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5/17カーネーションカップ回顧

カフカが重賞初制覇

 5月17日(土)には重賞・カーネーションカップ(3歳以上牝馬オープン)が行われました。当初5月4日(日)に行われる予定が、馬インフルエンザ発症による開催取止めで日程を変更して開催されました。レースは単勝3番人気のカフカがゴール前の接戦を抜け出し重賞初制覇となりました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右の数字は単勝オッズ
 1.シンエイアロイ(680) 33.6
 2.ニシキマリン(660) 13.9
 3.ダイヤカツヒメ(680) 3.2
 4.サクラヒメ(690) 1.4
 5.スーパードリーム(660) 競走除外
 6.スーパーチヨコ(660) 38.0
 7.スーパークイーン(660) 192.6
 8.スマイルカナ(670) 51.4
 9.カフカ(650) 9.6

 スーパードリームが競走除外で8頭立てとなった今年のカーネーションカップ。昨年の優勝馬サクラヒメが1.4倍で断然の1番人気。2年前の優勝馬ダイヤカツヒメが3.2倍の2番人気で昨年同様この2頭に人気が集中。昨年のばんえいオークス2着の4歳馬カフカが9.6倍の3番人気で単勝ひと桁台はここまで。昨年のヒロインズカップで3着に好走したニシキマリンが13.9倍で4番人気と続きました。

 18時過ぎから降り出した雨の影響で馬場水分1.3%の表示以上に軽い馬場でレースはスタート。スピードに乗ったダイヤカツヒメが先頭で第1障害を越えると、後続も続々とクリアしていきます。ダイヤカツヒメ、サクラヒメ、ニシキマリンらが道中止まらず前半39秒のハイペースで、ほぼ同時に第2障害下に到達。
 第2障害では先行した3頭がほぼ同時に仕掛けますが、3頭とも天板付近で一旦ストップ。立て直して先頭で下りたのはニシキマリン。ダイヤカツヒメが膝を折りかけながらも立て直して2番手クリア。その後にサクラヒメ、スーパーチヨコ、シンエイアロイがほぼ同時、少し遅れてカフカが6番手で続きました。
 先頭で障害を下りたニシキマリンですが後続馬も徐々に差を詰めてきます。サクラヒメは2番手のダイヤカツヒメに迫るも残り20メートル手前で一杯になり上位争いから脱落。いい脚で伸びてきたスーパーチヨコが残り10メートル過ぎでニシキマリンをとらえて先頭に立ち、そのまま勝利かと思われたところ、ゴール線上で脚が止まってまさかの転倒。長くいい脚を使ったカフカが一気に差し切って勝利。粘り込んだダイヤカツヒメは2着、ニシキマリンが僅差で3着。人気のサクラヒメは5着でした。

 カフカはこれが重賞初制覇。2歳シーズンは2勝を挙げたのみでしたが、力をつけた昨シーズンは6勝。コウシュハクィーン、ミスタカシマ、2年前のダイヤカツヒメに次ぐ4頭目の4歳馬による優勝となりました。

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渡来心路騎手「びっくりしましたが勝てて嬉しいです。初騎乗で何も知らない状況で乗りましたが、すごくまじめな馬で障害は上手な馬だと聞いていて、その通りだなと思いました。雨が降って馬場は軽かったけれど脚抜きはちょっと悪かったかなと感じました。速い流れで道中は前を見ながらになりましたが、障害を上手く登ってくれて、下りてからは追うたびに伸びてくれたので、ゴールが近くなるともしかしたらと思って必死に追いました。ゴールして勝ったがどうかは分からなかったですが、勝ったと知って嬉しかったですね。ばんえい競馬は馬インフルエンザで開催中止などありましたが、変わらず頑張りますのでこれからもよろしくお願いします」

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