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今週の見どころ(10/7~10/9)

2023年10月 5日(木)

 10月7日(土)から9日(祝・月)の3連休には、JRA東京競馬場にて『ばんえい十勝フェア in 東京競馬場2023』が行われます。矢野吉彦さん、目黒貴子さん、荘司典子さんによるトークショー(7日)や、先着プレゼント、ばんえいグッズ、北海道・十勝物産品の販売、ばんえい競馬PRコーナーの設置など様々な企画が実施されます。
 9日(祝・月)のメインには疾風賞が組まれています。年明け3月4日に実施される予定の定量500キロ路線の決勝・スピードスター賞の予選第1弾です。昨年度、予選・地吹雪賞1着、スピードスター賞3着だったタカナミらが出走予定となっています。

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【第13回開催4日目】
 10月7日(土)のメイン第11レースには、寒露特別(A2級-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 昇級初戦馬を除き前開催で重賞・特別戦を使われてい2頭が有力でしょう。
 注目は◎ホクセイウンカイ。今回は4歳が4頭と多いものの、唯一、重賞・銀河賞に出走し格上馬に割って入る4着と好走しています。2開催前の菊月特別でもA1級馬を相手にメンバー最先着の4着があり、A2級同士なら力上位と判断できます。
 ○ブルーレジーナは、前開催の同条件・千樹橋特別2着。今開催からA1へ昇級したダイリンファイターに食い下がり、A2級の特別戦(混合戦含む)で2連対していた1番人気のリュウセイペガサス(こちらも今開催からA1へ昇級)に先着しました。菊月特別5着という戦歴からも差は感じません。
 ▲アローリキヒメは4歳で、B1級-1組の特別戦2、1着からの昇級初戦。印象的だったのは2走前のデネブ特別で、1番人気で逃げ切ったコマサンダイヤを1秒1差まで追い詰めました。同馬はオープン経験馬で別格といえる存在だっただけに、ここも通用して不思議ありません。
 △オレノタイショウは、デネブ特別4着、前走1着からの昇級初戦。ひと息入ったあとですが、昨季A2格付は上位で押さえておきたいです。

【第13回開催5日目】
 10月8日(日)のメイン第11レースには、秋陽特別(オープン・20:00発走予定)が行われます。

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 重賞・岩見沢記念組が有力で、なかでも期待は2着だった◎メジロゴーリキ。今季未勝利ですが、大きく崩れたのは夏場の重賞の旭川記念、ばんえいグランプリのみ。馬場の砂を入れ替えたあとの近2走は、マロニエ賞(オープン-1組)3着、岩見沢記念2着と安定した走りをしています。賞金ハンデ5キロ増は恵まれておりチャンス十分。
 ○ヤマトタイコーは、オープン格付でのスタートとなった22、23年シーズンとも勝ちみに遅くなっています。ただ、馬場の砂を入れ替えたあとに今季初勝利を挙げ、前走の玉泉館特別(オープン・A1級混合)でも格下相手とはいえ3着と成績が上向いています。
 ▲ギンジは、メンバー中最多の今季6勝を挙げてのオープン初戦。ヤマトタイコーと近4戦中3戦で対戦し、玉泉館特別など2勝とこちらが勝ち越しています。ただ昇級でハンデが不利になるため3番手評価。
 △ミノルシャープは、唯一賞金ハンデなしでの出走。ただ勝つまでの決め手には乏しく、連争い候補として押さえておきたいです。

【第13回開催6日目】
 10月9日(祝・月)のメイン第11レースには、疾風賞(3歳以上選抜・20:05発走予定)が行われます。

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 定量500キロ条件初参戦馬も多いメンバーに入れば、◎タカナミの実績が抜けています。4歳だった昨季12月の予選・地吹雪賞で、決め手あるブラックサファイアの追い上げを振り切って勝利すると、年明けの決勝・スピードスター賞でも3着に健闘。ロードヒーティングが入った馬場での46秒から47秒台という走破時計は優秀です。
 タカナミは昨季が同条件初挑戦で才能が開花した格好。今年の新星候補は○ツガルノヒロイモノでしょう。この路線は基本的に格上位馬が好成績という傾向があり、この馬はオープン格付。タカナミがそうだったように、4歳の10キロ減は有利に働くはず。
 ▲ダイヤカツヒメは、4歳牝馬で30キロ減はいかにも有利。5月に重賞・カーネーションカップを制しA1へ昇級してから苦戦していますが、一気に減量され賞金ハンデも課されないここは一変がありそう。
 △ゴールデンフウジンは、9歳となりスピード勝負はどうかといった感も。ただ、21年のスピードスター賞で49秒1をマークしており、いちおうの警戒は必要でしょう。

今週の見どころ(9/30~10/2)

2023年9月28日(木)

 年間25開催で実施されている今季のばんえい競馬は、今週・来週の第13回開催がちょうど中間となります。
 10月1日(日)のメインには、3歳オープンによるオッズパーク杯秋桜賞が組まれています。21年には三冠重賞不出走だったサクラヒメが、このレースで世代限定オープン戦初勝利を挙げると、その後、11月にばんえい菊花賞、12月にばんえいオークスと制し、一躍スターダムへのし上がっていきました。今年の3歳一冠目・ばんえい大賞典は、2歳シーズンの重賞勝ち馬が不振に終わりましたが、ここでさらに勢力図に変化があるかもしれません。

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【第13回開催1日目】
 9月30日(土)のメイン第11レースには、田山産業ばん馬大会記念(A1級-1組・20:10発走予定)が行われます。

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 前開催は通算収得賞金順の編成で、同条件A1級の特別戦・デイリースポーツ杯を使われていたのは、1着センリョウボス、3着オールラウンダーの2頭のみ。またA2級-1組・千樹橋特別の1、4、5着馬が昇級初戦を迎えます。
 注目はデイリースポーツ杯1着◎センリョウボス。好調馬が出走してきやすい今季の収得賞金順のA1級特別戦(混合戦含む)で2、3、2着と続けて馬券絡みしていたことを考えると、与しやすいメンバーだったデイリースポーツ杯で、1番人気にこたえたのは当然ともいえます。今回は今季の収得賞金順にしては相手に恵まれた印象があり、連勝に期待します。
 ○ヤマノコーネルは、2開催前の菊月特別(A1・A2級混合)でセンリョウボスを振り切って勝利。ただ、当時から賞金ハンデ5キロを課されているためやや割引きです。
 ▲オールラウンダーは、3着だったデイリースポーツ杯が昇級後、特別戦で初の馬券圏内。ここも極端な時計勝負にはならないはずで有力視できます。
 △コウテイは、約2カ月ぶりの実戦。ただ、休む前はA1級やオープン混合の特別戦で好勝負続き。1度叩かれてという感もありますが、軽視できません。

【第13回開催2日目】
 10月1日(日)のメイン第11レースには、オッズパーク杯秋桜賞(3歳オープン・20:00発走予定)が行われます。

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 7月30日の重賞・ばんえい大賞典1~4着馬が有力。ただし1、2、4着馬は当時から重量据え置きなのに対し、3着馬は10キロ減となっています。
 注目は◎ジェイヒーロー。1着マルホンリョウユウ、5着ジェイホースらと差のない障害クリアからゴール前で止まりかけましたが3着に踏ん張っています。B2からB1へ昇級しましたが、重量格別定戦(B1とB2は同重量)で、ばんえい大賞典より基礎重量10キロ減のため、10キロ減の670キロで出走できるのは有利。勝ってばんえい菊花賞へ弾みをつけるか。
 ○マルホンリョウユウは、1番人気で逃げ切り勝ち。前走のはまなす賞は金田利貴騎手が初騎乗でしたが、今回は主戦の鈴木恵介騎手に戻るのがなによりといえます。
 ▲キタノミネは、ばんえい大賞典6番人気4着と健闘し、目下2連勝と充実。重めの馬場が合うのなら連勝継続の可能性も。
 △ホクセイタイヨウは、ばんえい大賞典3番人気2着で、4歳混合の重賞・はまなす賞では3歳として再先着の4着と地力強化しています。

【第13回開催3日目】
 10月2日(月)のメイン第11レースには、神無月特別(A1級-2組混合・20:00発走予定)が行われます。

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 オープンとA1級の混合ですが、ともにひと息の近況の馬が多いメンバーです。
 注目はA1級の◎ノエルブランです。前走オープン混合の玉泉館特別では勝ったギンジからやや離れた5着でしたが、同馬は近7戦を4勝、3着2回と勢いに乗って今開催からオープンに昇級した上り馬。正攻法で戦いを挑んで障害で苦戦しながら大崩れしなかったのは力の証明といえます。今回、A1級にギンジほどの存在はおらず、オープンも2組なら戦いやすいはずです。
 ○コマサンブラックは、岩見沢記念6着で、特別戦のほうが僅差の戦いができています。しかも今回は格下A1級相手だけに終いの踏ん張り強化に期待です。
 ▲ブラックサファイアは、玉泉館特別では追い込んでノエルブランに先着しての4着。展開次第の面はありますが、同条件なら軽視できません。
 △ネオキングダムは、前走がA1昇級後、世代限定戦以外で初の馬券絡み。重めの馬場が合ったのなら、オープン馬相手でも見せ場以上がありそうです。

今週の見どころ(9/23~9/25)

2023年9月21日(木)

 今開催は後半にも重賞が組まれています。24日(日)の銀河賞は、4歳シーズン三冠の第2弾です。7月の第1弾・柏林賞はキングフェスタが勝ち、同馬不在だったその後の特別戦・山鳩賞はツガルノヒロイモノ、重賞・はまなす賞(3歳混合)はヘッチャラがそれぞれ制しています。ひと夏を越しての力関係に変化があるのか注目です。
 なお、銀河賞の1つ前のレースには2歳牡馬による最初の特別戦・青雲賞も行われます。

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【第12回開催4日目】
 9月23日(祝・土)のメイン第11レースには、デイリースポーツ杯(A1級・20:05発走予定)が行われます。

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 今開催は通算取得賞金順での編成となっています。
 注目は3歳馬◎タカラキングダム。今季とかちダービー(3歳オープン)を制している実力馬です。前走2組を2着でクラス通用のメドは立っており、3歳は特別戦では20キロ減があるのも買い材料です。
 ○センリョウボスは、A1級の特別戦で3走続けて馬券に絡んでおり実績上位。2着だった前走菊月特別(A1級-1組混合)の勝ち馬不在と相手に恵まれています。
 ▲オールラウンダーは、2走前の涼風特別(A1級)でセンリョウボス(3着)と接戦の4着。こちらもチャンスはあるはず。
 △ネオキングダムは、競走除外明けですが、5頭いる5歳のなかで8月の準重賞・朱雀賞最先着でした。

【第12回開催5日目】
 9月24日(日)のメイン第11レースには、4歳シーズンの二冠目・第31回銀河賞(4歳・20:05発走予定)が行われます。

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 オープン馬は今季の収得賞金220万円につき10キロを課せられる条件で、キングフェスタ、ツガルノヒロイモノ、ヘッチャラが10キロ増の750キロとなります。
 わずか10キロ増なら◎キングフェスタの中心は動きません。一冠目・柏林賞では障害で転倒しかけましたが踏ん張って、残り20メートルで先頭に立っての圧勝劇でした。柏林賞、銀河賞で二冠を達成した馬は過去4頭おり、すべて天馬賞も勝って三冠馬となっています。
 柏林賞は2着争いが接戦。当時から2着馬と10キロ差つくことで3着○ヤマカツエースを上位視します。3歳以降にキングフェスタが出走していた重賞では3着が最高ですが、一歩前進が狙えそうです。
 ▲ホクセイウンカイは、柏林賞では2着争いに加わろうかという脚いろで4着と悪くありません。1着キングフェスタ、2着ヘッチャラとのハンデ差が20キロから30キロに広がることでチャンスは広がります。
 △ヘッチャラは、ハンデ不利ですが、得意の世代限定戦なら上位争いに加われそうです。

【第12回開催6日目】
 9月25日(月)のメイン第11レースには、野分特別(B1級-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 今開催は通算収得賞金順編成で、前開催(今季の収得賞金順)にB1級-1組の特別戦を使われたのはジャパントップ1頭だけ。
 注目はその◎ジャパントップです。1組で戦い続けてきた強者揃いのなか、パワフルな走りで1着。今回は同条件でも大幅に相手が楽になっており、連勝が狙えます。
 ○ロングビユウテイは、今季の収得賞金が少ないため1組の特別には今季初参戦。昨季、同条件で馬券絡み3回という戦歴を考えれば条件替わりは歓迎です。
 ▲マツノタイガーも、ジャパントップと同様に、今季の収得賞金順だった7月29日のしし座特別を勝利しています。賞金ハンデ5キロを課されてからはひと息ですが、今回の相手なら勝ち負けできそう。
 △アローリキヒメは、今季4戦目からすべて3着以内と充実。前走8月12日のデネブ特別は2着で、ジャパントップ(6着)、マツノタイガー(9着)に先着しました。ただ砂を入れ替えたあとの馬場未経験のため評価を下げます。

今週の見どころ(9/16~9/18)

2023年9月14日(木)

 今週と来週の第12回開催は、3歳以上のレースが通常の今季の収得賞金順ではなく通算収得賞金順の編成となります。一気に組が下がる馬はこのチャンスを生かしたいところ。
 17日(日)のメインは重賞・岩見沢記念。1カ月前に行われたばんえいグランプリの2着ゴールドハンターを除く8頭に、5歳馬2頭を加えたメンバーで争われます。1.4%という馬場水分のわりに2分を切る時計で決着したばんえいグランプリでしたが、今回は先月末のスタートから第1障害までの区間に続き、第1障害を降りた地点から第2障害までの砂が入れ替えられた直後の実施。簡単には収まらないかもしれません。

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【第12回開催1日目】
 9月16日(土)のメイン第11レースには、玉泉館特別(オープン混合・20:05発走予定)が行われます。

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 前開催のポテト特別と同じオープンとA1級の混合ですが、重賞・岩見沢記念が組まれたためオープン馬が手薄です。
 それでも注目はオープン馬◎ヤマトタイコーです。ポテト特別で今季初勝利をマーク。春先は流れに乗れないレースもありましたが、基礎重量増とともに改善され、砂の入れ替えで時計がかかる馬場も向いたかアアモンドキーマンを差し切っています。その2着馬△アアモンドキーマンは、今回からオープンに昇級したため10キロ増、3着▲ギンジは賞金ハンデ5キロ増とともに不安材料があり、連勝のチャンスです。
 ○シンエイボブは、前回競走除外ですが、それまで2戦連続連対と好調でした。重い馬場では切れ味が削がれますが、息が入る流れが予想されるだけに、好位から差し脚を伸ばしてきそうです。
 △ゴールデンフウジンは、直線勝負タイプ。馬場が重くなるのは歓迎とはいえませんが、流れが落ち着けばシンエイボブと同様決め手発揮があるかもしれません。

【第12回開催2日目】
 9月17日(日)のメイン第11レースには、重賞・第59回岩見沢記念(19:55発走予定)が行われます。

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 今季の収得賞金220万円につき別定10キロ増という条件。今季重賞を3勝しているメムロボブサップなど3頭が出走を回避しています。
 今季未勝利ながら重賞で2着2回◎メジロゴーリキが中心です。岩見沢記念には過去4回出走し21年1着、その他の年も3、6、2着と実績があります。賞金ハンデが課されず、2回目の砂の入れ替え直後(1回目はスタートから第1障害、2回目は第1障害を降りた位置から第2障害)ですが、22年のばんえい記念馬でパワー勝負は望むところ。今季初勝利を挙げる可能性大といえます。
 ○コマサンエースは、出走5頭の7歳馬で掲示板を独占した旭川記念(馬場水分2.6%)の3着馬。二強のメムロボブサップ、アオノブラックからはやや離されましたが、インビクタ、コマサンブラックをしりぞけています。なおミノルシャープには、旭川記念、ばんえいグランプリと続けて先着を果たしており、この相手関係なら上位争いして不思議ありません。
 ▲アオノブラックは、1回目の砂の入れ替え直後だった前開催のオーブン特別戦で2着と結果を出しています。しかし、季節的なものか過去の岩見沢記念では7、5着と結果が出ていません。
 △ミノルシャープは、勝ちみに遅い近況ですが、昨年の2着馬だけに軽視はできません。

【第12回開催3日目】
 9月18日(祝・月)のメイン第11レースには、千樹橋特別(A2級-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 1回目の砂の入れ替え直後の前開催も特別戦を使われ、結果を出している馬が信頼できそう。
 ◎リュウセイペガサスは、フォーマルハウト特別(A2級-1組混合)を勝利。格下とはいえ35キロのハンデ差があった4歳牝馬との追い比べをモノにする強い内容でした。もともとA2級-1組の特別戦で2、3着各1回、4着2回と実績があり連勝が期待できます。
 ○ホクショウカップは、今季の収得賞金ではA2級馬として最多。近走は格上相手の戦いが続きひと息でしたが、前走の菊月特別(A1級-1組混合)では3着に追い上げています。10番人気でしたが、重めの馬場が合うのなら久々のA2級同士のここは軽視できません。
 ▲ダイリンファイターは、前走でリュウセイペガサスの3着。A2昇級初戦を勝ったあとは勝ち切れていませんが、昨年同時期にはA1級の特別戦で勝ち負けしており見劣りなし。
 △ブルーレジーナは、3走前に逃げ切ってリュウセイペガサスを2着にしりぞけています。菊月特別は逃げて5着でしたが、鈴木恵介騎手なら、なにか策を講じてくるかもしれません。

今週の見どころ(9/9~9/11)

2023年9月 7日(木)

 今開催には重賞が組まれてないこともあって、各世代の有力馬も自己条件での出走。今週3日間のメインは、すべてクラス混合での争いで、普段は見られない組み合わせもあります。11日(月)のポテト特別には、コマサンブラック、ミノルシャープといった重賞の常連に加え、ここで連対すればオープンに昇級するA1級馬も3頭出走予定となっています。

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【第11回開催4日目】
 9月9日(土)のメイン第11レースには、フォーマルハウト特別(A2級-1組混合・20:15発走予定)が行われます。

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 A2級とB1級の混合戦で、前開催の同条件・アルタイル特別の4着以下とA2級-2組の上位3頭の対戦という構図です。
 アルタイル特別は、先行した3頭の競り合いから抜け出したシンエイアロイが1着。追い込んできたフナノダイヤモンドが2着で、スーパーシンデレラは4着でしたが、5着以下は引き離していました。
 注目は◎スーパーシンデレラ。B1昇級初戦ながらアルタイル特別でメンバー最先着の4着。引き続き最軽量ハンデも有利です。ただ、砂の入れ替えで重くなった馬場での特別戦だけに過信はできません。
 ○リュウセイペガサスは、前開催では平場のA2級-2組で2着。A2級-1組の特別戦も、2開催前の葉月特別2着など、2、3着各1回、4着2回と苦にしておらず、差のない戦いができそうです。
 ▲ジェイホースワンは、アルタイル特別7着など、A2昇級後は前半での後れを取り戻せていません。ただ、重馬場なら変わる可能性はあります。
 △ダイリンファイターは、葉月特別3着、アルタイル特別6着。ともにメンバー中で2番目の着順だけに、ここも大きくは崩れないでしょう。

【第11回開催5日目】
 9月10日(日)のメイン第11レースには、菊月特別(A1級-1組混合・20:05発走予定)が行われます。

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 A1級とA2級の混合戦。前走は5歳オープン・朱雀賞、A1級・涼風特別、A2級-1組混合・アルタイル特別など様々ですが、重賞・はまなす賞を使われた◎ヤマノコーネルに注目。A1級の4歳馬で、3走前の2組平場戦で昇級後初勝利をマーク。近2走の世代限定戦はオープンとの対戦で苦戦していますが、3走続けての700キロで格下A2級相手なら変わっても不思議ありません。
 ○センリョウボスは、近2開催のA1級の特別戦で2、3着と実績上位。涼風特別の上位2頭が翌日のオープン混合戦にまわって不在のため、勝機がありそうです。
 ▲ホクセイウンカイは、2走前の4歳オープンでヤマノコーネルに先着し、アルタイル特別では直線一旦は先頭と見せ場を作って3着。A1級馬相手でも互角に戦えています。
 朱雀賞3着の牝馬△ブルーレジーナ、涼風特別5着△ノエルブランの逃げ粘りにも警戒したいです。

【第11回開催6日目】
 9月11日(月)のメイン第11レースには、ポテト特別(オープン-2組混合・20:00発走予定)が行われます。

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 今季ひと息のオープン馬に好調なA1級馬が挑む構図。注目は◎ギンジです。9頭中8頭がA1級馬だったばんえいスタートロフィーと、A1級・涼風特別と2連勝中。直線勝負タイプですが、近2走は逃げ先行で勝っており、ひと皮むけた印象です。オープン馬と5キロ差つけば互角に戦えるはず。
 ○ミノルシャープは、6月の北斗賞3着馬で実績上位。ギンジとは初対戦で未知数な面はありますが、今季未勝利と勝ちみに遅い面があるため◎にはしにくいです。
 ▲ヤマトタイコーも今季未勝利ながら、A1からオープンに昇級しています。人気になりにくいタイプで、ばんえいスタートロフィーでは6番人気で3着。ギンジに差されたとはいえ差は小さく、穴として一考できます。
 △アアモンドキーマンは、涼風特別でギンジに突き放されての2着。しかし、3着馬は7秒3も引き離しており、A1級では実力上位です。

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