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今週の見どころ(11/24~11/26)

2018年11月22日(木)

 11月24日(土)から、ばんえい十勝は、準ナイターで開催を実施。これまでより発走予定時刻が第1レースが約30分、最終レースが約1時間繰り上がります。また、今週から月曜日を中心に全12レース編成となり、メインのレース番号が変更となりますのでご注意ください(詳細はこちら)。
 25日(日)のメインにはBG3・ドリームエイジカップが組まれています。4、5、6、7歳、8歳以上の通算収得賞金上位各2頭が争います。10月に行われた北見記念(850キロ)より基礎重量が90キロも軽いオープン馬760キロで実施される一戦に注目が集まります。

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【第17回開催1日目】
 11月24日(土)のメイン第10レースは、ピヤシリ特別(A2級-1組・19:05発走予定)
 ◎サカノテツワンは、前走トドワラ特別(A1級-1組混合)では、障害をスムーズにひと腰で越えると、直線では末脚を伸ばして2着に好走。これで9月以降、6戦連続3着以内と抜群の安定感を誇っているだけに今回も好勝負必至です。
 ○シンエイボブは、前走負担重量700キロのクインカップでは、ゴール前で失速し、7着に敗れましたが、695キロの今回は重量慣れも見込めるだけに巻き返しを期待です。
 ▲フェアリースズは、1番人気に支持された前走の4歳牝馬重賞・クインカップでは、決め手の差で3着に敗れましたが、近走障害をひと腰でまとめているのは好調の証。今回も障害をひと腰で越えられればチャンス十分。
 △フクトクは、前走羊蹄山特別(A2級)では、障害で手間取り6番手通過も末脚を伸ばして4着。近3走では入着どまりですが、ここでは決め手は上位だけに障害次第では上位争いに加わってきそうです。

【第17回開催2日目】
 11月25日(日)のメイン第10レースは、BG3・第9回ドリームエイジカップ(4歳以上馬齢選抜・19:05発走予定)。1重量格ごとに10キロ加減される別定重量戦。オープン馬は今季の収得賞金130万円につき10キロ加増となり、オレノココロがトップハンデの790キロ、センゴクエースが780キロ、マルミゴウカイら2頭が770キロ、フジダイビクトリーら4頭が760キロ、A1級の牡馬コウリキが750キロ、オープン牝馬で20キロ減があるキサラキクが740キロの10頭立てで争われます。
 ◎マルミゴウカイは、4走前の岩見沢記念での勝利が光ります。障害を先頭で通過するとそのまま逃げ切って完勝。以降は障害で手間取り勝利からは遠ざかっていますが、近走の先着馬とは負担重量差が改善されているだけに勝ち負けを期待です。
 ○センゴクエースは、前走北海道競馬記者クラブ特別(オープン)では、障害で膝を折ってしまい5着と人気に反する結果となりましたが、昨年の当レース覇者で舞台は合っているはず。前走を除けば近走は安定しているだけに巻き返し十分。
 ▲シンザンボーイは、同じ前走では、後続を大きく離して障害を先頭クリア。ゴール前では後続に差を詰められましたが完勝といっていい内容でした。近走力をつけているだけに重賞の舞台でも警戒が必要です。
 △オレノココロは、同じ前走では7着としんがり負け。課題の障害で手間取り、脆さを見せました。立て直しに時間がかかりそうなだけに印を下げましたが、地力は断然で障害次第では即反撃も可能です。

【第17回開催3日目】
 11月26日(月)のメイン第11レースは、知床賞(オープン混合・19:10発走予定)
 唯一のA1級格付け馬◎アアモンドグンシンに注目。今季はC1級からのスタートで10勝を挙げ、一気にクラスを上げてきました。前走の重賞・ばんえい菊花賞でも絶望的な位置から末脚を伸ばして2着と力を示しています。初の古馬オープン相手で試金石ですが、今季の勢いは本物だけに好勝負を期待です。
 ○ハクタイホウは、ひと息入った前走オータムカップ(オープン-2組混合)では、障害をひと腰先頭でクリアをすると直線では一人旅で3連勝を達成。近走は課題の障害もスムーズに越えており、好調のほどがうかがえるだけにここでも当然勝ち負けになるでしょう。
 同じ前走2着▲メジロゴーリキは、差のある障害2番手通過から脚色衰えずに歩き切っています。8月以降の8戦では、障害で転倒した2走前を除けば、3着以内を確保と安定しているだけにここでも大崩れするシーンは考えにくいです。
 △セイコークインは、前走霜月特別(オープン混合)を含め、近走では障害で手間取り入着止まりですが、決め手は一級品。今回は馬場にロードヒーティングが入り、馬場が重くなることが期待できるだけに重馬場巧者のこの馬に一発の期待がかかります。

今週の見どころ(11/17~11/19)

2018年11月15日(木)

 11月第1週から行われている2歳馬による各産駒特別競走1、2着馬には、12月29日に実施される重賞・ヤングチャンピオンシップへの出走権が与えられます。産地別代表馬が決勝戦を目指すレース体系は『ばんえい甲子園』ともいえそう。南北海道、北央、北見、釧路、十勝のうちここまで2レースが終了。4日の北見産駒特別はインビクタが、11日の釧路産駒特別はアオノブラックがそれぞれ制しています。今週は18日に南北海道産駒特別が行われますのでそちらにも注目です。

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【第16回開催4日目】
 11月17日(土)のメイン第10レースは、羊蹄山特別(A2級・20:05発走予定)
 難解な一戦ですが、◎サクラダイチを中心視します。前走ヒイラギ特別(A2級-1・2組決勝混合)では2着でしたが、障害先頭通過から残り10メートル付近まで懸命に粘っています。障害をそこまで苦にしないだけに持ち前の先行力で逃げ切りに期待です。
○ブチオは前走ヒイラギ特別では3着。直線はスピードを発揮し追い上げていただけに、障害の天板で止まってしまったのが悔やまれます。障害次第では一気に頭までありえます。
▲イノリノチカラは前走ヒイラギ特別では5着でしたが、障害のカカリも良く、ひと腰でまとめられたのが収穫です。前走の再現ができれば善戦以上が期待できます。
 △アアモンドロシアは近2走はともに8着でしたが、前走のA2級-1組では障害5番手通過後、一瞬ではあったものの鋭い末脚を披露しており、復調気配にあるだけに一発には警戒です。

【第16回開催5日目】
 11月18日(日)のメイン第10レースは、オータムカップ(オープン-2組混合・20:10発走予定)
 ◎メジロゴーリキは、前走のサンケイスポーツ賞(A1級-1組混合)では、障害で転倒し6着に終わりましたが、勝ちにこだわり早めの仕掛けになったため。それ以前は6戦連続で3着以内を確保していただけに1戦での見限りは早計でしょう。マイペースで行ければ巻き返し必至です。
 ○ハクタイホウは、野分特別(A1級混合)、桔梗特別(A1級-1組混合)をともに逃げ切って連勝継続。課題の障害もスムーズと好調ぶりがうかがえるだけに連勝のシーンまで。
 ▲ジェイワンは、近4戦連続4着以内と安定感抜群。特に7頭立ての前走・霜月特別(オープン混合)では、障害ふた腰で5番手通過も、直線豪快に伸びて勝ち馬とは1秒5差の2着に好走しており、決め手勝負なら首位争い十分です。
 △キサラキクは、近6走では、3度の重賞では5着が最高なのに対し、特別戦は3戦2勝と重量への適性の差が歴然。特別戦替わりで警戒が必要です。

【第16回開催6日目】
 11月19日(月)のメイン第10レースは、五稜郭特別(A1級-2組・20:10発走予定)
 ◎フナノクンは、近4戦連続4着以内と堅実駆けが魅力です。前走の能取湖特別(A1級)では障害3番手通過後、一旦は2番手に上がりましたが、ゴール前で失速し3着に敗れました。近走は障害が安定しているだけに崩れるシーンは考えにくいです。
 ○ニシキエーカンは、障害に課題があり、前走の能取湖特別でも登坂途中で止まってしまいましたが、7番手通過から鋭い末脚を披露して5着に食い込んでいます。決め手は上位だけに障害次第では勝ち負け必至です。
 ▲カゲホウトウは、前走の能取湖特別で7着。こちらも障害に課題があり、近走不振が続いていますが、レース当日は馬場が重くなりそうなだけに重馬場巧者のこの馬に久々の出番がありそう。
 △ホクショウメジャーは、前走ヒイラギ特別(A2級-1・2組決勝混合)では差のある障害2番手通過から伸びて勝利しています。近走は終いの脚は堅実だけに侮れません。

今週の見どころ(11/10~11/12)

2018年11月 8日(木)

 11月11日(日)のメインには、4歳牝馬限定では唯一の重賞・クインカップが組まれています。10月21日に行われた前哨戦・紅バラ賞の再戦模様となることが多いレース。紅バラ賞では1着メヂカラ、2着シンエイボブ、3着イズミクィーンとなりましたが、本番はどのような結果になるのでしょうか。注目の一戦です。

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【第16回開催1日目】
 11月10日(土)のメイン第10レースは、トドワラ特別(A1級-1組混合・20:10発走予定)
 ◎ウンカイタイショウは、前走の能取湖特別(A1級)では障害を2番手で通過後、一旦は3番手に後退しましたが、しぶとく盛り返して、逃げ切り勝ちを収めたコウリキとは僅差の2着。A1級に昇級してから初の連対を果たしています。前走で現級にも目途が立っており、復調気配にあるだけに勝ち負けを期待です。
 ○コウリキは、ペルセウス特別(A1級-2組)、能取湖特別とともに逃げ切って連勝しています。この連勝中はいずれも障害先頭通過から逃げ切り勝ちと課題の障害がスムーズになってきただけに、善戦以上が期待できます。
 ▲キンメダルは、近5走では相手関係を問わず堅実に駆けています。特に近2走は、前走の能取湖特別を含め特別戦で連続2着。決め手に欠ける面は否めませんが、ここでも崩れるシーンは考えにくいです。
 △サカノテツワンは、9月以降、5戦連続して3着以内を確保と安定。障害も安定しているだけに粘り込みには警戒が必要です。

【第16回開催2日目】
 11月11日(日)のメイン第10レースは、4歳女王決定戦のBG3・第43回クインカップ(20:10発走予定)。出走9頭中7頭が前哨戦・紅バラ賞を使われており再戦模様。今回はオープン720キロから1重量格ごとに10キロ加減される別定重量戦で、シンエイボブに700キロ、紅バラ賞勝ち馬メヂカラら4頭に690キロ、他4頭に680キロが課されています。
 ◎イズミクィーンは、前哨戦・紅バラ賞では障害8番手通過ながら、持ち前の決め手が光り、3着に好走。前走のB3級-1組でも好位から瞬発力で直線一気に突き抜けて快勝をしているだけに初めての重賞の舞台でも首位争いに期待です。
 ○シンエイボブは、紅バラ賞ではナカゼンガキタとほぼ同時に先頭で障害を越えると、メヂカラには交わされたものの、最後までしぶとく伸びて2着。 加えて前走はA2級-1組を勝利と好調ぶりが目立つだけに好勝負必至です。
 ▲メヂカラは、前走の紅バラ賞では障害5番手通過から鋭い末脚を披露して勝利。スムーズに運べれば連勝も十分可能ですが、展開次第な面が否めないだけに単穴評価が妥当でしょう。
 △フェアリースズは、紅バラ賞では1番人気で4着と人気にこたえられませんでしたが、続く前走の端野峠特別(B1級-1組)では、障害を先頭で通過すると2着馬に9秒6差をつける快勝劇。巻き返しているだけに警戒が必要です。

【第16回開催3日目】
 11月12日(月)のメイン第10レースは、北海道競馬記者クラブ特別(オープン・20:05発走予定)
 ◎センゴクエースは、今季15戦してすべて4着以内と安定感抜群。重賞では前走の北見記念3着など6戦未勝利と、詰めひと息な面は否めませんが、 2走前の狩勝賞を含めオープン特別(混合戦含む)では3勝を挙げているだけに、勝ち切るシーンも十分あります。
 ○ミノルシャープは、前走狩勝賞では障害で膝を折ったものの、すぐさま立て直して障害を2番手通過から2着に粘り込みました。ゴール前で脚色が鈍くなる課題はありますが、近走の好調ぶりが目立つだけにここでも好勝負が期待できます。
 ▲オレノココロは、前走の北見記念では課題の障害で苦戦し、通過した時点では逃げ切り勝ちを収めたコウシュハウンカイとの差は30メートルほどありましたが、直線怒濤の追い込みで2秒1差の2着。 負けてはしまったものの勝ちに等しい内容でした。今回は賞金ハンデが30キロ課されますが、地力は断然。障害次第では一気に突き抜けるシーンまで。
 △シンザンボーイは、北見記念では別格だった上位3頭とは差のある5着でしたが、4着フジダイビクトリーとはコンマ5秒差なら健闘といえる内容です。2走前のサンケイスポーツ賞(A1級-1組混合)では圧巻の逃げ切りで、2着馬に17秒3差もつけているだけに上位争いも十分可能です。

今週の見どころ(11/3~11/5)

2018年11月 1日(木)

 11月4日(日)のメインには、3歳三冠レースの第2弾・ばんえい菊花賞が組まれています。一冠目のばんえい大賞典はアアモンドグンシンが制しましたが、負担重量が替わって他馬の逆転はあるのでしょうか。注目の一戦です。

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【第15回開催4日目】
 11月3日(祝・土)のメイン第10レースは、霜月特別(オープン混合・20:10発走予定)
 ◎カンシャノココロは、前走のオープン特別・狩勝賞では障害に手間取りしんがり負けを喫しましたが、8月のばんえいグランプリ以降は充実ぶりが目立っていただけに、障害次第では即反撃が濃厚です。
 ○マツカゼウンカイは、近2走のオープン特別では年上馬相手に4、3着と健闘。特に前走狩勝賞では10キロ差あったものの、今年の岩見沢記念優勝馬マルミゴウカイにも先着と力をつけているだけに好勝負を期待です。
 ▲ジェイワンは、3連勝で7月の柏林賞を制して以降は勝利から遠ざかっていますが、近2走は2、3着と好走しており、課題の障害さえスムーズなら首位争いに加わるシーンまでありそう。
 △ゴールデンフウジンは、近走障害で苦戦し、見せ場なく敗れることが多いですが、抜群の決め手を生かしての食い込みには警戒が必要です。

【第15回開催5日目】
 11月4日(日)のメイン第10レースは、BG2・第43回ばんえい菊花賞(3歳・20:10発走予定)。オープン730キロから1重量格ごとに10キロ加減される別定重量戦(牝馬は20キロ、セン馬は10キロ減)。トップハンデ710キロがA1級のセン馬アアモンドグンシンとA2級の牡馬オレワチャンピオン、最軽量690キロがA2級の牝馬ミスタカシマ、B3・B4級の牡馬3頭で、20キロ差しかつきません。
 ◎ミスタカシマは、2走前の3、4歳限定重賞・はまなす賞では40キロ差あったものの、勝った4歳馬からコンマ9秒差の2着。他の3歳馬がハマノダイマオー7着、アアモンドグンシン8着でしたから大健闘といえます。続く前走は、年長馬相手ながら1番人気の支持。障害を楽々先頭で通過し逃げ切って、2着を9秒1も離す圧巻の内容で、同世代限定戦なら牡馬相手でも首位争い必至です。
 ○ミノルシンザンは、5戦連続で3着以内を確保しており安定感抜群。前走のB3級-1組では差のない障害2番手通過から直線半ばで交わすと後は一人旅。近走の充実ぶりを表す勝利だっただけに重賞の舞台でも上位争いが期待できます。
 ▲キタノユウジロウも近4戦は、すべて3着以内と安定しており、復調気配にあります。3月のイレネー記念では690キロで2着の実績があり、今回の700キロは問題ないはず。障害も苦にしないタイプだけにチャンスは十分あります。
 △オレワチャンピオンは、近2走はともに6着と着外でしたが、重賞ではすべて3着以内と大舞台に強いタイプだけに巻き返しも一考です。

【第15回開催6日目】
 11月5日(月)のメイン第10レースは、ヒイラギ特別(A2級-1・2組決勝混合・20:10発走予定)。A2級-1組予選の上位4頭、A2級-2組混合予選の勝ち馬などが不在で7頭立てでの争いとなります。
 ◎フクトクは、前走A2級-1組予選では、レース当日に降っていた雨の影響もあり、前が止まらない展開でしたが、障害6番手通過から末脚を伸ばして5着。今回は前述した通り上位4頭はそろって回避ですから決め手を生かして好勝負を期待です。
 A2級-1組予選6着○アアモンドセブンは、勝ち馬とは10秒差とやや差のある敗戦でしたが、フクトクとはコンマ2秒差と逆転の余地は十分にあります。
 ▲ホクショウメジャーは、近走は障害で手間取る場面も多かったですが、前走のA2級-2組混合予選では5着も、障害をひと腰で通過と進境をみせているだけに前進を期待です。
A2級-2組混合予選2着△サクラダイチは、先行力が魅力。障害をひと腰でまとめられれば残り目も一考。

今週の見どころ(10/27~10/29)

2018年10月25日(木)

 10月28日(日)のメインには、重賞・北見記念が組まれています。今季の古馬重賞は夏までの4戦はコウシュハウンカイとオレノココロが2勝ずつ分け合う形となっていましたが、前回の岩見沢記念では5歳馬マルミゴウカイが優勝し、古馬戦線の勢力図にも少し変化が。上記3頭を含め、重賞戦線で活躍している好メンバーが揃った一戦をお楽しみください。(※マルミゴウカイは回避しました)

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【第15回開催1日目】
 10月27日(土)のメイン第10レースは、端野峠特別(B1級-1組・20:10発走予定)
 ◎センリョウボスは、近3戦では差のある敗戦が続いていますが、前走は馬体を増やして5着と進境をみせています。4走ぶりにコンビを組む阿部武臣騎手とは、7月以降7戦5勝、2、3着各1回の好相性。近走の成績から人気薄が予想されますが、一発の可能性は十分秘めています。
 ○ホクショウサスケは、障害に課題があり、成績にムラがありますが、前走を障害3番手通過から直線突き抜けて快勝したように決め手は抜群。特別戦と斤量が加増されて先行馬が止まる展開なら持ち前の決め手を前面にまとめて差し切るシーンまで。
 ▲センショウニシキは、近走先行力と障害が安定。前走ではコンマ7秒差及ばずの2着でしたが、現在8戦連続連対と抜群の安定感を誇っています。終いの脚が甘くなるタイプだけに決め手勝負に持ち込まれると分が悪いですが、近走の充実ぶりから連争いは十分ありえます。
 △ノエルブランは、決め手を欠くものの、先行力と障害力を兼ね備えているため今季すべて掲示板内を確保。今回も大崩れするシーンは考えにくいです。

【第15回開催2日目】
 10月28日(日)のメイン第10レースは、BG2・第39回北見記念(20:10発走予定)。基礎重量850キロから、今季の収得賞金130万円につき10キロずつ加増となる別定重量戦。重賞を各2勝しているコウシュハウンカイ、オレノココロが20キロ増の870キロ、重賞で2着2回など善戦続きのセンゴクエースが10キロ増の860キロでの出走です。
 仕切り直しの一戦となる◎コウシュハウンカイに注目です。前回の岩見沢記念は左後肢フレグモーネの影響で出走取消となりましたが、今季はここまで8戦6勝、2着1回とほぼパーフェクトな内容。唯一馬券圏外になったばんえいグランプリでは、人気が一本被りで他馬からのマークも厳しかった様子。それでも障害はひと腰で越えていますからやはり能力は相当なもの。前回の出走取消の影響でマークが緩くなれば逃げ切りが濃厚です。
 ○フジダイビクトリーは、持久力勝負を得意とするだけに、基礎重量850キロの舞台は大歓迎。5着だった前走では障害に手間取りましたが、元々は障害を苦にするタイプではないだけに反撃十分。昨季、今季ともに重賞勝利はないだけに2015年度ばんえい記念優勝馬の復活に期待です。
 ▲センゴクエースは、今季14戦してすべて4着以内と安定した成績を残しているものの、3勝に対し、2着6回、3着3回。詰めひと息な面は否めません。しかし今回は、近2走のオープン特別を連勝と勢いに乗っているだけに逆転のシーンまでありそうです。
 △オレノココロは、ばんえいグランプリを完勝したように地力は断然ですが、障害に課題があり、脆さもあります。前走の岩見沢記念でも見せ場なしの4着に敗れているだけに今回は軽視しますが、実力的にこのメンバーなら外せないでしょう。

【第15回開催3日目】
 10月29日(月)のメイン第10レースは、能取湖特別(A1級・20:05発走予定)。前開催に行われたペルセウス特別(A1級-2組)の出走馬が多数を占める一戦です。
 ◎コウリキはペルセウス特別が圧勝。障害先頭通過から、直線では脚色衰えることなく押し切っています。決め手は十分だけに前走のように早めに障害を通過できれば連勝が濃厚です。
 3着○フナノクンは、ゴール前こそ脚色が鈍りましたが、障害4番手通過から末脚を伸ばしています。障害を得意とするだけに先行馬について行ければ逆転のチャンスは十分あります。
 6着▲ニシキエーカンは、障害で膝を折ってしまい見せ場なく敗れてしまいましたが、決め手は一番。障害に課題はありますが、ふた腰以内にまとめられれば好勝負必至です。
 △カイシンゲキは、近2走はともに9着と大敗を喫していますが、3、4走前にはA1級混合で連勝しているだけに変わり身があってもおかしくはありません。

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