11月24日(土)から、ばんえい十勝は、準ナイターで開催を実施。これまでより発走予定時刻が第1レースが約30分、最終レースが約1時間繰り上がります。また、今週から月曜日を中心に全12レース編成となり、メインのレース番号が変更となりますのでご注意ください(詳細はこちら)。
25日(日)のメインにはBG3・ドリームエイジカップが組まれています。4、5、6、7歳、8歳以上の通算収得賞金上位各2頭が争います。10月に行われた北見記念(850キロ)より基礎重量が90キロも軽いオープン馬760キロで実施される一戦に注目が集まります。
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【第17回開催1日目】
11月24日(土)のメイン第10レースは、ピヤシリ特別(A2級-1組・19:05発走予定)。
◎サカノテツワンは、前走トドワラ特別(A1級-1組混合)では、障害をスムーズにひと腰で越えると、直線では末脚を伸ばして2着に好走。これで9月以降、6戦連続3着以内と抜群の安定感を誇っているだけに今回も好勝負必至です。
○シンエイボブは、前走負担重量700キロのクインカップでは、ゴール前で失速し、7着に敗れましたが、695キロの今回は重量慣れも見込めるだけに巻き返しを期待です。
▲フェアリースズは、1番人気に支持された前走の4歳牝馬重賞・クインカップでは、決め手の差で3着に敗れましたが、近走障害をひと腰でまとめているのは好調の証。今回も障害をひと腰で越えられればチャンス十分。
△フクトクは、前走羊蹄山特別(A2級)では、障害で手間取り6番手通過も末脚を伸ばして4着。近3走では入着どまりですが、ここでは決め手は上位だけに障害次第では上位争いに加わってきそうです。
【第17回開催2日目】
11月25日(日)のメイン第10レースは、BG3・第9回ドリームエイジカップ(4歳以上馬齢選抜・19:05発走予定)。1重量格ごとに10キロ加減される別定重量戦。オープン馬は今季の収得賞金130万円につき10キロ加増となり、オレノココロがトップハンデの790キロ、センゴクエースが780キロ、マルミゴウカイら2頭が770キロ、フジダイビクトリーら4頭が760キロ、A1級の牡馬コウリキが750キロ、オープン牝馬で20キロ減があるキサラキクが740キロの10頭立てで争われます。
◎マルミゴウカイは、4走前の岩見沢記念での勝利が光ります。障害を先頭で通過するとそのまま逃げ切って完勝。以降は障害で手間取り勝利からは遠ざかっていますが、近走の先着馬とは負担重量差が改善されているだけに勝ち負けを期待です。
○センゴクエースは、前走北海道競馬記者クラブ特別(オープン)では、障害で膝を折ってしまい5着と人気に反する結果となりましたが、昨年の当レース覇者で舞台は合っているはず。前走を除けば近走は安定しているだけに巻き返し十分。
▲シンザンボーイは、同じ前走では、後続を大きく離して障害を先頭クリア。ゴール前では後続に差を詰められましたが完勝といっていい内容でした。近走力をつけているだけに重賞の舞台でも警戒が必要です。
△オレノココロは、同じ前走では7着としんがり負け。課題の障害で手間取り、脆さを見せました。立て直しに時間がかかりそうなだけに印を下げましたが、地力は断然で障害次第では即反撃も可能です。
【第17回開催3日目】
11月26日(月)のメイン第11レースは、知床賞(オープン混合・19:10発走予定)。
唯一のA1級格付け馬◎アアモンドグンシンに注目。今季はC1級からのスタートで10勝を挙げ、一気にクラスを上げてきました。前走の重賞・ばんえい菊花賞でも絶望的な位置から末脚を伸ばして2着と力を示しています。初の古馬オープン相手で試金石ですが、今季の勢いは本物だけに好勝負を期待です。
○ハクタイホウは、ひと息入った前走オータムカップ(オープン-2組混合)では、障害をひと腰先頭でクリアをすると直線では一人旅で3連勝を達成。近走は課題の障害もスムーズに越えており、好調のほどがうかがえるだけにここでも当然勝ち負けになるでしょう。
同じ前走2着▲メジロゴーリキは、差のある障害2番手通過から脚色衰えずに歩き切っています。8月以降の8戦では、障害で転倒した2走前を除けば、3着以内を確保と安定しているだけにここでも大崩れするシーンは考えにくいです。
△セイコークインは、前走霜月特別(オープン混合)を含め、近走では障害で手間取り入着止まりですが、決め手は一級品。今回は馬場にロードヒーティングが入り、馬場が重くなることが期待できるだけに重馬場巧者のこの馬に一発の期待がかかります。