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今週の見どころ(3/2~3/4)

2024年2月29日(木)

 3月4日(月)のメインには、準重賞・スピードスター賞が組まれています。10月の疾風賞、12月の地吹雪賞の両予選1~5着馬に優先出走権がある定量500キロ路線の決勝戦。今年の出走予定馬は、昨年の2着馬ブラックサファイア、3着馬タカナミを含む10頭ですが、40秒台の持ち時計があるのが5頭とハイレベルなメンバー構成となっています。
 また2日(土)第1レース、3日(日)第5レースには、久々となる1開催2走使い戦が行われます。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…19万6,560円
5重勝単勝式…なし

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【第24回開催4日目】
 3月2日(土)のメイン第11レースには、ばんばニコニコプレミアム杯(A1級-1組・19:45発走予定)が行われます。

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 次週に重賞・ポプラ賞を控える4歳馬2頭が回避しての8頭立て。うち7頭が前開催の鈴木ファーム20周年記念(A1級-1組)に出走しておりほぼ再戦です。
 ◎ホクセイウンカイは、障害を2番手で越え一旦は先頭に立ちましたが、ホクセイタイヨウ(今回は出走回避)とスイに差されて惜敗の3着。1組の特別戦(混合戦含む)で1勝を含む5回目の馬券絡みでした。少しの展開利があれば勝利が見込めます。
 ○スイは、A2級で3連勝しての昇級初戦で2着に追い込んでいます。賞金ハンデも含め25キロ増でこれだけやれれば、重量据え置きのここは期待が高まります。
 ▲アローリキヒメは、スイと同じ5歳牝馬で、前走は古馬重賞のチャンピオンカップに挑戦しました。賞金ハンデ15キロ増は厳しいものの警戒は必要でしょう。
 △ジェイホースワンは、1組の特別戦(混合戦含む)で4~5着が続きますが障害は安定しており、手堅くまとめてくるはずです。

【第24回開催5日目】
 3月3日(日)のメイン第11レースには、うお座特別(オープン-2組・19:40発走予定)が行われます。

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 前走がオープンのウインターカップか、準重賞・ウィナーズカップだった馬の対戦ですが、メンバーのレベルとしてはウィナーズカップのほうが上。
 ◎オーシャンウィナーは、ウィナーズカップが5番人気で2着。相手が下がっても勝ち切れませんでしたが、障害をひと腰で越え、1番人気のコマサンエースに食い下がりました。今回はその勝ち馬不在で、さらに相手が楽になる2組だけに勝機十分。
 ○コウテイは、ウィナーズカップでは障害巧者らしく逃げて3着。帯広記念でも3着など実績上位ですが、今回から特別戦では賞金ハンデが5キロ増え、計15キロとなるのは割り引き。とはいえ主戦の菊池一樹騎手に戻るのは歓迎でしょう。
 ▲コマサンブラックは、ウィナーズカップが5着でしたが、2組の特別戦は5走前に勝利。巻き返しに期待できます。
 △ヤマノコーネルは、ウインターカップでは、逃げ切ったクリスタルコルドをとらえるまでには至らずも、しぶとく歩いて2着でした。今回はクリスタルコルドの賞金ハンデが5キロ増となり、重量差がなくなります。ウィナーズカップ組が相手でもヒケは取りません。

【第24回開催6日目】
 3月4日(月)のメイン第11レースには、準重賞・スピードスター賞(4歳以上選抜・19:25発走予定)が行われます。

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 定量500キロ路線の決勝戦。疾風賞、地吹雪賞の両予選上位馬による争いですが、勝ちタイムが10秒以上速い地吹雪賞の上位馬に注目です。
 ◎サクラヒメは、地吹雪賞を逃げ切って快勝。ほぼ同時に障害を降りたブラックサファイアを突き放しており、コンマ7秒という着差以上に強い勝ち方でした。昨季は10月の疾風賞でキングフェスタを2着にしりぞけましたが、スピードスター賞は競走除外。その決勝戦の1着はキングフェスタでした。同2着ブラックサファイアを今季は予選で下しており、今年こそはの思いでしょう。
 相手筆頭はブラックサファイア。持ち時計ではサクラヒメより優秀で、先に障害を越えれば振り切るシーンも。
 ▲ヤマカツエースは、定量500キロ初挑戦だった地吹雪賞でいきなり48秒0の好時計をマークして3着。適性がありそうで、さらなる時計短縮も可能なはず。
 △タカナミは、昨年のスピードスター賞の3着馬。今年の疾風賞は2着ですが、ベストタイムは46秒4と時計の裏付けはあり差は感じません。

今週の見どころ(2/24~2/26)

2024年2月22日(木)

 今週から今季最終日となる3月17日(日)までの12日間は準ナイター開催となります。発走時刻はこれまでより繰り下がり、第1レースは13:45ころ、最終第12レースは20:00ころを予定しています。
 さて今季ラスト2日間に行われる2つのBG1重賞の発走時刻予定が決定しました。3月16日(土)のイレネー記念は第11レースで19:30、17日(日)のばんえい記念は第7レースで17:15となっています。なおばんえい記念の前日発売は行いません。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…なし
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【第24回開催1日目】
 2月24日(土)のメイン第11レースには、雪月花特別(B1級-1組・19:45発走予定)が行われます。

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 前開催の1組から勝ち馬が抜けてのほぼ再戦ですが、平場戦から特別戦に替わるのがどう影響するでしょうか。
 注目は3着だった◎スーパースピード。直近の1組特別戦である吹雪特別(1月22日)で2着に追い込むなど実績上位といえます。前開催は勝ったメムロビジンが強すぎましたが、2着ホクセイキムタクとはわずかコンマ2秒差。逆転十分です。
 ○タンジロウは、同じ前走6着でしたが、明け5歳は特別戦では若馬減量10キロがあります。今回が生涯初の特別戦ですが、条件的に有利なだけに狙ってみたいです。
 同2着▲ホクセイキムタクは、明け4歳で、B級以上の特別戦での若馬減量が減ってから初の特別挑戦。やや割引が必要でしょう。
 △ジェイライフは、昇級初戦で4着と悪くない走り。B2級時代にはホクセイキムタクと互角に戦っていただけに引き続き注目です。

【第24回開催2日目】
 2月25日(日)のメイン第11レースには、然別賞(オープン-1組・19:40発走予定)が行われます。

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 次開催に、ばんえい記念やポプラ賞(4歳・5歳混合)が控えており回避馬も出ての6頭立て。賞金ハンデは各馬15~45キロを課されています。
 ◎コマサンエースに期待します。2開催前のオープン-1組・ミツウマオーセンティック杯ではメムロボブサップと馬体を離しての叩き合いの末2着惜敗。これだけでも本命の資格十分ですが、前走の準重賞・ウィナーズカップは後続を突き放して勝利。この充実ぶりで賞金ハンデ20キロ増で臨めるのは恵まれたとしか言いようがありません。
 ○インビクタは、昨秋以降勝ち星がありませんが、3走前の柏林馬事公苑特別(オープン-1組)でアオノブラック、コマサンエース、メジロゴーリキと接戦の4着、前走の重賞・チャンピオンカップはアオノブラックの2着とひと押しで勝ち星に手が届く位置にいます。その2走を見た感じ、やはり逃げてこそ。賞金ハンデ20キロ増を生かしてどこまで粘れるか。
 ▲メムロボブサップは、チャンピオンカップでは最大100キロ差のトップハンデはさすがに堪えたか5着でした。しかし今回は最大30キロ差の805キロ。なお昨年の然別賞も同じ805キロで2着からばんえい記念を制しています。
 鈴木恵介騎手が主戦の馬が2頭いますが、今回はキングフェスタではなく△メジロゴーリキに騎乗。課題はコマサンエース、インビクタより10キロ重いハンデの克服です。

【第24回開催3日目】
 2月26日(月)のメイン第11レースには、深雪特別(A2級-1組・19:40発走予定)が行われます。

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 9頭中7頭が前走で同じ1組の特別戦・スナックバス江が流行る記念に出走。上位3頭も参戦してきました。
 注目は2着だった◎ジャパントップです。これでA2級-1組の特別戦(混合戦含む)で5度目の2着と歯がゆいレースが続きます。しかし前走で2秒0だけ先着された勝ち馬ジェイヒーローは賞金ハンデが5キロ増え、同重量となります。惜敗続きを脱しA1昇級を果たしたいところ。
 ○スーパーシンデレラは、前走を含め同条件で3走続けて4着。詰めの甘い面がありますが、こちらも対ジェイヒーローでハンデが楽になり前進がありそう。
 その▲ジェイヒーローは、前走が逃げ切りでしたが、最後は後続に迫られました。賞金ハンデ5キロ増は堪えるかもしれません。
 △ロングビユウテイは、前走が久々の特別戦ながら8番人気で5着に健闘。その前の特別戦は昨年11月のA2級-1組で2着と実績があり、続けて使われる今回は軽視禁物。

今週の見どころ(2/17~2/19)

2024年2月16日(金)

 18日(日)のメインには、重賞・チャンピオンカップが組まれています。今季重賞勝ちがある4歳以上による選抜戦。オープン馬には今季の収得賞金220万円につき10キロのハンデが課されます。例年、重量差が大きくつき、昨年はアオノブラックの860キロから条件級の4歳牝馬ダイヤカツヒメまで100キロ差。今年も登録時点でメムロボブサップの860キロから最大100キロ差となっています。しかし若い条件馬は重量経験がないケース多数。若馬にとっては負担重量の、実績馬にとっては重量差の克服がカギとなる重賞といえます。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…34万1,250円
5重勝単勝式…29万5,540円

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【第23回開催4日目】
 2月17日(土)のメイン第11レースには、スナックバス江が流行る記念(A2級-1組・18:40発走予定)が行われます。

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 前開催のA2級-1組は平場戦で、1、2着馬は今回不在となっています。同レースから参戦してきた明け5歳馬に注目します。
 ◎ジャパントップは、前開催の1組で7着。明け5歳は平場戦での減量がなくなっており、見せ場を作れませんでした。しかしA2級-1組の特別戦(混合戦含む)では、前々走まで4戦続けて2着と好勝負できていました。賞金ハンデ10キロは多少堪えそうですが、巻き返しがあるでしょう。
 ○スーパーシンデレラは、2開催前のガーネット特別で2着ジャパントップから3秒8差の4着でした。今回はハンデ差が20キロから25キロに広がっており、チャンスは広がります。
 6歳以上の大将格は▲マツノタイガー。ガーネット特別は5着でしたが、前回馬券絡みした5走前に手綱を取っていた鈴木恵介騎手が騎乗するのがなにより。
 △ジェイヒーローは、ガーネット特別で逃げて3着。特別戦でのハンデが厳しくなる明け4歳の初戦で上々の結果。当時より馬場が重くなりそうですが軽視できません。

【第23回開催5日目】
 2月18日(日)のメイン第11レースには、重賞・第45回チャンピオンカップ(4歳以上選抜・18:25発走予定)が行われます。

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 回避馬が出たため6頭立て。しかし今季古馬重賞(牝馬限定戦除く)の勝ち馬では、もともと登録がなかったサクラヒメ(ドリームエイジカップ)を除く4頭とも参戦し少数精鋭での争いです。
 ◎アオノブラックは、岩見沢記念、北見記念の重賞2勝。帯広記念は6着でしたが、メジロゴーリキ、コウテイといったパワーある馬が馬券絡みしていたことから条件的に向かなかったかもしれません。今回の830キロは岩見沢記念と同じで、ほかの有力馬と比べハンデに恵まれています。トップハンデ860キロで7着だった1年前の雪辱を期します。
 ○インビクタは、ばんえい十勝オッズパーク杯を勝利。高重量になるシーズン後半に成績を落とす傾向がありますが、820キロは昨年メジロゴーリキの2着と力を出せる重量です。
 明け5歳は三冠馬キングフェスタが回避し、はまなす賞馬で三冠すべて3着以内の▲ヘッチャラと、クインカップを勝った女王アローリキヒメが参戦。ともに重量は未知数ですが、それでも軽ハンデは魅力です。
 重賞3勝△メムロボブサップは、860キロという重量に不安はありませんが、アローリキヒメと100キロ差もあるのは気になります。

【第23回開催6日目】
 2月19日(月)のメイン第11レースには、ウインターカップ(オープン・18:40発走予定)が行われます。

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 前週に行われた準重賞・ウィナーズカップや前日の重賞・チャンピオンカップに出走資格がないか、出走基準に満たなかったオープン馬たちの争いです。
 前走が1組のミツウマオーセンティック杯だった馬から◎トワトラナノココロに注目。障害が切れなかったのが直接的な敗因で10着でしたが、生涯初のオープン-1組挑戦でメムロボブサップら一線級の壁に跳ね返されたかたち。2走前の昇級初戦はA1混合で2組の睦月特別とはいえ、逃げて3着と悪くなかっただけに、大幅に相手が下がるここは見直せます。
 ○クリスタルコルドは、前走の5歳オープン・ダイヤモンドダスト賞では6着でしたが、自己条件では6戦続けて4着以内(2勝、2着2回、3、4着各1回)と崩れていません。歓迎材料は、近走相性がいい島津新騎手に乗替わることです。
 ▲ヤマノコーネルは、睦月特別の5着馬で、ダイヤモンドダスト賞でも4着と続けて末脚を生かせています。ただここはクリスタルコルドより賞金ハンデが5キロ重いため3番手評価。
 △ミノルシャープは実績最上位といえますが、今季未勝利で連争い候補です。

今週の見どころ(2/10~2/12)

2024年2月 8日(木)

 11日(祝・日)のメインには、明け3歳の牝馬ナンバーワンを決める黒ユリ賞が行われます。近年、3歳のばんえいオークスを制した馬は、2歳シーズンにタイトルとは縁がなかった馬が多く、2018年の黒ユリ賞馬で、ばんえい菊花賞、ばんえいオークスも制したミスタカシマのようなケースは稀。ただ、ばんえいオークス馬は7年連続で黒ユリ賞出走馬から出ており、たとえここでの着順は良くなくても、馬たちの名前は憶えておきたいところです。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…22万3,020円
5重勝単勝式…271万3,620円

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【第23回開催1日目】
 2月10日(土)のメイン第11レースには、鈴木ファーム20周年記念(A1級-1組・18:40発走予定)が行われます。

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 前開催には、4歳の白雪賞、5歳のダイヤモンドダスト賞と世代ごとのオープン戦や、4歳以上牝馬によるBG1・ヒロインズカップが組まれており、A1級単独での特別戦は行われず。今季の収得賞金が多い馬はオープン混合の六花特別を使われました。
 注目は◎オールラウンダー。六花特別でA1級馬として最先着の5着に健闘しています。ダイヤモンドダスト賞組も出走していた2開催前の山羊座特別(A1級-1組)では、メンバー最先着の3着ホクセイウンカイに差されたとはいえ4着と実績上位です。
 その○ホクセイウンカイが相手です。ダイヤモンドダスト賞ではしぶとく歩いて、オープン馬ヘッチャラの2着と充実しています。
 ▲ジェイホースワンは、山羊座特別では、オールラウンダーとコンマ2秒差の5着。当時とハンデ差は変わらないだけに展開ひとつといえます。
 △スイは、3連勝でA1昇級初戦です。ダイヤモンドダスト賞には出走していないため5歳同士の力量比較が難しいものの、勢いでは一番。

【第23回開催2日目】
 2月11日(祝・日)のメイン第11レースには、第49回黒ユリ賞(3歳牝馬・18:25発走予定)が行われます。

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 前開催には、牡馬による重賞・翔雲賞が行われたため、3歳A級-1組は牝馬主体。唯一、賞金ハンデ10キロを課されながら差し切った◎スマイルカナが主役です。6勝は同世代の牝馬として最多勝で、重賞・ナナカマド賞では紅一点で5着。翔雲賞馬ライジンサンに先着を果たしています。ハンデ差がつかない定量640キロなら負けられません。
 ○クリスタルイプセは4勝馬で、同じ前走2着。スマイルカナより1つうしろの4番手で障害を越えると、じわじわ迫ってコンマ3秒差の惜敗でした。9月の牝馬オープン・いちい賞ではこちらが差し切っているように5キロ差あれば互角に戦えていますが、定量では勝ち切るまではどうか。
 やや離れて▲ジェイミユウが続きます。前走1組が9着など年が明けてからは精彩を欠きますが、A級-2組で勝利があるのはアピールポイントです。
 △マルホンマユヒメは、前走が3歳A級-2組でしたが、重めの馬場でしぶとく2着まで脚を伸ばし見どころがありました。3番手以下は力量接近なだけに、押さえておいて損はありません。

【第23回開催3日目】
 2月12日(振・月)のメイン第11レースには、準重賞・ウィナーズカップ(4歳以上選抜・18:35発走予定)が行われます。

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今季の特別戦1着がある通算収得賞金上位馬(18日のチャンピオンカップ出走予定馬を除く)から選抜された馬たちが争います。いずれもオープン格付で今季の収得賞金220万円につき10キロ増ですが、770~790キロとハンデ差は最大20キロしかつきません。
 ◎コマサンエースは、春のオープン昇級後未勝利ですが、旭川記念、岩見沢記念で3着。前開催のミツウマオーセンティック杯(オープン-1組)ではメムロボブサップに差されたとはいえ逃げて2着に粘りました。賞金ハンデ20キロを課されトップハンデ790キロですが、前走をはじめ普段の1組より相手は楽で勝機十分です。
 ○コウテイも、11月のオープン昇級後は勝ち星に恵まれませんが、正月の帯広記念では優勝争いに加わって3着と力を示しました。ミツウマオーセンティック杯は5着でしたが、コマサンエースとの重量差が5キロから10キロに開くことで巻き返しがありそう。
 明け5歳の▲ヤマカツエースは、10月のオープン-1組特別戦でメムロボブサップの2着など、夏あたりから成績が上昇。780キロは初ですが、ここで結果を出せれば来季が楽しみになります。
 △オーシャンウイナーは、ミツウマオーセンティック杯4着。コウテイと同様、今回はコマサンエースとのハンデ差が広がっています。

今週の見どころ(2/3~2/5)

2024年2月 1日(木)

 2月4日(日)のメインには、3歳牡馬による重賞・翔雲賞が組まれています。三冠の第2弾・ヤングチャンピオンシップは賞金順ではなく、予選の産地別特別戦で2着以内に入らないと出走できないため、必ずしも当時の力関係を反映した結果とはなりません。今季は、三冠の第1弾・ナナカマド賞を1番人気で制したホクセイポルシェが予選の十勝産駒特別で3着に敗退。ナナカマド賞6着だったライジンサンがヤングチャンピオンシップで直線突き抜けて快勝しています。ここは非三冠重賞ですが、チャンピオン決定戦の三冠目・イレネー記念へ向け、改めて勢力図を確認したいところです。

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【第22回開催4日目】
 2月3日(土)のメイン第11レースには、六花特別(オープン-2組混合・18:35発走予定)が行われます。

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 オープン馬7頭の前走は、帯広記念9着コマサンブラックを除く6頭が平場のオープン-3組、A1級の3頭は前走が1組の山羊座特別でした。
 ◎コマサンブラックは実力断然。負担重量900キロの前走はスムーズさを欠いたものの、3走前の師走特別(オープン-2組)で今回のオープン馬をすべてしりぞけて勝利しています。今開催から基礎重量が10キロ増えるのは障害巧者のこの馬にとって有利で、自己条件3連勝が期待できます。
 ○ヤマトタイコーは、師走特別ではコマサンブラックとの差を徐々に縮めて5着。こちらが5キロ重かったことを考えれば悪くない内容でした。格下相手のここは有力馬の1頭です。
 ▲ブラックサファイアは、師走特別2着。前走のオープン-3組では障害で苦戦しているようにアテにならない面はありますが、ハマると一発逆転があります。
 A1級では△オールラウンダーが筆頭格。昨秋には同条件で逃げてヤマトタイコーの3着があります。今回のオープン馬には逃げにこだわるタイプがおらず、見せ場は作れそうです。

【第22回開催5日目】
 2月4日(日)のメイン第11レースには、重賞・第4回翔雲賞(3歳牡馬・18:30発走予定)が行われます。

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 収得賞金220万円につき賞金別定10キロ増となり、ヤングチャンピオンシップ1着ライジンサンのみ他馬より10キロ重い20キロを課され660キロでの出走となります。
 注目はその◎ライジンサン。釧路産駒特別、2歳A級-1組、ヤングチャンピオンシップと3連勝中。好位から中位で障害を降りると末脚をしっかり使っており、展開に左右されにくいタイプのように見えます。ライバルのホクセイポルシェが出走取消明けで順調さを欠いており、トップハンデでも好勝負が期待できます。
 ○ウルトラコタロウは、十勝産駒特別1着、ヤングチャンピオンシップ3着とエリート街道を進んでいます。逃げたときに好成績を残しており、ここも気分良く運べるかどうか。
 ▲ホクセイポルシェは、牡馬オープンの青雲賞、ナナカマド賞と勝利した実力馬。十勝産駒特別3着はトップハンデが影響した感があり、あとは状態次第でしょう。
 △ミチシオは、青雲賞2着、北見産駒特別1着と活躍。精彩を欠いた時期もありましたが、目下2連勝と復活しています。

【第22回開催6日目】
 2月5日(月)のメイン第11レースには、ダイヤモンドダスト賞(5歳オープン・18:20発走予定)が行われます。

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 オープンからA2級までの10頭立て。1クラス下がるごとに10キロ減ですが、オープン馬は今季の収得賞金220万円につき10キロ増となります。
 ◎ヘッチャラは、4歳シーズンの三冠では2、3、3着とすべて馬券絡み。三冠目の天馬賞は定量760キロでも逃げて、早めにツガルノヒロイモノ、キングフェスタに交わされたものの、4着ヤマカツエース以下を寄せつけませんでした。1着キングフェスタは当時から30キロ増の790キロ、2着ツガルノヒロイモノも780キロなのに対し、この馬は据え置き760キロと有利。同世代限定のオープン初勝利が期待できます。
 天馬賞4、5着馬も据え置き760キロ。6着は牝馬で、7着だった○ホクセイウンカイを相手に取ります。天馬賞は厳しい条件とあってか、一、二冠目(ともに4着)よりためて運ぶと障害最後の仕掛けからひと腰でまとめ、4着とは5秒2差でした。格下A1級で賞金ハンデがなく、当時より20キロ軽い740キロ。1~3着馬と20~50キロ差つけば狙って面白そうです。
 天馬賞4着▲ヤマカツエースは、柏林賞3着、銀河賞2着があり、別定重量戦なら反撃が期待できます。
 △キングフェスタ△ツガルノヒロイモノは、ハンデ差の克服がカギでしょう。

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