8月10日に行われる重賞・ばんえいグランプリのファン投票結果が発表されました。過去最高となる票数を集めた今年は、昨季のばんえい記念馬メムロボブサップが1位に。2位コマサンエース、3位サクラヒメをはじめ上位7頭に優先出走権が与えられ、選出馬を除く通算収得賞金順上位の3頭を合わせた10頭が出走。その他の票数上位馬は、同じ日に実施されるオッズパーク杯ばんえいスタートロフィーに選抜されます(投票結果はこちらから)。
なおメムロボブサップなどの主戦で、3月から休養中だった阿部武臣騎手が今週から騎乗を再開しています。
【オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…42万5,460円
5重勝単勝式…20万4,890円
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【第8回開催4日目】
7月26日(土)のメイン第11レースには、釧路信金百周年帯西愛信会杯(B2級-1組混合・20:10発走予定)が行われます。
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B2とB3級の混合戦です。
◎フレイムファーストは、B2昇級後の自己条件で3、4着とまずまず。2走前の4歳重賞・柏林賞では残り20メートルまで優勝争いをして成長を感じさせます。同レースがハンデ690キロで障害ひと腰だったことから今回の660キロは苦にしないはず。相手関係からも勝機が見込めます。
○サダノブラボーは、2開催前のB2級-1組・拓成湖特別でメンバー最先着の3着。5月24日の黒岳特別での2着もあり実績上位といえます。
▲ハゴロモビクトリーは、拓成湖特別がB2昇級初戦ながら、真っ先に障害へ仕掛けて4着と善戦しました。条件2度目で前進必至。
△ホクセイポルシェは、柏林賞6着からB3級-1組を逃げ切ってのB2昇級初戦。前走から50キロ増の660キロは厳しい印象ですが、馬場が軽くなれば穴として一考できます。
【第8回開催5日目】
7月27日(日)のメイン第11レースには、しし座特別(A2級混合・20:10発走予定)が行われます。
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A1とA2級の混合戦です。
◎ヤマノコーネルは、10、9、6、5着と着順良化中で、前開催のA1級・層雲峡特別ではメンバー最先着に健闘しています。近4走は単勝1~2倍台の人気を集めた馬が1~2頭出走と骨っぽい相手関係でしたが、今回抜けた馬は不在。主役の資格十分です。
○ジェイホースは、ヤマノコーネルが6着だった6月23日のA1級混合・天の川特別の4着馬。前開催は休んでいますが、暑い季節だけにマイナスにはならないはず。
▲エムタカラは、鈴木恵介騎手へ乗替わり。3走前の選抜戦は9着でしたが、第1障害でスムーズさを欠きました。前走の5歳牡馬オープン・瑞鳳賞(2着)での末脚が光り、ある程度の位置で流れに乗れれば再現も。
△コマサンブラックは実績上位。層雲峡特別6着が復活のきっかけとなったかどうか。
【第8回開催6日目】
7月28日(月)のメイン第11レースには、おトクにPLAY!オッズパーク賞 サマーカップ(オープン・A1級混合・20:00発走予定)が行われます。
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オープンとA1級の混合戦。
◎メムロボブサップが、ばんえい記念(1着)以来、今季初戦を迎えます。久々の実戦が暑い時期に重なりますが、昨季間隔を空けながら連続連対を続けてきたように、出てきたなら本命視が妥当です。
○タカラキングダムは、今季未勝利ですが、重賞を除けば、出走機会として8、2、3、2着。6月30日のオープン・ミントスポット杯では、勝ち馬サクラヒメには届きませんでしたが、キングフェスタとともに追い込んでの3着惜敗でした。前半もう少し詰めて行ければ逆転は可能でしょう。
▲サクラヒメは、ミントスポット杯が今井千尋騎手とコンビを組んでからの初勝利。今井騎手にとっても特別戦初勝利となりました。強豪の復帰初戦ではありますが、今回は格下A1級も相手だけに引き続き好勝負できそう。
△クリスタルゴーストは、前走の5歳牡馬オープン・瑞鳳賞でタカラキングダムらをしりぞけて、11カ月ぶりの勝利。これで勢いがつけばここでも侮れません。