各世代の三冠競走の先頭を切って、6月29日(日)の柏林賞から4歳シーズンがスタートします。この一冠目には、ばんえい大賞典2着、ばんえい菊花賞3着、ばんえいダービー2着で4歳の通算収得賞金順2位のミチシオを除くほぼベストメンバーが顔を揃えました。
8月10日に行われる重賞・ばんえいグランプリのファン投票が7月14日(月)の21時まで実施されています。投票された方から、抽選で豪華賞品が当たります。
【オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…3万3,810円
5重勝単勝式…なし
※今週のイベントはこちら
※開催日程/時刻についてはこちら
※オッズパークのキャンペーン情報についてはこちら
【第6回開催4日目】
6月28日(土)のメイン第11レースには、オールスター競輪函館開催賞(A2級・20:00発走予定)が行われます。
※出馬表はこちら
◎ダイリンファイターは、今季特別戦を4走して4、4、4、3着。障害で後手を踏む面があるため連対までは届いていません。しかし、B1級混合だった前開催のジュノー特別での、トワイチロ、キョウエイリュウというクラス以上の強者相手に3着は胸を張れます。今回はA2級の限定戦で牝馬もおらず全馬670キロでの争い。実力比較なら上位といえます。
○ホクセイウンカイは、ダイリンファイターと同じ今季4走が5、3、5、9着でした。馬券に絡んだ3走前は、今回と同じA2級限定のサテライト石狩21周年で、オープンからの降級馬カイセドクターには突き放されたものの、しぶとく歩いて、ダイリンファイターの追い上げを許しませんでした。
▲マサタカラは、今季2戦目から3連勝でA2昇級初戦。ただA1からの降級馬だけに格負けはありません。勢いに乗って突破があっても。
△トウケイレーヴは、前開催に登録がありませんでしたが、2開催前のA1級混合・地上最強ばん馬刃牙記念ッッで3着。しかし、1着は前述した強豪カイセドクターで、今回のメンバーには先着を許していません。
【第6回開催5日目】
6月29日(日)のメイン第11レースには、第19回柏林賞(4歳・20:00発走予定)が行われます。
※出馬表はこちら
この世代は、2歳のイレネー記念、3歳のばんえいダービーの定量でのチャンピオン決定戦をともにライジンサンが勝利。ただモロさもあるためクラス別定重量戦では絶対視はしにくい感も。
注目は牝馬◎カフカ。ばんえいオークスの2着馬で、ばんえいダービーでは牝馬として最先着の4着。初重賞制覇が年長で格上の牝馬が相手だった5月のカーネーションカップで、このレースの前哨戦・ライラック賞(4歳オープン)も勝利と充実しています。A2へ昇級しておりこれまでほど軽量利はありませんが、まだ追いかける手。
○ライジンサンは、昨季最終週のクリスタル特別(4歳オープン)では6着ですが、最大50キロ差のトップハンデを考えればある程度納得のいく結果。今回は30キロ差に縮んでおり、今季初戦でも勝ち負けが期待できそう。
▲ウルトラコタロウは、ばんえいダービー3着、クリスタル特別1着の実力馬ですが、今季は6着だったライラック賞のように障害のカカリひと息。とはいえ前走のB1級ではひと腰でまとめており、復活があるかも。
ライラック賞2着△ホクセイハリアー、3着△ショータイムも争覇圏です。
【第6回開催6日目】
6月30日(月)のメイン第11レースには、ミントスポット杯(オープン・20:00発走予定)が行われます。
※出馬表はこちら
重賞の旭川記念勢が実力上位ですが、1着コマサンエース、3着クリスタルコルドの登録はなし。同2着インビクタが、唯一賞金別定重量5キロを課されています。
ならば注目は4着だった◎キングフェスタ。2番人気に推されましたが、障害で苦戦し7番手から追い込んだものの残念な結果でした。今回は負担重量が軽くなることで反撃が期待できます。
○インビクタは、今回ハンデが不利ですが、ばんえい十勝オッズパーク杯3着、北斗賞2着。その間のオープン・A1級混合の大雪賞も2着と充実しています。5キロ程度の加増なら苦にしないはず。
▲サクラヒメは、今井千尋騎手とコンビを組んで3戦目。ここまでの2戦はともに重賞で5、10着でしたが、特別戦での勝利経験もない今井騎手には荷が重かったかもしれません。重量が軽くなるここは見直せます。
今季4戦すべて掲示板に載っている△コウテイの前残りも一考できそうです。