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今週の見どころ(6/17~6/19)

2023年6月15日(木)

 6月18日(日)には重賞・北斗賞が組まれています。第2回開催のばんえい十勝オッズパーク杯(4月30日)以来となる古馬重賞(牝馬限定戦除く)。昨季は、ばんえい十勝オッズパーク杯、北斗賞とも1、2着だったアオノブラック、メムロボブサップが重賞戦線を牽引しました。しかし今年のばんえい十勝オッズパーク杯はインビクタが勝利。二強から三強となるのか、あるいはそこに新たな馬が名を連ねてくるのか注目です。

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【第5回開催4日目】
 6月17日(土)のメイン第11レースには、ムーンストーン特別(A1・A2級-2組決勝混合・20:05発走予定)が行われます。

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 予選は2鞍とも平場戦。2.0%以上の馬場水分で速い時計の決着となりました。
 A1級予選2着◎トワトラナノココロに注目します。ノエルブランに逃げ切りを許したものの、ゴール前では際どく詰め寄りました。昇級初戦で重馬場だった3走前の五月雨特別(A1級-1組)では障害ひと腰クリアから3着があるように、6歳になって条件を問わず力を発揮できるようになっています。
 ○センリョウボスは、五月雨特別、A1級予選とも5着。もともと勝ちみに遅い面がありますが、障害は安定しており、格下A2級馬もいるここは前進がありそうです。
 ▲ノエルブランは、五月雨特別6着。今季2勝とも馬場水分2.0%以上のときにマークしていますが、前走のような逃げに持ち込めれば簡単には止まりません。
 △アルジャンノオーはA2格付ですが、A1級馬もいたA2級-2組混合予選を逃げ切っています。特別戦では直線勝負のことが多いため、ペースが落ち着きやすい重馬場は歓迎でしょう。

【第5回開催5日目】※アオノブラックは出走取消となりました。
 6月18日(日)のメイン第11レースには、第31回北斗賞(20:05発走予定)が行われます。

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 4歳馬キングフェスタが回避しての9頭立て。今季の収得賞金170万円につき10キロ増となる別定重量戦で、ばんえい十勝オッズパーク杯を含め今季3勝を挙げているインビクタのみハンデを課され、20キロ増の790キロとなっています。
 ◎アオノブラックは、ばんえい十勝オッズパーク杯では障害4番手から前を追いましたが3着まで。ただ、例年の春シーズンには1度は大敗があるものの、今季はすべて馬券絡みと安定しています。北斗賞は昨年780キロで制しており、今年770キロなら連覇が期待できます。
 ○メジロゴーリキも、ばんえい十勝オッズパーク杯2着など今季すべて3着以内。アオノブラックが勝った前開催の大雪賞(オープン)をスキップしましたが、この馬がシーズン中に休みを入れることは稀です。ここへ向け調整されてきたのなら当然勝ち負け。
 ▲コマサンブラックは、ばんえい十勝オッズパーク杯では離れた5着でしたが、障害巧者で重量増は歓迎。3着だった大雪賞でのアオノブラックとの3秒1差は縮まるはず。
 △メムロボブサップは、ばんえい十勝オッズパーク杯8着も、前走スタリオンカップ(3歳以上選抜)で巻き返しています。ただし北斗賞は2年連続で1番人気に推され、3、2着だけに今年も勝つまではどうか。

【第5回開催6日目】
 6月19日(月)のメイン第11レースには、ゴールドトロフィー(3歳以上選抜・20:15発走予定)が行われます。

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 3歳以上から昨季の勝利数上位馬を選抜。重量区分による別定戦のためハンデ差がつきやすいものの、20年はB1級馬、21年はA2級馬、22年はオープン馬が制しており、下級すぎる馬も狙いにくい印象です。
 B1級の4歳牝馬◎ホクセイサクランボに注目。年明けから主に今井千尋騎手が手綱を取り、騎手減量特典がない3月のクリスタル特別(4歳オープン)でも障害ひと腰で越え、2着争いからは離れていませんでした(4着)。同レースから1、2着馬を含む4頭が参戦していますが、負担重量が軽くなれば牝馬のスピードが生きるはず。
 今回は4歳が6頭と多く、世代オープンのクリスタル特別に出ていたのは実力上位である証。1着○ツガルノヒロイモノ、2着▲ヤマノコーネルは当然有力といえます。
 4歳馬以外では△タカラウンカイに注目。詰めて行ってもひと腰で上げられる障害巧者で、若馬が多いここでもスピード負けしません。

今週の見どころ(6/10~6/12)

2023年6月 8日(木)

 今週12日(月)のメイン・とかちダービーが、3歳一冠目・ばんえい大賞典へ向けての前哨戦ラストとなります。とかちダービーの前に実施されたとかち皐月賞は、重賞2勝馬キョウエイプラスが不在で、イレネー記念馬アシュラダイマオーは6着、黒ユリ賞を勝った女王スーパーチヨコは直線で転倒し競走中止。ここでは本番へ向け実績馬たちが存在感を示すシーンに期待がかかります。

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【第5回開催1日目】
 6月10日(土)のメイン第11レースには、ジュノー特別(A2級-1組・20:05発走予定)が行われます。

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 近2走ともA2級-1組の特別戦だったのはオールラウンダー、サカノダイヤのみ。2開催前のつつじ特別1着ダイリンファイター、同2着で前開催の水無月特別1着オールラウンダーが有力です。
 2頭ともつつじ特別がA2昇級初戦ながらワンツーを決めました。◎ダイリンファイターの前走はオープン相手のスタリオンカップ。メムロボブサップの6着とはいえ逃げる自分の競馬をしてのもので評価できます。自己条件に戻れば巻き返し必至。
 ○オールラウンダーは、ライバル不在では負けられぬと、水無月特別を逃げ切りました。ここは順当に2番手評価です。
 4歳馬2頭は初のA2級の特別挑戦。▲ホクセイウンカイは、2走前のB級選抜・スーパートレーナー賞3着。4歳が5頭と多く、しかも軽馬場で速い時計での決着となったのが災いした感があります。今回も馬場は重くはならないでしょうが、重量が30キロ増えており前進があるでしょう。
 もう1頭の4歳馬△シンエイアロイは、スーパートレーナー賞1着。平場戦向きという印象がありますが、最軽量ハンデを生かせば侮れません。

【第5回開催2日目】
 6月11日(日)のメイン第11レースには、シルバーカップ(オープン混合・20:05発走予定)が行われます。

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 今開催には重賞・北斗賞があり、オープン-2組相当の馬はA1級との混合戦を戦います。しかし今回のオープン勢はオープン特別戦で好成績を挙げておらず、A1級馬で太刀打ちできそうです。
 なかでも中心は◎コウテイ。昨季オープン昇級後の特別戦で、2、3着各1回、5着2回と崩れなく走っていました。その馬がA1格付のためオープン馬より10キロのは断然有利です。
 ○ゴールドハンターは、前走A1級の特別戦で、ゴール前先頭に立ったコウテイを差し切って勝利。課題の障害が安定したことで末脚を生かせるようになっています。
 ▲ヤマカツエース△ヘッチャラは、4歳シーズンでは最初からオープン格付。開幕週に行われた同条件の特別戦で、インビクタの4着と3着があります。若馬減量があるためA1級馬と同じ重量と不利感もありません。

【第5回開催3日目】
 6月12日(月)のメイン第11レースには、とかちダービー(3歳オープン・20:10発走予定)が行われます。

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 ◎キョウエイプラスは、イレネー記念こそ僅差3着も、ヤングチャンピオンシップと翔雲賞の重賞2勝馬。今季初戦の前走は自己条件を使われてさっぱりの内容でしたが、ひと叩きされ得意の世代限定戦なら巻き返しが見込めます。
 ○マルホンリョウユウは、とかち皐月賞1着を含め同世代限定のオープン戦で【1-2-2-0】と崩れなし。B1格付のためトップハンデA1級のキョウエイプラスと20キロ差あれば、2着だったイレネー記念に続き先着できるかもしれません。
 ▲タカラキングダムは、ナナカマド賞1着、イレネー記念4着、とかち皐月賞5着と世代上位の実力馬。とにかく障害が切れるかどうか。
 △ジェイホースは、3月の若草特別2着、とかち皐月賞3着と明け3歳になって上昇。ただ、とかち皐月賞時と比べ重量比較で不利になるため連下まで。

今週の見どころ(6/3~6/5)

2023年6月 2日(金)

 5日(月)のメインには4歳オープンによるライラック賞が組まれています。今年は7月2日に予定されている4歳三冠第1弾の柏林賞へ向け、オープンの特別戦が2レース組まれており、5月1日のすずらん賞はばんえいダービー馬キングフェスタが勝利しています。今回はより本番に近い重量であり見逃せない一戦といえます。

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【第4回開催4日目】
 6月3日(土)のメイン第11レースには、水無月特別(A2級-1組・20:05発走予定)が行われます。

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 出走10頭中8頭が前開催の同条件・つつじ特別を使われています。メンバー中最先着の2着◎オールラウンダーに期待します。昇級初戦とはいえ、昨季はA1級の特別戦で勝ち負けしていたとあって3番人気に推され、逃げて僅差に粘っています。勝ち馬不在でほぼ再戦なら勝機十分。
 ○リュウセイペガサスは、ここがA2昇級初戦ですが、昨季いたクラスに戻るだけ。障害巧者だけに、開催替わり、昇級、特別戦替わりで前走から40キロ増も苦にしないでしょう。
 ▲アルジャンノオーは、つつじ特別の3着馬。今年2月に船山蔵人騎手に乗替わってから、3勝、3着2回、4着1回と軌道に乗った感があります。前走は1、2着馬からは離されましたが、切れ味あるイワキダイヤの追い上げをしのいだのは価値があります。
 同9着△タカラウンカイは、障害さえ立て直せれば差はありません。

【第4回開催5日目】
 6月4日(日)のメイン第11レースには、オッズパーク賞スタリオンカップ(3歳以上選抜・20:05発走予定)が行われます。

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 昨季の3歳以上リーディングサイヤーの上位5位以内の産駒による選抜戦です。
 昨季の同レースに出走していた馬が4頭おり、1着メムロボブサップ、2着シンエイボブ姉弟には今年も注目。
 弟◎メムロボブサップ(父ナリタボブサップ)は、昨年11月から4勝、2着3回、3着2回の堅実駆けでしたが、前走のばんえい十勝オッズパーク杯で8着と久々に大敗を喫しました。次開催の重賞・北斗賞へ向け内容重視となりそうですが、一線級がほぼいないここなら、状態が100%ではなくても勝ち負けできます。
 姉○シンエイボブ(父ナリタボブサップ)は、逆に重賞・カーネーションカップの後だけに、後先を気にせず臨めそう。春が稼働期で、このレースも2着1回、4着2回と好成績を残しています。
 ▲キョウエイリュウは昨年4着。2着争いを演じており決め手の差という印象でした。メジロゴーリキ、キタノユウジロウらもいた前回と比べ相手が楽です。
 新顔では△カイセドクターに注目。昨季オープンでは3着が最高でしたが重賞でも見せ場を作って成長しています。

【第4回開催6日目】
 6月5日(月)のメイン第11レースには、ライラック賞(4歳オープン・20:15発走予定)が行われます。

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 5月1日のすずらん賞(4歳オープン)から7頭が出走。
 注目は1着◎キングフェスタです。翔雲賞、イレネー記念、ばんえい菊花賞、ばんえいダービー、すずらん賞と世代限定の特別戦・重賞で5連勝中。すずらん賞とハンデ差は大きく変わらず、引き続き勝ち負け。
 ○ツガルノヒロイモノは、すずらん賞3着。前走で障害苦戦しての参戦でしたが、スムーズにまとめて巻き返しました。立て直されての今回は攻めの姿勢で逆転を狙います。
 ▲クリスタルコルドは、昨秋以降の成績がひと息ですが、ばんえい大賞典、はまなす賞の重賞2勝馬。同世代が相手なら差はありません。
 ばんえいオークス馬△ダイヤカツヒメは、年長の牝馬との争いだった前走・カーネーションカップを逃げ切り圧勝と地力強化。ただ、同世代の牡馬相手では結果が出ておらず押さえまで。

今週の見どころ(5/27~5/29)

2023年5月25日(木)

 今週からの第4回開催では、C2級以上の馬は前開催より基礎重量が10キロ増えての戦いとなります。2歳はここまでクラス分けされておらず全馬490キロ(性別による減量を除く)でしたが、A級500キロ、B級・C級・D級(新馬戦含む)490キロと重量差がつきます。
 今季最初の2歳2勝馬は前週の2歳受賞-1組を勝って2戦2勝のアヤノダイマオー。近年デビュー2連勝を決めた馬は成長力を欠くケースも見られますが、世代重賞5勝の19年キョウエイリュウのような活躍を見せてほしいものです。

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【第4回開催1日目】
 5月27日(土)のメイン第11レースには、黒岳特別(B1級-1組・20:10発走予定)が行われます。

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 出走10頭すべて今季勝利を挙げている勢いある馬が揃った一戦。注目は唯一の3歳◎マルホンリョウユウです。イレネー記念2着の実績馬で今季初戦から3組での2戦とも一瞬いい脚を使って6、4着。前走のとかち皐月賞(3歳オープン)をあっさり逃げ切ったことを考えれば、B1級はやや荷が重いのかもしれません。しかし、近走より軽めの馬場が予想されることで狙ってみたいです。
 4歳○テッチャンは、今季B3級スタートからわずか5戦でB1へ昇級してきました。5月はこれで5走目となりますが、2勝、2着2回と充実しており、詰まった出走間隔がむしろ好調キープの要因のように思われます。前走のB級選抜戦で接戦を演じたシンエイアロイは、5月14日のB1級-1組でフナノダイヤモンド、マオノダイマオーらに先着していたことを物差しにすれば、昇級初戦でも通用して不思議ありません。
 ▲フナノダイヤモンドは、B2級を4戦で突破し、近2走のB1級では1組4着、2組との決勝3着。A2からの降級馬で力上位といえます。
 △マオノダイマオーは、フナノダイヤモンドと同じ近2走では7、2着。馬場の脚抜きがよかった前走で巻き返しています。ただ今回は騎手減量の恩恵がなく連下評価まで。

【第4回開催2日目】
 5月28日(日)のメイン第11レースには、大雪賞(オープン・20:10発走予定)が行われます。

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 前開催のオープン・さつき特別は、インビクタが逃げ切り勝ちを収め、差してきたメジロゴーリキ、キングフェスタが2着と3着。障害2番手から一度は先頭に立つ場面もあったコマサンブラックが4着。5着オーシャンウイナーは上位4頭からは離されました。
 当時不在だった古馬2強のうち◎アオノブラックが今回出走。次開催の重賞・北斗賞へのたたき台かもしれませんが、さつき特別2着メジロゴーリキが回避し、勝ち馬インビクタはさらに賞金ハンデ5キロ増。しかも軽馬場が予想されるとあれば勝ち負け必至です。
 ○サクラヒメは、前走の牝馬重賞・カーネーションカップではトップハンデで2着と力を示しました。今回が牡馬相手のオープン初挑戦。どれくらい雨が降るかにもよりますが、極端な馬場になればまとめて面倒をみる場面も。
 ▲コマサンブラックは、前走大いに見せ場を作っての4着でした。基礎重量が10キロでも増えるのはタイプ的に歓迎ですが、軽めの馬場で決め手比べになると微妙かもしれません。
 △インビクタは、開幕から3連勝と地力強化。2着との着差は徐々に縮まっていますが、トップハンデでも軽視はできません。

【第4回開催3日目】
 5月29日(月)のメイン第11レースには、新名さん楽天競馬ご卒業記念(A1級・20:10発走予定)が行われます。

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オープンとA1級は頭数が少ないものの、今開催はクラス混合ではなくそれぞれ単独で特別戦が組まれました。
 ◎トワトラナノココロに注目します。軽馬場の平場戦がもっとも力を発揮できる舞台で、その条件にハマった3、2走前はともに2着でした。しかし前走は、時計のかかる馬場(馬場水分0.9%)の特別戦(五月雨特別・A1級-1組)で3着は見事。今回は軽馬場見込みで、相手は強くても面白い存在といえます。
 ○ゴールドハンターは、前走オープン混合のエメラルド特別(馬場水分2.2%)で2着に追い込みました。今回も馬場は合っており、障害のタイミング次第で一撃があります。
 力量的には五月雨特別4着△コウテイ、7着△マルミゴウカイが上位。ただ、あまり忙しい展開には不安も。それなら、前走で復調を示した▲ゴールデンフウジンを狙う手もありそうです。

今週の見どころ(5/20~5/22)

2023年5月18日(木)

 今週の2歳戦から、第2回能力検査の合格馬が加わります。昨季イレネー記念を制したアシュラダイマオーは第1回能力検査の第1レースで合格しましたが、重賞を2勝し2歳戦線をけん引したキョウエイプラスは第2回能検、黒ユリ賞を制した女王スーパーチヨコは第3回能検、ナナカマド賞馬タカラキングダムは第5回能検を突破してきました。これからデビューを迎える馬たちのなかに大器がいる可能性十分です。

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【第3回開催4日目】
 5月20日(土)のメイン第11レースには、つつじ特別(A2級-1組・20:10発走予定)が行われます。

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 既存のA2級馬7頭と、B1からの昇級初戦馬3頭が争います。
 注目は前開催のスーパートレーナー賞(B級選抜)3着◎オールラウンダーと1着○ダイリンファイター。形式的には昇級ですが、昨季A1格付は今回のメンバーでは上位。特にオールラウンダーは、A1級の特別戦(クラス混合戦含まず)で2着1回、3着2回、4着1回と安定していました。2頭ともA2級は通過点でしょう。
 前開催は菖蒲特別(A2・B1級混合)ではなく牝馬重賞・カーネーションカップを使われた▲アバシリサクラも面白そう。格上相手で670kgに重量が増えたためか障害で苦戦し9着でしたが、自己条件では堅実に走れています。若馬の減量がある3、4歳馬がすべて別のレースにまわったため、紅一点の利も見込めるはず。
 菖蒲特別を使われたA2級馬では、4着△アルジャンノオーに期待。昨季を3連勝で終えA2級へ上がった今季も3、4着と通用しています。上位馬不在だけに反撃が期待できます。

【第3回開催5日目】
 5月21日(日)のメイン第11レースには、エメラルド特別(A1級-2組混合・20:10発走予定)が行われます。

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 オープンとA1級の混合戦。注目は4歳のオープン馬◎ヤマカツエースです。前走のすずらん賞(4歳オープン)はトップハンデで9着。同じオープン馬のキングフェスタが障害で膝をつきながらも末脚を伸ばし別格の強さを見せました。対するこちらは詰めを欠いたものの、障害はスムーズでした。今回と同条件だった今季初戦・青葉特別でインビクタの4着があり、このメンバーに入れば実力上位です。
 ○ネオキングダムは、今季2、3着。若馬減量がなくなる5歳ながら順調なシーズンインとなりました。今回がA1昇級初戦で、オープン混合は厳しい条件ですが、実力差が小さいメンバーだけに狙って面白そう。
 もう1頭の4歳馬▲ツガルノヒロイモノも有力。すずらん賞ではキングフェスタと10キロ差でゴール前まで食い下がる根性を見せ3着に健闘してます。
 △アアモンドグンシンは、前走春駒特別(オープン・A1級混合)では1番人気で7着。それでも障害に良化傾向はうかがえ、ノーマークにはできません。

【第3回開催6日目】
 5月22日(月)のメイン第11レースには、スーパートレーナー賞(B級選抜・20:15発走予定)が行われます。

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 昨季のリーディング上位調教師が管理するB級馬による選抜戦です。同じB級選抜だった2週前のスーパージョッキー賞はA級からの降級馬(すべてB1格付)が1~3着で堅い決着。いずれも好調キープで臨んでいましたが、今回の降級馬はひと息の近況のため混戦模様です。
 注目はB2級の4歳馬◎テッチャン。今季2戦目のB3級-1組で2着惜敗からのB2昇級初戦となった1組を、障害2番手から手ごたえよく抜け出し完勝で飾りました。出走全馬の前走(馬場水分0.8~0.9%)走破時計のうちもっとも速く、格上B1級相手でも期待できます。
 ○ホクセイウンカイは、B1級の4歳馬で、今季自己条件では1、1着と好調。前走1組で2着に下したホクショウカップはA2からの降級馬で価値の高いものでした。
 ▲ホクセイサクラコは、昨季最終日の特別戦・蛍の光賞(B1級-1組)で2着があり、平場戦より10キロでも重量が重くなるのはよさそう。今季2戦は勝てていませんが、終いまでしっかり歩けています。
 降級馬では△ロングビユウテイに注目。今季A2からB2へ降級し、4、2着からB1へ昇級しています。平場戦より10キロでも重くなれば、ためがきき末脚が届くシーンも。

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