ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
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今週の見どころ(8/26~8/28)

2023年8月24日(木)

 8月27日(日)には、3歳・4歳混合重賞・はまなす賞、28日(月)は、5歳による準重賞・朱雀賞がそれぞれメインに行われます。
 朱雀賞は、現5歳が同世代同士で戦える最後の機会。近年の1着馬では、17年センゴクエース、21年メムロボブサップがのちにばんえい記念馬に。15年コウシュハウンカイは生涯重賞15勝、19年ミノルシャープは翌年に重賞を3勝するなど、奇数年の勝ち馬は出世する傾向があるようです。

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【第10回開催4日目】
 8月26日(土)のメイン第11レースには、中日スポーツ賞(B1級-1組・19:55発走予定)が行われます。

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 前開催にデネブ特別(B1級-1組)を使われた馬がメンバー中6頭。ただ、1着馬と3着馬はA2へ昇級しており、2着アローリキヒメは出走を回避しました。
 4着◎オレノタイショウが人気を集めそうです。3月のA2級-1組の特別戦、2開催前のしし座特別で3着がありここでは実績上位。馬場も前走(馬場水分1.5%)より軽くはならないはずで、マイペースで運んで押し切りに期待です。
 ○ジャパントップは、しし座特別の4着馬。デネブ特別は6着と着順を下げましたが、1~3着馬はしし座特別に不出走でした。机上の計算では馬券圏内に浮上します。
 ▲フナノギムレットは、同じ近2走とも5着。特別戦よりは平場戦のほうが好成績ですが、ここは相手に恵まれています。
 △アサゾラは、B1昇級後着順が右肩上がりで、前走2組を2番手から抜け出し完勝。4歳だけに古馬特別戦の経験が少ないのは仕方なく、もし結果を出せれば今後が楽しみです。

【第10回開催5日目】
 8月27日(日)のメイン第11レースには、重賞・第35回はまなす賞(3歳・4歳混合・20:05発走予定)が行われます。

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 4歳一冠目の柏林賞など重賞6勝の強豪キングフェスタが不在だけに、3歳馬にもチャンスがありそうです。
 注目は4歳◎ツガルノヒロイモノ。柏林賞では2番人気に推されましたが、流れに乗れず障害でも苦戦と良さが出ず8着でした。しかし前走の山鳩賞(4歳オープン)では別馬のような走りで楽勝しています。ばんえい大賞典馬マルホンリョウユウの主戦でもある鈴木恵介騎手が、今回こちらに騎乗するというのも好材料でしょう。
 ○マルホンリョウユウは、ばんえい大賞典が重賞初制覇。1番人気にこたえ逃げ切っています。A1昇級の特別戦で、賞金ハンデ5キロを課された前走でも障害ひと腰から3着は力をつけた証。ツガルノヒロイモノと20キロあれば差はないはず。
 ▲ホクセイタイヨウは、今季6戦4勝、2着1回から臨んだばんえい大賞典で2着に好走しています。古馬相手で初の特別戦だった前走も末脚を伸ばしての3着惜敗。タイプ的に軽めの馬場は向くはず。
 △ヤマカツエースは、柏林賞、山鳩賞とも3着と安定。ここもひと押しきくかでしょう。

【第10回開催6日目】
 8月28日(月)のメイン第11レースには、準重賞・朱雀賞(5歳オープン・20:10発走予定)が行われます。

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 オープン馬は今季の収得賞金によるハンデが課されますが、2頭とも基準に達しておらず、クラスハンデのみで争われます。
 ◎オーシャンウイナーは、牡馬限定の瑞鳳賞で3着。好位で障害を降りて、一旦は先頭に立とうかという場面もありましたが、ゴール前の攻防ではハンデ差がモノを言った感があります。今回もトップハンデですが、1着アルジャンノオーとの重量差が10キロ縮まります。他の上位馬とのハンデ差は変わりませんが、基礎重量増は格上位馬とって相対的に有利なはず。巻き返しに期待します。
 ○ネオキングダムは、瑞鳳賞ではゴール前で一気に伸び、オーシャンウイナーをとらえて2着。馬場水分0.9%ということもあり、息を入れて追走できたことも好走要因かもしれません。今回は軽めの馬場が予想されますが、当時より重量が増えての戦いだけに、さほど影響はないはず。
 ▲ミソギホマレは、クインカップ、白鳳賞とも2着の牝馬ナンバーツー。軽めの馬場だった4歳9月の銀河賞でオーシャンウイナーを下しているように馬場は向きそうです。
 △ブルーレジーナは、馬場水分2.4%だった白鳳賞で3着。オープンの2頭には及びませんでしたが、逃げて見せ場がありました。今回は牡馬も相手ですが、最軽量ハンデで、オーシャンウイナーと40キロ差つけば警戒が必要でしょう。

今週の見どころ(8/19~8/21)

2023年8月17日(木)

 8月13日(日)のメインに行われた重賞・ばんえいグランプリは、メムロボブサップが1番人気にこたえ逃げ切って3連覇を達成しました。2番人気アオノブラックは5着に敗れましたが、10月の北見記念では3連覇がかかります。なお、次回9月17日の岩見沢記念は、現役二強のどちらも制していない唯一の古馬重賞です。20日(日)の不知火特別は、ばんえいグランプリのほぼ再戦ですが、大一番後だけに、人気通りには収まらないかもしれません。

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【第10回開催1日目】
 8月19日(土)のメイン第11レースには、アルタイル特別(A2級-1組混合・20:00発走予定)が行われます。

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 A2級とB1級の混合戦。A2昇級初戦でも中心は◎コマサンダイヤです。21年シーズンにはオープン特別戦で今を時めくコマサンブラック、インビクタらをしりぞけている実力馬。5歳時の22年シーズンは3戦のみで、約1年の休養明けとなった今季は6月の初戦から5戦でB1級を突破してきました。3連勝の内容と戦歴を考えれば通過点といえます。
 ○ホクショウカップは、3走前から格上相手のレース続きで掲示板止まりですが、それまでA2級-1組の特別戦で3戦連続連対とA2級での実績上位。相手が楽になるここは巻き返しに期待。
 ▲ホクセイウンカイは、5頭いる4歳馬のなかで唯一、重賞・柏林賞に出走しており、今回の同世代では実力上位です。
 △シンエイアロイは、2走前のとかち桂冠賞では40キロ差あったとはいえホクショウカップ(9着)に先着。A2級-1組の特別戦勝ちもあり、4歳牝馬の軽量を生かし上位争いに食い込みます。

【第10回開催2日目】
 8月20日(日)のメイン第11レースには、不知火特別(オープン・20:00発走予定)が行われます。

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 ばんえいグランプリから6頭が出走。注目は3着だった◎インビクタです。3走前の重賞・北斗賞は障害で転倒し7着。しかし続く旭川記念、ばんえいグランプリと障害を大事に乗られ、末脚を伸ばす競馬で4、3着と悪くない内容でした。今回は久しぶりの特別戦。トップハンデでも720キロなら前半に多少負荷をかけても障害は上がるはずで、約3カ月ぶりの勝利を期待します。
 ○ミノルシャープは、ばんえいグランプリ6着など重賞ではひと息ですが、特別戦では2、3着と続けて馬券に絡んでいます。インビクタと10キロ差あればさほど見劣りしません。
 ▲ゴールドハンターは、ばんえいグランプリで鋭く追い込んで2着に健闘。メムロボブサップとアオノブラック以外がさほど仕掛けて行かなかったことで、置かれることなく障害をクリアできたことが大きかった印象です。重量減は歓迎で持ち味を発揮できるはず。
 △ブラックサファイアは、ばんえいグランプリ不出走ですが、2走前の特別戦ではメムロボブサップ、ミノルシャープに次ぐ3着に好走。ゴールドハンターと同じく展開がカギを握ります。

【第10回開催3日目】
 8月21日(月)のメイン第11レースには、涼風特別(A1級・20:05発走予定)が行われます。

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 前日の不知火特別は、ばんえいグランプリ組が主体のメンバーでしたが、こちらは、ばんえいスタートロフィー(3歳以上選抜)から5頭が参戦しています。
 ◎ギンジは、シンエイボブとの追い比べを制してばんえいスタートロフィーを勝利。4走前にA1級限定の特別戦勝ちもあり、実績上位といえます。
 ○アアモンドキーマンは、前開催のA1級・とかちえぞまつ特別の勝ち馬。5歳が過半数と恵まれたメンバーでしたが、強さ際立つ逃げ切りでした。2走前のルビー特別(A1級-1組混合)でギンジに1秒9先着しての3着がありますが、今回から特別戦では賞金ハンデを課され同重量となるため2番手評価です。
 ▲シンエイボブは、ルビー特別1着、ばんえいスタートロフィー2着と充実。こちらも今回から特別戦では賞金ハンデを課されることになります。
 △センリョウボスは、とかちえぞまつ特別では初騎乗の中村太陽騎手が2着に導きました。重量据え置きの利があり、前述3頭に割って入るシーンがあるかもしれません。

今週の見どころ(8/12~8/14)

2023年8月10日(木)

 8月13日(日)は、3歳以上ファン選抜による重賞・ばんえいグランプリをメインに、オッズパーク杯ばんえいスタートロフィー白菊賞と重賞・特別戦が3レース組まれています。
 オッズパーク杯ばんえいスタートロフィー(19:30発走予定)は、ファン投票上位馬からばんえいグランプリ出走馬を除いた馬による一戦で今年で2回目。ファン投票24位から昨年の第1回に参戦していたコマサンエースは、今年は17位でばんえいグランプリ初出走(ファン投票選出馬を除く通算賞金上位馬枠)を決めています。ここから名を上げる馬が出てくるか。メインの重賞と同様にご注目ください。
 なお12日(土)、13日(日)は、『ばんえい夏まつり』として帯広競馬場にてさまざまなイベントが実施されます(詳細はこちら)。

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【第9回開催4日目】
 8月12日(土)のメイン第11レースには、デネブ特別(B1級-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 4歳馬は3頭いずれも有力ですが、なかでも◎テッチャンに期待します。今季【4-3-0-2】。同条件では3戦して1、5、2着と崩れなく走っています。前開催は格上A2級との混合戦に組まれたものの回避。1カ月ほどレース間隔が空きますが、B1級では実績上位で、勝利を挙げA2昇級を決めそうです。
 同じ4歳の○アローリキヒメは、古馬相手の特別戦はB3級しか経験がなくキャリア不足は否めません。しかし、B1昇級後3、2、2、1着と安定感抜群。4走すべて障害はひと腰で、特別戦でも遜色ないはず。
 ▲コマサンダイヤは、12カ月半ぶりの実戦だった6月のB2級混合戦から3、2、2、1着。5歳だった22年1月にオープン特別戦でコマサンブラック、インビクタらをしりぞけているように、B1級では能力が違います。快進撃が続きそうです。
 3頭目の4歳馬△ジャパントップは、前開催のしし座特別では先行して4着。B1級の特別初挑戦でメドの立つ内容でした。今回は相手強化ですが、条件2度目で上積みのほうが大きいはず。

【第9回開催5日目】
 8月13日(日)のメイン第11レースには、第35回ばんえいグランプリ(20:00発走予定)が行われます。

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 前回までオープン馬は一律負担重量800キロでしたが、今年は今季の収得賞金220万円につき10キロ増となるハンデが課されることになりました。
 9頭立てだった7月の旭川記念から8着馬を除く8頭が参戦。逃げ切り勝ちを収めた◎メムロボブサップがここも主役です。唯一賞金ハンデ20キロ増の820キロですが、2着アオノブラックとの旭川記念からのハンデ差10キロは変わらず。昨年に続くばんえいグランプリ連覇が期待できます。
 ○メジロゴーリキは、旭川記念が9着でしたが、障害を1番手で仕掛け苦戦したもの。以前より軽めの馬場も苦にしなくなっていますが、馬場水分2.6%での追っつけ競馬は厳しかった感もあります。昨年のばんえいグランプリは3着で、極端な軽馬場でなければ上位争い。
 ▲アオノブラックは、ばんえいグランプリには昨年不出走で、5着だった21年以来の出走。今年は例年になく順調に夏を越せている印象があり、メムロボブサップと10キロ差あれば展開次第で逆転も。
 △ミノルシャープは、ばんえいグランプリには、初挑戦となった19年から毎年出走しており4、1、4、3着と上位争い。鈴木恵介騎手が近走から継続騎乗で臨むのは今年が初で、近2年より上位も狙えそうです。

【第9回開催6日目】
 8月14日(月)のメイン第11レースには、ベガ特別(B2級-1組・19:55発走予定)が行われます。

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 B2級-1組の特別戦は、6月24日の拓成湖特別以来。当時は不在だった勢いある3歳が3頭おり、いずれも有力といえます。
 ◎ジェイヒーローは、前走の重賞・ばんえい大賞典では先行し、脚いろ一杯になりながらも歩き切って3着と世代上位の力を見せています。拓成湖特別の翌日に行われた3組でB2級初連対を果たすと、続く3組も2着とこのクラスにも慣れてきた様子。前走から30キロ減なら初の古馬相手の特別戦でも心配はありません。
 ○ホクセイタイヨウは、格下B3級から挑戦したばんえい大賞典が2着。今回はB2昇級初戦なのに加え賞金ハンデ5キロを課されるのも微妙ですが、今季【4-2-0-1】で唯一の馬券圏外も4着と崩れなし。格より好調さを買います。
 古馬では▲キャラメルミルクが筆頭格。拓成湖特別が生涯初の特別挑戦ながら2着と結果を残しています。
 △キタノミネは、ばんえい大賞典(馬場水分0.8%)ではゴール手前で止まってしまい4着でした。しかし、馬場水分2.0%超では今季4戦して3勝、3着1回で今回の条件は向きそう。ホクセイタイヨウと同じくB2昇級ですが、穴として一考できます。

今週の見どころ(8/5~8/7)

2023年8月 3日(木)

 今週からの第9回開催より、普通競走(B級以上)での3歳馬の20キロ減が10キロ減に変更されます。3歳はB3、B4級など下級に多く、予想の際は頭に入れておきたいところ。なお特別戦(B級以上)については20キロ減のままとなります。
 6日(日)のメインには4歳オープンによる山鳩賞が組まれています。柏林賞を勝ったキングフェスタの登録はなく、巻き返しを期す馬たちの戦いとなります。次開催に行われる3歳との混合重賞・はまなす賞へ向けて見逃せないレースです。

★今週から発走時刻が変更となります(詳しくはこちら)。

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【第9回開催1日目】
 8月5日(土)のメイン第11レースには、第1回とかちえぞまつ特別(A1級・20:00発走予定)が行われます。

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 前開催にA1級単独の特別戦は組まれておらず、オープン混合のルビー特別か2組の平場戦を使われた馬が主力です。
 ルビー特別3着◎アアモンドキーマンに期待します。昨年12月からA1級で、オープンへ昇級できないのは勝ちみに遅いからにほかなりません。ただ現在は障害のキレもよく3戦連続3着以内と充実。A1級初戦という馬が3頭、またこのクラスの特別戦に実績が乏しい馬も多いここは勝機があります。
 ○センリョウボスは、昨年同時期にA1級の特別戦で好勝負を続けていました。こちらも善戦止まりまでの近況ですが、障害巧者で、ひと押しきけば連絡みのチャンス。
 ▲マルホンリョウダイは、A1級ではやや経験不足のよう。しかし、メムロボブサップの3着に健闘した6月のスタリオンカップ(3歳以上選抜)と同様、今回は軽めの馬場が見込めます。狙い時かもしれません。
 △ピンチハチャンスは、年明けに6勝と本格化してきた印象があります。前走A2級-1組の特別戦も残り30メートルで先頭に立って突き放す完勝と強さばかり目立ちました。ここがA1級初戦でも軽視できません。

【第9回開催2日目】
 8月6日(日)のメイン第11レースには、山鳩賞(4歳オープン・19:55発走予定)が行われます。

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 4歳一冠目の柏林賞を圧勝したキングフェスタが不在。
 ◎ツガルノヒロイモノはA1格付で、柏林賞は2番人気で8着と残念な結果。ただ、前走オープン混合の特別戦で、5歳の二枚看板オーシャンウイナー、サクラヒメに食い下がった走りは見事でした。ヤマカツエース(柏林賞3着)とも大接戦を演じ、今回は賞金ハンデが課されないことを考えれば勝機十分といえます。
 その○ヤマカツエースは、2歳12月のヤングチャンピオンシップを制しています。その後の世代限定戦では善戦止まりですが、キングフェスタが不在なら力量上位でチャンスがありそうです。
 ▲ホクセイウンカイはA2格付で、柏林賞ではA級馬として最先着の4着。ただ3番人気に推されていたことを考えると、手放しには喜べません。2~4着は接戦だっただけに、柏林賞(馬場水分1.7%)以上の軽馬場で切れ味比べになればオープンとの20キロ差が生きるはず。
 △シンエイアロイは、柏林賞不出走とはいえ、6月のライラック賞(4歳オープン)では逃げてキングフェスタの5着に粘っています。当時(馬場水分2.4%)に近い馬場になれば、A2級の牝馬で最軽量670キロだけに押さえておきたいです。

【第9回開催3日目】
 8月7日(月)のメイン第11レースには、葉月特別(A2級-1組・19:55発走予定)が行われます。

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 春の主役だったオールラウンダーが昇級し、近3回の同条件の勝ち馬も昇級、または今開催は別のレースに出走予定のため不在。
 となればメンバーで唯一、今季A2級-1組特別戦勝ちがある◎ダイリンファイターが主役。2開催前の文月特別は1、2着が減量ある若馬で、勝ち時計が1分30秒台のスピード勝負でも3着と崩れませんでした。前開催はA1級混合のルビー特別に出走し6着でしたが、障害は先頭で仕掛けており、ここへ繋がる内容。今回は抜けた馬が不在だけにこの馬の経験値が生きるでしょう。
 ○フレイムゴールドは、昨季最終週にA2級-1組の特別戦を勝っており実績ではヒケを取りません。ルビー特別では7着でしたが、反撃が期待できます。
 ▲リュウセイペガサスは、文月特別がダイリンファイターに続く4着で、前開催のユリウス特別も4着。障害巧者だけにここも大きくは崩れないでしょう。
 △ブルーレジーナは、ユリウス特別が初のA2級の特別戦で1番人気・7着。今開催からの基礎重量10キロ増は不安ですが、軽めの馬場に良績があり、クラス慣れも考えれば軽視できません。

今週の見どころ(7/29~7/31)

2023年7月27日(木)

 7月30日(日)のメインには、重賞・ばんえい大賞典が組まれています。今年の3歳は3月定量でのBG1・イレネー記念を制したアシュラダイマオーがナンバーワンですが今季未勝利。重賞勝ち数ではキョウエイプラス(翔雲賞1着、ヤングチャンピオンシップ1着)のほうが多く、とかち皐月賞をマルホンリョウユウ(翔雲賞2着、イレネー記念2着)、とかちダービーをタカラキングダム(ナナカマド賞1着、ヤングチャンピオンシップ2着)がそれぞれ勝利。ここ数年と同様、混戦の世代といえそうです。
 8月13日に実施される重賞・ばんえいグランプリのファン投票結果が発表され、1位は連覇を目指すメムロボブサップでした(その他の順位はこちらから)。

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【第8回開催4日目】
 7月29日(土)のメイン第11レースには、しし座特別(B1級-1組・20:10発走予定)が行われます。

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 前開催は通算収得賞金順編成のため、B1級-1組の共和かかし祭記念は2開催前の国際農業機械展杯とメンバーが大きく変わりました。3開催続けてこの条件に出走するのはレジェンドボスのみです。
 7月19日のB1級-2組平場戦からの臨戦が多く、メンバー最先着の2着◎オレノタイショウに注目。開幕後しばらくは息を入れてなんとか障害ひと腰という感じでしたが、ここ5戦はカカリよくすべて馬券に絡んでいます。昨季最終週にはA2級-1組の特別戦で3着があるように特別戦は悪くないはず。実力発揮なら主役です。
 ○レジェンドボスが相手です。国際農業機械展杯は7着でしたが障害ひと腰。勢いある人気の4歳がワンツーを決めた共和かかし祭記念では着順を上げて5着と、ともに悲観する内容ではありません。今回は今季の収得賞金順ですが、オレノタイショウを除けばむしろ戦いやすいメンバーという印象を受けます。
 ▲フナノギムレットは、国際農業機械展杯では10着も昇級初戦の特別と酷な条件。前走4組では先行して3着に粘っており、2度目のB1級-1組特別戦で変わり身が見込めます。
 △ジャパントップは、昇級初戦ですが、B2級-2組、B1級との混合戦と2連勝中。成長期の4歳馬だけにいきなり勝ち負けしてみせるかもしれません。

【第8回開催5日目】
 7月30日(日)のメイン第11レースには、第48回ばんえい大賞典(3歳・20:05発走予定)が行われます。

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 A1級のキョウエイプラス、タカラキングダムがトップハンデ700キロ、B3級のホクセイタイヨウら5頭が最軽量670キロとなります。
 6月のとかちダービー(3歳オープン)からの巻き返しが多く見られるレース。3着◎ジェイホースに注目します。1着タカラキングダムは好凡走の差が大きく、2着マルホンリョウユウとも当時から40キロの加増と不安があります。その点、この馬は5月のとかち皐月賞(3歳オープン)も3着と安定しており、上とは30キロ差ついての670キロなら重賞初挑戦での制覇もあるか。
 ○マルホンリョウユウは、イレネー記念2着、とかち皐月賞1着、とかちダービー2着と世代トップクラスの1頭。とかちダービーからハンデが厳しくなっても問題にしないかもしれません。
 ▲ホクセイタイヨウのイレネー記念は、回避馬が出たため急遽の出走でしたが5着と健闘。今季4勝を挙げ、今回は文句なしの重賞出走です。とかち皐月賞、とかちダービーとも不出走のため直近の力関係は不明ですが、引き続きベテラン・阿部武臣騎手の手綱は心強いところ。
 △キョウエイプラスは、今季4戦してとかちダービー7着などひと息ですが、重賞2勝、2、3着各1回という戦績を考えれば押さえておきたいです。

【第8回開催6日目】
 7月31日(月)のメイン第11レースには、オッズパーク賞サマーカップ(オープン混合・20:15発走予定)が行われます。

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 オープンでも一線級は24日のとかち桂冠賞に出走しており、それ以外はこのレースでA1級と対戦。◎ミノルシャープに期待します。今回のオープン馬8頭は今季古馬オープン戦未勝利ですが、この馬は重賞・北斗賞3着、2開催前のミントスポット杯(オープン)2着と実績上位。特にミントスポット杯(馬場水分0.5%)はメムロボブサップに食い下がり、決め手あるブラックサファイアをしのいでおり中身が濃いです。馬場が重くなりそうなのもなにより。今季初勝利のチャンスといえます。
 ○サクラヒメは、ミントスポット杯3番人気・5着から前走の白鳳賞(5歳牝馬オープン)で今季初勝利。今回は自己条件ですが、先行策から勝負に出れば連勝の可能性も。
 4歳馬3頭は2開催前には、重賞・柏林賞に出走。なかでも最も人気を集めたのが▲ツガルノヒロイモノでしたが8着。しかし敗因は障害とハッキリしており、A1級のためオープン馬より軽いのも魅力。
 柏林賞3着△ヤマカツエース、2着△ヘッチャラも侮れません。

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