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今週の見どころ(9/14~9/16・9/15岩見沢記念)

2024年9月12日(木)

 今週からの第12回開催では、重賞が2つ組まれています。前半の15日(日)に行われるのは3歳以上による岩見沢記念です。ばんえいの重賞でも伝統と格式ある四市記念競走の第2弾。同じ『別定1-b』(今季の収得賞金280万円につき10キロ加増)という条件だった7月の旭川記念はハンデ差がつきませんでしたが、今回はメムロボブサップが出走し、最大20キロ差ついての争いです。
 なお今週・来週は、3歳以上の1走目が通算収得賞金順で編成されます。普段とは違った顔ぶれのレースも多く馬券的な妙味もありそうです。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…1万3,300円
5重勝単勝式…22万7,780円

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【第12回開催1日目】
 9月14日(土)のメイン第11レースには、デイリースポーツ杯(B1級-1組混合・20:05発走予定)が行われます。

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 ウンカイタイショウのみA2級で、その他9頭はB1級です。
 ◎マツノタイガーは、前開催の菊月特別(B1・B2級混合)を1番人気で勝利。2、3走前のA2級混合の特別戦でも善戦できていましたが、さすがに格下相手では力上位でした。今回のA2級馬は大きな着順続きのウンカイタイショウだけ。連勝も十分です。
 ○レジェンドボスは、菊月特別の5着馬。マツノタイガーより先に障害を越えながら踏ん張れないことが多いものの、通算収得賞金順の今回のメンバーに入れば好勝負が期待できます。
 ▲ホクショウカップは、前開催の長月特別(B1級-2組)では障害での苦戦が響き2番人気で7着。ただ重量慣れが見込め見直せます。
 △キタノボブサップも、菊月特別では3番人気で8着と残念な結果でした。馬場は軽めのほうが動ける印象がありますが、流れに乗れれば上位と差はないはず。

【第12回開催2日目】
 9月15日(日)のメイン第11レースには、重賞・第60回岩見沢記念(20:00発走予定)が行われます。

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 通算収得賞金順上位馬では、1位メムロボブサップ、5位インビクタ、7位クリスタルコルド、9位コマサンエースが出走。有力なのはその4頭です。
 ◎メムロボブサップが、今季初戦からの連勝を6に伸ばしそう。今季の重賞2勝、ばんえい十勝オッズパーク杯はオープン馬同一重量、ばんえいグランプリもファン選抜戦で牡馬同士では10キロ差しかつきませんでしたが、今回の20キロ差はまだ恵まれています。過去1年、現役馬で唯一先着を許しているアオノブラックが不在ならまず崩れることはないはず。
 同じく今季重賞2勝の○クリスタルコルドは、メムロボブサップと同じ重量800キロだったばんえいグランプリでは詰めを欠いて4着でした。今回は10キロ差つくことで巻き返しはありえますが、初の800キロ超の830キロがどうか。ここで結果を出せれば今後の高重量戦へ視界が広がります。
 ▲インビクタは、ばんえい十勝オッズパーク杯、ばんえいグランプリとも3着。勝ちみには遅くても連争い候補としては有力でしょう。
 △コマサンエースは、ばんえいグランプリの2着馬。ほぼ同時に障害を越えたメムロボブサップにジワジワ離されましたが、この馬なりに粘りました。好相性の金田利貴騎手へ戻るのは間違いなくプラスといえます

【第12回開催3日目】
 9月16日(祝・月)のメイン第11レースには、千樹橋特別(A2級-1組混合・20:00発走予定)が行われます。

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 A1級6頭、A2級4頭による争い。
 ◎マサタカラは、前開催の第51回別海町馬事競技大会(A2級)を1番人気で勝利。5走前のA2級混合の特別戦を勝ちA2へ昇級後、自己条件では3、1着と崩れていません。今回は格上のA1級が相手ですが、通算収得賞金順のため近況ひと息の馬が多数。連勝も十分です。
 ○リュウセイペガサスは、第51回別海町馬事競技大会で2着。マサタカラとは近5走すべて対戦し、2勝3敗という成績。とはいえ前走はこちらが賞金ハンデのぶん5キロ重く、差し切られたとはいえ差はわずか3秒9。同じ重量の今回は逆転可能。
 ▲ダイリンファイターは、2開催前・8月19日のJRAジョッキーDAY特別(A2・B1級混合)を逃げ切っています。ただし3着マサタカラ、10着リュウセイペガサスとも障害でロスがありました。どちらかが崩れることが浮上の条件です。
 格上A1級では△トワトラナノココロが筆頭格。2開催前・8月17日のアルタイル特別(A1・A2級混合)を逃げ切って今季初勝利を挙げています。軌道に乗るかと思われましたが、前回が競走除外で取捨に迷うところ。

今週の見どころ(9/7~9/9)

2024年9月 5日(木)

 9月1日のメインに行われたマロニエ賞(オープン)は、追い込みを決めた4歳馬タカラキングダムが古馬オープン(混合戦を除く)初勝利を挙げました。なおメムロボブサップが20年に、キングフェスタも昨年、4歳時のマロニエ賞で古馬オープン初制覇を成し遂げています。両馬ともその後、4歳シーズン三冠馬に輝いており、今年の柏林賞馬であるタカラキングダムの活躍にも注目です。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…87万7,730円
5重勝単勝式…なし

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【第11回開催4日目】
 9月7日(土)のメイン第11レースには、菊月特別(B1級-1組混合・20:00発走予定)が行われます。

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 B1級とB2級の混合戦です。◎マツノタイガーは、前開催のJRAジョッキーDAY特別(A2・B1級混合)では9番人気で4着。格上のA2級馬が1、3着で、2着は4戦連続連対中のロングビユウテイと骨っぽい相手関係での5秒2差は評価できます。今季B1級の特別戦で馬券絡みがあり、今回はB2級との対戦。主戦の鈴木恵介騎手に戻るのも好材料と言えます。
 4歳馬が4頭おり、筆頭格は○ジェイホース。前開催の涼風特別(B1・B2級混合)がB1昇級後初の自己条件で、格下相手での5着はやや物足りない感もあります。今回も同条件ですが馬場が乾きそうなのが大きな違いで、流れに乗って反撃が期待できます。
 ▲サクラヤマトが4歳の2番手です。JRAジョッキーDAY特別は8着。各10、8着だった2、4走前の4歳限定戦も同様で、相手が強いと前半で遅れを取ってしまいますが、B2級との混合なら変わる可能性があります。
 △コウシュハテンセイは、涼風特別がB2昇級初戦ながら残り20メートルで先頭に立ち押し切りました。伸び盛りの4歳で今季初戦からの連続3着以内を9に伸ばしていますが、今回は相手が揃った印象で押さえまで。

【第11回開催5日目】
 9月8日(日)のメイン第11レースには、第51回別海町馬事競技大会(A2級・20:00発走予定)が行われます。

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 A2級単独での特別戦は、6月8日のジュノー特別以来。同レースに出走していたのは6着マルモタイショウのみでメンバーは大きく変わっています。
 注目は◎ロングビユウテイ。ジュノー特別が行われた開催はB1・B2級の混合戦で4着でしたが、その後3連勝し、近2走はA2・B1級混合の特別戦で連続2着と充実しています。今回も同条件ですが、B1からA2へ昇級したのに加え、賞金ハンデ5キロも課され重量的に厳しくなります。しかし勢いを信頼する手でしょう。
 ○マサタカラは、前開催のJRAジョッキーDAY特別(A2・B1級混合)では、ロングビユウテイに先着されての3着でしたが、7月にはA1級混合の特別戦を差し切っています。成績にムラがありますが、実力上位なのは間違いありません。
 ▲マルモタイショウは、2開催前の同条件・ベガ特別でロングビユウテイを2着にしりぞけています。冒頭に記した通りA2級歴が長く、そろそろ卒業の順番でしょう。
 △コウシュハハリアーは、ベガ特別の4着馬で前走はA1級馬を相手に2着と好走しています。A2昇級後大きな着順続きでしたが、クラス慣れを感じさせます。

【第11回開催6日目】
 9月9日(月)のメイン第11レースには、ポテト特別(A1級混合-1組・20:15発走予定)が行われます。

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 A1級とA2級の混合で、A2級の2頭はともにB1からの昇級初戦で臨みます。
 ◎カイセドクターは、前開催の朝霧特別(オープン・A1級混合)では逃げたオープン馬オーシャンウイナーを追いかけ1秒0差まで迫ったところがゴール。3、4着もオープン馬で、価値ある2着でした。今季A1級限定の特別戦で3着2回もあり、相手が下がるここは勝機十分といえます。
 ○キョウエイリュウは、朝霧特別では末脚切れるゴールドハンター(4着)にゴール前でつかまったとはいえ5着なら悪くありません。7月15日のさざなみ特別(A1級)では、3着カイセドクターを10秒以上離して勝利しており力量は互角以上。ただ、賞金ハンデ5キロを課されているぶん対抗評価です。
 前開催で朱雀賞(5歳オープン)を使われた馬が5頭います。▲ヤマノコーネルは、朱雀賞でメンバー最先着の3着。2着だった2開催前の道産牛乳飲んで健康に特別(A1・A2級混合)での1着ジェイホースワン、3着キョウエイリュウとの追い比べは見ごたえがありました。ここも当然有力な1頭。
 △ジェイホースワンは、朱雀賞の4着馬。ヤマノコーネルとは近2走同重量でしたが、今回はこちらが5キロ重いのが微妙に影響しそうです。

今週の見どころ(8/31~9/2)

2024年8月29日(木)

 2歳の普通競走での規定重量は、今週からの第11回開催より、C級とD級で10キロ差つき、C級510キロ、D級500キロとなります。これまではC級とD級を行き来しても同じ重量でしたが、今後は重量の増減が生まれることになります。今開催に実施される72レース中、2歳C級、D級戦は1日の前半を中心に計15レースと約1/5あり、予想の際は注意が必要でしょう。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…51万3,100円
5重勝単勝式…78万9,040円

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【第11回開催1日目】
 8月31日(土)のメイン第11レースには、白露特別(B2級-1組・20:05発走予定)が行われます。

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 近3開催に行われたB2級-1組戦の勝ち馬は、7月27日のルビー特別がダイレクトエース、8月3日の祝居酒屋田五作50周年記念がエムタカラ、前開催8月25日の平場戦(B3級混合)がマルホンキンカとそれぞれ違う馬が制しています。
 ◎ローランドに注目します。特別戦の2レースに出走しともに3着と善戦。前開催のB1級混合・涼風特別でも3着と安定感が光ります。勝ち切れない面はありますが、軸として信頼度は高いはず。
 ○コウシュハメジャーは、昇級初戦の祝居酒屋田五作50周年記念では直線一旦は先頭に立って2着。勝ち馬を追い上げ3着ローランドには4秒0差つけました。前走B3級混合の平場戦は1番人気で2着争いを演じ、早くもこのクラスの有力馬になりつつあります。
 ルビー特別の勝ち馬▲ダイレクトエースは、前走の祝居酒屋田五作50周年記念では5着。大敗ではありませんが、ハローがけされた馬場がパフォーマンスに影響を与えたとしたら、やや評価を下げたいところ。
 △マルホンキンカは、B3級-2組、格上B2相手だった8月25日の平場戦と2連勝。昇級でも実績より勢いを重視する手も。

【第11回開催2日目】
 9月1日(日)のメイン第11レースには、マロニエ賞(オープン・20:05発走予定)が行われます。

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 前開催の朝霧特別(オープン混合)から続けて出走するのは3頭のみ。大きくメンバー構成が変わっています。
 注目は◎コマサンエース。昨季開幕から毎開催出走していましたが、ばんえいグランプリ2着後の前開催を休みました。今季オープンの限定戦では勝ち星がありませんが、賞金ハンデは5キロだけ。ひと息を入れたことがプラスになれば勝利が期待できます。赤塚健仁騎手の初騎乗でも心配はいらないでしょう。
 ○コウテイは、ファン投票で選ばれていたばんえいグランプリを回避しており、7月14日の旭川記念2着以来。旭川記念が行われた翌週からのハローがけされた馬場はタイプ的に合いそうで、休み明けでもいきなり狙いが立ちます。
 ▲インビクタは、ばんえいグランプリの3着馬で、格下相手だった朝霧特別も3着。相手なりに駆けるタイプで、勝ちはなくても馬券候補として信頼度は高いです。
 △ヘッチャラは、前走の朱雀賞(5歳オープン)では2着惜敗。少しでも体重が戻ったのは良く、引き続いての菊池一樹騎手も歓迎といえます。

【第11回開催3日目】
 9月2日(月)のメイン第11レースには、長月特別(B1級-2組・20:05発走予定)が行われます。

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 前開催の涼風特別はB2級混合で争われ、3着以内はすべてB2級馬。メンバー最先着は4着キタノミネでした。
 注目はその◎キタノミネ。涼風特別は10頭中6頭を4歳が占め、掲示板を独占しました。今回の4歳は昇級初戦のホクセイキムタクとこの馬のみ。有利な展開が見込め、障害力を生かして逃げ粘りが見込めます。
 ○アルジャンノオーは、2開催前のデネブ特別(B1級-1組)で2着に粘りました。前走の平場戦は7着でしたが、速い流れだと追走に苦労する面が見られるため、特別戦に戻って見直したいです。
 ▲ウチュウジンが3番手。涼風特別は6着でしたが、4歳馬不在だったデネブ特別では早めに障害を越え3着。メンバー構成的に反撃がありそう。
 デネブ特別5着、涼風特別7着の△アオノソルテもここなら侮れません。

今週の見どころ(8/24~8/26・8/25 はまなす賞)

2024年8月22日(木)

 18日に5歳オープンによる朱雀賞が実施されましたが、25日(日)のメインには、3歳・4歳混合による重賞・はまなす賞が組まれています。各世代5頭ずつの対戦で、3歳はばんえい大賞典、4歳は柏林賞の優勝馬に優先出走権があります。7月7日のばんえい大賞典で重賞初制覇を果たしたホクセイハリアーの登録がなく、ここには3歳の通算収得賞金順6位のフレイムファーストまでが出走できます。ひと足早く6月23日に行われた柏林賞は、ばんえいダービー馬タカラキングダムが貫録を示しました。4歳は賞金順3位と4位の馬の登録がなく、7位のジェイライフまでが出走。回避馬が出た場合は各世代賞金順に繰り上がりとなります。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…34万8,040円
5重勝単勝式…なし

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【第10回開催4日目】
 8月24日(土)のメイン第11レースには、涼風特別(B1級-1組混合・20:00発走予定)が行われます。

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 B1とB2級の混合戦。2開催前のB1級-1組・サマーカップは出走3頭の4歳が1、2、5着とすべて掲示板に載りました。なお前開催は4歳オープン・山鳩賞が組まれたため、B1級-1組のデネブ特別に4歳は不在でした。前開催のB2級-1組・祝居酒屋田五作50周年記念は6頭出走した4歳が6着まで独占。今回は4歳が6頭(B1級2頭、B2級4頭)出走します。
 注目は7歳馬◎アオノソルテ。サマーカップはメンバー最先着の4着で、デネブ特別では5着とはいえ、メンバー最先着の3着ウチュウジンにコンマ5秒差まで迫っています。今回は4歳が多いものの、実績最上位はサマーカップ5着キタノミネというメンバーなら勝ち負け必至。
 ○ローランドはB2級の4歳馬で、2開催前のルビー特別、祝居酒屋田五作50周年記念とも3着。4走続けて3着以内と好調でB1昇級も目前です。格上相手でも見劣りしません。
 ▲キタノミネは、障害巧者ですがひと押し足りないレース続き。しかし同じ4歳が多いここで、柏林賞4着、山鳩賞5着の実績は誇れます。
 △ウチュウジンは、デネブ特別ではB1昇級初戦ながら3着に粘りました。ここは上積みが見込めるはず。

【第10回開催5日目】
 8月25日(日)のメイン第11レースには、第36回はまなす賞(3歳・4歳混合・20:00発走予定)が行われます。

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 若馬減量の関係で、同じクラスであれば3歳は4歳より10キロ減で出走できます。しかし、賞金ハンデが課されないためキャリアに勝る4歳のオープン馬が有力でしょう。
 ◎タカラキングダムは、2歳シーズンにナナカマド賞、3歳時はばんえいダービー、そして今季は柏林賞と毎年重賞を制覇。4歳の通算収得賞金順でトップです。前開催の山鳩賞(4歳オープン)は、クリスタルゴーストに柏林賞2着の借りを返された格好で惜敗の2着。ただ、勝ち馬との重量差が30キロから20キロに縮まるため雪辱も十分。
 ○マルホンリョウユウは、柏林賞ではトップハンデ720キロで離れた3着に敗れました。6月は同レースを含め3戦と詰めて使われましたが、7月は1走のみでここへ参戦。主戦の鈴木恵介騎手が今週から復帰しており、ここでの騎乗に間に合いました。柏林賞より10キロ軽い710キロも恵まれています。
 ▲クリスタルゴーストは、2月から5連勝。精彩を欠いた時期もありましたが、重賞初挑戦となった柏林賞2着、山鳩賞1着と充実しています。7月以降のロータリーハローがけ直後の週の競馬を経験していないのが不安ですが、大きくは崩れないでしょう。
 3歳は、ばんえい大賞典馬が不在で、2着△ミチシオが注目を集めそう。4歳オープンの両馬と40キロ差でどこまでやれるでしょうか。

【第10回開催6日目】
 8月26日(月)のメイン第11レースには、朝霧特別(オープン混合・20:05発走予定)が行われます。

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 ばんえいグランプリ後ということもあってか、オープン一線級(通算収得賞金順5位以内)の参戦はインビクタのみ。
 注目はその◎インビクタです。5月の大雪賞(オープン)で7カ月半ぶりの勝利を挙げると、その後の重賞3戦で2、4、3着と堅実な成績。A1級との混合戦は、昨年の4月以来で、そのときは楽勝しています。ここは相手に恵まれました。
 ○ゴールドハンターは、重量790キロの旭川記念では、4着インビクタから10秒以上離されての5着。しかし710キロと軽くなった近2走は3、1着と巻き返しています。インビクタと5キロ差しかつきませんが、引き続き710キロならスピードで対抗できるはず。
 ▲マルホンリョウダイは、前走のばんえいスタートロフィー(3歳以上選抜)では、ゴールドハンターに差されて2着。ただ、こちらも末脚は切れるため、揃っての台頭にも警戒が必要。
 △ブラックサファイアは、今季【1-2-1-3】と勝ちみに遅いものの切れ味はオープンでも通用。展開次第では侮れません。

今週の見どころ(8/17~8/19)

2024年8月15日(木)

 18日(日)のメインには、準重賞・朱雀賞が組まれています。2歳から続いてきた世代限定のオープン戦は、5歳8月のここがラスト。世代重賞7勝のキングフェスタ、今季北斗賞、旭川記念と制したクリスタルコルド、ばんえいオークスに加え古馬牝馬重賞2勝のダイヤカツヒメといったタイトルホースが不在ですが、3歳や4歳の三冠には不出走だった遅咲きタイプも出走。いずれも普段は年長古馬との戦いだけに、この機会を生かしたいはずです。
 19日(月)には帯広競馬場にて、『JRAジョッキーDAY2024』が行われます。2019年以来5年ぶりの実施となる今回もJRA所属騎手9名が来場し、エキシビションレースへの騎乗やレース協賛、トークショーなどで盛り上げます。オッズパークでは、JRA騎手のサイン入りゼッケンなどが当たるキャンペーンが行われます

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…24万7,030円
5重勝単勝式…34万2,720円

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【第10回開催1日目】
 8月17日(土)のメイン第11レースには、アルタイル特別(A2級-2組混合・20:05発走予定)が行われます。

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 今週はA2級混合の特別戦が2鞍組まれていますが、このアルタイル特別はA1とA2級の対戦。近5走の特別戦で馬券絡みがあるのは1頭だけです。
 注目はその唯一の馬◎ノエルブランです。昨秋から勝ち星に見放されていますが、2走前のしし座特別、前走のベガ特別(ともにA2・B1級混合)とも3着に入っています。今回はA1級との対戦ですが、オープン経験も豊富だけに見劣りはなし。暑さに負けず好走している近況も魅力で狙ってみたいです。
 相手はA1級馬で○トワトラナノココロ。前開催の道産牛乳飲んで健康に特別(A1・A2級混合)ではメンバー最先着の5着で、6月の今季初戦では、昨季最終戦から118キロも減っていた体重も前走ではマイナス13キロまで戻しています。本領発揮の場面も。
 ▲センリョウボスは、年明けに帯広記念、ばんえい記念と高重量に挑戦して以降、精彩を欠いていますが、10歳という年齢を考えても平場戦よりはペースが落ち着く特別戦のほうが戦いやすいはず。前走10着から巻き返すか。
 △ヤマトタイコーは、道産牛乳飲んで健康に特別の6着馬。勝つまでは考えにくいものの、メンバー的に押さえには必要です。

【第10回開催2日目】
 8月18日(日)のメイン第11レースには、準重賞・朱雀賞(5歳オープン・20:05発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 オープン馬には今季の賞金に応じたハンデが課されますが、該当馬はなく、クラスハンデのみで重量差がつきます。
 牡馬の前哨戦・瑞鳳賞は、オープン3頭が上位を独占しました。引き続き出走している6頭すべてが当時から40キロ増という条件なら、圧勝した◎ツガルノヒロイモノ、2着○ヘッチャラ、3着▲ヤマカツエースがここでも有力と考えられます。ただ3頭いずれも前走から乗替わりとなっており、なかでもツガルノヒロイモノとヤマカツエースは瑞鳳賞から騎手が変わっている点がどうか。
 牝馬の前哨戦・白鳳賞を制したのは△シンエイアロイ。ダイヤカツヒメ(今回は不在)とのA1級馬同士の一騎打ちを制しました。今回オープンの牡馬3頭とは30キロ差。昨年は白鳳賞で2着だったミソギホマレがここでも2着に入っており、牝馬だからといって割引きは必要ありません。

【第10回開催3日目】
 8月19日(月)のメイン第11レースには、JRAジョッキーDAY特別(A2級-1組混合・20:20発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 17日のアルタイル特別は、A1・A2級の混合ですが、こちらはA2・B1級の混合です。
 同条件だった前開催のベガ特別は、6番人気△マルモタイショウが早めの抜け出しで快勝。ただ雨の影響がある馬場だったため評価に迷うところ。
 注目は同2着◎ロングビユウテイ。それまで3連勝中で、前走もしっかり末脚を使って勝ち馬とコンマ7秒差は展開のアヤの範囲。暑い時季だけに前走で29キロも減らした体重は気になりますが、さらに大きな変動がなければ反撃に期待できます。
 ○リュウセイペガサスは、2走前は勝ち馬がメムロボブサップの5着で、前走もオープン馬ゴールドハンターの3着と相手を考えると大健闘。同条件だった3開催前の筋肉マシマシ東スポ餃子賞で3着もあり、ここも上位争い候補。初騎乗となる林康文騎手の手腕にも注目です。
 ▲サクラヤマトは、近3走が8、4、10着。今季初戦から7戦6勝、2着1回という勢いがついえた感があります。ただ、8着と10着は4歳限定戦だけに、自己条件であれば軽視できません。

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