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12/30ばんえいダービー回顧

キョウエイエースが3強の競り合いを制す

 12月30日(火)にばんえいダービー(3歳オープン)が行われ、キョウエイエースがスターイチバン、スーパーシンとの激しい競り合いを制しました

【出走馬】※カッコは負担重量、右は単勝オッズ
 1.プロサングエ(710) 61.3
 2.パワフルクィーン(710) 97.7
 3.ラポピージュニア(730) 21.4
 4.ウンカイダイマオー(730) 6.8
 5.キョウエイエース(730) 4.3
 6.ホクセイヒラリ(710) 52.7
 7.スターイチバン(730) 4.6
 8.ココロノニダイメ(730) 120.6
 9.ホクセイテンリュウ(730) 31.4
 10.スーパーシン(730) 1.8

 3歳三冠の最終章にはフルゲート10頭が出走。ヤングチャンピオンシップ、はまなす賞の優勝馬スーパーシンが単勝1.8倍で人気を集めました。ナナカマド賞、イレネー記念と2歳シーズン重賞2勝のキョウエイエースが4.3倍。翔雲賞、ばんえい大賞典を制したスターイチバンが4.6倍、イレネー記念2着馬ウンカイダイマオーが6.8倍で続きました。

 各馬勢いよくスタートすると、第1障害はスーパーシン、キョウエイエースが僅かに先に越えますが、ホクセイヒラリを最後に差なく続きます。各馬中間点で息を入れる中、ウンカイダイマオー、キョウエイエース、スターイチバン、スーパーシン、ホクセイテンリュウが抜け出して後続をやや離す展開に。第2障害下には脚色良く抜け出したスターイチバンが前半45秒で到達、キョウエイエース、スーパーシンら人気馬が差なく続きます。
 第2障害は、最初に仕掛けたスターイチバンが先頭でクリアすると、スーパーシン、キョウエイエースも続いて差なくクリア。離れてホクセイテンリュウが4番手で下りますが、先に下りた人気3頭が一線となって後続を引き離しにかかります。
 3頭いずれも譲らず激しい競り合いとなりますが、ゴール前でスーパーシンの脚が止まります。残った2頭の叩き合いで脚色鈍らず伸びたキョウエイエースが半馬身ほど抜け出したところでゴール。スターイチバンが粘り強く歩ききって2着、立て直したスーパーシンが3着となりました。

 勝ったキョウエイエースは、イレネー記念以来の重賞3勝目。今シーズンの世代限定戦ではトップハンデに悩まされましたが、定量戦となった三冠最終戦で実力を証明して見せました。しかしながら、常に好勝負を見せるスターイチバン、スーパーシンとのライバル関係は今後も注目となりそうです。

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島津新騎手
村上調教師から騎乗依頼を受けたときは嬉しかったですし、勝つことがで出来て本当に感謝しています。(初騎乗でしたが)走路開放に3回入れて、菊池騎手や前走まで乗っていた藤本調教師に話を聞いて、馬の特徴は掴めていたので不安はなく、今日の雨だけが不安でレースに臨みました。道中は思ったより息が入ったので、障害をうまく越えてくれて、この馬の粘り強さをゴール前で発揮してくれました。(ゴール前の叩き合いは)最後まで分からなかったですが、馬が頑張ってくれました。自分も久しぶりの重賞勝利だったのでとても嬉しかったです。今年は自分自身、あまり良い成績ではなかったですが、重賞で最後を締めくくれて良かったです。ばんえい競馬は年明けすぐ始まります。皆さんぜひ、足を運んで、応援をよろしくお願いします。

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