1月28日(月)のメインには、明け5歳オープンによる特別戦・ダイヤモンドダスト賞が組まれています。出走予定の10頭中で、重賞を勝っていないのはウンカイタイショウのみ。三冠レースで勝利するなど4歳シーズンに賞金を稼いでいるオープン馬はハンデが重くなる設定ですが、底力で克服なるか。注目の一戦になります。
【第22回開催4日目】
1月26日(土)のメイン第10レースは、みずがめ座特別(A2級-1組・2組決勝・18:05発走予定)。決勝戦ですが、A2級-1組予選上位馬の回避が相次ぎ、同レースからの参戦は1着シンエイパワーのみ。7頭が出走してきたA2級-2組予選組の再戦ムード。同レースは1着フクトクから4着サクラダイチまで1秒8差と横一線の決着だっただけに逆転もありそうです。
唯一、A2級-1組予選に出走した◎シンエイパワーが本命です。障害をひと腰先頭通過から逃げ切る好内容の勝利。今回は前走2組の馬との対戦で、相手関係が有利。前走同様、早めに障害を越えての押し切りが有望です。
○ホクショウユヅルは、前走A2級-2組予選では、障害を3番手で通過しゴール前で先頭に立ったところを、4番手から伸びたフクトクに差し切られたものの、コンマ8秒差の2着に健闘。テンのスピードが遅いだけにペースが落ち着きやすい特別戦に替わることは好材料で、障害も近走では安定しているだけにここでも崩れるシーンは考えにくいです。
▲アアモンドヒューマは、昨年7月の勝利以降は勝ち星から遠ざかっているものの、4走前のA2級-2組から3着以内を確保。前走A2級-2組予選では障害では手間取ったものの、末脚を生かし3着に食い込んでおり、今回も障害次第では好勝負になるでしょう。
A2級-2組予選勝ち馬△フクトクは、決め手は上位だけに障害をスムーズに越えられれば上位進出も十分可能でしょう。
【第22回開催5日目】
1月27日(日)のメイン第10レースは、柏林馬事公苑特別(オープン-1組・18:15発走予定)。
◎センゴクエースは、前走睦月特別(オープン-1組)ではトップハンデをものともせずに快勝。障害も修正しており、前走から15キロの重量増も問題なさそうなだけに連勝に期待です。
○コウシュハウンカイは、前走帯広記念ではトップハンデ930キロの影響もあったせいか、障害で膝を折ってしまい5着に敗れましたが、帯広記念上位馬とは重量面で緩和されるだけに巻き返しが濃厚でしょう。
▲フジダイビクトリーは、前走オープン-2組では障害をひと腰先頭通過からそのまま逃げ切る好内容の競馬で勝利。近走の成績から復調がうかがえるだけに障害次第ではチャンスは十分にありそうです。
△オレノココロは、前走帯広記念を快勝しており、実績上位ですが、今回は他メンバーとの重量差を克服できるかどうかになりそうです。
【第22回開催6日目】
1月28日(月)のメイン第11レースは、ダイヤモンドダスト賞(5歳オープン・18:10発走予定)。ウンカイタイショウ、ホクショウムゲンが出走を回避し、出走馬全頭が重賞馬というメンバー構成。また、8頭中6頭の2走前が5歳重賞・天馬賞で、ほぼ再戦ともいえる一戦です。
◎ゴールデンフウジンは、天馬賞で2着に食い込むと、前走睦月特別(オープン-1組)では、障害5番手から伸びて今季オープン特別5勝(混合戦含む)の実力馬センゴクエースから2秒5差の2着と好走。近走は障害が安定しているだけにここでも勝ち負けでしょう。
○メジロゴーリキは、天馬賞では逃げ切って重賞2勝目。前走睦月特別(オープン-1組)では3着も、2着ゴールデンフウジンとはタイム差がないだけに、障害で離せれば振り切るシーンもありそうです。
▲ミノルシャープは、睦月特別(オープン-1組)では5着でしたが、障害はひと腰でまとめており、内容は悪くありません。今回はトップハンデの770キロですが、同世代では実力上位だけに、重量さえ克服できれば上位争いに加わってきそうです。
△マツカゼウンカイは、同じ近2走で3、4着と堅実に駆けています。障害もともにひと腰でまとめているだけに展開次第では出番がありそうです。