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ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
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今週の見どころ(1/12~1/14)

2025年1月10日(金)

 1月12日(日)から14日(火)の3日間で、年末年始の変則開催は終了。次回から土日月の通常日程に戻ります。
 13日(祝・月)のメインには、明け4歳牝馬による準重賞・ばんえいプリンセス賞が組まれています。12月1日に行われた3歳女王決定戦・ばんえいオークスは、1着スマイルカナ、2着カフカ。12月30日の3歳三冠最終戦・ばんえいダービーでは、カフカが4着で、スマイルカナは5着。スマイルカナが同世代の牝馬に先着を許したのは2歳9月のいちい賞以来で、女王にライバルが出現したかたち。ともにその後1月7日に別々のレースを使われ、今季3度目の対戦を迎えます。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…46万4,520円
5重勝単勝式…なし

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【第21回開催1日目】
 1月12日(日)のメイン第11レースには、ガーネット特別(B1級-1組・18:30発走予定)が行われます。

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 全馬の前走がB1級の特別戦で、1組の初夢特別から8頭、2組のオリオン特別から2頭が参戦します。
 1組の初夢特別2着◎ローランドに注目。9月28日のB1昇級初戦・ペルセウス特別で障害ひと腰から2着に入ると、その後同条件で4、2、1、2着と堅実な走り。ここは前走の勝ち馬は不在。勝ってA2昇級を決めそうです。
 ○ウルトラコタロウは、ばんえいダービーの3着馬で、続くオリオン特別では長くいい脚を使って2着。初のB1級の特別挑戦でも1番人気に推されていたように地力強化をうかがわせます。前走ではローランドの手綱を取っていた主戦の鈴木恵介騎手が騎乗するのもプラスでしょう。
 ▲コウシュハテンセイは、初夢特別では6着とはいえ、2着ローランドと3秒8差なら悲観材料なし。同条件で2着2回がありひと押しきけばチャンス。
 △サクラジョージは、前走で中原蓮騎手に特別戦初勝利をプレゼントしました。1組へ条件は上がるかたちですが、12月のデビューから13勝を挙げているゴールデンルーキーの騎乗は追い風になります。

【第21回開催2日目】
 1月13日(祝・月)のメイン第11レースには、準重賞・ばんえいプリンセス賞(4歳牝馬オープン・18:30発走予定)が行われます。

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 ◎スマイルカナは、2歳シーズンの黒ユリ賞、3歳のばんえいオークスと定量の牝馬重賞で2戦2勝。ばんえいオークスで逃げて2着だったカフカには、牡馬相手の定量戦・ばんえいダービーで逆転されましたが、今回は当時の710キロから20キロ軽い690キロで出走可能。スピードと末脚を生かせるはずで、女王の貫録を示すでしょう。
 ○カフカは、ばんえいダービーではスマイルカナよりあとに障害を越えながらしぶとく歩いて4着。スマイルカナはゴール前で一杯になり5着でした。このレースはクラス別定重量のため、ライバルより20キロ軽い670キロは有利ですが、710キロだったばんえいダービーと比べ、障害力や持久力を生かしにくい条件といえます。
 ほかの8頭は、ばんえいオークスより10キロ軽い660キロでの出走。
 ▲オオネガイキンヒメは、ばんえいオークスでは5番人気で6着でしたが、強すぎた上位2頭を除けば力量差は感じません。3着だった黒ユリ賞で手綱を取っていた鈴木恵介騎手がそれ以来の騎乗で変わり身が期待できます。
 △クリスタルイプセは、順調に使えない面がありキャリア27戦はメンバー最少。しかし2歳9月のいちい賞(2歳牝馬オープン)でスマイルカナに土をつけ、黒ユリ賞は2着と高い素質の持ち主。前走(1着)から間隔を詰めて使われるここは楽しみです。

【第21回開催3日目】
 1月14日(火)のメイン第11レースには、睦月特別(オープン-2組・18:15発走予定)が行われます。

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 ◎ヘッチャラは、2走前(11月25日)のオープン・知床賞でゴールまでしぶとく歩いて悪くない3着。ここにも出走している4着ヤマカツエース、5着カイセドクターら5頭に先着しています。今回のメンバーでは番組賞金順トップ。年末年始は連続開催ですが、レース間隔が詰まっていない点も好感触です。
 ○センリョウボスは、前走が準重賞のばんえい十勝金杯で、障害を3番手で降りて4着。明け11歳のベテランながら、ゴール前の切れ味勝負に加わって状態の良さをうかがわせます。今週から走路のロータリーハローがけの範囲が広くなることでペースが緩くなれば好走確率は高まります。
 ▲ギンジは、定量500キロ戦・地吹雪賞2着を挟んでA1級を連勝しての昇級初戦です。とはいえ昨年の同時期には、ばんえい十勝金杯で連対と、格負けはありません。
 △ブラックサファイアは、前走の地吹雪賞がオープン昇級後の初勝利。勢いに乗りたいところですが、ハローがけの影響が懸念されます。

今週の見どころ(1/7~1/9)

2025年1月 5日(日)

 ばんえい十勝、年始の後半3日間は、7日(火)から9日(木)の変則開催となります。
 2日に実施された新年最初の重賞・帯広記念で明け8歳馬コウテイが重賞初制覇。西将太騎手にとっては古馬BG1初勝利となりました。西騎手は、フジダイビクトリーで挑戦した18年の2着がばんえい記念での最高成績ですが、自身の手綱で重賞ウイナーとなったコウテイとのコンビで、もし大一番参戦となればリキが入るところでしょう。
 7日のメインには、年始恒例の準重賞・ばんえい十勝金杯が組まれています。勢いある明け4歳馬の出走もあり、特別戦より賞金が高い準重賞を勝って今年の飛躍につなげるのはどの馬でしょうか。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…30万0,230円
5重勝単勝式…42万5,180円

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【第20回開催4日目】
 1月7日(火)のメイン第11レースには、準重賞・ばんえい十勝金杯(A1級-1組混合・18:35発走予定)が行われます。

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 年末のばんえいダービーで鎬を削ったスマイルカナも参戦。しかし明け4歳は、重賞・特別戦(B4級以上)での減量が20キロから10キロに減っておりその点がどうか。
 注目はA1級の6歳馬◎アローリキヒメです。障害巧者で、6戦連続馬券絡みと好調。2走前の牝馬準重賞・レディースカップで3着に粘っています。オープンの実力馬は重賞に編成されたため、相手関係に恵まれた印象があります。
 ○センリョウボスは、A1級の特別戦(混合戦含む)4戦連続3着以内からオープンへ昇級。今回は格下相手で実績上位といえます。明け11歳のベテランで引退が迫りますが好勝負の可能性十分。
 ▲シンエイアロイは、レディースカップの2着馬。アローリキヒメより10キロ重い730キロで際どく先着しています。ただ今回は15キロにハンデ差が広がるため3番手評価。
 △リュウセイペガサスは、A1昇級初戦だった前走では逃げて4着。前日の雪が味方になればひと押しきくかもしれません。

【第20回開催5日目】
 1月8日(水)のメイン第11レースには、新雪特別(A2級-1組・18:30発走予定)が行われます。

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 年末のA2級-1組・ノエル特別から勝ち馬は不在ですが7頭が参戦しています。
 注目は2着争いを繰り広げた◎コマサンタカラ○ジャパントップです。障害をほぼ同時に降り、互角の末脚で伸びましたが、ジャパントップがコンマ6秒だけ先着。今回はジャパントップにも賞金ハンデ5キロが課され同じ735キロならコマサンタカラの逆転が期待できます。
 ▲ゴールデンペガサスは、同3番人気で8着。しっかり歩ける脚はあるものの、障害を越えた位置がうしろ過ぎました。4走前に同条件を制しており、展開次第でアッサリも。
 △アオノソルテは、昇級初戦で5着なら悪くありません。雪の影響が残る馬場になれば大きく前進が見込めます。

【第20回開催6日目】
 1月9日(木)のメイン第11レースには、オリオン特別(B1級-2組・18:35発走予定)が行われます。

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 2組ということで特別戦経験に乏しい馬が多数。
 年始開催の前半に実施されたB1級-1組の初夢特別は、シリウス特別(12月16日)3着、カトレア特別(12月21日)4着のトウケイレーヴが勝ち、同2、1着だったローランドが2着でした。
 ◎ツガルフジはメンバー中で唯一、シリウス特別(B1級-1組)に出走しており、ゴール前で一旦先頭と見せ場多い4着でした。2組に下がればまず勝ち負け。
 ○キタノボブサップは、7月のB1級-2組・ユリウス特別で3着があります。久々の特別挑戦ですが、流れに乗れれば好勝負できそうです。
 ▲サクラジョージは、B1昇級後が9、1、2着。昇級初戦こそ見せ場なしも、その後は先行して好勝負できています。昨季はA2格付だっただけに、約2年半ぶりの特別戦ですが見せ場以上も十分。
 △ベニヒメは、近走ひと息とはいえ、昇級初戦だった11月の1組特別戦で3着。障害にムラはありますが、押さえには必要でしょう。

次回の開催は、1月12日(日)から14日(月)の変則3日間となります。

今週の見どころ(1/2~1/4・1/2 帯広記念 1/3 天馬賞)

2024年12月31日(火)

 新年のばんえい十勝、前半は1月2日(木)から4日(土)の3日間です。2日のメイン第8レースに帯広記念(17:00発走予定)、3日(金)のメイン第11レースに天馬賞(18:20発走予定)と重賞が2つ実施されます。なお今週より薄暮開催となります(詳しくはこちら)。
 年明けから、明け5歳馬の平場戦での10キロ減がなくなり、明け4歳馬の特別戦での減量が20キロから10キロに変更されますのでご注意ください。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…9万4,920円
5重勝単勝式…なし

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【第20回開催1日目】
 1月2日(木)のメイン第8レースには、重賞・第47回帯広記念(4歳以上・17:00発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 アオノブラック、クリスタルコルドらの参戦がなく、5頭立て。しかし、昨年の帯広記念2~4着馬が参戦と中身の濃いメンバーです。
 ◎メムロボブサップは、これまで未勝利だったばんえい十勝オッズパーク杯、岩見沢記念、北見記念、ドリームエイジカップを今季制覇。4連覇を達成したばんえいグランプリと合わせ重賞5勝を挙げ、8連勝中と近年でもっとも充実したシーズンを送っています。過去3戦して23、24年と連続2着の帯広記念も勝てば、現在実施されている古馬重賞全制覇となります。
 ○コマサンエースは今季、旭川記念3着、ばんえいグランプリ2着、岩見沢記念3着、北見記念3着。勝ち切れないものの重賞での安定感抜群。帯広記念には昨年が初挑戦で4着だっただけに、2度目の今年は前進に期待。
 コウテイは、昨年の帯広記念3着馬。帯広記念に次ぐ高重量を課される10月の北見記念では、メムロボブサップに突き放されたとはいえ、コマサンエースとの我慢比べを制して2着があります。
 △コマサンブラックは、23年の帯広記念3着馬ですが、その後の重賞では5着止まり。有力3頭のいずれかが障害で崩れたときの3着候補です。

【第20回開催2日目】
 1月3日(金)のメイン第11レースには、重賞・第18回天馬賞(5歳・18:20発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

今季の4歳シーズン二冠は、ともに1着がタカラキングダムで、2着はクリスタルゴースト。3着は柏林賞がマルホンリョウユウで、銀河賞が牝馬スーパーチヨコ(今回出走せず)でした。
 一、二冠目とも◎タカラキングダムが、クリスタルゴーストより20~30キロ重いハンデで勝っています。三冠目・天馬賞は定量戦だけに、障害で大きく手間取るなどアクシデントさえなければ、タカラキングダムが三冠を達成する可能性が高いでしょう。
 ○マルホンリョウユウは、柏林賞3着、銀河賞5着と掲示板内を確保。タカラキングダムと同じくオープン格付だけに定量戦は歓迎のはず。相手筆頭はこの馬です。
 ▲ホクセイタイヨウは、3歳三冠すべてで2着だった素質馬。3カ月ぶりの銀河賞が8着で、さらに3カ月ぶりだった自己条件の前走では障害重視のレースをして一瞬いい脚を使いました。体重減は心配ですが、間隔を詰めて使われることで変わってくるかもしれません。
 △クリスタルゴーストは、攻めて行ったわけではない前走が第2障害で競走中止。それ以来の実戦が定量の高重量戦ではやや荷が重い感もあります。

【第20回開催3日目】
 1月4日(土)のメイン第11レースには、ニューイヤーカップ(A1級-2組・18:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこち

 今開催のA1級-1組は、7日(火)にオープン混合のばんえい十勝金杯として実施されます。
 年末のA1級・ホワイトクリスマス賞から上位5頭を含む7頭が参戦。2~5着がコンマ9秒差の接戦で、2着に2秒8差で逃げ切ったアアモンドキーマンは今回から賞金ハンデ5キロを課されることで激戦です。
 まず注目は1番人気で3着だった◎ヤマトタイコー。2走前のターコイズ特別(A1級)2着に続く馬券絡みでした。今回は近2走の今井千尋騎手から男性の赤塚健仁騎手への手替わりで、ひと押しきくかもしれません。
 ○ギンジは、ターコイズ特別の勝ち馬。アアモンドキーマン、ヤマトタイコーらをまとめて差し切っています。前開催は定量500キロの特別戦を使われて2着と気配上昇。賞金ハンデ5キロを課されても上位争いできそうです。
 ▲アアモンドキーマンは、ヤマトタイコーと同じ近2走が3、1着。近走と同様、先行してふた腰以内で障害を越えられれば結果はついてきます。
 △ホクセイウンカイは、ターコイズ特別7着から2着と巻き返しました。障害次第で前走のような直線台頭のシーンがあるでしょう。

今週の見どころ(12/28~12/30・12/29 ヤングチャンピオンシップ 12/30ばんえいダービー)

2024年12月26日(木)

 ばんえい十勝、年末の3日間は、29日(日)に2歳産駒特別選抜によるヤングチャンピオンシップ、30日(月)には3歳三冠の最終戦・ばんえいダービーと重賞が2つ組まれています。
 今季の3歳路線は、一冠目のばんえい大賞典を牡馬ホクセイハリアーが制したものの、二冠目・ばんえい菊花賞を牝馬スマイルカナが勝利し、ばんえいオークスと重賞連勝。しかし2歳シーズンに重賞3連勝を成し遂げたチャンピオン・ライジンサンが復活気配を感じさせており、レースぶりに注目が集まります。
 なお年始の競馬は、1月2日(木)~4日(土)、7日(火)~9日(木)と間隔を詰めての実施。今週までの準ナイターより時間が早まって薄暮開催となります。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…120万4,560円
5重勝単勝式…34万6,850円

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【第19回開催4日目】
 12月28日(土)のメイン第11レースには、地吹雪賞(3歳以上選抜・19:35発走予定)が行われます。

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 定量500キロで争われる一戦で、上位5頭には年明けの準重賞・スピードスター賞への出走資格があります。
 ◎ブラックサファイアが主役です。23、24年とスピードスター賞で2着、持ち時計の43秒7はメンバー最速で断然の実績を誇ります。ここは同条件初出走馬が8頭中5頭と多く、経験値の差を見せつけそうです。
 ○ヤマカツエースは、昨年度の地吹雪賞で48秒0のタイムをマークしています。ただ当時の2着がブラックサファイアで、スピードスター賞は4着だったことから逆転まではどうか。
 ▲トワイチロも48秒0が最高タイム。昨年10月以来と久々の実戦となり、息保ちの面で心配はありますが、同条件の経験があるのはプラスといえます。
 初挑戦馬では△ギンジに注目。スピードだけではなく止まらず走れる持久力も求められる条件だけに、元オープン格のキャリアは魅力に映ります。

【第19回開催5日目】
 12月29日(日)のメイン第11レースには、重賞・第26回ヤングチャンピオンシップ(2歳産駒特別選抜・19:30発走予定)が行われます。

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 5レース実施された産地別特別戦(予選)の各上位2頭に出走資格がありますが、南北海道産駒特別は1着馬が回避したため、3着馬が繰り上がります。賞金ハンデを課されるのは3頭。20キロを課され610キロがキョウエイエースで、スーパーシンとアバシリタカラコマが10キロ増の600キロです。
 出走全馬の前走がA級-2組以上とハイレベルなメンバーだった十勝産駒特別組に注目します。単勝2.0倍スーパーシンが逃げ切って、同1.8倍キョウエイエースを2着にしりぞけた一戦。手応えに余裕がありそうだった○スーパーシンがゴール前で急に止まってしまったあたり若さを感じたため、トップハンデでも◎キョウエイエースの逆転に期待します。
 北見産駒特別は、アバシリタカラコマがアグリホープとの一騎打ちを制しました。アバシリタカラコマが今回賞金ハンデ10キロ増となるため、▲アグリホープの巻き返しを期待し3番手。△アバシリタカラコマは9月の牡馬オープン・青雲賞で、キョウエイエース、スーパーシンに次ぐ3着があります。

【第19回開催6日目】
 12月30日(月)のメイン第11レースには、重賞・第53回ばんえいダービー(3歳・19:35発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 定量730キロで争われる3歳三冠の最終戦。二冠目・ばんえい菊花賞からの重量増が20キロで済む2頭に注目します。
 ◎ミチシオは、一冠目・ばんえい大賞典2着で、二冠目はトップハンデ710キロで3着。スマイルカナには差されたものの、逃げて2着のホクセイハリアーに際どく迫りました。スマイルカナとホクセイハリアーは当時から30キロ増に対し、この馬は20キロ増。2秒程度の差なら逆転は可能です。
 ○ライジンサンは、今季初戦だったばんえい大賞典では7着。続く3歳との混合重賞・はまなす賞でも10着とひと息でしたが、時間をかけて調整され、ばんえい菊花賞4着など立ち直り気配。イレネー記念を制した2歳シーズンのチャンピオンの復活なるか。
 ▲スマイルカナは、ばんえい大賞典こそ4着ですが、ばんえい菊花賞、ばんえいオークスと連勝。サクラヒメ、ミスタカシマといった、のちに一時代を築いたばんえい菊花賞馬でさえばんえいダービーでは4着に敗れているのは気になりますが、絶対的な存在がいない今年は好勝負に期待したいところ。
 △ホクセイハリアーは、ばんえい大賞典が重賞初制覇で、ばんえい菊花賞では2着。定量戦は不利ですが、今季の上昇度は見逃せません。

今週の見どころ(12/21~12/23)

2024年12月19日(木)

 今週からの年末開催も、前半(12/21~23)、後半(12/28~30)とも通常どおり土日月の3日間で行われます。今開催のオープン-1組は、例年どおり平場戦として前半の週に組まれており、21日(土)の最終第12レースの実施。そこをステップにして、正月の帯広記念(4歳以上)、天馬賞(5歳)のBG1重賞を目指す馬もいるはずです。
 菅原響希騎手が16日第10レースで初勝利をマーク。これで12月デビューの新人騎手3名すべてが勝利を挙げたことになります。

オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…61万2,920円
5重勝単勝式…24万1,710円

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【第19回開催1日目】
 12月21日(土)のメイン第11レースには、カトレア特別(B1級-1組・19:30発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前回のB1級-1組・シリウス特別は、早めに障害を越えたトウケイレーヴ(3着)、サクラヤマト(1着)に、差し脚を伸ばしたローランド(2着)、ツガルフジ(4着)が迫り、残り10メートルでは横一線。最後の踏ん張りの差が着順に出ました。今回はその中からローランドとトウケイレーヴが参戦。
 注目はその2頭です。◎トウケイレーヴ○ローランドもB1級-1組の特別戦で連対実績があり、障害巧者で先行力もあり甲乙つけがたいところですが、トウケイレーヴのほうが近5走で2勝と勢いがあります。
 ▲コウシュハテンセイ△ウチュウジンは、シリウス特別では5着と6着。しかし2開催前の1組・十勝岳特別では、2着トウケイレーヴと接戦を演じての4、3着で力差はありません。
 トウケイレーヴとのB2級時代の着差からはB1昇級初戦△コマサンリキにもワンチャンスありそう。高いレベルでの混戦といえます。

【第19回開催2日目】
 12月22日(日)のメイン第11レースには、ノエル特別(A2級-1組・19:30発走予定)が行われます。

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 前開催にA2級-1組・冬月特別を使われた馬が力上位でしょう。
 ひとまず中心は◎ジェイホース。冬月特別を1番人気で制し、2走前のA2昇級初戦・2着を含め6戦連続3着以内の好調さをアピールしました。課題は今回から賞金ハンデが5キロ増え10キロになることです。
 ○ジャパントップは、1組に定着した近4走が4、4、4、3着。冬月特別の3秒6をはじめ勝ち馬とは最大4秒4差と崩れていません。ただここまで勝ち切れないと、頭よりは相手として狙いたくなります。
 ▲コマサンタカラ△マツノタイガーは、冬月特別が昇級初戦で各5、7着ですが、ジャパントップと4秒程度の差なら悲観するほどではありません。この条件を経験して上積みが見込めるはずです。

【第19回開催3日目】
 12月23日(月)のメイン第11レースには、ホワイトクリスマス賞(A1級・19:30発走予定)が行われます。

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 前開催の同条件・ターコイズ特別(8頭立て)は、1番人気ジェイヒーロが単勝3.4倍、7番人気ギンジでさえ11.1倍と人気が割れましたが、勝ち馬ギンジを除く7頭が引き続き出走するここも同様の混戦。
 注目は2着だった◎ヤマトタイコーです。金田利貴騎手が初騎乗した3走前に今季初勝利を挙げると、今井千尋騎手とのコンビで1、2着とオープン経験馬が復活しました。勝ち馬不在なら勝機十分。
 ○アアモンドキーマンは、1着ギンジに差されたとはいえ3着。10月以来の特別戦でしたが悪くない走りでした。同条件を続けて使われることで接戦に持ち込めるかもしれません。
 ▲ジェイホースワンは同5着とはいえ、流れに乗れれば巻き返す余地はあります。
 同6着から昇級2走目の△ジェイヒーローも侮れません。

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