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今週の見どころ(4/21~4/25)

 2023年(令和5年)度のばんえい十勝が、4月21日(金)から5日間の連続開催で開幕します。例年、1日12レース編成はシーズン途中からでしたが、今季は初日から。11月20日(月)までは全日ナイターで行われます。ばんえい競馬では、シーズン最初の格付が、過去3年の収得賞金額で決まるため、5歳以上の馬は降級が発生する場合も。シーズン序盤の馬券検討において重要といえます。

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【第1回開催1日目】
 4月21日(金)のメイン第11レースには、スプリングカップ(オープン-1組・20:15発走予定)が行われます。

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 ばんえい記念の上位3頭も出走していますが、注目は4歳馬◎キングフェスタ。昨季3歳BG1のばんえいダービー、定量500キロ路線の決勝・スピードスター賞をともに制した、“Wチャンピオン”です。5歳以上と10キロ差しかつきませんが、春の軽量は若馬のスピードを生かせる舞台。シーズン初日にスプリングカップが組まれるようになった13年以降、4歳での馬券絡みは16年センゴクエース(1着)、20年メムロボブサップ(3着)ですが、ともにのちにばんえい記念馬に輝いています。もしキングフェスタが好走できれば、前途洋々といったところでしょう。
 相手は昨季のばんえい記念馬○メムロボブサップ。ばんえい記念初挑戦で2着だった22年は、前走でスピードスター賞を制していたオールラウンダー。4歳以降のスプリングカップで、3、4、1着とシーズン初戦から動けるタイプでもあります。
 ▲コマサンブラックは、初挑戦だったばんえい記念で5着。障害巧者で重量が増えて持ち味を発揮してきた印象ですが、春シーズンにも適性があります。
 昨年のスプリングカップが2着△アアモンドグンシンも押さえておきたいところです。

 【第1回開催2日目】
   4月22日(土)のメイン第11レースには、卯月特別(A2級-1組・20:05発走予定)が行われます。

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 今季から特別戦でも減量がなくなる5歳が4頭もおり、6歳以上の馬にチャンスが大きい一戦です。
 9歳◎センリョウボスに注目。昨季A1級の特別戦で2着2回、8月にはオープン混合の特別戦で3着があり実績上位といえます。2月のアメジスト特別(A1級-2組)では、ひと足先に障害を降りたギンジを最後までとらえきれませんでしたが、こちらのほうが重量が5キロ重かったことも影響したはずです。
 ○ヤマノコーネルは、若馬10キロ減がある4歳馬。昨季A2級では特別戦で1勝を挙げました。昨季A1級だった馬が多く相手強化ですが、成長力で対抗します。
 5歳馬4頭では▲マサタカラに注目。アメジスト特別(A1級-2組)と同じ開催ではA1級-1組の如月特別を使われて2着に追い込んでいます。当時と比べ重量的に不利ですが、センリョウボスに次ぐ実績を持っています。
 前述の△ギンジは叩かれつつという戦績。シーズン初戦だけにやや評価を下げますが、末脚が生きる展開で浮上に警戒。

 【第1回開催3日目】
 4月23日(日)のメイン第11レースには、青葉特別(オープン-2組混合・20:05発走予定)が行われます。

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 収得賞金額の少ないオープン馬と賞金上位のA1級馬が対戦します。
 メンバー中、賞金順最上位の◎インビクタに期待します。昨季は9月の岩見沢記念で重賞初制覇すると、チャンピオンカップ2着、ばんえい記念初挑戦とシーズン後半にも活躍したのが成長を感じさせました。もともと春競馬に良績があり、格下A1級相手なら負けられないところです。
 ○コマサンエースは、昨季初戦も青葉特別(当時の条件はA1級)で、ほぼ同時に障害を越えたインビクタをじわじわ引き離して先着。シーズン中の充実ぶりでは水をあけられこちらはA1級のままですが、10キロ差あればさほど差はないはず。
 ▲ゴールデンフウジンも昨季、青葉特別を使われており、3着コマサンエース、4着インビクタに次ぐ5着でした。障害次第の面があるため重量が軽いのは歓迎ですが、流れが速すぎるのも良くなく、そこそこ息が入る展開なら直線で形勢逆転があります。
 減量がある4歳2頭△ヤマカツエース△ヘッチャラにも注目です。

 【第1回開催4日目】
 4月24日(月)のメイン第11レースには、ミズバショウ特別(A1級・20:05発走予定)が行われます。

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 オープンからの降級馬から牝馬◎ナカゼンガキタに注目。昨季は10月のA2級-3組がシーズン初戦で、逃げ切り勝ちを収めると、A1級から挑戦した1月のヒロインズカップで約2年8カ月ぶりの重賞制覇。続くチャンピオンカップでも4着と9歳になっても健在ぶりをアピールしています。これだけの実績がありながらA1級で出走できるのは恵まれています。
 ○ウンカイタイショウは、ここ3シーズンの10勝中7勝を4~6月に挙げているように春が稼働期。降級も有利で今年も初戦から勝ち負けです。
 ▲コウテイは、昨季A2級スタートからオープンまで出世し、ばんえい記念初出走も果たしました。大一番は第2障害で競走中止でしたが、成長期の6歳だけによい経験になったはず。今年はA1級からランクアップを目指します。
 △マルミゴウカイは、昨季オープン混合戦では分が悪かったものの、A1級馬同士では1勝を含め好走続き。今回はA1級の限定戦ですが、オープンからの降級馬が多く連下くらいの評価が妥当でしょう。

 【第1回開催5日目】
 4月25日(火)のメイン第11レースには、水晶特別(B1級-1組混合・20:10発走予定)が行われます。

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 A2級とB1級の混合戦ですが、A2級は5歳馬サクラシュンカのみ。
 ◎キタノボブサップは、昨季の勝利はシーズン2戦目のB1級平場戦での1つだけですが、A2級の特別戦で2度の馬券絡みや、2月にはA1級の特別戦で、勝ったギンジから4秒7差の接戦歴もあります。A1級からB1級へ2クラス降級しており、ひと押しききそうです。
 ○レグルスは、3歳シーズンの昨季10勝をマーク。特に年明けにはB1級-1組の特別戦で先行押し切り、差し切りで計2勝をマークと明け4歳ながら貫録さえ感じるレースぶり。降級馬が多いですが、上昇度に注目。
 ▲サカノダイヤは、A1へ昇級した昨季ラスト2戦では見せ場を作れませんでした。しかし、シーズン初戦の水晶特別(昨季の条件はB1級-2組)を逃げ切っていたようにこの条件なら実力上位。先行できれば侮れません。
 △サクラシュンカは、昨季終盤は勝ちきれないレース続き。降級利もありませんが、馬場が重くなれば前残りに期待できます。

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