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今週の見どころ(3/20・ばんえい記念)

【第25回開催6日目】
 3月20日(月)のメイン第11レースには、重賞・第55回ばんえい記念(4歳以上選抜・19:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 定量1トンで古馬ナンバーワンの座を競います。なおキタノユウジロウ、マツカゼウンカイはここが引退レースとなります。
 注目は◎メムロボブサップ。7歳シーズンの今季も前年と同様に重賞2勝でしたが、16戦中15戦で1番人気に推され、7勝、2着6回、3着2回。唯一、2番人気だった9月の岩見沢記念のみ馬券圏外(4着)と安定感を増しています。岩見沢記念は前走からのレース間隔が今季もっとも空いており、夏に連戦していたことを考えれば抒情酌量の余地はあるはず。22年のばんえい記念は前走スピードスター賞から急遽の参戦表明で、それでも2着だったことは評価できます。ここを目標に調整されてきた今季は頂点奪取が濃厚です。
 ○キタノユウジロウは、21年のばんえい記念2着で、前哨戦・帯広記念を勝って臨むはずだった22年は残念ながら競走除外でした。今季の帯広記念は6着とはいえ、2分1秒台の高速決着で展開が向きませんでした。馬体も回復傾向にあり、こちらもばんえい記念初制覇を目指します。
 初挑戦組では▲コマサンブラックに注目。帯広記念3着で、前走のオープン-1組特別戦では、ハンデ差はあったとはいえメムロボブサップの追い上げを振り切る金星を挙げています。農林水産大臣賞典からばんえい記念にレース名が変わった1998年以降、重賞未勝利馬の制覇はありませんが、ワンチャンスあるかもしれません。
 △アオノブラック、22年の3着馬。今季重賞4勝と活躍しましたが、軽めの馬場続きでの結果。障害やコースの砂をほぐす工事が行われてのここは馬場が重くなりそうで、連争い候補の1頭です。

 来シーズンは、4月21日(金)にナイターで開幕となります。

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