年始のばんえい競馬は、前半が1月2日(金)から4日(日)、後半が8日(木)から10日(土)の変則日程となります。
前半では2日の第8レースに4歳以上による帯広記念(17:00発走予定)、3日(土)の第11レースには明け5歳による天馬賞(18:20発走予定)と2つの重賞が組まれています。なお2月23日(祝・月)までは薄暮開催です。
年明けから明け5歳馬の平場戦での10キロ減がなくなり、明け6歳以上と同一重量での戦いとなります(B級以上の特別戦・重賞では今年度末まで10キロ減が継続)。
【オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…26万1,380円
5重勝単勝式…なし
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【第20回開催1日目】
1月2日(金)のメイン第8レースには、第48回帯広記念(17:00発走予定)が行われます。
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◎メムロボブサップは、言わずもがな現役最強馬。ここ1年で負けたのは昨年の帯広記念のみ。コウテイに逃げ切りを許したものの、こちらが30キロ重いにもかかわらず互角の脚いろで歩き2秒2差の惜敗でした。今年はコウテイ890キロに対し、900キロ。雪辱を期します。
○コウテイは、前回の勝利が1年前の当レース。いっそう勝ちみに遅くなっていますが、現役で900キロ以上での勝利があるのはこの馬とメムロボブサップのみ。今年も好勝負が期待できます。
▲キングフェスタは、8月のばんえいグランプリでメムロボブサップの2着。9月の岩見沢記念では830キロで1着、10月の北見記念は870キロで2着と、経験がない重量でも好勝負できています。今回はメムロボブサップがおり思い通りの競馬はできないでしょうが、食い下がるシーンも。
△タカラキングダムは、北見記念で古馬重賞初制覇を飾ると、ドリームエイジカップと重賞連勝。明け6歳馬の勢いは侮れません。
【第20回開催2日目】
1月3日(土)のメイン第11レースには、第19回天馬賞(5歳・18:20発走予定)が行われます。
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4歳シーズン三冠の最終戦は牡馬760キロ、牝馬740キロの定量です。
◎ライジンサンは、イレネー記念、ばんえいダービーと制しているこの世代のチャンピオン。ばんえいダービ後、同世代同士ではハンデがきつく、体調面もひと息で精彩を欠きましたが、目下2連勝と上昇。当レースは、5年連続でばんえいダービー馬かばんえいオークス馬が勝利しているというのも後押しになります。
○リュウセイウンカイは、重賞初挑戦だった9月の二冠目・銀河賞で4着と健闘すると、自己条件1、2、3、2着からA2昇級初戦の前走ではA1混合ながら2着と好調を持続。西将太騎手とのコンビは久しぶりですが、【4-4-0-0】ならむしろ歓迎でしょう。
今年は牝馬が2頭参戦。▲カフカは、6月の一冠目・柏林賞を含め今季重賞3勝。近3走が3、1、3着と持ち直しています。
△ウルトラコタロウは、イレネー記念、ばんえいダービーとも3着。目下3連勝と勢いもあります。鈴木恵介騎手からの乗替わりは気になりますが、押さえには必要でしょう。
1月4日(日)の見どころは枠順確定後に掲載します。



