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今週の見どころ(8/12~8/14)

2023年8月10日(木)

 8月13日(日)は、3歳以上ファン選抜による重賞・ばんえいグランプリをメインに、オッズパーク杯ばんえいスタートロフィー白菊賞と重賞・特別戦が3レース組まれています。
 オッズパーク杯ばんえいスタートロフィー(19:30発走予定)は、ファン投票上位馬からばんえいグランプリ出走馬を除いた馬による一戦で今年で2回目。ファン投票24位から昨年の第1回に参戦していたコマサンエースは、今年は17位でばんえいグランプリ初出走(ファン投票選出馬を除く通算賞金上位馬枠)を決めています。ここから名を上げる馬が出てくるか。メインの重賞と同様にご注目ください。
 なお12日(土)、13日(日)は、『ばんえい夏まつり』として帯広競馬場にてさまざまなイベントが実施されます(詳細はこちら)。

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【第9回開催4日目】
 8月12日(土)のメイン第11レースには、デネブ特別(B1級-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 4歳馬は3頭いずれも有力ですが、なかでも◎テッチャンに期待します。今季【4-3-0-2】。同条件では3戦して1、5、2着と崩れなく走っています。前開催は格上A2級との混合戦に組まれたものの回避。1カ月ほどレース間隔が空きますが、B1級では実績上位で、勝利を挙げA2昇級を決めそうです。
 同じ4歳の○アローリキヒメは、古馬相手の特別戦はB3級しか経験がなくキャリア不足は否めません。しかし、B1昇級後3、2、2、1着と安定感抜群。4走すべて障害はひと腰で、特別戦でも遜色ないはず。
 ▲コマサンダイヤは、12カ月半ぶりの実戦だった6月のB2級混合戦から3、2、2、1着。5歳だった22年1月にオープン特別戦でコマサンブラック、インビクタらをしりぞけているように、B1級では能力が違います。快進撃が続きそうです。
 3頭目の4歳馬△ジャパントップは、前開催のしし座特別では先行して4着。B1級の特別初挑戦でメドの立つ内容でした。今回は相手強化ですが、条件2度目で上積みのほうが大きいはず。

【第9回開催5日目】
 8月13日(日)のメイン第11レースには、第35回ばんえいグランプリ(20:00発走予定)が行われます。

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 前回までオープン馬は一律負担重量800キロでしたが、今年は今季の収得賞金220万円につき10キロ増となるハンデが課されることになりました。
 9頭立てだった7月の旭川記念から8着馬を除く8頭が参戦。逃げ切り勝ちを収めた◎メムロボブサップがここも主役です。唯一賞金ハンデ20キロ増の820キロですが、2着アオノブラックとの旭川記念からのハンデ差10キロは変わらず。昨年に続くばんえいグランプリ連覇が期待できます。
 ○メジロゴーリキは、旭川記念が9着でしたが、障害を1番手で仕掛け苦戦したもの。以前より軽めの馬場も苦にしなくなっていますが、馬場水分2.6%での追っつけ競馬は厳しかった感もあります。昨年のばんえいグランプリは3着で、極端な軽馬場でなければ上位争い。
 ▲アオノブラックは、ばんえいグランプリには昨年不出走で、5着だった21年以来の出走。今年は例年になく順調に夏を越せている印象があり、メムロボブサップと10キロ差あれば展開次第で逆転も。
 △ミノルシャープは、ばんえいグランプリには、初挑戦となった19年から毎年出走しており4、1、4、3着と上位争い。鈴木恵介騎手が近走から継続騎乗で臨むのは今年が初で、近2年より上位も狙えそうです。

【第9回開催6日目】
 8月14日(月)のメイン第11レースには、ベガ特別(B2級-1組・19:55発走予定)が行われます。

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 B2級-1組の特別戦は、6月24日の拓成湖特別以来。当時は不在だった勢いある3歳が3頭おり、いずれも有力といえます。
 ◎ジェイヒーローは、前走の重賞・ばんえい大賞典では先行し、脚いろ一杯になりながらも歩き切って3着と世代上位の力を見せています。拓成湖特別の翌日に行われた3組でB2級初連対を果たすと、続く3組も2着とこのクラスにも慣れてきた様子。前走から30キロ減なら初の古馬相手の特別戦でも心配はありません。
 ○ホクセイタイヨウは、格下B3級から挑戦したばんえい大賞典が2着。今回はB2昇級初戦なのに加え賞金ハンデ5キロを課されるのも微妙ですが、今季【4-2-0-1】で唯一の馬券圏外も4着と崩れなし。格より好調さを買います。
 古馬では▲キャラメルミルクが筆頭格。拓成湖特別が生涯初の特別挑戦ながら2着と結果を残しています。
 △キタノミネは、ばんえい大賞典(馬場水分0.8%)ではゴール手前で止まってしまい4着でした。しかし、馬場水分2.0%超では今季4戦して3勝、3着1回で今回の条件は向きそう。ホクセイタイヨウと同じくB2昇級ですが、穴として一考できます。

今週の見どころ(8/5~8/7)

2023年8月 3日(木)

 今週からの第9回開催より、普通競走(B級以上)での3歳馬の20キロ減が10キロ減に変更されます。3歳はB3、B4級など下級に多く、予想の際は頭に入れておきたいところ。なお特別戦(B級以上)については20キロ減のままとなります。
 6日(日)のメインには4歳オープンによる山鳩賞が組まれています。柏林賞を勝ったキングフェスタの登録はなく、巻き返しを期す馬たちの戦いとなります。次開催に行われる3歳との混合重賞・はまなす賞へ向けて見逃せないレースです。

★今週から発走時刻が変更となります(詳しくはこちら)。

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【第9回開催1日目】
 8月5日(土)のメイン第11レースには、第1回とかちえぞまつ特別(A1級・20:00発走予定)が行われます。

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 前開催にA1級単独の特別戦は組まれておらず、オープン混合のルビー特別か2組の平場戦を使われた馬が主力です。
 ルビー特別3着◎アアモンドキーマンに期待します。昨年12月からA1級で、オープンへ昇級できないのは勝ちみに遅いからにほかなりません。ただ現在は障害のキレもよく3戦連続3着以内と充実。A1級初戦という馬が3頭、またこのクラスの特別戦に実績が乏しい馬も多いここは勝機があります。
 ○センリョウボスは、昨年同時期にA1級の特別戦で好勝負を続けていました。こちらも善戦止まりまでの近況ですが、障害巧者で、ひと押しきけば連絡みのチャンス。
 ▲マルホンリョウダイは、A1級ではやや経験不足のよう。しかし、メムロボブサップの3着に健闘した6月のスタリオンカップ(3歳以上選抜)と同様、今回は軽めの馬場が見込めます。狙い時かもしれません。
 △ピンチハチャンスは、年明けに6勝と本格化してきた印象があります。前走A2級-1組の特別戦も残り30メートルで先頭に立って突き放す完勝と強さばかり目立ちました。ここがA1級初戦でも軽視できません。

【第9回開催2日目】
 8月6日(日)のメイン第11レースには、山鳩賞(4歳オープン・19:55発走予定)が行われます。

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 4歳一冠目の柏林賞を圧勝したキングフェスタが不在。
 ◎ツガルノヒロイモノはA1格付で、柏林賞は2番人気で8着と残念な結果。ただ、前走オープン混合の特別戦で、5歳の二枚看板オーシャンウイナー、サクラヒメに食い下がった走りは見事でした。ヤマカツエース(柏林賞3着)とも大接戦を演じ、今回は賞金ハンデが課されないことを考えれば勝機十分といえます。
 その○ヤマカツエースは、2歳12月のヤングチャンピオンシップを制しています。その後の世代限定戦では善戦止まりですが、キングフェスタが不在なら力量上位でチャンスがありそうです。
 ▲ホクセイウンカイはA2格付で、柏林賞ではA級馬として最先着の4着。ただ3番人気に推されていたことを考えると、手放しには喜べません。2~4着は接戦だっただけに、柏林賞(馬場水分1.7%)以上の軽馬場で切れ味比べになればオープンとの20キロ差が生きるはず。
 △シンエイアロイは、柏林賞不出走とはいえ、6月のライラック賞(4歳オープン)では逃げてキングフェスタの5着に粘っています。当時(馬場水分2.4%)に近い馬場になれば、A2級の牝馬で最軽量670キロだけに押さえておきたいです。

【第9回開催3日目】
 8月7日(月)のメイン第11レースには、葉月特別(A2級-1組・19:55発走予定)が行われます。

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 春の主役だったオールラウンダーが昇級し、近3回の同条件の勝ち馬も昇級、または今開催は別のレースに出走予定のため不在。
 となればメンバーで唯一、今季A2級-1組特別戦勝ちがある◎ダイリンファイターが主役。2開催前の文月特別は1、2着が減量ある若馬で、勝ち時計が1分30秒台のスピード勝負でも3着と崩れませんでした。前開催はA1級混合のルビー特別に出走し6着でしたが、障害は先頭で仕掛けており、ここへ繋がる内容。今回は抜けた馬が不在だけにこの馬の経験値が生きるでしょう。
 ○フレイムゴールドは、昨季最終週にA2級-1組の特別戦を勝っており実績ではヒケを取りません。ルビー特別では7着でしたが、反撃が期待できます。
 ▲リュウセイペガサスは、文月特別がダイリンファイターに続く4着で、前開催のユリウス特別も4着。障害巧者だけにここも大きくは崩れないでしょう。
 △ブルーレジーナは、ユリウス特別が初のA2級の特別戦で1番人気・7着。今開催からの基礎重量10キロ増は不安ですが、軽めの馬場に良績があり、クラス慣れも考えれば軽視できません。

今週の見どころ(7/29~7/31)

2023年7月27日(木)

 7月30日(日)のメインには、重賞・ばんえい大賞典が組まれています。今年の3歳は3月定量でのBG1・イレネー記念を制したアシュラダイマオーがナンバーワンですが今季未勝利。重賞勝ち数ではキョウエイプラス(翔雲賞1着、ヤングチャンピオンシップ1着)のほうが多く、とかち皐月賞をマルホンリョウユウ(翔雲賞2着、イレネー記念2着)、とかちダービーをタカラキングダム(ナナカマド賞1着、ヤングチャンピオンシップ2着)がそれぞれ勝利。ここ数年と同様、混戦の世代といえそうです。
 8月13日に実施される重賞・ばんえいグランプリのファン投票結果が発表され、1位は連覇を目指すメムロボブサップでした(その他の順位はこちらから)。

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【第8回開催4日目】
 7月29日(土)のメイン第11レースには、しし座特別(B1級-1組・20:10発走予定)が行われます。

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 前開催は通算収得賞金順編成のため、B1級-1組の共和かかし祭記念は2開催前の国際農業機械展杯とメンバーが大きく変わりました。3開催続けてこの条件に出走するのはレジェンドボスのみです。
 7月19日のB1級-2組平場戦からの臨戦が多く、メンバー最先着の2着◎オレノタイショウに注目。開幕後しばらくは息を入れてなんとか障害ひと腰という感じでしたが、ここ5戦はカカリよくすべて馬券に絡んでいます。昨季最終週にはA2級-1組の特別戦で3着があるように特別戦は悪くないはず。実力発揮なら主役です。
 ○レジェンドボスが相手です。国際農業機械展杯は7着でしたが障害ひと腰。勢いある人気の4歳がワンツーを決めた共和かかし祭記念では着順を上げて5着と、ともに悲観する内容ではありません。今回は今季の収得賞金順ですが、オレノタイショウを除けばむしろ戦いやすいメンバーという印象を受けます。
 ▲フナノギムレットは、国際農業機械展杯では10着も昇級初戦の特別と酷な条件。前走4組では先行して3着に粘っており、2度目のB1級-1組特別戦で変わり身が見込めます。
 △ジャパントップは、昇級初戦ですが、B2級-2組、B1級との混合戦と2連勝中。成長期の4歳馬だけにいきなり勝ち負けしてみせるかもしれません。

【第8回開催5日目】
 7月30日(日)のメイン第11レースには、第48回ばんえい大賞典(3歳・20:05発走予定)が行われます。

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 A1級のキョウエイプラス、タカラキングダムがトップハンデ700キロ、B3級のホクセイタイヨウら5頭が最軽量670キロとなります。
 6月のとかちダービー(3歳オープン)からの巻き返しが多く見られるレース。3着◎ジェイホースに注目します。1着タカラキングダムは好凡走の差が大きく、2着マルホンリョウユウとも当時から40キロの加増と不安があります。その点、この馬は5月のとかち皐月賞(3歳オープン)も3着と安定しており、上とは30キロ差ついての670キロなら重賞初挑戦での制覇もあるか。
 ○マルホンリョウユウは、イレネー記念2着、とかち皐月賞1着、とかちダービー2着と世代トップクラスの1頭。とかちダービーからハンデが厳しくなっても問題にしないかもしれません。
 ▲ホクセイタイヨウのイレネー記念は、回避馬が出たため急遽の出走でしたが5着と健闘。今季4勝を挙げ、今回は文句なしの重賞出走です。とかち皐月賞、とかちダービーとも不出走のため直近の力関係は不明ですが、引き続きベテラン・阿部武臣騎手の手綱は心強いところ。
 △キョウエイプラスは、今季4戦してとかちダービー7着などひと息ですが、重賞2勝、2、3着各1回という戦績を考えれば押さえておきたいです。

【第8回開催6日目】
 7月31日(月)のメイン第11レースには、オッズパーク賞サマーカップ(オープン混合・20:15発走予定)が行われます。

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 オープンでも一線級は24日のとかち桂冠賞に出走しており、それ以外はこのレースでA1級と対戦。◎ミノルシャープに期待します。今回のオープン馬8頭は今季古馬オープン戦未勝利ですが、この馬は重賞・北斗賞3着、2開催前のミントスポット杯(オープン)2着と実績上位。特にミントスポット杯(馬場水分0.5%)はメムロボブサップに食い下がり、決め手あるブラックサファイアをしのいでおり中身が濃いです。馬場が重くなりそうなのもなにより。今季初勝利のチャンスといえます。
 ○サクラヒメは、ミントスポット杯3番人気・5着から前走の白鳳賞(5歳牝馬オープン)で今季初勝利。今回は自己条件ですが、先行策から勝負に出れば連勝の可能性も。
 4歳馬3頭は2開催前には、重賞・柏林賞に出走。なかでも最も人気を集めたのが▲ツガルノヒロイモノでしたが8着。しかし敗因は障害とハッキリしており、A1級のためオープン馬より軽いのも魅力。
 柏林賞3着△ヤマカツエース、2着△ヘッチャラも侮れません。

今週の見どころ(7/15~7/17)

2023年7月13日(木)

 7月16日(日)のメインには、重賞・旭川記念が組まれています。6月の北斗賞は今季の収得賞金170万円につき別定10キロ増で、今回は区切りが220万円にアップ。前回はインビクタのみ賞金ハンデを課され20キロ増でしたが、今回はインビクタ、キングフェスタ、メムロボブサップが10キロ増(ただし、キングフェスタは4歳10キロ減がある)となります。
 8月13日に実施されるばんえいグランプリのファン投票は7月17日(祝・月)の21時まで。投票された方のなかから抽選で株式会社柳月の銘菓、オッズ・パーク株式会社のクオカードなどが当たります(詳細はこちら)。

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【第7回開催4日目】
 7月15日(土)のメイン第11レースには、文月特別(A2級-1組・20:05発走予定)が行われます。

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 前開催に1組の天の川特別を使われた馬が主力ですが、メンバー最先着の2着シンエイアロイ、5着ダイリンファイターが今回から特別戦では賞金ハンデ5キロを課されています。
 注目は◎マルホンリョウユウ。天の川特別がA2昇級初戦ながら4着。2着だった2走前のとかちダービー(3歳オープン)もそうでしたが、障害はスムーズとはいかないものの直線では見どころがありました。基礎重量増は息が入りやすくなる反面、障害でムラが出る懸念もありますが、先着された馬とのハンデ差が5キロ広がるのなら期待してもよさそうです。
 ○ヒメトラマジックは、2走前のムーンストーン特別(A1・A2級-2組決勝混合)では3着争いから差のない6着で、A2級馬として最先着。A2級同士の特別戦なら力上位といえます。
 ▲シンエイアロイは、2開催前のジュノー特別(4着)、天の川特別(2着)とも差し届かずも1組の特別戦で続けてメンバー最先着を確保。今回は賞金ハンデ5キロを課されますが、通算収得賞金順編成で相手が楽なため、大きな割引にはならないはず。
 天の川特別5着△ダイリンファイターも、障害次第で巻き返し可能です。

【第7回開催5日目】
 7月16日(日)のメイン第11レースには、第54回旭川記念(20:05発走予定)が行われます。

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 790キロから今季の収得賞金220万円につき10キロ加増となる条件で争われます。4歳2頭が回避し、コマサンエースが出走してきました。
 ◎メムロボブサップは今季、2走目のばんえい十勝オッズパーク杯(8着)以外はすべて勝利。6月の北斗賞はノーハンデだったとはいえ余裕を感じさせる逃げ切りでした。今回の賞金別定10キロ増は恵まれており、昨年に続く連覇が濃厚です。
 ○インビクタの北斗賞は、唯一賞金ハンデを課され、ほかの馬より重量が20キロ重く明らかに条件不利。しかし今回は賞金ハンデが10キロに減ります。メムロボブサップと同重量のため、先着するまでは微妙ですが、3着だった昨年と同じくらいのパフォーマンスは見込めます。
 ▲コマサンブラックは、3月のばんえい記念が3番人気で5着、ばんえい十勝オッズパーク杯と北斗賞が4番人気で5着。重賞未勝利ながら上位人気に推されているのは、障害巧者ぶりが評価されてのことでしょう。ここも大きくは崩れないはずです。
 △アオノブラックは、旭川記念は21年8着で、22年2着。北斗賞が出走取消だっただけに、状態面がカギといえます。

【第7回開催6日目】
 7月17日(祝・月)のメイン第11レースには、白鳳賞(5歳牝馬オープン・20:15発走予定)が行われます。

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 オープンのサクラヒメ、ミソギホマレの670キロからB2級のキャラメルミルク、フェアリーマイの630キロまで最大40キロ差つきます。なお同世代の牝馬同士の戦いは昨年11月の4歳女王決定戦・クインカップ以来です。
 ◎サクラヒメは、クインカップをハンデ差30キロで逃げ切り完勝しています。今回40キロ差つく現B2級の2頭はクインカップには不出走だったため、当時と実質最大30キロ差は変わりません。自己条件のオープンでは大事に乗られるためか、ためての直線勝負が多くなりますが、前走のミントスポット杯(オープン)では、コマサンブラックをとらえて5着と力の片りんは示しています。
 ○ミソギホマレは、クインカップで2着。2番手アバシリサクラの脚いろが鈍ったゴール前で一気に交わしています。続く天馬賞もサクラヒメの2着でしたが、その後の古馬戦ではライバルに水をあけられた感も。ただ同世代の牝馬同士なら力上位です。
 ▲アバシリサクラは、牝馬二強不在だった3月の5歳オープン・スターライト特別では牡馬アルジャンノオー(10日の5歳牡馬オープン・瑞鳳賞1着)と接戦の末2着に健闘しています。3着だったクインカップと比べ、上位2頭とのハンデ差が10キロ縮まるのは気になりますが、一角を崩せるとしたらこの馬です。
 △ホクセイサクラコは、クインカップに不出走でしたが、その後B1までクラスを上げています。減量が減っても今井千尋騎手との好相性は変わらず、特別戦でも粘り発揮に期待できます。

今週の見どころ(7/8~7/10)

2023年7月 6日(木)

 今開催には、10日(月)、17日(月)に5歳オープンの特別戦が組まれています。10日の瑞鳳賞は牡馬の限定戦です。一つ下の4歳はキングフェスタが先週の重賞・柏林賞を含む重賞6勝と一強ですが、5歳は牡馬オーシャンウイナー、牝馬サクラヒメが重賞各4勝の二強。牡馬・牝馬とも出走資格がある8月28日の準重賞・朱雀賞での対戦が楽しみになります。
 8月13日に実施される重賞・ばんえいグランプリのファン投票は7月17日(月)まで。投票された方のなかから抽選で株式会社柳月の銘菓、オッズ・パーク株式会社のクオカードなどが当たります(詳細はこちら)。

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【第7回開催1日目】
 7月8日(土)のメイン第11レースには、共和かかし祭記念(B1級-1組・20:05発走予定)が行われます。

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 前開催の国際農業機械展杯(B1級-1組)上位2頭は昇級したため、メンバー最先着は3着▲ジェイホースワン。昨季同条件で3着惜敗があり、久々の自己条件の特別戦でも力を示しました。
 今回も久しぶりの特別戦となる実力馬がいます。◎ジェイエースは、昨季A1級の特別戦でアアモンドキーマン(現A1級)を差し切って勝利しています。今季B1へ降級しすべて平場戦を使われて1勝のみですが、戦歴的に特別戦ならさらに持ち味発揮が期待できます。
 ○ジェイウェイは、A2級-1組の特別を2戦連続2着で昨季を終えています。こちらは今季馬券絡みがありませんが、流れに乗り切れていない印象があり、条件替わりで変身が見込めるはず。
 △コマサンタカラは、A2級との混合だった前走でジェイウェイを寄せつけず押し切って今季初勝利。着順が良化傾向でしたが、ようやく結果が出ました。ここは相手が強いものの食い下がる場面もあるでしょう。

【第7回開催2日目】
 7月9日(日)のメイン第11レースには、飯塚オートレースG2開催(オープン混合・20:10発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 オープン2頭とA1級8頭が争います。
 ◎トワトラナノココロに注目します。A2へ降級した今季は初戦こそ4着でしたが、その後1勝、2、3着各3回とすべて馬券に絡んでいます。A1昇級後の2走前には、元オープン馬ヤマトタイコーの追い上げをしのいで今季初勝利を特別戦でマークし、前走こと座特別(A1級-1組)では唯一賞金ハンデを課されながらもメンバー最先着の3着。このメンバーなら主役を張れます。
 ○シンエイボブは紅一点。こと座特別は5着でしたが、重馬場でも鋭い末脚を発揮し、3着トワトラナノココロ、4着マルミゴウカイに迫っています。重量が重くなるシーズン後半に成績を落とす傾向があるため、いまが稼ぎどき。
 ▲コマサンエースは、4月29日の春駒特別でマルミゴウカイを、5月13日の五月雨特別ではシンエイボブをそれぞれ2着に下しています。その後オープンに昇級したためハンデは不利ですが、大きくは崩れないでしょう。
 こと座特別2着△コウテイ、4着△マルミゴウカイも圏内といえ激戦です。

【第7回開催3日目】
 7月10日(月)のメイン第11レースには、瑞鳳賞(5歳牡馬オープン・20:15発走予定)が行われます。

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 牝馬に出走資格がなく、オープンからA2級までとクラス差が小さいためハンデ差は最大20キロしかつきません。
 注目はもちろん◎オーシャンウイナーです。オープン格付の今季未勝利とはいえ、3走前の大雪賞ではアオノブラックに決め手比べで劣りましたが、コマサンブラックを差し返して2着。イレネー記念、ばんえいダービーなど世代限定重賞4勝の底力を感じさせました。
 ○アルジャンノオーは、もともと2歳の第1回能力検査で一番時計をマークし、ヤングチャンピオンシップを勝利した素質馬。大成できずにいましたが、船山蔵人騎手が主戦になった年明けから4勝と急上昇しています。新コンビ結成後、初のオーシャンウイナーとの対戦は楽しみです。
 ▲マルホンリョウダイは、1月の定量重賞・天馬賞が3着オーシャンウイナーから3秒2差の4着。着差ほど惜しい内容ではありませんが、3月の4歳混合重賞・ポプラ賞では20キロ差でオーシャンウイナーを逆転しています。今回10キロ差でどこまで食い下がるか。
 △イワキダイヤは、ここ1年で競走除外4回、約半年の休養と順調さを欠いていましたが、6月に4連闘と使い込めるようになった様子。前回同世代限定戦に出走したのが昨年9月の重賞・銀河賞で8番人気・3着と力は秘めており、穴候補です。

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