メムロボブサップが記録づくめの連覇
2月22日(日)にチャンピオンカップ(4歳以上選抜)が行われ、メムロボブサップが2連覇。ばんえい重賞最多勝利数を26勝に更新しました。
【出走馬】※カッコは負担重量、右は単勝オッズ
1. キングフェスタ (820) 16.6
2. メムロボブサップ (830) 1.2
3. ホクセイヒラリ (740) 60.1
4. コマサンエース (820) 29.2
5. タカラキングダム (820) 5.5
6. ツガルノヒロイモノ (820) 23.6
7 クリスタルコルド (820) 7.9
今季の重賞勝ち馬に、準重賞のばんえい十勝金杯を勝利したツガルノヒロイモノを加えて7頭立てで行われた今年のチャンピオンカップ。昨年の優勝馬メムロボブサップは今季ここまでばんえいグランプリ、帯広記念を含む4戦4勝と変わらぬ安定感で、今年も単勝1.2倍の圧倒的な1番人気に支持されました。北見記念で古馬重賞を初勝利し続くドリームエイジカップも制したタカラキングダムが5.5倍、旭川記念を優勝、北斗賞3着、岩見沢記念3着、帯広記念2着と古馬重賞の常連となったクリスタルコルドが7.9倍で続きました。
第1障害はキングフェスタとメムロボブサップが勢いよく並んで下りるとツガルノヒロイモノ、コマサンエース、クリスタルコルドも差なくクリア。先行する2頭が一旦息を入れると4歳牝馬のホクセイヒラリを除く後続も合流してほぼ一団で進みます。各馬がじっくりと息を入れる中、積極的に抜け出したクリスタルコルドが第2障害に前半72秒で到達。後続も差なく続きます。
第2障害はじっくり息を入れたメムロボブサップ、コマサンエース、クリスタルコルドが同時に仕掛けるといずれもすんなりとひと腰でクリア。それを見て仕掛けた後続はやや苦戦してツガルノヒロイモノが離れた4番手で続きます。
障害を下りたメムロボブサップは力強い脚色で、並んで下りたクリスタルコルド、コマサンエースをぐんぐんと引き離しにかかります。追うコマサンエース、クリスタルコルドが必死に食い下がりますが差は縮まらず、最後まで脚を伸ばしたメムロボブサップがそのまま先頭でゴール。障害を3番手で下りたコマサンエースが粘り強く歩いて2着、末脚を伸ばしたツガルノヒロイモノがクリスタルコルドをゴール前でかわして3着となりました。
前走の帯広記念で古馬重賞全制覇を達成し、重賞勝利数がオレノココロの25勝に並んだメムロボブサップは今回の勝利で26勝に記録更新。さらに通算収得賞金額の1億1801万7500円は1986年に引退したキンタローの1億1672万5000円を超えるばんえい通算収得賞金最高額で、名実ともにばんえい競馬最高の名馬となりました。特筆すべきは質の高いレース続きの115戦で5割近い勝率と8割近い連対率。パワー・スタミナを要するばんえい記念からスピード重視のスピードスター賞まで柔軟に対応し常に安定した成績を残しています。この馬の能力はもちろん、名馬を育て支える厩舎サイド・関係者の絶え間ない努力にも敬服です。
阿部武臣騎手
勝ててほっとしています。帯広記念の後はちょっと脚元に不安があったので前週の出走を見送ってここに焦点を合わせて調教しました。レース前は久々に乾いた重い馬場なので肩の力を抜いて騎乗しようと思っていました。レース間隔が開いた割には道中の手応えが良く、障害さえ上げれば歩いてくれると思いました。障害はいつも通り絶好調のカカリでした。障害を下りれば差されることはないだろうと思って乗っていました。記録更新の重賞26勝は馬を褒めてあげたいと思います。肩の力を抜いて次の大一番ばんえい記念も頑張りますのでよろしくお願いします。



