ばんえい競馬情報局とは?

ばんえい競馬の最新情報を提供します。重賞を中心に予想や回顧のほか、ばんえい競馬に関するコラムなどもご覧いただけます。
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ばんえい十勝からのお知らせ

ばんえい十勝では、2月26日(水)に日本政府が発表した新型コロナウイルス感染症対策に基づき、無観客競馬開催を含む対応を以下の通り実施いたしますので、お知らせいたします。

【ばんえい十勝 新型コロナウイルス感染症対策に関わる実施項目】

1.無観客でのレース開催
期間:2020年2月29日(土)・3月1日(日)・2日(月)・6日(金)・7日(土)・8(日)予定
内容:ばんえい競馬のレースは開催いたしますが、お客様が競馬場へ入場できない状態でレースを行います。
直営場外発売所での発売も行いません。
インターネットでの発売のみを実施いたします。

2.帯広競馬場・直営場外発売所 閉場
期間:2020年2月27日(木)~2020年3月13日(金)予定 
場所:帯広競馬場・北見場外発売所・旭川北彩都場外発売所・岩見沢場外発売所・釧路場外発売所・名寄場外発売所・網走場外発売所・琴似駅前場外発売所・深川場外発売所
内容:JRA日本中央競馬の発売(J-PLACE)、他地方競馬の発売および売店等の販売をすべて中止し、閉場いたします。
帯広競馬場では、ふれあい動物園もこの期間閉場いたします。
※とかちむらは通常通り営業いたします。

3.イベント関連
期間:2020年2月27日(木)~2020年3月13日(金)予定
内容:全てのイベントに関して、中止いたします。

4.その他
・的中馬券の払戻し有効期限は60日間ですが、閉場中の期間を延長いたします。

なお、期間に関しては状況により延長する可能性がございます。ばんえい競馬をお楽しみにしているお客様へは大変ご迷惑をおかけいたしますが、お客様の安全と健康を最優先に取り組んでまいります。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

今週の見どころ(2/22~2/24)

2020年2月21日(金)

 今週は今シーズン最後の重賞がない週となりますが、23日(祝・日)のメインには準重賞・ウイナーズカップが組まれています。500キロ定量戦を除く今年度の特別競走優勝馬の通算収得賞金順で編成される一戦。登録馬には、地方競馬記録となる30連勝を達成したホクショウマサルの名前も。もし出走となれば、初対戦となるミノルシャープ、メジロゴーリキらオープン一線級を相手に、さらに連勝を伸ばせるか注目を浴びそうです。

今週のイベントはこちら

【第24回開催1日目】
 2月22日(土)のメイン第10レースは、雪月花特別(A2級-1組・18:05発走予定)。A2級-1組平場戦(16日決勝戦の予選)で対戦。上位は障害を越えた順番どおりの入線で、1着フレイムゴールド、2着ジェイエース、3着シマノシンザン、4着ミノルシンザンでした。
 ◎シマノシンザンは、予選3着からA2級-1・2組決勝戦へ出走し5着。降雪の影響で馬場が軽くなり、障害を1、2番手でクリアした馬のワンツー決着と前半置かれる面があるこの馬とって厳しい展開でした。A2昇級後初の特別戦になりますが、障害巧者だけに重量増に対応できそう。前走よりも展開が落ち着きそうなだけに、流れに乗れれば巻き返しが必至です。
 ○ミノルシンザンは、3戦連続で4着。ひと押し不足感はありますが、4走前の山羊座特別(A2級-1組)で勝利していることから、この相手なら力は互角以上。740キロも2走前に経験しており、重量慣れも見込めることから上位争いが十分です。
 ▲イズミクィーンは、前走の重賞・ヒロインズカップでは8着でしたが、競走除外明けで順調さを欠きましたが、初の770キロ挑戦は糧になったはず。叩いた上積みが見込めることに加え、前走から40キロ軽い730キロで臨めるのも好材料。決め手は良いものを持っているだけに要警戒の存在です。
 △インビクタは、B1級-1組の前走を逃げ切って勝利し、これが昇級初戦。前走から45キロ増ですが、軽めの馬場でスピードをいかしたいところです。

【第24回開催2日目】
 2月23日(祝・日)のメイン第10レースには、準重賞・ウィナーズカップ(4歳以上選抜・18:05発走予定)が行われます。すべてオープン馬の9頭立て。31連勝を目指すホクショウマサルをはじめ、これからのばんえいを背負う6歳が5頭も出走します。
 6歳でもメジロゴーリキやミノルシャープではなく◎マツカゼウンカイに注目。同世代限定戦では定量760キロの天馬賞でメジロゴーリキから3秒9差の3着、古馬重賞でも昨年のチャンピオンカップで3着など、世代上位の素質があります。また、強豪ホクショウマサルとも平場戦だったとはいえ昨年12月16日のオープン-2組で3秒9差(3着)の好勝負を演じました。前走の如月特別(オープン-2組)は1番人気で最下位でしたが、障害で苦戦したもの。今回は唯一、賞金別定重量の加増がなく、前走から据え置きの負担重量。勝機はあります。
 ○ホクショウマサルは、メジロゴーリキ、ミノルシャープ以外の6頭を前述した12月16日のオープン-2組戦で破っています。今回は当時から60キロも重量が増えていますが、30連勝を成し遂げた地力を考えれば、連軸としてはこちらのほうが信頼できそう。
 ▲ミノルシャープ△メジロゴーリキは、ライバル関係にありますが、近況からはトップハンデでも前者を上位とみます。
 12月16日のオープン-2組戦で2着だった△ソウクンボーイも押さえには。

【第24回開催3日目】
 2月24日(振・月)のメイン第11レースは、ウインターカップ(オープン・18:15発走予定)
 ◎ナカゼンガキタは、前走の牝馬重賞・ヒロインズカップでは5着。障害はひと腰4番手でクリアしましたが、勝ち馬より30キロ重い790キロと本来の差し脚発揮とはなりませんでした。今回は前走から45キロ軽い745キロで臨めるのは好材料。今開催は、23日(日)に準重賞・ウィナーズカップ、次週3月1日(日)に重賞・チャンピオンカップが組まれていることで、オープン馬が分散しており、この組合せなら勝ち負けが期待できます。
 ○オレワチャンピオンは、オープン昇級後、初の自己条件となった前走・如月特別(オープン-2組)では残り10メートルで一杯になり5着。先頭で仕掛けた障害をふた腰4番手でクリアしています。前走の上位馬が不在とメンバー的にも楽になっていることから上位争いが可能でしょう。
 ▲フェアリースズは、前走の牝馬重賞・ヒロインズカップでは3着。障害を6番手でクリアすると、長くいい脚を使ってナカゼンガキタに先着しています。当時は同馬より10キロ軽い780キロで、今回は逆にこちらが10キロ重くなります。オープン昇級で条件は厳しくなりますが、近4戦が2、2、1、3着と好調を維持。引き続き好勝負に期待できます。
 △ジェイコマンダーは、前走の如月特別(オープン-2組)では7着でしたが、障害はひと腰でクリアし、オレワチャンピオンとはコンマ7秒の僅差。早めに障害をクリアできればここも肉薄できるでしょう。

今週の見どころ(2/15~2/17)

2020年2月13日(木)

 前週のヒロインズカップ(4歳以上)に続き、今週も注目は牝馬重賞。16日(日)のメイン・黒ユリ賞は明け3歳の女王決定戦です。一昨年のミスタカシマは単勝1番人気で勝利すると、ばんえいオークス、クインカップも制覇。昨年の勝ち馬ジェイカトレアは当時6番人気でしたが、やはりその後ばんえいオークス馬になっており、将来性の推理もポイントかもしれません。

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【第23回開催4日目】
 2月15日(土)のメイン第10レースは、然別賞(18:05発走予定)。ここ数開催と同様、少頭数になったオープン-1組ですが、オレノココロ、コウシュハウンカイの古馬2強も参戦しての豪華メンバー。ただその2頭は重い賞金ハンデを課されており、様子見までが妥当か。
 前開催の柏林馬事公苑特別(オープン-1組)の勝ち馬◎ミノルシャープに注目します。2開催前の睦月特別(オープン-1組)はアアモンドグンシンの決め手に屈したかたちでコンマ1秒差2着でしたが、同馬が不在の前走は逃げ切り楽勝。今回も出走している3着センゴクエースとは6秒9、5着シンザンボーイは17秒7も離していました。アアモンドグンシンが回避したため連勝が濃厚です。
 前開催はダイヤモンドダスト賞を使われた5歳馬2頭○キタノユウジロウ▲コウシュハレガシーが続きます。ともにオープン-1組で勝ち星はありませんが、ダイヤモンドダスト賞も勝っている強敵アアモンドグンシンが不在なら違った結果もありそう。
 △センゴクエースは、柏林馬事公苑特別では障害にムラな面が出ていたのが気がかり。目標は約1カ月後のばんえい記念だろうだけに、オレノココロ、コウシュハウンカイと同じく積極的には買いにくいところです。

【第23回開催5日目】
 2月16日(日)のメイン第10レースは、BG2・第45回黒ユリ賞(3歳牝馬・18:00発走予定)。定量640キロで行われる2歳シーズン女王決定戦。ここまで牝馬限定の特別戦は2レース実施され、8月の白菊賞はヒラリ(今回は不出走)、9月のいちい賞はエンゼルフクヒメが勝利しています。
 ◎アバシリルビーは、白菊賞、いちい賞に加え、牡馬相手の北見産駒特別でも3着。A級1組でも4走前(12月27日)を勝利し、出走機会として7走連続で牝馬として最先着を確保しています。牝馬同士なら実績上位の存在といえ、世代女王へまい進します。
 ○ニセコヒカルは、前走のA級4組では障害をひと腰3番手でクリアすると、残り10メートルあたりで抜け出して勝利。10月の重賞・ナナカマド賞では牝馬最先着の6着に健闘しています。好位で流れに乗って障害力をいかすことができれば、好勝負が可能でしょう。
 ▲アーティウィングは、2走前のA級3組での勝利を含め、4戦連続で3着以内と地力強化がうかがえます。近走では障害も安定しているだけに、障害を早めにクリアできればチャンスはありそうです。
 以下、いちい賞、釧路産駒特別と特別戦を2勝の△エンゼルフクヒメ、釧路産駒特別3着以降、大崩れが少ない△フォルテシモにも上位争いが期待できます。

【第23回開催6日目】
 2月17日(月)のメイン第11レースは、準重賞・スピードスター賞(4歳以上選抜・18:10発走予定)。定量500キロ(牝馬20キロ減、5歳10キロ減)で争われるスピード決戦。昨年10月の疾風賞、12月の地吹雪賞の各トライアル上位5頭、10頭立てで争われます。
 ◎サンシルクラポピー、2度目の500キロ定量戦となった10月の疾風賞を快勝。障害を2番手でクリアすると、鋭く差し脚を発揮し、54秒7と好時計をマークしています。相手強化となりますが、今回も470キロで臨めるのは魅力。決め手勝負に持ち込めれば勝機は十分にあります。
 昨年のこのレースの覇者○アアモンドロシアは、疾風賞では2着惜敗。障害を先頭で越えると、サンシルクラポピーの決め脚には屈しましたが1秒7差に辛抱しています。3戦2勝、2着1回と得意にしている500キロ定量戦だけに連覇も一考でしょう。
 ▲メジロゴーリキは、12月の地吹雪賞で2着。初の500キロ定量戦であおるように出たスタートでしたが、持ち前の先行力で障害を先頭でクリア。ジェイファーストに競り負けた格好ですが、適性を見出したレース内容でした。条件2度目と上積みも見込めるだけに、上位争いが十分です。
 同3着△ウンカイタイショウは、障害を4番手で越えてからは末脚を発揮して勝ち馬とはコンマ9秒差まで差を詰めています。こちらも条件2度目となるだけに、前回よりはスムーズにレースを運べそう。早めに障害をクリアできればチャンスはありそうです。

今週の見どころ(2/8~2/10)

2020年2月 6日(木)

 今週から今季ラストウイーク(3/20~24)までの7週間では6つの重賞を実施。目が離せない戦いが続きます。9日(日)に行われるのは、4歳以上牝馬による・ヒロインズカップです。セイコークイン、キサラキク、アアモンドセブンら牝馬路線の常連たちが揃って引退(すでに退厩)した今季の女王決定戦は、6歳以下が7頭と、若返ったメンバーでの争い。どの馬が勝ってもヒロインズカップ初制覇となります。なお同レースは、帯広競馬場ほか直営場外発売所にて前日発売があります。

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【第23回開催1日目】
 2月8日(土)のメイン第10レースは、如月特別(オープン-2組・18:05発走予定)
 前開催の東京スポーツ賞(オープン-2組)組に、5歳オープンのダイヤモンドダスト賞、4歳オープンの白雪賞と世代限定戦を使われた若馬が加わる顔ぶれです。
 なお10頭中6頭が出走していた東京スポーツ賞は、真っ先に仕掛けたウンカイタイショウ(1番人気)、ハクタイホウ(3番人気)が障害で苦戦し、その間にひと腰で越えたマツカゼウンカイ(2番人気)が逃げ切って圧勝。3着に好走した帯広記念のように直線勝負に徹したソウクンボーイが2着で、立て直されたハクタイホウは3着でした。
 注目は◎ハクタイホウ。障害で転倒しかけても踏み止まって、一旦は2番手まで押し上げ見どころがありました。2走前のプロキオン特別(オープン-2組)で強豪センゴクエースと接戦を演じていることからも、実力どおりなら勝ち負けです。
 ○マツカゼウンカイの前走勝利は、ほかの人気馬が障害でミスをしたことに助けられた面もありそう。賞金を稼いだため、前走では5キロ差あったハクタイホウと同重量になるのも割引きとはいえ、障害の安定感に本格化を感じさせます。
 ▲ソウクンボーイは、展開に左右されますが、ハマったときの末脚は魅力。なおこちらも前走から5キロ増となり、ハクタイホウと同重量です。
 5歳では△ジェイコマンダーに期待。プロキオン特別では、3着ハクタイホウから3秒0遅れての4着でした。

【第23回開催2日目】
 2月9日(日)のメイン第10レースは、BG1・第30回ヒロインズカップ(4歳以上牝馬・18:00発走予定)。オープン790キロから1重量格ごとに10キロ加減となる別定重量戦(5歳は10キロ減)。オープン馬は今季の収得賞金130万円につき10キロ加増され、5歳のミスタカシマがトップハンデの800キロで、ナカゼンガキタは790キロ。A1級のフェアリースズら3頭が780キロ、A2級のイズミクィーンら3頭が770キロ、明け5歳でA2級のアフロディーテ、B1級のナカゼンレディーが760キロと最大40キロ差で行われる一戦です。
 ◎ミスタカシマは、前哨戦のレディースカップでは、障害をひと腰2番手通過も本来の末脚のキレは見られず3着。今回は最大40キロ差のトップハンデと条件が厳しいですが、ここまで重賞6勝と、大舞台に強いのがこの馬の特長であり強みでもあります。牝馬同士なら地力は断然だけにヒロインズカップ初挑戦での勝利に期待です。
 ○アフロディーテは、前哨戦のレディースカップで2着。同世代のミスタカシマとは定量戦では全敗ですが、20キロ差なら好勝負を演じています。今回、同馬とは20キロ差から40キロ差と重量面でさらに恵まれた感。760キロと初の負担重量を克服できるかがカギになりそうですが、レディースカップの勝ち馬不在の組合せなら重賞初制覇も大いにあるでしょう。
 ▲フェアリースズは、前哨戦のレディースカップを5着。その後も善戦傾向を示しており、前走の六花特別(A1級-1組)ではA1級で初勝利。地力強化がうかがえることに加え、最近4走では障害をひと腰とレースぶりも安定しているだけに、重賞の舞台でも大崩れはなさそうです。
 △ナカゼンガキタは、昨年のヒロインズカップで3着と善戦。自己条件では善戦止まりという近況ですが、牝馬同士なら実績上位の存在。前哨戦のレディースカップではトップハンデの影響か6着に敗れましたが、今回トップハンデから10キロ軽い条件なら前進は可能でしょう。

【第23回開催3日目】
 2月10日(月)のメイン第11レースは、みずがめ座特別(A1級-1組・18:10発走予定)。キンメダルが出走を回避。9頭立てで争われます。
 ◎オールラウンダーは、前走のダイヤモンドダスト賞(5歳オープン)では、降雪で馬場が軽く、障害力が生きる展開にはなりませんでした。今回は自己条件に替わり、馬場も前走よりは重くなることが予想されるだけに展開も落ち着きそう。2走前の吹雪特別(A1級-1組)で4着だった内容からここでは通用可能。吹雪特別の1、2着馬が不在とメンバー構成が楽になっただけに逃げ切りを期待です。
 ○カクセンキングは、その吹雪特別(A1級-1組)で3着とオールラウンダーに先着。前走のA1級-1・2組決勝では、前半で置かれてしまい9着に敗れましたが、特別戦では善戦傾向を示しているだけに巻き返しがありそうです。
 ▲ブラックダンサーは、2走前のA2級-2組平場、前走のサンケイスポーツ賞(A2級-1・2組決勝)を連勝。特に前走では、35キロの重量増にも対応して障害をひと腰3番手から差し切って勝利と好内容のレースでした。今回はA1級に昇級と条件強化となりますが、地力強化がうかがえる今なら好勝負が可能でしょう。
 △ノエルブランは、吹雪特別(A1級-1組)を5着、六花特別(A1級-1組)を2着と善戦していることから、特別戦に替わって反撃に期待です。

今週の見どころ(2/1~2/3)

2020年1月31日(金)

 2月3日(月)のメインには、明け5歳オープンによる特別戦・ダイヤモンドダスト賞が組まれています。出走予定の10頭中、9頭は天馬賞に出走したメンバーと再戦。今回はオープン750キロから1重量格ごとに10キロ加減される別定重量戦となりますが、結果はどうなるのでしょうか。注目の一戦です。
 また、2月1日(土)~3日(月)には、帯広競馬場で、ばんえい十勝雪まつりが行われます。ばん馬とのふれあい(1、2日)、冬の大抽選会(2日)などさまざまなイベントが実施される予定です。お近くにお住いの方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

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【第22回開催4日目】
 2月1日(土)のメイン第10レースは、サンケイスポーツ賞(A2級-1・2組決勝・18:05発走予定)。A2級-1組予選上位5頭のうち、2着オオゾラシンスケ、5着アフロディーテが回避。A2級-2組予選組5頭との8頭立てとなります。
 1組予選組が有力でしょう。3頭とも2走前は山羊座特別(A2級-1組)を使われていました。
 ◎ミノルシンザンは、山羊座特別(A2級-1組)の勝ち馬です。プレザントウェー、フレイムゴールドとほぼ同時に障害をクリア。プレザントウェーは早々に遅れ(5着)、フレイムゴールドとの追い比べをコンマ7秒差で制しています。続くA2級-1組予選は、好位抜け出しを決めたマツノタイガーを障害5番手から、3秒8差まで追い詰めて4着。1~3着馬より負担重量が5キロ重かったことを考えれば悲観する内容ではありませんでした。特別戦の今回は5歳10キロ減があり、巻き返しが期待できます。
 ○マツノタイガーは、A2級-1組予選が9番人気での勝利。6着だった山羊座特別(A2級-1組)をはじめ、障害を中位よりうしろでクリアし掲示板内に届かないレース続きだったことを考えれば、1~2障害で積極的に押し上げていったレースぶりは目立ちました。特別戦でも前走のようなレースができれば、この馬も5歳10キロ減が生きてきそうです。
 ▲プレザントウェーは、A2昇級後も安定したレースぶりで、近2走が5、3着。特に2走前の山羊座特別(A2級-1組)では伸びひと息でしたが、障害はミノルシンザンと差のない3番手でクリアしています。障害は安定しているだけに重量増は対応できそうですが、上記2頭より5キロ重い745キロでの出走がカギになりそうです。
 △オホーツクノタカラは、A2級の特別戦に初挑戦だった12月の北見富士特別(A2級-1・2組決勝)では障害ひと腰クリアから2着に好走(4着ミノルシンザン、6着マツノタイガー)しています。A2級-2組予選は2着でしたが、相手関係的に大崩れするシーンは考えにくいです。

【第22回開催5日目】
 2月2日(日)のメイン第10レースは、柏林馬事公苑特別(オープン-1組・18:00発走予定)。オレノココロ、コウシュハウンカイ、ホクショウマサルなど5頭が出走を回避。センゴクエース、ミノルシャープ、シンザンボーイが780キロで、メジロゴーリキが775キロ、ゴールデンフウジンが770キロで5頭が争います。
 ◎センゴクエースは、前走プロキオン特別(オープン-2組)で勝利。障害をひと腰3番手でクリアすると、先に越えた2頭を残り10メートル手前でとらえています。直前までの雪の影響が残る軽い馬場。ウンカイタイショウがハイペースで飛ばすなか、少し息を整えた程度で障害をこなした内容は、2組だったとはいえ復調を感じさせるもの。7月には北斗賞を制すなど実績上位だけに、連勝が狙えそうです。
 ○ミノルシャープは、前走の睦月特別(オープン-1組)では、障害をひと腰先頭でクリアしたものの、アアモンドグンシンの決め手に屈した恰好で2着。とはいえ、オレノココロ、アアモンドグンシンの追い上げを完封した3走前のホワイトクリスマス賞(オープン-1組)のように、後続を離して障害を降りることができれば、逃げ切りも狙えるでしょう。
 ▲メジロゴーリキは、3走前のホワイトクリスマス賞(オープン-1組)では障害で苦戦(7着)したことから、地吹雪賞(3歳以上選抜)2着を挟んだ前走の睦月特別(オープン-1組)は、障害の立て直しを重点に置いて5着。昨年10月の寒露特別(オープン-1組)では、上記2頭を破っている実力馬ですが、どこまで持ち直せているかがカギでしょう。

【第22回開催6日目】
 2月3日(月)のメイン第11レースは、ダイヤモンドダスト賞(5歳オープン・18:10発走予定)。出走馬10頭中、フレイムゴールドを除く9頭が前走の1月3日の5歳重賞・天馬賞(定量760キロ、牝馬20キロ減)で対戦。障害を先頭でクリアしたコウシュハレガシーが押し切って勝利し、追い込んだアアモンドグンシンが2着。伸びひと息だったミスタカシマが3着、オールラウンダーが4着という結果でした。
 オープン750キロから1重量格につき10キロ加減となる別定重量戦。A1級の牝馬サンシルクラポピーが最軽量の720キロで、A2級のフレイムゴールドが730キロ、A1級のオールラウンダーとハマノダイマオーが740キロ。また、オープン馬は今季の収得賞金130万円につきさらに10キロ加増となり、牝馬のミスタカシマが750キロで、オレワチャンピオンとジェイコマンダーが760キロで、アアモンドグンシンら残る3頭が770キロとハンデ差は最大50キロとなっています。
 ◎アアモンドグンシンは、2走前の5歳重賞・天馬賞では1番人気に支持されましたが、障害で苦戦し、7番手でクリアすると鋭く追い込んで2着は確保。続く睦月特別(オープン-1組)では、重量が5キロ増えましたが、障害をひと腰2番手でクリアすると、逃げるミノルシャープをゴール前で差し切っています。5歳馬同士なら実力は上位だけに最大50キロのハンデ差でも自慢の決め脚で連勝が期待できます。
 ○ミスタカシマは、前走の5歳重賞・天馬賞では、障害で膝を折り、体力を使ったためか、本来の末脚のキレは見られず差のある3着でした。前走から10キロ増の750キロとなるのはやや心配ですが、前開催をスキップして調整されています。昨年は柏林賞を制覇と世代上位の実力を持っているだけに巻き返しが十分でしょう。
 ▲オールラウンダーは、5歳重賞・天馬賞では、伸びは欠きましたが、障害をひと腰3番手でクリアと内容あるレースでした。今回は別定重量のため、1着コウシュハレガシー、2着アアモンドグンシンより30キロ、3着ミスタカシマからも10キロ軽いのは恵まれています。終いの踏ん張り次第では上位争いに加わってくるでしょう。
 △キタノユウジロウは、障害で苦戦した5歳重賞・天馬賞では7着。昨年9月の銀河賞を勝利し、2走前の師走特別(オープン-1組)では、アアモンドグンシンに次ぐ2着と好走していることから力は足りているだけに、障害を修正できれば巻き返しが可能でしょう。

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