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今週の見どころ(9/9~9/11)

2023年9月 7日(木)

 今開催には重賞が組まれてないこともあって、各世代の有力馬も自己条件での出走。今週3日間のメインは、すべてクラス混合での争いで、普段は見られない組み合わせもあります。11日(月)のポテト特別には、コマサンブラック、ミノルシャープといった重賞の常連に加え、ここで連対すればオープンに昇級するA1級馬も3頭出走予定となっています。

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【第11回開催4日目】
 9月9日(土)のメイン第11レースには、フォーマルハウト特別(A2級-1組混合・20:15発走予定)が行われます。

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 A2級とB1級の混合戦で、前開催の同条件・アルタイル特別の4着以下とA2級-2組の上位3頭の対戦という構図です。
 アルタイル特別は、先行した3頭の競り合いから抜け出したシンエイアロイが1着。追い込んできたフナノダイヤモンドが2着で、スーパーシンデレラは4着でしたが、5着以下は引き離していました。
 注目は◎スーパーシンデレラ。B1昇級初戦ながらアルタイル特別でメンバー最先着の4着。引き続き最軽量ハンデも有利です。ただ、砂の入れ替えで重くなった馬場での特別戦だけに過信はできません。
 ○リュウセイペガサスは、前開催では平場のA2級-2組で2着。A2級-1組の特別戦も、2開催前の葉月特別2着など、2、3着各1回、4着2回と苦にしておらず、差のない戦いができそうです。
 ▲ジェイホースワンは、アルタイル特別7着など、A2昇級後は前半での後れを取り戻せていません。ただ、重馬場なら変わる可能性はあります。
 △ダイリンファイターは、葉月特別3着、アルタイル特別6着。ともにメンバー中で2番目の着順だけに、ここも大きくは崩れないでしょう。

【第11回開催5日目】
 9月10日(日)のメイン第11レースには、菊月特別(A1級-1組混合・20:05発走予定)が行われます。

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 A1級とA2級の混合戦。前走は5歳オープン・朱雀賞、A1級・涼風特別、A2級-1組混合・アルタイル特別など様々ですが、重賞・はまなす賞を使われた◎ヤマノコーネルに注目。A1級の4歳馬で、3走前の2組平場戦で昇級後初勝利をマーク。近2走の世代限定戦はオープンとの対戦で苦戦していますが、3走続けての700キロで格下A2級相手なら変わっても不思議ありません。
 ○センリョウボスは、近2開催のA1級の特別戦で2、3着と実績上位。涼風特別の上位2頭が翌日のオープン混合戦にまわって不在のため、勝機がありそうです。
 ▲ホクセイウンカイは、2走前の4歳オープンでヤマノコーネルに先着し、アルタイル特別では直線一旦は先頭と見せ場を作って3着。A1級馬相手でも互角に戦えています。
 朱雀賞3着の牝馬△ブルーレジーナ、涼風特別5着△ノエルブランの逃げ粘りにも警戒したいです。

【第11回開催6日目】
 9月11日(月)のメイン第11レースには、ポテト特別(オープン-2組混合・20:00発走予定)が行われます。

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 今季ひと息のオープン馬に好調なA1級馬が挑む構図。注目は◎ギンジです。9頭中8頭がA1級馬だったばんえいスタートロフィーと、A1級・涼風特別と2連勝中。直線勝負タイプですが、近2走は逃げ先行で勝っており、ひと皮むけた印象です。オープン馬と5キロ差つけば互角に戦えるはず。
 ○ミノルシャープは、6月の北斗賞3着馬で実績上位。ギンジとは初対戦で未知数な面はありますが、今季未勝利と勝ちみに遅い面があるため◎にはしにくいです。
 ▲ヤマトタイコーも今季未勝利ながら、A1からオープンに昇級しています。人気になりにくいタイプで、ばんえいスタートロフィーでは6番人気で3着。ギンジに差されたとはいえ差は小さく、穴として一考できます。
 △アアモンドキーマンは、涼風特別でギンジに突き放されての2着。しかし、3着馬は7秒3も引き離しており、A1級では実力上位です。

今週の見どころ(9/2~9/4)

2023年8月31日(木)

 今年度の能力検査は追加日程も含め、第10回(8月18日)で終了しました。しかし、2020年の最後の能力検査で不合格だったオーシャンロマンが、翌年3歳になり受検し合格して、通算5勝(現役)を挙げています。もし来季再起のチャンスがある馬がいれば注目したいところ。
 9月3日(日)のマロニエ賞には、前開催の不知火特別に不在(登録なしまたは回避)だったアオノブラック、メムロボブサップの古馬二強が参戦予定となっています。

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【第11回開催1日目】
 9月2日(土)のメイン第11レースには、長月特別(B1級-1組・20:05発走予定)が行われます。

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 前開催の中日スポーツ杯は、6番手までがほとんど差なく障害をクリアし、先行した馬たちによる決着。続けて8頭が参戦していますが勝ち馬は昇級したため、メンバー最先着は2着のフナノギムレットとなります。
 注目は3着◎アサゾラ。勝ち馬オレノタイショウに食らいつき、ゴール前でやや脚いろが鈍ったところを、一旦は位置が下がったフナノギムレットの巻き返しに遭いました。条件問わず上位に入っており、引き続き期待できます。
 ○サカノハマナカは、近3開催のB1級-1組の特別戦で8、7、6着とひと息。ただ、ここ2走は障害をひと腰で越えています。コースの砂の入れ替えが行われたことで時計がかかる馬場になれば遅れず追走でき、しぶとさを発揮できるはず。
 ▲フナノギムレットは、同じ近3走が5、5、2着と大崩れなし。前走のような消耗戦になりバテる馬が多ければ決め手が生きるでしょう。
 △ジェイヒーローは、今回が実質のB1昇級戦。自己条件では3戦連続連対と勢いがあり、3歳の20キロ減も有利です。

【第11回開催2日目】
 9月3日(日)のメイン第11レースには、マロニエ賞(オープン-1組・20:05発走予定)が行われます。

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 次開催に重賞の岩見沢記念、銀河賞(4歳)を控えているためか、メムロボブサップ、インビクタ、ヘッチャラが回避しての7頭立て。
 このメンバーなら◎アオノブラックが負けられません。前走ばんえいグランプリでは、障害で真っ先に仕掛けて苦戦し5着と不本意な結果でした。今回の賞金ハンデ10キロは実力からすればさほど不利ではなく、いい感触を持って岩見沢記念へ臨みたいところでしょう。
 ○オーシャンウイナーは、5歳馬でばんえいグランプリ不出走ですが2連勝中。2走前がオープン格付になって、世代限定戦以外での初勝利と力をつけています。アオノブラックと5キロ差では逆転まではどうかですが、ここは1組にしては楽な相手関係です。
 ▲メジロゴーリキは、開幕から4戦連続3着以内とスタートダッシュを決めましたが、出走取消後は9、6、9着とひと息。ただ、重賞ではなかった2走前は障害ひと腰と悪い走りではありませんでした。コースの砂の入れ替えが行われたことで時計がかかる馬場になれば大きく変わっても不思議ありません。

【第11回開催3日目】
 9月4日(月)のメイン第11レースには、白露特別(B2級-1組・19:55発走予定)が行われます。

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 8月14日のベガ特別を使われた馬が7頭います。
 注目は5着だった3歳馬◎キタノミネ。ベガ特別が初の古馬相手の特別戦ながら2秒5差の惜敗。障害を降り4番手まで下がりましたが、ミヤビダイチに並ばれるとエンジンがかかり、先着されたとはいえ見どころがありました。1~5着馬のうち3頭は3歳でしたが、今回はこの馬のみ出走とメンバーにも恵まれています。
 ○キタノハナマメは、7歳ながらベガ特別が通算で初の特別戦で6着でした。B2級では平場戦で1勝、2着1回と通用のメドが立っており、2度目の特別戦で上積みがあれば逆転がありそうです。
 ▲ジェイスカイは、近3走が2組の平場戦で5、4、1着と成績が右肩上がり。B2昇級初戦だった5走前の特別戦で、ミヤビダイチ(ベガ特別4着)に先着しており力差は感じません。
 △ミヤビダイチは、ベガ特別でメンバー最先着だけに侮れません。

今週の見どころ(8/26~8/28)

2023年8月24日(木)

 8月27日(日)には、3歳・4歳混合重賞・はまなす賞、28日(月)は、5歳による準重賞・朱雀賞がそれぞれメインに行われます。
 朱雀賞は、現5歳が同世代同士で戦える最後の機会。近年の1着馬では、17年センゴクエース、21年メムロボブサップがのちにばんえい記念馬に。15年コウシュハウンカイは生涯重賞15勝、19年ミノルシャープは翌年に重賞を3勝するなど、奇数年の勝ち馬は出世する傾向があるようです。

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【第10回開催4日目】
 8月26日(土)のメイン第11レースには、中日スポーツ賞(B1級-1組・19:55発走予定)が行われます。

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 前開催にデネブ特別(B1級-1組)を使われた馬がメンバー中6頭。ただ、1着馬と3着馬はA2へ昇級しており、2着アローリキヒメは出走を回避しました。
 4着◎オレノタイショウが人気を集めそうです。3月のA2級-1組の特別戦、2開催前のしし座特別で3着がありここでは実績上位。馬場も前走(馬場水分1.5%)より軽くはならないはずで、マイペースで運んで押し切りに期待です。
 ○ジャパントップは、しし座特別の4着馬。デネブ特別は6着と着順を下げましたが、1~3着馬はしし座特別に不出走でした。机上の計算では馬券圏内に浮上します。
 ▲フナノギムレットは、同じ近2走とも5着。特別戦よりは平場戦のほうが好成績ですが、ここは相手に恵まれています。
 △アサゾラは、B1昇級後着順が右肩上がりで、前走2組を2番手から抜け出し完勝。4歳だけに古馬特別戦の経験が少ないのは仕方なく、もし結果を出せれば今後が楽しみです。

【第10回開催5日目】
 8月27日(日)のメイン第11レースには、重賞・第35回はまなす賞(3歳・4歳混合・20:05発走予定)が行われます。

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 4歳一冠目の柏林賞など重賞6勝の強豪キングフェスタが不在だけに、3歳馬にもチャンスがありそうです。
 注目は4歳◎ツガルノヒロイモノ。柏林賞では2番人気に推されましたが、流れに乗れず障害でも苦戦と良さが出ず8着でした。しかし前走の山鳩賞(4歳オープン)では別馬のような走りで楽勝しています。ばんえい大賞典馬マルホンリョウユウの主戦でもある鈴木恵介騎手が、今回こちらに騎乗するというのも好材料でしょう。
 ○マルホンリョウユウは、ばんえい大賞典が重賞初制覇。1番人気にこたえ逃げ切っています。A1昇級の特別戦で、賞金ハンデ5キロを課された前走でも障害ひと腰から3着は力をつけた証。ツガルノヒロイモノと20キロあれば差はないはず。
 ▲ホクセイタイヨウは、今季6戦4勝、2着1回から臨んだばんえい大賞典で2着に好走しています。古馬相手で初の特別戦だった前走も末脚を伸ばしての3着惜敗。タイプ的に軽めの馬場は向くはず。
 △ヤマカツエースは、柏林賞、山鳩賞とも3着と安定。ここもひと押しきくかでしょう。

【第10回開催6日目】
 8月28日(月)のメイン第11レースには、準重賞・朱雀賞(5歳オープン・20:10発走予定)が行われます。

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 オープン馬は今季の収得賞金によるハンデが課されますが、2頭とも基準に達しておらず、クラスハンデのみで争われます。
 ◎オーシャンウイナーは、牡馬限定の瑞鳳賞で3着。好位で障害を降りて、一旦は先頭に立とうかという場面もありましたが、ゴール前の攻防ではハンデ差がモノを言った感があります。今回もトップハンデですが、1着アルジャンノオーとの重量差が10キロ縮まります。他の上位馬とのハンデ差は変わりませんが、基礎重量増は格上位馬とって相対的に有利なはず。巻き返しに期待します。
 ○ネオキングダムは、瑞鳳賞ではゴール前で一気に伸び、オーシャンウイナーをとらえて2着。馬場水分0.9%ということもあり、息を入れて追走できたことも好走要因かもしれません。今回は軽めの馬場が予想されますが、当時より重量が増えての戦いだけに、さほど影響はないはず。
 ▲ミソギホマレは、クインカップ、白鳳賞とも2着の牝馬ナンバーツー。軽めの馬場だった4歳9月の銀河賞でオーシャンウイナーを下しているように馬場は向きそうです。
 △ブルーレジーナは、馬場水分2.4%だった白鳳賞で3着。オープンの2頭には及びませんでしたが、逃げて見せ場がありました。今回は牡馬も相手ですが、最軽量ハンデで、オーシャンウイナーと40キロ差つけば警戒が必要でしょう。

今週の見どころ(8/19~8/21)

2023年8月17日(木)

 8月13日(日)のメインに行われた重賞・ばんえいグランプリは、メムロボブサップが1番人気にこたえ逃げ切って3連覇を達成しました。2番人気アオノブラックは5着に敗れましたが、10月の北見記念では3連覇がかかります。なお、次回9月17日の岩見沢記念は、現役二強のどちらも制していない唯一の古馬重賞です。20日(日)の不知火特別は、ばんえいグランプリのほぼ再戦ですが、大一番後だけに、人気通りには収まらないかもしれません。

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【第10回開催1日目】
 8月19日(土)のメイン第11レースには、アルタイル特別(A2級-1組混合・20:00発走予定)が行われます。

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 A2級とB1級の混合戦。A2昇級初戦でも中心は◎コマサンダイヤです。21年シーズンにはオープン特別戦で今を時めくコマサンブラック、インビクタらをしりぞけている実力馬。5歳時の22年シーズンは3戦のみで、約1年の休養明けとなった今季は6月の初戦から5戦でB1級を突破してきました。3連勝の内容と戦歴を考えれば通過点といえます。
 ○ホクショウカップは、3走前から格上相手のレース続きで掲示板止まりですが、それまでA2級-1組の特別戦で3戦連続連対とA2級での実績上位。相手が楽になるここは巻き返しに期待。
 ▲ホクセイウンカイは、5頭いる4歳馬のなかで唯一、重賞・柏林賞に出走しており、今回の同世代では実力上位です。
 △シンエイアロイは、2走前のとかち桂冠賞では40キロ差あったとはいえホクショウカップ(9着)に先着。A2級-1組の特別戦勝ちもあり、4歳牝馬の軽量を生かし上位争いに食い込みます。

【第10回開催2日目】
 8月20日(日)のメイン第11レースには、不知火特別(オープン・20:00発走予定)が行われます。

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 ばんえいグランプリから6頭が出走。注目は3着だった◎インビクタです。3走前の重賞・北斗賞は障害で転倒し7着。しかし続く旭川記念、ばんえいグランプリと障害を大事に乗られ、末脚を伸ばす競馬で4、3着と悪くない内容でした。今回は久しぶりの特別戦。トップハンデでも720キロなら前半に多少負荷をかけても障害は上がるはずで、約3カ月ぶりの勝利を期待します。
 ○ミノルシャープは、ばんえいグランプリ6着など重賞ではひと息ですが、特別戦では2、3着と続けて馬券に絡んでいます。インビクタと10キロ差あればさほど見劣りしません。
 ▲ゴールドハンターは、ばんえいグランプリで鋭く追い込んで2着に健闘。メムロボブサップとアオノブラック以外がさほど仕掛けて行かなかったことで、置かれることなく障害をクリアできたことが大きかった印象です。重量減は歓迎で持ち味を発揮できるはず。
 △ブラックサファイアは、ばんえいグランプリ不出走ですが、2走前の特別戦ではメムロボブサップ、ミノルシャープに次ぐ3着に好走。ゴールドハンターと同じく展開がカギを握ります。

【第10回開催3日目】
 8月21日(月)のメイン第11レースには、涼風特別(A1級・20:05発走予定)が行われます。

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 前日の不知火特別は、ばんえいグランプリ組が主体のメンバーでしたが、こちらは、ばんえいスタートロフィー(3歳以上選抜)から5頭が参戦しています。
 ◎ギンジは、シンエイボブとの追い比べを制してばんえいスタートロフィーを勝利。4走前にA1級限定の特別戦勝ちもあり、実績上位といえます。
 ○アアモンドキーマンは、前開催のA1級・とかちえぞまつ特別の勝ち馬。5歳が過半数と恵まれたメンバーでしたが、強さ際立つ逃げ切りでした。2走前のルビー特別(A1級-1組混合)でギンジに1秒9先着しての3着がありますが、今回から特別戦では賞金ハンデを課され同重量となるため2番手評価です。
 ▲シンエイボブは、ルビー特別1着、ばんえいスタートロフィー2着と充実。こちらも今回から特別戦では賞金ハンデを課されることになります。
 △センリョウボスは、とかちえぞまつ特別では初騎乗の中村太陽騎手が2着に導きました。重量据え置きの利があり、前述3頭に割って入るシーンがあるかもしれません。

今週の見どころ(8/12~8/14)

2023年8月10日(木)

 8月13日(日)は、3歳以上ファン選抜による重賞・ばんえいグランプリをメインに、オッズパーク杯ばんえいスタートロフィー白菊賞と重賞・特別戦が3レース組まれています。
 オッズパーク杯ばんえいスタートロフィー(19:30発走予定)は、ファン投票上位馬からばんえいグランプリ出走馬を除いた馬による一戦で今年で2回目。ファン投票24位から昨年の第1回に参戦していたコマサンエースは、今年は17位でばんえいグランプリ初出走(ファン投票選出馬を除く通算賞金上位馬枠)を決めています。ここから名を上げる馬が出てくるか。メインの重賞と同様にご注目ください。
 なお12日(土)、13日(日)は、『ばんえい夏まつり』として帯広競馬場にてさまざまなイベントが実施されます(詳細はこちら)。

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【第9回開催4日目】
 8月12日(土)のメイン第11レースには、デネブ特別(B1級-1組・20:00発走予定)が行われます。

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 4歳馬は3頭いずれも有力ですが、なかでも◎テッチャンに期待します。今季【4-3-0-2】。同条件では3戦して1、5、2着と崩れなく走っています。前開催は格上A2級との混合戦に組まれたものの回避。1カ月ほどレース間隔が空きますが、B1級では実績上位で、勝利を挙げA2昇級を決めそうです。
 同じ4歳の○アローリキヒメは、古馬相手の特別戦はB3級しか経験がなくキャリア不足は否めません。しかし、B1昇級後3、2、2、1着と安定感抜群。4走すべて障害はひと腰で、特別戦でも遜色ないはず。
 ▲コマサンダイヤは、12カ月半ぶりの実戦だった6月のB2級混合戦から3、2、2、1着。5歳だった22年1月にオープン特別戦でコマサンブラック、インビクタらをしりぞけているように、B1級では能力が違います。快進撃が続きそうです。
 3頭目の4歳馬△ジャパントップは、前開催のしし座特別では先行して4着。B1級の特別初挑戦でメドの立つ内容でした。今回は相手強化ですが、条件2度目で上積みのほうが大きいはず。

【第9回開催5日目】
 8月13日(日)のメイン第11レースには、第35回ばんえいグランプリ(20:00発走予定)が行われます。

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 前回までオープン馬は一律負担重量800キロでしたが、今年は今季の収得賞金220万円につき10キロ増となるハンデが課されることになりました。
 9頭立てだった7月の旭川記念から8着馬を除く8頭が参戦。逃げ切り勝ちを収めた◎メムロボブサップがここも主役です。唯一賞金ハンデ20キロ増の820キロですが、2着アオノブラックとの旭川記念からのハンデ差10キロは変わらず。昨年に続くばんえいグランプリ連覇が期待できます。
 ○メジロゴーリキは、旭川記念が9着でしたが、障害を1番手で仕掛け苦戦したもの。以前より軽めの馬場も苦にしなくなっていますが、馬場水分2.6%での追っつけ競馬は厳しかった感もあります。昨年のばんえいグランプリは3着で、極端な軽馬場でなければ上位争い。
 ▲アオノブラックは、ばんえいグランプリには昨年不出走で、5着だった21年以来の出走。今年は例年になく順調に夏を越せている印象があり、メムロボブサップと10キロ差あれば展開次第で逆転も。
 △ミノルシャープは、ばんえいグランプリには、初挑戦となった19年から毎年出走しており4、1、4、3着と上位争い。鈴木恵介騎手が近走から継続騎乗で臨むのは今年が初で、近2年より上位も狙えそうです。

【第9回開催6日目】
 8月14日(月)のメイン第11レースには、ベガ特別(B2級-1組・19:55発走予定)が行われます。

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 B2級-1組の特別戦は、6月24日の拓成湖特別以来。当時は不在だった勢いある3歳が3頭おり、いずれも有力といえます。
 ◎ジェイヒーローは、前走の重賞・ばんえい大賞典では先行し、脚いろ一杯になりながらも歩き切って3着と世代上位の力を見せています。拓成湖特別の翌日に行われた3組でB2級初連対を果たすと、続く3組も2着とこのクラスにも慣れてきた様子。前走から30キロ減なら初の古馬相手の特別戦でも心配はありません。
 ○ホクセイタイヨウは、格下B3級から挑戦したばんえい大賞典が2着。今回はB2昇級初戦なのに加え賞金ハンデ5キロを課されるのも微妙ですが、今季【4-2-0-1】で唯一の馬券圏外も4着と崩れなし。格より好調さを買います。
 古馬では▲キャラメルミルクが筆頭格。拓成湖特別が生涯初の特別挑戦ながら2着と結果を残しています。
 △キタノミネは、ばんえい大賞典(馬場水分0.8%)ではゴール手前で止まってしまい4着でした。しかし、馬場水分2.0%超では今季4戦して3勝、3着1回で今回の条件は向きそう。ホクセイタイヨウと同じくB2昇級ですが、穴として一考できます。

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