年間25開催で実施されているばんえい十勝は、今週からの第13回開催で折り返しとなります。30日(月)に組まれている秋桜賞は、11月3日に行われる3歳二冠目・ばんえい菊花賞の前哨戦です。なお次開催・10月13日のナナカマド賞からは2歳重賞もスタートします。
29日(日)には帯広競馬場にて、『オッズパークpresentsガールズケイリンDAY 2024 in帯広競馬場』が行われます。今年の女子オールスター競輪ファン投票にて2位となった日野未来選手をはじめ4選手が来場し、エキシビションレースへの騎乗やトークショーなどを行います。
【オッズパークLOTO キャリーオーバー情報】(※前週終了時点)
7重勝単勝式…2万2,120円
5重勝単勝式…27万9,370円
帯広競馬場コースの砂の入れ替えを実施します(詳細はこちら)
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【第13回開催1日目】
9月28日(土)のメイン第11レースには、ペルセウス特別(B1級-1組・20:00発走予定)が行われます。
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◎エムタカラは、3開催前の涼風特別(B1・B2級混合)が2番人気で2着。人気薄の馬に振り切られましたが、切れ味を発揮し見どころ十分。1開催休んでのB1昇級初戦だった前開催は平場の4組で勝利。近2走でこのクラスで通用する力を示しています。今回は賞金ハンデ5キロを課されますが、相手なりに駆けるタイプで大崩れはないでしょう。
○ホクショウカップは、昨季A1格付で実績上位。今季降級しても勝ちみに遅いのは変わりませんでしたが、馬場のロータリーハローがけが始まってから5戦2勝、2、3着各1回と上昇。前走は格上A2級混合の特別戦を差し切っており、砂の入れ替えはマイナスには働かないはず。
▲ローランドは、涼風特別で逃げて3着。続く一戦5着で、前開催の野分特別(B1・B2級混合)2着からのB1昇級初戦です。前走から重量25キロ増でも、充実しており突破できそう。
△ジェイホースは、涼風特別が実質のB1級初戦で5着から、菊月特別(B1・B2級混合)4着、平場の4組・3着と安定。障害巧者で特別戦は向き、前走でコンマ4秒先着されたエムタカラと5キロ差つけば逆転も十分です。
【第13回開催2日目】
9月29日(日)のメイン第11レースには、ガールズケイリンDAY24(A1級・20:00発走予定)が行われます。
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前走が、秋陽特別(A1級)か千樹橋特別(A1・A2級混合)だった馬の対戦。
相手関係が厳しかった秋陽特別組に注目で、なかでも中心は◎カイセドクター。夏場にオープン混合戦で連対しており、2番人気に推され6着でしたが、2着ヤマノコーネルとは2秒2差で着順ほど負けていません。引き続きチャンスのある組み合わせです。
○センリョウボスは、単勝最低人気で逃げ切って波乱を演出しました。7月の旭川記念に挑戦後の2戦が見せ場に乏しかったものの、オープン混合だった2走前の5着が復調の兆しだったのかもしれません。
▲ヤマノコーネルは、接戦の2着争いを制しました。障害で苦戦した2走前(8着)を挟んだ4走はすべて馬券に絡んでおり、ここも上位争いが見込めます。
千樹橋特別組では1着△ホクセイウンカイに期待。前走は格下相手だったとはいえ、勝ちみを覚えたとしたら侮れません。引き続いての鈴木恵介騎手も魅力です。
【第13回開催3日目】
9月30日(月)のメイン第11レースには、オッズパーク杯秋桜賞(3歳オープン・20:15発走予定)が行われます。
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8月25日に実施された4歳混合重賞・はまなす賞を使われていた馬が上位でしょう。
◎ミチシオは、7月7日に行われた3歳一冠目・ばんえい大賞典では、ホクセイハリアーとの追い比べの末1秒3だけ先着され2着、はまなす賞は3歳として最先着の5着と世代上位の実力馬です。今回はA2級の負担重量680キロでトップハンデですが、2走前のA1級混合の特別戦で685キロながら障害ひと腰と、克服できる素地はあります。
○スマイルカナは、黒ユリ賞を圧勝した2歳シーズンの女王で、イレネー記念でも2着。今季もばんえい大賞典4着、はまなす賞はミチシオに次ぐ6着と牡馬相手に健闘しており、上位争いできるはず。
▲ウルトラコタロウは、重賞を5戦してうち4戦が3着と重量が増えるのを苦にしないタイプです。はまなす賞こそ8着でしたが、4歳馬が相手だっただけに度外視可能。
△ホクセイハリアーはばんえい大賞典馬で、はまなす賞は回避しています。ミチシオとは引き続き10キロ差だけに今回も有力な1頭といえます。