおり、ここも上位争いが見込めます。
 千樹橋特別組では1着△ホクセイウンカイに期待。前走は格下相手だったとはいえ、勝ちみを覚えたとしたら侮れません。引き続いての鈴木恵介騎手も魅力です。

【第13回開催3日目】
 9月30日(月)のメイン第11レースには、オッズパーク杯秋桜賞(3歳オープン・20:15発走予定)が行われます。

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 8月25日に実施された4歳混合重賞・はまなす賞を使われていた馬が上位でしょう。
 ◎ミチシオは、7月7日に行われた3歳一冠目・ばんえい大賞典では、ホクセイハリアーとの追い比べの末1秒3だけ先着され2着、はまなす賞は3歳として最先着の5着と世代上位の実力馬です。今回はA2級の負担重量680キロでトップハンデですが、2走前のA1級混合の特別戦で685キロながら障害ひと腰と、克服できる素地はあります。
 ○スマイルカナは、黒ユリ賞を圧勝した2歳シーズンの女王で、イレネー記念でも2着。今季もばんえい大賞典4着、はまなす賞はミチシオに次ぐ6着と牡馬相手に健闘しており、上位争いできるはず。
 ▲ウルトラコタロウは、重賞を5戦してうち4戦が3着と重量が増えるのを苦にしないタイプです。はまなす賞こそ8着でしたが、4歳馬が相手だっただけに度外視可能。
 △ホクセイハリアーはばんえい大賞典馬で、はまなす賞は回避しています。ミチシオとは引き続き10キロ差だけに今回も有力な1頭といえます。

今週の見どころ(9/21~9/23・9/22銀河賞)

2024年9月19日(木)

 22日(祝・日)のメインには4歳シーズン三冠の第2弾・銀河賞が組まれています。2歳シーズンの三冠は3頭が分け合いましたが、3歳以降の四冠は、タカラキングダム(ばんえいダービー、柏林賞)、マルホンリョウユウ(ばんえい大賞典、ばんえい菊花賞)と2頭が2勝ずつ。4歳一冠目の柏林賞では、2着に上がり馬クリスタルゴーストが割って入りました。年明けに定量で行われる三冠目・天馬賞へ向け、さらなる新星の登場にも期待したいところです。
 なお前週に続き、今週も3歳以上のレースは通算収得賞金順で編成されます。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…8万5,260円
5重勝単勝式…32万5,500円

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【第12回開催4日目】
 9月21日(土)のメイン第11レースには、秋陽特別(A1級・20:05発走予定)が行われます。

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 前走がポテト特別(A1・A2級混合)かA1級-2組混合(オープンとA1級の混合)だった馬がほとんど。
 ポテト特別2着◎キョウエイリュウに注目します。今季A1級スタートから6走目の平場戦で勝利を挙げると勢いが出て、その後の6戦が1勝、2着2回、3着1回。1勝は7月15日の同条件・さざなみ特別で、現オープンのブラックサファイアの追い上げをしのいでいます。相手強化はなく引き続き勝ち負け。
 ○カイセドクターは、ポテト特別では1番人気で4着でしたが、キョウエイリュウを追い上げわずか1秒9差。2走前の朝霧特別(オープン・A1級混合)ではこちらが先着しているように実力は互角です。
 ▲ミノルシャープは、前走A1級-2組混合で4着。23年1月を最後に勝利がありませんが、気温が高い時季は得意で近走大崩れがありません。朝霧特別では、5着キョウエイリュウとコンマ2秒差の6着。前半でためがきけば最後までしっかり歩けます。
 3頭いる5歳馬では△ジェイホースワンが筆頭格。8月4日の道産牛乳飲んで健康に特別(A1・A2級混合)ではゴール前でキョウエイリュウをとらえ勝利を挙げています。

【第12回開催5日目】
 9月22日(祝・日)のメイン第11レースには、4歳シーズンの二冠目・第32回銀河賞(20:00発走予定)が行われます。

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 オープン740キロを基準とするクラス別定重量戦で、今季の収得賞金額が多いオープン馬タカラキングダムには賞金別定10キロが課され、トップハンデ750キロ。B1級の牝馬スーパーチヨコの690キロまで最大60キロ差つきます。8月10日の山鳩賞(4歳オープン)を使われた馬が8頭おり、その1~3着馬は、8月25日の3歳との混合重賞・はまなす賞でも上位を独占しました。
 ◎クリスタルゴーストは、山鳩賞1着、はまなす賞2着。6月23日に行われた4歳シーズン一冠目・柏林賞では重賞初挑戦ながら2着に逃げ粘っており勢いがあります。これだけの活躍をしながら格付はA2。トップハンデのタカラキングダムより30キロ重量が軽いのは恵まれています。
 その○タカラキングダムは、ばんえいダービー馬で、今季、柏林賞、はまなす賞と重賞を連勝と実績断然。2着に敗れた山鳩賞が今回と同じくクリスタルゴーストと30キロ差だっただけに対抗格ですが、貫録を示す可能性も十分。
 ▲ジェイライフは、山鳩賞、はまなす賞とも3着。ばんえいダービーには出走していたものの見せ場に乏しく、4歳になって急上昇しています。クリスタルゴーストはレース間隔を空けての臨戦で、タカラキングダムとはハンデ差があります。前走でキョウエイリュウらオープン経験馬を相手に圧勝しているのも魅力です。
 △マルホンリョウユウもオープン馬ですが、賞金ハンデの加増なく740キロで出走可能。しかし、はまなす賞では3着ジェイライフから12秒9離れた4着。3歳二冠や、柏林賞3着など実績上位ですが、新興勢力に押されぎみの印象を受けます。

【第12回開催6日目】
 9月23日(振・月)のメイン第11レースには、野分特別(B2級混合-1組・20:05発走予定)が行われます。

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 B1級とB2級の混合ですが、B1級はサカノローゼン1頭のみです。
 好調馬が多いものの、近走の特別戦経験を買って◎ローランドに期待します。世代限定以外の特別初挑戦が4開催前・7月27日のルビー特別(B2級-1組)で、一旦は先頭に立っての3着と好内容。その後3走も特別戦で3、3、5着と堅実に駆けています。ここは唯一の4歳馬で若馬減量も生きるでしょう。
 ○サカノローゼンは、近3走中2走で特別戦を使われています。10、8着と結果は伴わないものの、障害はスムーズにまとめています。格下相手だけに勝負に出れば一変も考えられるところ。
 ▲サカノダイヤは、昨夏には2クラス上のA2級の特別戦で連対実績があります。前走のB2級-6組が今季初勝利で、勝ちみを覚えたなら軽視できません。
 △クロオビは、昨季B2級で1勝止まりでしたが、今季はすでに2勝し、8戦連続5着以内と10歳にして充実。古馬の特別戦は5歳3月に1度だけ走って6着ですが、近況からは侮れません。

今週の見どころ(9/14~9/16・9/15岩見沢記念)

2024年9月12日(木)

 今週からの第12回開催では、重賞が2つ組まれています。前半の15日(日)に行われるのは3歳以上による岩見沢記念です。ばんえいの重賞でも伝統と格式ある四市記念競走の第2弾。同じ『別定1-b』(今季の収得賞金280万円につき10キロ加増)という条件だった7月の旭川記念はハンデ差がつきませんでしたが、今回はメムロボブサップが出走し、最大20キロ差ついての争いです。
 なお今週・来週は、3歳以上の1走目が通算収得賞金順で編成されます。普段とは違った顔ぶれのレースも多く馬券的な妙味もありそうです。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…1万3,300円
5重勝単勝式…22万7,780円

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【第12回開催1日目】
 9月14日(土)のメイン第11レースには、デイリースポーツ杯(B1級-1組混合・20:05発走予定)が行われます。

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 ウンカイタイショウのみA2級で、その他9頭はB1級です。
 ◎マツノタイガーは、前開催の菊月特別(B1・B2級混合)を1番人気で勝利。2、3走前のA2級混合の特別戦でも善戦できていましたが、さすがに格下相手では力上位でした。今回のA2級馬は大きな着順続きのウンカイタイショウだけ。連勝も十分です。
 ○レジェンドボスは、菊月特別の5着馬。マツノタイガーより先に障害を越えながら踏ん張れないことが多いものの、通算収得賞金順の今回のメンバーに入れば好勝負が期待できます。
 ▲ホクショウカップは、前開催の長月特別(B1級-2組)では障害での苦戦が響き2番人気で7着。ただ重量慣れが見込め見直せます。
 △キタノボブサップも、菊月特別では3番人気で8着と残念な結果でした。馬場は軽めのほうが動ける印象がありますが、流れに乗れれば上位と差はないはず。

【第12回開催2日目】
 9月15日(日)のメイン第11レースには、重賞・第60回岩見沢記念(20:00発走予定)が行われます。

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 通算収得賞金順上位馬では、1位メムロボブサップ、5位インビクタ、7位クリスタルコルド、9位コマサンエースが出走。有力なのはその4頭です。
 ◎メムロボブサップが、今季初戦からの連勝を6に伸ばしそう。今季の重賞2勝、ばんえい十勝オッズパーク杯はオープン馬同一重量、ばんえいグランプリもファン選抜戦で牡馬同士では10キロ差しかつきませんでしたが、今回の20キロ差はまだ恵まれています。過去1年、現役馬で唯一先着を許しているアオノブラックが不在ならまず崩れることはないはず。
 同じく今季重賞2勝の○クリスタルコルドは、メムロボブサップと同じ重量800キロだったばんえいグランプリでは詰めを欠いて4着でした。今回は10キロ差つくことで巻き返しはありえますが、初の800キロ超の830キロがどうか。ここで結果を出せれば今後の高重量戦へ視界が広がります。
 ▲インビクタは、ばんえい十勝オッズパーク杯、ばんえいグランプリとも3着。勝ちみには遅くても連争い候補としては有力でしょう。
 △コマサンエースは、ばんえいグランプリの2着馬。ほぼ同時に障害を越えたメムロボブサップにジワジワ離されましたが、この馬なりに粘りました。好相性の金田利貴騎手へ戻るのは間違いなくプラスといえます

【第12回開催3日目】
 9月16日(祝・月)のメイン第11レースには、千樹橋特別(A2級-1組混合・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 A1級6頭、A2級4頭による争い。
 ◎マサタカラは、前開催の第51回別海町馬事競技大会(A2級)を1番人気で勝利。5走前のA2級混合の特別戦を勝ちA2へ昇級後、自己条件では3、1着と崩れていません。今回は格上のA1級が相手ですが、通算収得賞金順のため近況ひと息の馬が多数。連勝も十分です。
 ○リュウセイペガサスは、第51回別海町馬事競技大会で2着。マサタカラとは近5走すべて対戦し、2勝3敗という成績。とはいえ前走はこちらが賞金ハンデのぶん5キロ重く、差し切られたとはいえ差はわずか3秒9。同じ重量の今回は逆転可能。
 ▲ダイリンファイターは、2開催前・8月19日のJRAジョッキーDAY特別(A2・B1級混合)を逃げ切っています。ただし3着マサタカラ、10着リュウセイペガサスとも障害でロスがありました。どちらかが崩れることが浮上の条件です。
 格上A1級では△トワトラナノココロが筆頭格。2開催前・8月17日のアルタイル特別(A1・A2級混合)を逃げ切って今季初勝利を挙げています。軌道に乗るかと思われましたが、前回が競走除外で取捨に迷うところ。

今週の見どころ(9/7~9/9)

2024年9月 5日(木)

 9月1日のメインに行われたマロニエ賞(オープン)は、追い込みを決めた4歳馬タカラキングダムが古馬オープン(混合戦を除く)初勝利を挙げました。なおメムロボブサップが20年に、キングフェスタも昨年、4歳時のマロニエ賞で古馬オープン初制覇を成し遂げています。両馬ともその後、4歳シーズン三冠馬に輝いており、今年の柏林賞馬であるタカラキングダムの活躍にも注目です。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…87万7,730円
5重勝単勝式…なし

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【第11回開催4日目】
 9月7日(土)のメイン第11レースには、菊月特別(B1級-1組混合・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 B1級とB2級の混合戦です。◎マツノタイガーは、前開催のJRAジョッキーDAY特別(A2・B1級混合)では9番人気で4着。格上のA2級馬が1、3着で、2着は4戦連続連対中のロングビユウテイと骨っぽい相手関係での5秒2差は評価できます。今季B1級の特別戦で馬券絡みがあり、今回はB2級との対戦。主戦の鈴木恵介騎手に戻るのも好材料と言えます。
 4歳馬が4頭おり、筆頭格は○ジェイホース。前開催の涼風特別(B1・B2級混合)がB1昇級後初の自己条件で、格下相手での5着はやや物足りない感もあります。今回も同条件ですが馬場が乾きそうなのが大きな違いで、流れに乗って反撃が期待できます。
 ▲サクラヤマトが4歳の2番手です。JRAジョッキーDAY特別は8着。各10、8着だった2、4走前の4歳限定戦も同様で、相手が強いと前半で遅れを取ってしまいますが、B2級との混合なら変わる可能性があります。
 △コウシュハテンセイは、涼風特別がB2昇級初戦ながら残り20メートルで先頭に立ち押し切りました。伸び盛りの4歳で今季初戦からの連続3着以内を9に伸ばしていますが、今回は相手が揃った印象で押さえまで。

【第11回開催5日目】
 9月8日(日)のメイン第11レースには、第51回別海町馬事競技大会(A2級・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 A2級単独での特別戦は、6月8日のジュノー特別以来。同レースに出走していたのは6着マルモタイショウのみでメンバーは大きく変わっています。
 注目は◎ロングビユウテイ。ジュノー特別が行われた開催はB1・B2級の混合戦で4着でしたが、その後3連勝し、近2走はA2・B1級混合の特別戦で連続2着と充実しています。今回も同条件ですが、B1からA2へ昇級したのに加え、賞金ハンデ5キロも課され重量的に厳しくなります。しかし勢いを信頼する手でしょう。
 ○マサタカラは、前開催のJRAジョッキーDAY特別(A2・B1級混合)では、ロングビユウテイに先着されての3着でしたが、7月にはA1級混合の特別戦を差し切っています。成績にムラがありますが、実力上位なのは間違いありません。
 ▲マルモタイショウは、2開催前の同条件・ベガ特別でロングビユウテイを2着にしりぞけています。冒頭に記した通りA2級歴が長く、そろそろ卒業の順番でしょう。
 △コウシュハハリアーは、ベガ特別の4着馬で前走はA1級馬を相手に2着と好走しています。A2昇級後大きな着順続きでしたが、クラス慣れを感じさせます。

【第11回開催6日目】
 9月9日(月)のメイン第11レースには、ポテト特別(A1級混合-1組・20:15発走予定)が行われます。

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 A1級とA2級の混合で、A2級の2頭はともにB1からの昇級初戦で臨みます。
 ◎カイセドクターは、前開催の朝霧特別(オープン・A1級混合)では逃げたオープン馬オーシャンウイナーを追いかけ1秒0差まで迫ったところがゴール。3、4着もオープン馬で、価値ある2着でした。今季A1級限定の特別戦で3着2回もあり、相手が下がるここは勝機十分といえます。
 ○キョウエイリュウは、朝霧特別では末脚切れるゴールドハンター(4着)にゴール前でつかまったとはいえ5着なら悪くありません。7月15日のさざなみ特別(A1級)では、3着カイセドクターを10秒以上離して勝利しており力量は互角以上。ただ、賞金ハンデ5キロを課されているぶん対抗評価です。
 前開催で朱雀賞(5歳オープン)を使われた馬が5頭います。▲ヤマノコーネルは、朱雀賞でメンバー最先着の3着。2着だった2開催前の道産牛乳飲んで健康に特別(A1・A2級混合)での1着ジェイホースワン、3着キョウエイリュウとの追い比べは見ごたえがありました。ここも当然有力な1頭。
 △ジェイホースワンは、朱雀賞の4着馬。ヤマノコーネルとは近2走同重量でしたが、今回はこちらが5キロ重いのが微妙に影響しそうです。

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