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7/13旭川記念回顧

接戦を制しクリスタルコルドが連覇

 7月13日(日)にはばんえい4市記念競走の第一弾、重賞・旭川記念(3歳以上オープン)が行われ、クリスタルコルドが接戦を制して2連覇を飾りました。

【出走馬】※カッコは負担重量、右は単勝オッズ
 1.インビクタ(790) 5.0
 2.クリスタルコルド(790) 6.2
 3.ヤマカツエース(790) 15.4
 4.コウテイ(790) 13.1
 5.コマサンエース(800) 1.4
 6.オーシャンウイナー(790) 24.5
 7.キングフェスタ(790) 出走取消

 キングフェスタの出走取消で6頭立てとなった旭川記念。ばんえい十勝オッズパーク杯、北斗賞と重賞2連勝のコマサンエースが単勝1.4倍の断然人気に支持されました。今季未勝利も北斗賞2着のインビクタが5.0倍、同3着のクリスタルコルドが6.2倍と、北斗賞上位3頭が単勝ひと桁台で人気を集めました。

 第1障害はコウテイがやや遅れますが、他の5頭はほぼ一団でクリアします。インビクタ、コマサンエース、クリスタルコルドが先行してペースを作りますが、追いついたコウテイも含めてほとんど差なく追走。道中は全馬がほぼ一団で進むなか、クリスタルコルド、コマサンエースが僅かに先頭で第2障害手前に到達。ここまで70秒というペースでした。
 第2障害で最初に仕掛けたのはコマサンエースですが、以下も遅れず動き出します。スムーズに下りたインビクタが先頭でクリアし、クリスタルコルド、コマサンエースもほとんど差なく続きます。この3頭が横一線の追い比べとなり、残り20メートルでクリスタルコルドが半馬身抜け出すと、そのまま後続を振り切ってゴール。1馬身ほどの差でインビクタが2着。人気の中心コマサンエースは僅かに遅れて3着でした。

 今季の初勝利を重賞で飾ったクリスタルコルドは、昨年に続いての旭川記念制覇で、重賞6勝目。北斗賞上位3頭での決着となりましたが、クリスタルコルドは3着からの見事な巻き返しでした。今回は出走取消でしたが、同じ6歳のキングフェスタとともに、ばんえい競馬の古馬戦線を牽引する次世代の代表格として今後も注目となりそうです。

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西謙一騎手
普段の動きでも厩舎内でも調子が上がってきているのが分かっていたので、勝てて良かったです。ロータリーハローが掛かった馬場の方が良かったと思っていましたが、結果的に(ロータリーハローが入らなくても)勝てたので良かったです。道中はすぐ横にコマサンエースがいて遅れずついていけたので、障害さえ上がれば間に合うかなと思っていました。下りてからは経験値のある年上の馬との競り合いでしたが、焦らず、いつも通りでした。夏にはばんえいグランプリもありますが、シーズン最後の大きいレースを目標に進めていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします。

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