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7/20ばんえい大賞典回顧

スターイチバンが3歳一冠目を制す

 7月20日(日)には重賞・ばんえい大賞典(3歳オープン)が行われ、最後まで粘り強く歩いたスターイチバンが1番人気に応えて優勝。3歳三冠の一冠目を制しました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右は単勝オッズ
 1.サッコ(630) 78.9
 2.ホクセイヒラリ(630) 85.7
 3.ウンカイダイマオー(660) 17.5
 4.キョウエイエース(690) 3.0
 5.アバシリタカラコマ(660) 69.7
 6.ホクセイテンリュウ(660) 91.6
 7.スターイチバン(670) 2.1
 8.ココロノニダイメ(660) 8.9
 9.アルイテイコウ(660) 78.0
 10.スーパーシン(670) 4.6

 3歳三冠の一冠目にはフルゲート10頭が出走。2歳シーズンの翔雲賞を優勝し今季4連勝で挑むスターイチバンが単勝2.1倍で1番人気。イレネー記念など重賞2勝、実績上位のキョウエイエースがトップハンデでも3.0倍で2番人気。ヤングチャンピオンシップの優勝馬スーパーシンが4.6倍、前哨戦のとかちダービーで2着好走のココロノニダイメが8.9倍で、ここまでが単勝一桁台の人気となりました。

 各馬一斉のスタートで第1障害はほぼ一団でスムーズに越えていきます。道中では各馬が息を入れる中、アバシリタカラコマが抜け出して積極的な先行策。前半53秒で後続を離したまま第2障害に到達。やや遅れてウンカイダイマオー、スターイチバン、ココロノニダイメ、キョウエイエースと続きました。
 果敢な先行策をとったアバシリタカラコマが全馬揃う前に第2障害で仕掛けるも坂の途中で一旦止まります。それを見て2番手で仕掛けたウンカイダイマオーが、立て直したアバシリタカラコマとほぼ同時に先頭でクリア。1馬身半ほど遅れてスターイチバン、キョウエイエース、さらに遅れてスーパーシン、ココロノニダイメと続きます。一旦は抜け出したウンカイダイマオーですが徐々に脚色が鈍り、残り20メートルではスターイチバン、スーパーシンがこれを交わして先頭争い。ゴール前は2頭の接戦となりましたが、スーパーシンがゴール線上で脚が止まったところ、止まらず歩き続けたスターイチバンが先頭でゴール。着実に差を詰めてきたキョウエイエースが2着、立て直したスーパーシンが3着で、人気順の決着となりました。

 勝ったスターイチバンは翔雲賞に続いて重賞2勝目。3歳一冠目を制して三冠馬のチャンスをつかみました。しかしながらキョウエイエース、スーパーシンら重賞実績馬も互角のレース内容で、ココロノニダイメ、ウンカイダイマオーなども成長とともに、3歳重賞路線は目が離せない戦いが続いていきそうです。

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西謙一騎手
(西騎手は2週連続重賞制覇)自分のことより、この馬が勝てたことが良かったです。暑さで本調子ではなかったのですがギリギリ持ちこたえてくれました。まわりのペースが速かったし、馬も弱っていたので、そのあたりを考えながら乗りました。障害は上手な馬なので心配していませんでした。最後まで辛抱強く歩いてくれて、止まらなければ大丈夫と思っていました。三冠はこの馬だけのチャンスなので、全部獲れるように狙って行きたいです。暑い中、応援ありがとうございました。また次も勝てるように頑張りますのでよろしくお願いします。

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