15日(日)のメインには、古馬重賞・北斗賞が組まれています。例年は4月末から5月上旬に行われるばんえい十勝オッズパーク杯から1カ月半ほど空いての実施ですが、今季は馬インフルエンザの影響もあり、中3週と詰まっています。そのため、ばんえい十勝オッズパーク杯で思うような結果を残せなかった馬は、短期間で立て直せているかにも注目です。
この3日間は、新馬戦10レースを含め12レースの2歳戦が行われます。今週から今季2回目の能力検査(第4回能力検査)組も加わっており、16日(月)の第2レースでは、同能検で一番時計をマークしたヤマトテンショウ(牡・谷あゆみ厩舎・父ツガルスピード)がデビュー予定となっています。
【オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…71万7,710円
5重勝単勝式…なし
※今週のイベントはこちら
※開催日程/時刻についてはこちら
※オッズパークのキャンペーン情報についてはこちら
【第5回開催4日目】
6月14日(土)のメイン第11レースには、ムーンストーン特別(B1級-1・2組決勝・20:00発走予定)が行われます。
※出馬表はこちら
7日第8レース(B1級-2組)、8日第12レース(B1級-1組)の各上位馬による一戦です。
◎マサタカラは、A1からの降級馬で今季3走目から2連勝。自慢の末脚が冴えており、1組予選では障害6番手から一気に伸びて1着。今回は特別戦ですが、近況から主役に相応しいです。
○リュウセイペガサスは、2組予選が3着などA1から降級した今季も勝ちみに遅いレース続き。テンに動けないのが悩みですが、それなら少しでもペースが落ち着く特別戦に替わるのは歓迎といえそう。
取捨に迷うのが4歳馬▲ホクセイハリアー。今季初戦のB2級-1組の特別戦が4着とはいえ、A1からの降級馬トワイチロに21秒2も離されましたが、同馬は先週のA2級混合の特別戦まで今季4戦4勝という特別な存在。今回のA1からの降級馬が相手なら見せ場以上が見込めるはず。
△マルモタイショウは、メンバー中5頭が出走していた3月16日のA1級・大平原特別の勝ち馬。1組予選は2着と悪くないものの、減り続ける馬体重は懸念されるところです。
【第5回開催5日目】
6月15日(日)のメイン第11レースには、第33回北斗賞(20:00発走予定)が行われます。
※出馬表はこちら
ばんえい十勝オッズパーク杯から6頭が参戦していますが、注目は勝ち馬◎コマサンエース。唯一、賞金ハンデ10キロを課されるのは不利ですが、今季すでに2勝と勝ちみの遅さを払拭できており、重量増はタイプ的に歓迎。ハンデ面が原因で人気が落ちるなら狙って面白そうです。
○キングフェスタは、コマサンエースの弟。ばんえい十勝オッズパーク杯は無念の出走取消でした。前走の3歳以上選抜・スタリオンカップで豪快な追い込みを決めており状態面の不安はなさそう。兄に続く古馬重賞初制覇が望めます。
▲タカラキングダムは、昨季の4歳シーズン三冠馬でこちらも強烈な末脚が武器。ばんえい十勝オッズパーク杯がコマサンエースと4秒9差、スタリオンカップがキングフェスタと3秒4差ならここも好勝負できそう。
△コウテイは、ばんえい十勝オッズパーク杯の2着馬。当時より重量が増えるのは歓迎で、ほかが障害で苦戦するようなら前残りがあります。
【第5回開催6日目】
6月16日(月)のメイン第11レースには、ゴールドトロフィー(3歳以上選抜・20:00発走予定)が行われます。
※出馬表はこちら
昨季の勝利数が多い3歳以上による選抜戦。現在の格付はA1からB4までと幅広いです。
5歳が7頭と多く、注目は◎ローランドです。3月の5歳オープン・スターライト特別の勝ち馬。A2級据え置きのまま迎えた今季2戦は5、5着ですが、ともに若馬減量がなくなった特別戦でほかの世代が多数のメンバーだけにまずまず健闘といえます。今回は同世代が多数と戦いやすくなっています。
○エムタカラは、スターライト特別の3着馬。同じくA2から昇降級なしで、2走前のA2級・サテライト石狩21周年では、5着ローランドと同じく中位から同じようなレースをして6着でした。力差は大きくないはず。
▲サクラヤマトは、スターライト特別では5着。自己条件の前走は大敗しましたが、第1障害でつまずくアクシデントがあり度外視が可能。昨年のこのレースの勝ち馬でもあります。
△ジェイホースは、スターライト特別の4着馬。しかし格付は前述3頭より高いA1で10キロ重いのが課題です。