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今週の見どころ(7/6~7/8・7/7ばんえい大賞典)

2024年7月 4日(木)

 7月7日(日)のメインには、3歳三冠の初戦・ばんえい大賞典が組まれています。オープン馬には今季の収得賞金に応じたハンデが課されますが、現在の3歳の最高格付はA2級のライジンサンのため、クラスハンデのみで重量差がつきます。今季の3歳オープン特別2戦は、とかち皐月賞をフレイムファースト、とかちダービーをミチシオがそれぞれ勝利。昨季を重賞3連勝で締めくくったライジンサンは今季初戦でここに挑みます。王者不在の間に力をつけてきた馬がどこまで迫れるでしょうか。

★★ばんえいグランプリのファン投票受付中(7/15まで)★★

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
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5重勝単勝式…なし

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【第7回開催1日目】
 7月6日(土)のメイン第11レースには、筋肉マシマシ東スポ餃子賞(A2級混合・20:00発走予定)が行われます。

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 A2級とB1級の混合で、前走はA1・A2級混合の天の川特別、4歳重賞・柏林賞、A2・B1級混合のこと座特別、B1級-1組の拓成湖特別ほか様々です。
 もっとも相手が揃っていた天の川特別組から◎リュウセイペガサスに注目します。A2昇級2走目で格上相手ながら障害を3番手でクリアし、A2級馬として最先着の6着を確保しました。昨季の最終出走がA1級-1組の大平原特別で2着だけに、ゆくゆくはもっと上での活躍が期待できるはず。
 ○ダイリンファイターは、大平原特別を逃げ切って勝利。今季も対リュウセイペガサスでは3戦とも先着しています。しかし今回対抗評価なのは、賞金ハンデ5キロを課された前走・ジュノー特別(A2級)ではやや障害で苦戦し、今季はじめてリュウセイペガサスより後に障害を越え大接戦となったため。基礎重量が10キロ増えており隙が生まれるかもしれません。
 ▲ノエルブランは、ジュノー特別7着から、前走のこと座特別で4着と前進。レースぶりがよくなっており、骨っぽい相手でも警戒が必要。
 ジュノー特別、こと座特別とも6着だった△マルモタイショウを押さえに。

【第7回開催2日目】
 7月7日(日)のメイン第11レースには、重賞・第49回ばんえい大賞典(3歳・20:00発走予定)が行われます。

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 トップハンデ680キロがA2級の牡馬ライジンサンで、最軽量650キロがB2級の牝馬スマイルカナ。牡馬同士では最大20キロ差つきます。
 ◎ライジンサンは、間隔を空けながら5連勝で3月のイレネー記念を制し昨季を締めくくりました。重賞3勝は圧倒的な実績。少し賞金を稼げばA1に昇級しハンデがさらに不利になることを考えれば、無理に出走を重ねる必要はなく、今季初出走でもここ一本で調整されてきたとみるべきでしょう。
 相手はイレネー記念2着の○スマイルカナ。離れた障害クリアからライジンサンに3秒0差まで迫っています。当時からハンデ差が10キロ広がることを考えれば逆転の可能性も。ばんえい大賞典で直近の牝馬の勝利は21年イオンですが、黒ユリ賞の勝ち馬というのは同じででも、牡馬相手の定量戦・イレネー記念で2着があるぶんこちらのほうがキャリア上位といえます。
 ライジンサンが不在だったとはいえ、6月のとかちダービー(3歳オープン)の勝ち馬▲ミチシオも有力。2月の牡馬限定重賞・翔雲賞でライジンサンの2着もあります。
 △ウルトラコタロウは、翔雲賞とイレネー記念が3着で、とかちダービー2着。ミチシオの10勝、ライジンサンの8勝、スマイルカナの7勝などと比べ、通算3勝は劣勢ですが、重賞で3戦とも3着と底力があります。

【第7回開催3日目】
 7月8日(月)のメイン第11レースには、瑞鳳賞(5歳牡馬オープン・19:55発走予定)が行われます。

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 次週の13日には牝馬による白鳳賞が行われ、8月18日の準重賞・朱雀賞で5歳のナンバーワンを争います。
 天馬賞など世代重賞7勝のキングフェスタが不在。ほかのオープン馬の実力は拮抗していますが、ひとまず天馬賞で2着だった◎ツガルノヒロイモノに期待します。古馬重賞初挑戦となった4月のばんえい十勝オッズパーク杯は9着。勝ち馬メムロボブサップとは接戦歴もありましたが、ここぞの舞台では経験不足を感じさせる結果でした。6月16日の北斗賞(負担重量770キロ)を回避したことで、立て直した障害を崩さずにここへ臨むことができ、強敵不在のチャンスをモノするか。
 ○ヘッチャラは、天馬賞の3着馬で、北斗賞は人気通りの5着。ツガルノヒロイモノ、ヤマカツエースらとは今季も対戦し、先着したりされたりしています。決め手比べではツガルノヒロイモノに分があるだけに、逃げが理想でしょう。
 条件級では▲ホクセイウンカイに注目します。クラス別定の柏林賞、銀河賞がともに4着。キングフェスタ不在のオープン勢と10キロ差つけば見せ場以上も。
 3頭目のオープン馬△ヤマカツエースは、天馬賞4着、北斗賞6着。力通りなら上位争いに加わります。

今週の見どころ(6/29~7/1)

2024年6月27日(木)

 6月16日(日)に行われた重賞・北斗賞は、5歳馬クリスタルコルドが、アオノブラック、インビクタら人気の8歳馬をしりぞけ金星を挙げました。7月1日(月)のメインミントスポット杯では、賞金ハンデを課され目標にされる立場となりますが、好走できれば、現在実施中のばんえいグランプリの出走馬を決めるファン投票において大きなアピールとなるはずです(※クリスタルコルドは回避となりました)。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…41万3,840円
5重勝単勝式…25万9,770円

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【第6回開催4日目】
 6月29日(土)のメイン第11レースには、渡島家畜商北斗大野輓馬大会(B2級-1組・19:55発走予定)が行われます。

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 今季開幕週に実施された水晶特別以来となるB2級-1組の特別戦ですが、同レースに出走していた馬はいません。
 ◎サカノハマナカを中心視します。古馬の特別初挑戦か実績に乏しい馬が多いなか、昨季B1級の特別戦で馬券絡みがあるキャリアは信頼できます。B3からの昇級初戦でも勝ち負けできるはず。
 今季メンバー中で唯一、特別戦に出走しているのが○フェアリーマイ。5月20日のスーパートレーナー賞で7着でしたが、B2級馬として最先着で、前走の2組で今季初勝利を挙げています。A2からの降級馬でキャリア上位ですが、決め手勝負型でやや展開に左右されます。
 ▲ジェイホースは、古馬混合の特別戦初出走ですが、3月のクリスタル特別(4歳オープン)で2着があります。現在4歳馬の通算収得賞金順13番目。賞金が高い特別戦を勝って、9月の二冠目・銀河賞出走を目指したいところ。
 △レッドクイーンは、昨年12月に同条件で2着。3戦連続連対の好調さも魅力です。

【第6回開催5日目】

6月30日の新馬情報
第2レース]ヒナタクイーン 第5回能力検査3番時計(2:42.7)

 6月30日(日)のメイン第11レースには、天の川特別(A1級-1組混合・20:00発走予定)が行われます。

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 A1級7頭、A2級3頭のいずれも好調馬ですが、A1級から◎ブラックサファイアに注目します。勝った次走で大敗するなど成績にムラがありますが、2走前を勝つと、前走のシルバーカップ(オープン・A1級混合)でも末脚冴えて2着に入りました。当日の夜は天気が崩れる予報。馬場状態に影響を与えるほどの降雨があれば、スピードをいかしここも好走が期待できます。
 ○ジェイホースワンは、今季降級したA2級の特別戦で3、3、2着と障害巧者らしい安定したレースぶり。A1昇級初戦の前走シルバーカップも5着とはいえ障害はひと腰と悪くありません。前走(馬場水分2.3%)ほど時計勝負にならなければ反撃があるはず。
 ▲ダイヤカツヒメは、シルバーカップ4着ですが、今季A1級単独か、A2混合の特別戦では2戦2勝。ブラックサファイアと同様、軽めの馬場は悪くありませんが、あまり速い展開では障害でモロさが出てしまうかもしれません。
 △キョウエイリュウは、特別戦の重量では苦戦していますが、前走平場のA1級-2組を逃げ切って今季初勝利。なお同じ日の2歳戦で同厩舎・同馬主の半弟キョウエイエースも逃げ切っています。もともと実績上位だけに勝ち癖がついたなら無視できません。

【第6回開催6日目】

7月1日の新馬情報
第2レース]ミカン 第5回能力検査1番時計(2:27.4)
第3レース]セイナン 第4回能力検査10番時計(2:38.0)

 7月1日(月)のメイン第11レースには、ミントスポット杯(オープン・20:05発走予定)が行われます。

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 次回の古馬オープン重賞は2週間後、7月14日の旭川記念。収得賞金上位馬では、今回、メムロボブサップ、アオノブラック、キングフェスタ、インビクタらの名前がありませんが、5月の牝馬重賞・カーネーションカップを制したサクラヒメが1カ月ぶりの出走となります。
 その◎サクラヒメは、今季3戦して2勝、2着1回。前走5月26日の大雪賞(オープン)では、インビクタにコンマ7秒振り切られましたが2着。昨年7月からの連続3着以内を12へ伸ばしています。前述のとおりここは恵まれたメンバー構成。相手探しといえます。
 ○ヘッチャラは、大雪賞4着、6月16日の重賞・北斗賞5着と安定。大雪賞はバテたツガルノヒロイモノを交わしているように、切れよりはしぶとさが持ち味です。
 ▲ツガルノヒロイモノは、北斗賞を回避したためレース間隔が空きますが、前走の大雪賞では直線一旦は先頭と見せ場を作って6着。開幕後しばらく苦戦していた障害に安定感が出ており、雨の影響がある馬場なら粘りが増すはず。
 △コウテイは、今季5戦して、北斗賞では7着も、大雪賞3着など特別戦ではすべて馬券絡み。こちらは馬場は軽くないほうが力を出せるでしょう。

今週の見どころ(6/22~6/24・6/23柏林賞)

2024年6月20日(木)

 世代三冠重賞のスタートは4歳から。23日(日)のメインには柏林賞が組まれています。12月のばんえいダービー後、一線級が出走する可能性がある4歳オープン特別戦は、白雪賞(1月29日)、すずらん賞(4月27日)、ライラック賞(6月3日)の3レースあり、重賞での勝ち鞍がないホクセイタイヨウが2勝、クリスタルゴーストが1勝しています。今回はライラック賞から一気の重量増となることで、重賞勝ちがあるキャリア上位馬の反撃があるかもしれません。
 8月11日(日)に実施される重賞・ばんえいグランプリの出走馬を決めるファン投票が22日(土)13時から始まります(詳しくはこちら)。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…25万3,260円
5重勝単勝式…なし

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【第6回開催1日目】
 6月22日(土)のメイン第11レースには、拓成湖特別(B1級-1組・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前開催の同条件・ムーンストーン特別から7頭が参戦していますが、上位2頭は24日のA2級混合戦にまわったため不在です。
 ◎ジェイファイターは、ムーンストーン特別が昇級初戦ながら逃げて4着に健闘。しかし昨季A2級で勝ち星があり、これくらいは走れても不思議ありません。前走で先着されたマツノタイガーは障害にムラがあり、こちらのほうが確実性で上回ります。
 ○マサタカラは、5月には同条件で3着があるものの、近走は障害で手間取りが目立ち、ムーンストーン特別は3番人気で8着でした。ただ、前走1、2着馬が不在でペースが緩めば差し脚が届くかもしれません。
 ▲マツノタイガーも末脚には自信を持っています。流れに乗って運べれば、3着だったムーンストーン特別くらいはやれるはず。引き続いての鈴木恵介騎手なら障害をスムーズにまとめてくる可能性はあります。
 △ゴールデンペガサスも同型で、ムーンストーン特別は追い込んで5着。こちらも展開次第で食い込む余地はあります。

【第6回開催2日目】
 6月23日(日)のメイン第11レースには、重賞・第18回柏林賞(4歳・20:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 10頭すべてが、6月3日のライラック賞(4歳オープン)に参戦。当時から昇級したサクラヤマト、キタノミネは50キロ増、ほかの馬は40キロ増での争いです。
 ◎クリスタルゴーストに期待します。3歳までは目立つ存在ではありませんでしたが、年が明けてクリスタル特別、すずらん賞と4歳オープン特別戦を2勝。初の重賞出走を決めています。ライラック賞は障害で手間取り、完走はしたものの基準タイム超過のため失格。しかし1開催2走使いのゴールドトロフィー(3歳以上選抜)で僅差3着と立て直したあたり、勢いは絶えていません。
 ○マルホンリョウユウは、3歳時にばんえい大賞典、ばんえい菊花賞を制した実績馬。すずらん賞2着、ライラック賞3着ですが、ともにトップハンデだっただけにむしろ健闘といえそう。重量が増え底力が問われる舞台だけに巻き返しも十分。
 ▲サクラヤマトもクリスタルゴーストと同様の遅咲きで、世代オープン初挑戦だったライラック賞でいきなり2着。続くゴールドトロフィーではB1に昇級しましたが、同じ重量でクリスタルゴーストを破っています。上のクラスの馬とのハンデ差をいかせばチャンスはあります。
 △ホクセイタイヨウは、ライラック賞を差し切って勝利。3歳三冠すべて2着と安定感があり、今度こそ初重賞制覇なるでしょうか。

【第5回開催3日目】
 6月24日(月)のメイン第11レースには、こと座特別(A2級混合・19:45発走予定)が行われます。

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 A2級7頭、B1級3頭による争いです。
 格下のB1級ですが◎イナサンブラックに注目。2走前にB2級-1・2組決勝を逃げ切った勢いのまま、前走B1級-1組・ムーンストーン特別と連勝を決めました。今回はA2級との混合ですが、波乱決着だった前開催のA2級・ジュノー特別の1、2番人気(4、5着)馬と1、2着(4、8番人気)馬が不在。この馬でも勝ち負けになるでしょう。
 ○アローリキヒメは、ジュノー特別を3番人気で3着と人気通りに駆けました。A2級の特別戦(混合戦含む)はこれで、4秒9、3秒0、2秒2差と3走続けて惜敗だけに、格下相手のここで結果を出したいはず。
 ▲マルモタイショウは、ジュノー特別が昇級初戦で6着でしたが、勝ち馬とは3秒7差。ゴール前で一気に伸びて2、3着争いに加わりました。クラス慣れがあればさらに接戦に持ち込めそうです。
 △レジェンドボスは、ムーンストーン特別の2着馬。今回はA2級勢が相手ですが、昨季A2で勝利実績があり格負けはありません。

今週の見どころ(6/15~6/17・6/16北斗賞)

2024年6月13日(木)

 16日(日)のメインには、3歳以上による重賞・第32回北斗賞が組まれています。今年は、23年のこのレース1着で、4月のばんえい十勝オッズパーク杯も勝っているメムロボブサップの登録がありませんでした。しかし、ばんえい十勝オッズパーク杯から若い5歳馬が増えて、8歳(アオノブラックなど3頭)対5歳(キングフェスタなど5頭 ※ツガルノヒロイモノが出走を回避し4頭になりました)の最強世代対決の様相を呈しています。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…11万7,180円
5重勝単勝式…27万4,470円

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【第5回開催4日目】

6月15日の新馬情報
第2レース]アソマルゼン 第4回能力検査1番時計(2:19.0)

 6月15日(土)のメイン第11レースには、ムーンストーン特別(B1級-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 前開催の同条件・水無月特別から4頭が参戦していますが、同じく4頭が昇級初戦で臨むのがポイントです。
 ひとまず注目は◎イワキダイヤ。水無月特別でメンバー最先着の3着に健闘しています。B1初戦だったこともあってか8番人気でしたが、障害5番手からじわじわと伸びてきました。ここも勝ち負けなら今後が楽しみです。
 ○マサタカラは、前開催では選抜戦(1着メムロボブサップ)を使われ苦戦しましたが、今季B1級-1組の特別戦では1、3着と実績上位。3走ぶりの自己条件で巻き返しが見込めます。
 ▲レジェントボスは、水無月特別では8着ですが、課題の詰めの甘さが出てしまいました。ただ今回は昇級初戦馬も多く、前残りがあるかもしれません。
 △イナサンブラックは、B2級-1・2組決勝を逃げ切っての昇級初戦。前走から重量30キロ増ですが、持ち味は障害力。昨季A2からの降級馬ということを考えてもクラスの壁は高くないはず。

【第5回開催5日目】

6月16日の新馬情報
第2レース]カツキューピー 第3回能力検査2番時計(2:44.0)
第3レース]トマランサーヨウコ 第4回能力検査3番時計(2:22.3)

 6月16日(日)のメイン第11レースには、重賞・第32回北斗賞(20:00発走予定)が行われます。全馬負担重量770キロでの争いです。

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 ◎アオノブラックが主役を譲れません。今季4戦のうち3戦でメムロボブサップと対戦し2、2、3着に敗れていますが、その強敵が不在なのは恵まれています。前走で先着を許した5歳馬の存在は気になりますが、22年以来となる北斗賞2勝目に期待できます。
 ○キングフェスタは、4月のばんえい十勝オッズパーク杯を回避。前走のスタリオンカップ(3歳以上選抜)では、メムロボブサップには及びませんでしたが、アオノブラック(3着)を残り25メートルでとらえて2着でした。試練の5歳シーズンで最初の重賞挑戦ですが、世代重賞7勝の実力を示す場面も考えられます。
 ▲インビクタは、今季初戦が4着で、続くばんえい十勝オッズパーク杯3着、近2走が2、1着と着実に着順を上げてきました。強力な同型であるメムロボブサップがおらず、逃げ切りも視野に入ります。
 ばんえい十勝オッズパーク杯4着△コウテイも逃げてこそのタイプ。ただ、前走の大雪賞(オープン)ではインビクタに差されており連下評価。

【第5回開催6日目】

6月17日の新馬情報
第2レース]キタサカエヒメコ 第4回能力検査6番時計(2:35.2)
第3レース]アアモンドラヴリー 第4回能力検査2番時計(2:19.9)

 6月17日(月)のメイン第11レースには、ゴールドトロフィー(3歳以上選抜・20:00発走予定)が行われます。

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 昨季の勝利数が多い3歳以上による選抜戦。出走は9頭で格付はA1からB2までと広く、4歳3頭、5歳5頭と若い世代が多数です。
 若馬減量がある4歳馬のうち2頭はライラック賞(4歳オープン)に出走していますが、1着ホクセイタイヨウは回避しています。
 ◎クリスタルゴーストは、3走前まで5連勝していた上がり馬ですが、前走のライラック賞では障害での転倒が響き失格(基準タイム超過)でした。ただ、敗因が障害だったことを考えると、見限れません。
 ○ギンジは、オープンから降級してきた7歳馬でキャリア上位。若馬相手で速いペースへの対応がカギですが、あっさりがあっても驚けません。
 ▲サクラヤマトは、ライラック賞2着で連勝が5でストップ。惜敗でもあり悲観する内容ではありませんが、B2からB1へ昇級しており、ハンデ面で不利な印象を受けます。
 3頭目の4歳△ホクセイキムタクは、格下B2級でライラック賞不出走。とはいえ最軽量ハンデを生かせば末脚を生かしての食い込みもありそうです。

今週の見どころ(6/8~6/10)

2024年6月 6日(木)

 9日(日)のメインにはとかちダービーが組まれています。7月7日に予定されている3歳三冠の初戦・ばんえい大賞典の前哨戦。5月13日のとかち皐月賞は、1番人気スマイルカナが3着に敗れ、勝ったのは6番人気の伏兵フレイムファーストでした。ただとかち皐月賞、とかちダービーとも重賞3勝を挙げた2歳チャンピオン・ライジンサンの登録はなし。ここも混戦との見立てが妥当かもしれません。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…3万5,350円
5重勝単勝式…33万3,690円

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【第5回開催1日目】
 6月8日(土)のメイン第11レースには、ジュノー特別(A2級・20:00発走予定)が行われます。

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 前開催の黒岳特別(A1とA2級の混合)からの5頭に、昇級初戦で臨む3頭が挑む構図です。
 注目は黒岳特別組から6着◎ダイリンファイター。今季2走目からの連勝が4でストップしましたが、A2昇級初戦でも自らがペースを作って積極的なレースぶりは好感できます。昨季A2級の特別戦で2勝と力負けはなく、前走の上位2頭が不在なら前進が見込めます。
 ○リュウセイペガサスは、B1級-1組・水無月特別を逃げ切っての昇級初戦。しかし昨季A1級-1組の特別戦で2着はダイリンファイター以上の実績でいきなり勝負になりそう。
 ▲ホクセイサクランボは、ダイリンファイターと同じく黒岳特別が昇級初戦で5着に健闘。今井千尋騎手の通算147勝(前開催終了時点)のうちこの馬でコンビ最多の7勝と好相性です。こちらも上位争い候補。
 黒岳特別4着△ピュアリーナナセが、既存のA2級馬の筆頭格。ひと押しきけば勝機が見込めます。

【第5回開催2日目】
 6月9日(日)のメイン第11レースには、とかちダービー(3歳オープン・20:00発走予定)が行われます。

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 5月13日に行われたとかち皐月賞(3歳オープン)のほぼ再戦なら、勝ち馬◎フレイムファーストに引き続き期待。先行して踏ん張りが足りないことが多いものの、とかち皐月賞では長くいい脚を使っての差し切り。2歳12月のヤングチャンピオンシップで2着に激走したときも同様のレースぶりで、ここぞというときは末脚を生かす戦法を取っている様子です。ここもハマれば勝機十分。
 ○ミチシオは、今季2走目から5、3、2、1着と成績良化。2走前のとかち皐月賞は決め手比べでわずかに劣り2着でした。新コンビの菊池一樹騎手も3度目の騎乗で、さらに持ち味を引き出せるかもしれません。
 とかち皐月賞4着▲ショータイム、同8着△ホクセイハリアーは、前述2頭と比べ先行できるタイプ。1番人気で3着だったスマイルカナが回避しており、前残りに警戒です。

【第5回開催3日目】
 6月10日(月)のメイン第11レースには、シルバーカップ(A1級-1組混合・20:00発走予定)が行われます。

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 ◎ジェイホースワンは、前開催の黒岳特別(A1とA2級の混合)2着からのA1昇級初戦。昨季もA2級で快進撃を続け、12月のA1昇級以降は勝ち星に見放されたのは気になりますが、今季は春のクラスアップで、負担重量増の影響は少ないはず。あまり人気にならないであろうここは狙い目かもしれません。
 ○ブラックサファイアは、前開催の旭岳特別(A1級)で追い込みを決め快勝。ただ連勝が2年半以上ないように続けての好走は少ないタイプ。差して届かずの場面は想定しておきたいところ。
 2開催前のエメラルド特別(A1級-1組)2着▲マルホンリョウユウ、1着△ダイヤカツヒメは、前走では着順を落としましたが、自己条件に戻れば優勝候補です。
 オープン馬△コマサンブラックは、なかなか成績が上向きませんが、格下相手のここできっかけをつかみたいところ。

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