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今週の見どころ(5/6~5/8)

2023年5月 4日(木)

 ゴールデンウイーク後半のばんえい十勝では、5月7日(日)のメインに3歳以上牝馬による重賞・カーネーションカップが組まれています。シーズン最初の格付編成の際、牝馬は牝馬限定戦で稼いだ賞金が番組賞金に半額加算となるため、戦歴によっては恩恵を受ける場合も。今季1走しての変わり身がある馬もいるかもしれません。
 なお今週から2歳新馬戦がスタート。3日間で4レースが組まれています。

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【第2回開催4日目】
 5月6日(土)のメイン第11レースには、菖蒲特別(A2級混合・20:05発走予定)が行われます。

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 昨季から降級しているのは、サカノダイヤ、センリョウボス、タカラウンカイ、ネオキングダム、ノエルブランですが、なかでも◎ノエルブランに注目します。オープンからA1へ降級した初戦の特別戦では詰めを欠いて6着でしたが、先行して見せ場を作りました。年齢的にも1度叩いたほうが動きにキレが出そうで、格下相手なのも恵まれています。
 ○サカノダイヤは、2月のA1昇級後2戦では掲示板に載れませんでしたが、A2級時代は早めに障害を越えたときは好勝負していました。A2級に戻った今季初戦では格下相手とはいえ、特別戦でジェイアースとの追い比べを制しています。相手は強くなりますが、いい気配で臨めるでしょう。
 ▲センリョウボスもA1から降級した今季初戦が惜敗。昨年8月にはオープンとの混合戦で3着など特別戦に良績があります。
 △ジェイアースは前走でサカノダイヤと好勝負しており、差はありません。

【第2回開催5日目】
 5月7日(日)のメイン第11レースには、第16回カーネーションカップ(3歳以上牝馬・20:05発走予定)が行われます。

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 重賞に再昇格した近3回でオープン馬の勝利はなし。◎ダイヤカツヒメは、A2級=20キロ減、4歳=10キロ減で、オープン馬より30キロも軽いのが有利。昨季のばんえいオークスを逃げ切っている実績馬で、年長相手のオープン初挑戦でもチャンスは十分です。
 ○ナカゼンガキタは、1月の重賞・ヒロインズカップを制した女王。ここ2シーズンではこの時期は休養していましたが、20年にはカーネーションカップを勝利しており春が不得意なわけでありません。A1格付でハンデも恵まれています。
 ▲サクラヒメは、3月の重賞・ポプラ賞での大敗から若馬減量がなくなる5歳シーズンの初戦です。ただ、昨季クインカップ、天馬賞と重賞2勝した4歳チャンピオン。牝馬重賞に強い今井茂雅厩舎の所属で無視できません。
 ホクセイサクラコが回避し、全妹で同厩舎・同馬主の△ホクセイサクランボが出走してきました。姉より馬格があり、ばんえいオークスでは一気の脚でダイヤカツヒメの3着と侮れない力があります。

【第2回開催6日目】
 5月8日(月)のメイン第11レースには、スーパージョッキー賞(B級選抜・20:15発走予定)が行われます。

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 昨季のリーディング上位騎手がB級馬に騎乗し争います。
 ◎オールラウンダーは、A1格付から2クラス下がって今季B1級スタート。初戦の1組平場戦では1番人気に推され5着でしたが、3着争いを演じており悪くありません。昨季203勝を挙げ13回目のリーディングに輝いた鈴木恵介騎手は不思議とこのレースの勝利と無縁。今年はチャンス十分です。
 ○ダイリンファイターも今季A1からB1へ降級。オールラウンダーとはシーズンをまたいで3戦続けて対戦し2勝1敗と互角以上に戦えています。赤塚健仁騎手は昨季、自己最多の92勝を挙げ2度目のリーディングトップ10入り(10位)を果たしています。
 ▲リュウセイペガサスは、オールラウンダー、ダイリンファイターと同じ今季初戦が僅差の4着。昨季11人の騎手が手綱を取っていますが、特に相性が良かったのが今回も騎乗する渡来心路騎手(リーディング6位)でした。
 △ジェイホースワンは、同世代同士ではひと息ですが、自己条件では堅実に走れています。4歳馬は若馬10キロ減があり、今回は主戦の阿部武臣騎手(リーディング4位)に戻っています。

今週の見どころ(4/29~5/1)

2023年4月27日(木)

 ゴールデンウイーク前半のばんえい十勝は、4月30日(日)に重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯が組まれています。昨季の収得賞金が多い4歳以上による選抜戦で、近2年とも1着アオノブラック、2着メムロボブサップという結果。22年から続けて参戦するのは2頭を含め4頭だけですが、21年の10頭から引退馬を除く8頭中7頭が出走。フレッシュというよりは、返り咲きといった感があるメンバーとなっています。
 なお、レース実施にあわせオッズパークでは、特設サイトを公開中。お得なキャンペーンも実施されます。

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【第2回開催1日目】
 4月29日(祝・土)のメイン第11レースには、春駒特別(A1級混合・20:05発走予定)が行われます。

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 今開催には、ばんえい十勝オッズパーク杯、牝馬によるカーネーションカップの2重賞のほか4歳オープンのすずらん賞も組まれており、どちらにも出走しないオープン馬はA1級との混合戦を使われます。
 ◎コマサンエースは、今季初戦のオープンとの混合・青葉特別が見せ場大きい2着。ばんえい十勝オッズパーク杯へ出走する強豪インビクタとほぼ同時に障害をクリアし、じわじわ離されたもののA1級馬としてメンバー最先着でした。21年のばんえい十勝オッズパーク杯で入着を果たしている実力馬で、春は得意なタイプ。チャンスは十分。
 ○コウテイは、昨季オープンまで出世し、ばんえい記念にも出走を果たしました。大一番は第2障害で転倒し競走中止。その影響も心配された今季初戦でしたが、A1級の特別戦をあっさり逃げ切っています。
 ▲ゴールドハンターは、青葉特別では追い込みにかけましたが5着。ただメンバー中で先着を許したのはコマサンエースのみ。減量がある4歳や牝馬も不在なら、展開は楽になりそうです。
 △アアモンドグンシンは、今季初戦のオープン-1組特別戦では9着。障害さえ立て直せれば直線で形勢逆転できる末脚があります。

【第2回開催2日目】
 4月30日(日)のメイン第11レースには、第17回ばんえい十勝オッズパーク杯(4歳以上選抜・20:05発走予定)が行われます。

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 ◎アオノブラックは2年連続勝利。メムロボブサップより安定感ではやや劣りますが、ここ一番での強さは、昨季5勝中4勝が重賞という成績が物語ります。今季初戦のスプリングカップ(オープン-1組)では、ライバルに大きく差をつけられての2着でしたが金田利貴騎手はテン乗りでした。自厩舎の馬でもあり実戦経験を積んで重賞騎乗なら心配は少ないはず。
 ○メムロボブサップは、2年連続2着。スプリングカップ1着からの参戦だった昨年も、ほぼ同時に障害を降りての一騎打ちの末惜敗でした。勝利にはアオノブラックより先に障害を越えることが重要でしょう。
 ▲メジロゴーリキは、3月のばんえい記念、開幕週のスプリングカップともメムロボブサップ、アオノブラックに続く3着。22年のばんえい記念優勝馬でパワータイプの印象を受けますが、このレースでも19年3着、21年4着と力を出せています。人気になりづらい馬だけに、連絡みすれば配当的にも期待できます。
 △コマサンブラック△インビクタは、アオノブラック、メムロボブサップと同じ7歳世代。昨季はじめてばんえい記念に挑戦と力をつけています。

【第2回開催3日目】
 5月1日(月)のメイン第11レースには、すずらん賞(4歳オープン・20:15発走予定)が行われます。

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 ばんえいダービー馬キングフェスタは、白雪賞(1月30日)、クリスタル特別(3月19日)と年明けの4歳オープンには不出走。ダービー当時からどう力関係が変わったか注目です。
 ◎ツガルノヒロイモノに期待します。ばんえいダービーは9着でしたが、定量730キロでも障害はひと腰で越えており、詰めに課題を残しました。しかし、白雪賞、クリスタル特別とも勝利。特にクリスタル特別は力の要る馬場で悠々と逃げ切って、いいかたちでシーズンを締めくくっています。王者キングフェスタ相手でどこまでやれるか。
 その○キングフェスタは、今季初戦のスプリングカップ(オープン-1組)が2番人気で6着でしたが、目標は2カ月後の重賞・柏林賞のはずで目いっぱいの競馬はしていない様子。実力断然ですが、盤石の中心とまでは言い難いです。
 ▲ホクセイウンカイは、3歳三冠には不出走ですが、クリスタル特別で3着に健闘。年明けは平場戦を減量騎手、特別戦を藤本匠騎手とメリハリをつけたのも良かったのか、レースぶりに安定感が出ています。今季初戦を勝っているのも魅力。
 △ジェイホースワンも3歳三冠には不出走でしたが、昨季終盤の充実ぶりが目立ちました。ここで賞金を稼いで4歳三冠路線へ乗りたいところです。

今週の見どころ(4/21~4/25)

2023年4月19日(水)

 2023年(令和5年)度のばんえい十勝が、4月21日(金)から5日間の連続開催で開幕します。例年、1日12レース編成はシーズン途中からでしたが、今季は初日から。11月20日(月)までは全日ナイターで行われます。ばんえい競馬では、シーズン最初の格付が、過去3年の収得賞金額で決まるため、5歳以上の馬は降級が発生する場合も。シーズン序盤の馬券検討において重要といえます。

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【第1回開催1日目】
 4月21日(金)のメイン第11レースには、スプリングカップ(オープン-1組・20:15発走予定)が行われます。

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 ばんえい記念の上位3頭も出走していますが、注目は4歳馬◎キングフェスタ。昨季3歳BG1のばんえいダービー、定量500キロ路線の決勝・スピードスター賞をともに制した、“Wチャンピオン”です。5歳以上と10キロ差しかつきませんが、春の軽量は若馬のスピードを生かせる舞台。シーズン初日にスプリングカップが組まれるようになった13年以降、4歳での馬券絡みは16年センゴクエース(1着)、20年メムロボブサップ(3着)ですが、ともにのちにばんえい記念馬に輝いています。もしキングフェスタが好走できれば、前途洋々といったところでしょう。
 相手は昨季のばんえい記念馬○メムロボブサップ。ばんえい記念初挑戦で2着だった22年は、前走でスピードスター賞を制していたオールラウンダー。4歳以降のスプリングカップで、3、4、1着とシーズン初戦から動けるタイプでもあります。
 ▲コマサンブラックは、初挑戦だったばんえい記念で5着。障害巧者で重量が増えて持ち味を発揮してきた印象ですが、春シーズンにも適性があります。
 昨年のスプリングカップが2着△アアモンドグンシンも押さえておきたいところです。

 【第1回開催2日目】
   4月22日(土)のメイン第11レースには、卯月特別(A2級-1組・20:05発走予定)が行われます。

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 今季から特別戦でも減量がなくなる5歳が4頭もおり、6歳以上の馬にチャンスが大きい一戦です。
 9歳◎センリョウボスに注目。昨季A1級の特別戦で2着2回、8月にはオープン混合の特別戦で3着があり実績上位といえます。2月のアメジスト特別(A1級-2組)では、ひと足先に障害を降りたギンジを最後までとらえきれませんでしたが、こちらのほうが重量が5キロ重かったことも影響したはずです。
 ○ヤマノコーネルは、若馬10キロ減がある4歳馬。昨季A2級では特別戦で1勝を挙げました。昨季A1級だった馬が多く相手強化ですが、成長力で対抗します。
 5歳馬4頭では▲マサタカラに注目。アメジスト特別(A1級-2組)と同じ開催ではA1級-1組の如月特別を使われて2着に追い込んでいます。当時と比べ重量的に不利ですが、センリョウボスに次ぐ実績を持っています。
 前述の△ギンジは叩かれつつという戦績。シーズン初戦だけにやや評価を下げますが、末脚が生きる展開で浮上に警戒。

 【第1回開催3日目】
 4月23日(日)のメイン第11レースには、青葉特別(オープン-2組混合・20:05発走予定)が行われます。

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 収得賞金額の少ないオープン馬と賞金上位のA1級馬が対戦します。
 メンバー中、賞金順最上位の◎インビクタに期待します。昨季は9月の岩見沢記念で重賞初制覇すると、チャンピオンカップ2着、ばんえい記念初挑戦とシーズン後半にも活躍したのが成長を感じさせました。もともと春競馬に良績があり、格下A1級相手なら負けられないところです。
 ○コマサンエースは、昨季初戦も青葉特別(当時の条件はA1級)で、ほぼ同時に障害を越えたインビクタをじわじわ引き離して先着。シーズン中の充実ぶりでは水をあけられこちらはA1級のままですが、10キロ差あればさほど差はないはず。
 ▲ゴールデンフウジンも昨季、青葉特別を使われており、3着コマサンエース、4着インビクタに次ぐ5着でした。障害次第の面があるため重量が軽いのは歓迎ですが、流れが速すぎるのも良くなく、そこそこ息が入る展開なら直線で形勢逆転があります。
 減量がある4歳2頭△ヤマカツエース△ヘッチャラにも注目です。

 【第1回開催4日目】
 4月24日(月)のメイン第11レースには、ミズバショウ特別(A1級・20:05発走予定)が行われます。

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 オープンからの降級馬から牝馬◎ナカゼンガキタに注目。昨季は10月のA2級-3組がシーズン初戦で、逃げ切り勝ちを収めると、A1級から挑戦した1月のヒロインズカップで約2年8カ月ぶりの重賞制覇。続くチャンピオンカップでも4着と9歳になっても健在ぶりをアピールしています。これだけの実績がありながらA1級で出走できるのは恵まれています。
 ○ウンカイタイショウは、ここ3シーズンの10勝中7勝を4~6月に挙げているように春が稼働期。降級も有利で今年も初戦から勝ち負けです。
 ▲コウテイは、昨季A2級スタートからオープンまで出世し、ばんえい記念初出走も果たしました。大一番は第2障害で競走中止でしたが、成長期の6歳だけによい経験になったはず。今年はA1級からランクアップを目指します。
 △マルミゴウカイは、昨季オープン混合戦では分が悪かったものの、A1級馬同士では1勝を含め好走続き。今回はA1級の限定戦ですが、オープンからの降級馬が多く連下くらいの評価が妥当でしょう。

 【第1回開催5日目】
 4月25日(火)のメイン第11レースには、水晶特別(B1級-1組混合・20:10発走予定)が行われます。

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 A2級とB1級の混合戦ですが、A2級は5歳馬サクラシュンカのみ。
 ◎キタノボブサップは、昨季の勝利はシーズン2戦目のB1級平場戦での1つだけですが、A2級の特別戦で2度の馬券絡みや、2月にはA1級の特別戦で、勝ったギンジから4秒7差の接戦歴もあります。A1級からB1級へ2クラス降級しており、ひと押しききそうです。
 ○レグルスは、3歳シーズンの昨季10勝をマーク。特に年明けにはB1級-1組の特別戦で先行押し切り、差し切りで計2勝をマークと明け4歳ながら貫録さえ感じるレースぶり。降級馬が多いですが、上昇度に注目。
 ▲サカノダイヤは、A1へ昇級した昨季ラスト2戦では見せ場を作れませんでした。しかし、シーズン初戦の水晶特別(昨季の条件はB1級-2組)を逃げ切っていたようにこの条件なら実力上位。先行できれば侮れません。
 △サクラシュンカは、昨季終盤は勝ちきれないレース続き。降級利もありませんが、馬場が重くなれば前残りに期待できます。

今週の見どころ(3/20・ばんえい記念)

2023年3月19日(日)

【第25回開催6日目】
 3月20日(月)のメイン第11レースには、重賞・第55回ばんえい記念(4歳以上選抜・19:25発走予定)が行われます。

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 定量1トンで古馬ナンバーワンの座を競います。なおキタノユウジロウ、マツカゼウンカイはここが引退レースとなります。
 注目は◎メムロボブサップ。7歳シーズンの今季も前年と同様に重賞2勝でしたが、16戦中15戦で1番人気に推され、7勝、2着6回、3着2回。唯一、2番人気だった9月の岩見沢記念のみ馬券圏外(4着)と安定感を増しています。岩見沢記念は前走からのレース間隔が今季もっとも空いており、夏に連戦していたことを考えれば抒情酌量の余地はあるはず。22年のばんえい記念は前走スピードスター賞から急遽の参戦表明で、それでも2着だったことは評価できます。ここを目標に調整されてきた今季は頂点奪取が濃厚です。
 ○キタノユウジロウは、21年のばんえい記念2着で、前哨戦・帯広記念を勝って臨むはずだった22年は残念ながら競走除外でした。今季の帯広記念は6着とはいえ、2分1秒台の高速決着で展開が向きませんでした。馬体も回復傾向にあり、こちらもばんえい記念初制覇を目指します。
 初挑戦組では▲コマサンブラックに注目。帯広記念3着で、前走のオープン-1組特別戦では、ハンデ差はあったとはいえメムロボブサップの追い上げを振り切る金星を挙げています。農林水産大臣賞典からばんえい記念にレース名が変わった1998年以降、重賞未勝利馬の制覇はありませんが、ワンチャンスあるかもしれません。
 △アオノブラック、22年の3着馬。今季重賞4勝と活躍しましたが、軽めの馬場続きでの結果。障害やコースの砂をほぐす工事が行われてのここは馬場が重くなりそうで、連争い候補の1頭です。

 来シーズンは、4月21日(金)にナイターで開幕となります。

今週の見どころ(3/18~3/20)

2023年3月16日(木)

 ばんえい十勝は今シーズンラストの3日間。3月19日(日)には、これからのばんえい競馬を担っていく3歳馬によるイレネー記念、20日(月)には、現在のばんえい競馬をけん引している4歳以上によるばんえい記念のBG1重賞2レースが組まれています。
 ところで、年度リーディング争いは、ジョッキーでは、鈴木恵介騎手が200勝を挙げトップを確定させていますが、トレーナーは、坂本東一調教師116勝、金田勇調教師112勝、服部義幸調教師110勝と接戦。もし3調教師が同じ勝ち数で並んだ場合は、2着数の差で金田調教師がトップになります(数字は3月13日終了時点)。

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【第25回開催4日目】
 3月18日(土)のメイン第11レースには、オッズパーク賞スターライト特別(5歳オープン・19:25発走予定)が行われます。

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 4歳シーズン三冠最終戦の天馬賞は、サクラヒメが楽々と逃げ切り、4着までが10秒差以内。その上位4頭が不在なら、5着だった◎コウシュハハリアーが最有力です。定量760キロ戦で障害をひと腰6番手で越えると、ネオキングダムを早々ととらえ歩き切っています。今回はクラス別定重量でA1級のこの馬は740キロで出走可能なのも有利といえます。
 ○ネオキングダムは、イレネー記念、ばんえいダービーとも2着、天馬賞6着とこのメンバーでは実績上位。2月のダイヤモンドダスト賞(5歳オープン)では、軽ハンデのマルモタイショウに逃げ切りを許したものの、天馬賞3着馬オーシャンウイナーに迫る脚を見せて3着(コウシュハハリアーは9着)と重量増は合います。ただ2歳12月を最後に勝ち星がないことを考えると勝つまではどうか。
 牝馬▲サクラシュンカは、天馬賞不出走で、ダイヤモンドダスト賞8着と格下感は否めません。ただ前走で定量500キロのスピードスター賞を使われたことが刺激になれば、最軽量を生かして粘り込む場面はありそう。
 △マルモタイショウは、ダイヤモンドダスト賞が世代オープン戦初勝利。しかも強豪オーシャンウイナーを破って地力強化を印象づけました。ここは相手が楽ですが、ハンデを課されており試金石です。

【第25回開催5日目】
 3月19日(日)のメイン第11レースには、重賞・第54回イレネー記念(3歳・19:25発走予定)が行われます。

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 牡馬690キロ、牝馬670キロの定量で明け3歳のチャンピオンを決定します。
 牡馬限定重賞・翔雲賞馬◎キョウエイプラスに注目します。三冠路線では、調整ひと息だったナナカマド賞こそタカラキングダムの2着に敗れましたが、ヤングチャンピオンシップで雪辱。前走の3歳A級-1組では、最大65キロ(牡馬同士では30キロ)差のトップハンデながら2番手から早め先頭に立ち楽勝と底力を示しました。
 ○タカラキングダムは、デビューから一度も馬券圏を外しておらず、二冠では1、2着。ただ翔雲賞ではキョウエイプラスより重量が10キロ軽くても3着だったことから、逆転には展開の味方が必要でしょう。
 ▲マルホンリョウユウは、デビューが7月中旬でしたが、ナナカマド賞3着、翔雲賞2着を含めすべて3着以内とほぼ底見せずの成績を残しています。ヤングチャンピオンシップ(牡馬590キロ+賞金ハンデ)不出走のため、翔雲賞では経験があった570キロから80キロも重量が増えていましたが、きっちり障害ひと腰でまとめていたのも印象的でした。
 △スーパーチヨコは、黒ユリ賞1着以来の出走。ヤングチャンピオンシップがあった開催の2歳A級-1組では、マルホンリョウユウとの一騎打ちをモノにしており、牡馬相手でもヒケを取りません。

 3月20日(月)の見どころはイレネー記念後、こちらに掲載します。

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