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今週の見どころ(6/20~6/22)

2020年6月18日(木)

新型コロナウイルス感染症対策にともなう無観客競馬開催等の対応について

 今季ばんえいでは重賞の見直しが実施され、牝馬のカーネーションカップの重賞再格上げや、年明けには2歳シーズンのレースを新設。春の古馬路線では、6月の旭川記念をBG3からBG2にグレードアップし7月に移動。施行時期が入れ替わった 北斗賞(BG3)が6月21日(日)のメインに行われます。基礎重量770キロの賞金別定戦というのは昨年までの旭川記念と同じ。オレノココロは6月の旭川記念3勝に対し、7月の北斗賞は5回出走し2着が最高でした。時期的なものが敗因だったとすれば、10歳での北斗賞初制覇が期待できるかもしれません。

※開催日程/時刻についてはこちら

【第5回開催4日目】
 6月20日(土)のメイン第10レースは、ムーンストーン特別(B1級-1・2組決勝・20:10発走予定)
 1組予選の1、2着馬が回避したものの、昨季オープンからA2格付でハイレベルなメンバー構成。しかし実力差は小さい印象なら、今季勝利を挙げている好調馬に注目します。
 ◎ホクトシンバは、前開催の黒岳特別がB1昇級初戦ながら障害をひと腰先頭で越え2着に粘り込みました。続く1・2組決勝戦、このレースの予選1組とも3着で、今季8戦すべて3着以内をキープしています。
 ○オホーツクノタカラ▲アアモンドロシアは今季すでに2勝。ともに1組予選がB1昇級初戦でも、早めの障害クリアから僅差の4着、5着に踏ん張っています。
 3頭とも8歳以上と高齢ですが、スピードが求められる春競馬で好成績を残していることから状態のよさがうかがえます。回避したのが4歳馬、牝馬とともに減量がある馬だっただけに、展開的な紛れも少なそうなのも好感触です。
 2組予選の勝ち馬△オレノタイショウは、予選のような逃げが打てればベストです。

【第5回開催5日目】
 6月21日(日)のメイン第10レースは、BG3・第28回北斗賞(20:10発走予定)。メムロボブサップが出走を回避し、コウシュハレガシーが繰り上がりでの出走。コウシュハウンカイのみ賞金ハンデ10キロが課され、他の9頭は基礎重量770キロ(牝馬は20キロ減)で争われます。
 ◎オレノココロは、今季初戦のスプリングカップ(オープン)は4着でしたが、ばんえい十勝オッズパーク杯2着、前走のさつき特別(オープン)では勝利と使われつつ内容が良化。7月の北斗賞には5回出走して、15年の2着が最高着順でしたが、今回は昨年まで同時期に行われていた旭川記念と同じ条件。同レースでは3勝と好成績を残していることから6度目の挑戦で初制覇が期待できます。
 ○コウシュハウンカイは、昨季は6月の旭川記念2着で、7月の北斗賞1着。今季はスプリングカップを勝利すると、ばんえい十勝オッズパーク杯では障害で逃げ切って2着以下に大きな差をつけました。同レース以来1カ月半ぶりの出走。賞金ハンデ10キロを課されますが、重賞連勝のシーンまで。
 昨年7月の北斗賞の勝ち馬▲センゴクエース、770キロなら持ち味を生かせる△ミノルシャープが割って入れるかどうかにも注目です。

【第5回開催6日目】
 6月22日(月)のメイン第10レースは、ゴールドトロフィー(3歳以上選抜・20:05発走予定)。昨季の勝利数が多い馬による選抜戦となっています。
 4歳が7頭と多く、うち5頭が出走していた前開催のライラック賞(4歳オープン)は、インビクタが逃げ切りをはかるところ、障害5番手からサクラドリーマー(今回は不出走)が鋭く差し切って勝利。2番手で降りたダイリンファイターが3着を確保し、4着アオノゴッドまで2秒4差の接戦。ここは同レースの上位馬が有力でしょう。
 ◎インビクタは、今季は4戦すべて3着以内と安定感が魅力。ライラック賞も障害をひと腰でクリアし、勝ち馬とはコンマ1秒差と見せ場十分。今回はもし雨の影響が残り、軽めの馬場になれば逃げ切りが期待できます。
 ○ダイリンファイターは、3着に敗れはしたものの、力のいる馬場を最後まで歩き切って勝ち馬とはコンマ3秒差。インビクタより先に障害をクリアできれば、逆転もあるでしょう。
 ▲アオノゴッドは、残り20メートルで一杯になりましたが、障害はひと腰3番手でクリア。終いの踏ん張り次第では好勝負が期待できます。
 △コマサンブラック△サカノダイヤは、前開催は自己条件戦で好成績を収めてきました。ハンデ差をいかし食い込みを狙います。

今週の見どころ(6/13~6/15)

2020年6月11日(木)

新型コロナウイルス感染症対策にともなう無観客競馬開催等の対応について

 6月15日(月)のメインには、3歳オープンによる特別戦・とかちダービーが組まれています。5月に行われた3歳シーズン最初の特別戦・とかち皐月賞は、重量差が最大70キロもあり、トップハンデのキョウエイリュウは4着。しかし今回はハンデ差が40キロ(牝馬が出走した場合)に縮まることで、どういう結果になるのか。下級馬にとっては、8月2日に行われる三冠初戦・ばんえい大賞典へ出走するために少しでも賞金を稼いでおきたいところでしょう。

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【第5回開催1日目】
 6月13日(土)のメイン第10レース・ジュノー特別(A2級-1組混合・20:05発走予定)は、A2とB1の混合戦です。
 8頭いるA2級馬のうち5頭が旭岳特別(オープン・A1・A2級混合)で対戦。そのうち最先着の2着だった◎ブチオに注目します。もったままで逃げ切ったウンカイタイショウ(A1級)には完敗も、障害3番手クリアからみせた末脚は見事でした。2走前にはエメラルド特別(A2級-1組)を勝利しており実績上位。B1級との混合戦では負けられません。
 ○スーパータイトルは、旭岳特別がA2昇級初戦ながら障害5番手から追い上げて3着と善戦。重量据え置きでの相手緩和なら、再び末脚を発揮し、前進に期待できます。
 ▲アアモンドヒューマは、B1級の平場戦を2連勝してのA2昇級初戦。今季開幕後しばらくはムラがある成績でしたが、近2走は障害がひと腰で切れています。ブチオと同様、昨季オープンで、まだクラス利は見込めます。
 旭岳特別8着のA2級馬△カネサスペシャルも、エメラルド特別3着の成績から巻き返せそうです。

【第5回開催2日目】
 6月14日(日)のメイン第10レースは、シルバーカップ(A1級混合・20:10発走予定)。21日の北斗賞に組まれていないオープン馬と、A1級馬による対戦です。
 ◎アオノブラックは、今季3戦目のさつき特別(オープン)で逃げ粘って3着。勝ったオレノココロと10キロ差で好勝負できたのは自信になったはずです。前開催の4歳オープン特別戦ではトップハンデでも、追ってしぶとく僅差の5着なら悪くありません。自己条件に戻って格下相手の今回は主役を演じます。
 ○ゴールデンフウジンは、さつき特別7着で、前開催の大雪賞(オープン)ではメンバー最先着の5着。オープン馬同士では、ためがきかないからか、今季1、2戦目のような末脚が発揮できません。相手有利なここは巻き返してきそうです。
 大雪賞8着▲ナカゼンガキタも、紅一点のここは見直し必至。2走前の五月雨特別(オープン・A1級混合)では2着に追い込んでおり力は劣りません。
 今季初戦の大雪賞(9着)を叩かれた△マツカゼウンカイや、A1級馬では五月雨特別4着△カンシャノココロに注目です。

【第5回開催3日目】
 6月15日(月)のメイン第10レースは、とかちダービー(3歳オープン・20:10発走予定)。とかち皐月賞を制したブラックサファイアとエンゼルフクヒメが出走を回避。出走メンバー8頭中、6頭がとかち皐月賞で対戦しています。
 ◎キョウエイリュウは、とかち皐月賞では、最大70キロ差のトップハンデ640キロという厳しい条件でしたが、障害ひと腰で4着と崩れませんでした。自己条件に戻った前走水無月特別(A2級)では、オープンやA1からの降級馬に交じって1秒5差の2着なら上々の内容。今回はトップハンデ660キロも最大40キロ差なら、ばんえい大賞典に向けて勝って弾みをつけたいところでしょう。
 ○コマサンダイヤは、とかち皐月賞では2番目に重い630キロを課されながら3着と善戦。今回もキョウエイリュウと10キロ差は変わりませんが、2着だったゴールドハンターとの差は30キロから10キロに縮まります。イレネー記念馬の底力を見せたいところ。
 ▲トワトラナノココロは、イレネー記念2着馬。今季はとかち皐月賞5着など6戦いずれも掲示板内を確保しています。とかち皐月賞では障害4番手からジリっぽくなっただけに、早めの仕掛けを心がければチャンスはあるでしょう。
 △ゴールドハンターは、キョウエイリュウとほぼ同時の7番手あたりで障害を越えると、互角の脚で追い込みました。同馬と40キロ差でコンマ7秒差だっただけに、20キロ差となるここでどこまでやれるか注目です。

今週の見どころ(6/6~6/8)

2020年6月 5日(金)

新型コロナウイルス感染症対策にともなう無観客競馬開催等の対応について

 6月7日(日)のメインにはスタリオンカップが組まれています。昨季のリーディングサイヤー上位5頭の産駒による選抜戦。昨年のこのレースの上位3頭が揃って今年も出走予定です。特にオレノココロは18、19年と連覇中。次開催の6月21日(日)には、BG3・北斗賞が控えているだけに勝って弾みをつけたいところでしょう(※オレノココロは出走を回避しました)。

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【第4回開催4日目】
 6月6日(土)のメイン第10レースは、水無月特別(A2級・20:10発走予定)
 ◎キョウエイリュウは、2歳シーズンを12戦11勝(うち重賞2勝)という成績。3歳シーズン初戦の菖蒲特別(A2級)では、初の古馬対戦ながら1番人気に推されました。結果は4着でしたが、障害に重点を置いたレースぶりで、7番手でクリアし上々の末脚を披露しています。続く前走のとかち皐月賞(3歳オープン)では、最大70キロ差のトップハンデ640キロで4着と崩れなかったのは実力の証明。今回は2度目の古馬対戦ですが、自己条件に戻り若馬の20キロ減があることから勝ち負けが期待できます。
 ○カネゾウは、菖蒲特別2着とキョウエイリュウに先着。前走のエメラルド特別(A2級-1組)では、障害で止まるも、立て直してふた腰6番手からしぶとく伸びて5着と善戦しています。今回は前走の上位3頭が不在の組合せなら首位争いに加わるでしょう。
 ▲ノエルブランは同じ前走では障害をひと腰2番手で越えている巧者。今開催から基礎重量が10キロ増となるのは相対的に有利で、8着から巻き返しを狙います。
 エメラルド特別4着△アフロディーテ、同6着△マツノタイガーはともに前走を障害ひと腰でクリアしており、この条件なら警戒が必要です。

【第4回開催5日目】
 6月7日(日)のメイン第10レースは、オッズパーク賞スタリオンカップ(3歳以上選抜・20:10発走予定)。昨季のリーディングサイヤー(3歳以上)上位5頭の産駒から各2頭という条件のためか、例年、条件馬の出走も多く、今年のオープン馬は3頭。
 9年連続のリーディングサイヤーに輝いたウンカイ産駒は、このレースを連覇していたオレノココロが回避したため、1頭のみ。◎センゴクエースが主役です。前走のさつき特別(オープン)では障害が切れず6着で、2着だった昨年ほどの状態にはなさそうですが、実績上位は間違いなし。
 ○メジロゴーリキ(父ニシキダイジン)は、昨年のこのレースの3着馬。好走した次のレースで惨敗するなど、アテにしづらいタイプとはいえ、相手関係からはやはり相手評価になります。
 ▲ミノルシンザンの父カネサブラックは、昨季リーディング(収得賞金額)2位でしたが、勝利数ではウンカイを上回りました。さてこの馬は前走で5歳シーズンの初勝利をマークし意気上がるところ。A2格付でオープン馬との20キロ差をいかせば、割って入るシーンがあるかもしれません。
 △フナノクン(父ハマナカキング)は、昨年のこのレース5着でしたが、その後オープンへ昇級し地力強化。A2格付で臨む今年は昨年より10キロ軽いハンデだけに前進が期待できます。

【第4回開催6日目】
 6月8日(月)のメイン第10レースは、ライラック賞(4歳オープン・20:10発走予定)
 前回の4歳オープン・すずらん賞は、アオノブラックが1着で、メムロボブサップは10着。人気のオープン馬が明暗を分けました。今回は同レースから9頭が参戦しています。
 ◎メムロボブサップは、障害でつまずいたのが敗因で消化不良の結果。続く前走さつき特別(オープン)は、ひと腰2番手で越え、逃げたアオノブラックと追い比べを演じるところ、オレノココロに差し切られたとはいえ2着に健闘しています。今回はアオノブラックとともに最大60キロ差のトップハンデですが、3歳三冠の実績は断然。障害でミスさえしなければ首位争い必至です。
 ○アオノブラックは、3月のクリスタル特別、5月のすずらん賞とも障害2番手から抜け出しメムロボブサップに勝利。さつき特別でも同馬とコンマ8秒差(3着)と、同重量でも互角に戦えるくらいまで成長しています。
 すずらん賞9着▲ジェイエースは、前走で障害を立て直されました。重量増は課題も、ばんえいダービー3着の実績どおりなら、巻き返しが狙えます。
 △アオノゴッドは、10番人気でしたがアオノブラックと叩き合ってコンマ8秒差の2着。昇級したため多くの馬とハンデ差が10キロ縮まりますが、好騎乗を見せた村上章騎手へ戻るなら、狙ってみる価値はあります。

今週の見どころ(5/30~6/1)

2020年5月28日(木)

新型コロナウイルス感染症対策にともなう無観客競馬開催等の対応について

 5月31日(日)のメインには、オープン馬による大雪賞が組まれています。次開催の6月21日(日)に行われるBG3・北斗賞にも繋がるだけに、ここでのレース内容は重要。出走各馬の状態面を見るうえでも注目の一戦となりそうです。
 また、5月30日(土)から6月8日(月)まで"在宅でもばんえい競馬を見て楽しもうキャンペーン"が実施されます。詳細はこちらからご確認ください。

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【第4回開催1日目】
 5月30日(土)のメイン第10レースは、黒岳特別(B1級-1組・20:10発走予定)
 3歳馬◎コマサンダイヤは、昨季、イレネー記念を制して世代の王者に君臨。古馬B1格付となった今季初戦の2組では、障害をひと腰2番手でクリアし楽に抜け出して勝利しています。続く、前走のとかち皐月賞(3歳オープン)では、最大60キロ差の630キロと重量を課されるも、障害5番手からじわじわと脚を伸ばして3着なら上々の内容。今回は1組の特別戦ですが、好内容のレースを続けている若馬の走りに注目です。
 相手は前週23日(土)に行われたつつじ特別(B1級-1・2組決勝)組でしょう。なかでも勝利した○シンエイパワーは、障害ひと腰先頭から一旦は突き放しており、完勝といえるレースぶり。基礎重量の増加にも対応可能で、前走の再現も十分ありそうです。
 ▲フクトクは、障害5番手から追い上げて3着を確保。2着スーパータイトルには決め脚で劣りましたが、昇級して不在なら決め手は上位。ゴール前強襲のシーンまで。
 △プレザントウェーは、障害2番手から4秒8差の5着に粘り込みました。昇級後の近2走も障害は安定しており、持ち味の先行力を生かしてどこまで。

【第4回開催2日目】
 5月31日(日)のメイン第10レースには、大雪賞(オープン・20:10発走予定)が行われます。オレノココロとセンゴクエースが6月7日のスタリオンカップへまわり、またここはコウシュハウンカイが回避と混戦模様です。
 ◎アアモンドグンシンは、明け5歳で初挑戦したばんえい記念で直線転倒した(競走中止)ダメージが心配された今季ですが、3戦して9、5、4着。障害のカカリに比例し着順を上げています。前開催のオープン・さつき特別はふた腰で越え、オレノココロの2秒6差まで迫っており、今回は勝利が期待できます。
 ○ミノルシャープもさつき特別では末脚を伸ばして5着。アアモンドグンシンと同タイプですが、こちらのほうが障害には安定感があります。軸としては上かもしれません。
 ▲ミスタカシマは、4歳時の昨年10月、すでにオープン-1組特別戦で2着があるなど、今回のメンバーなら実力は劣りません。昨季同様、重賞のあとは無理使いしないローテーションも好印象です。
 さつき特別7着△ゴールデンフウジンの巻き返しや、昨季は5月のシーズン初戦を勝っている△マツカゼウンカイも侮れません。

【第4回開催3日目】
 6月1日(月)のメイン第10レースは、旭岳特別(A1級混合・20:05発走予定)。ソウクンボーイがオープン格付、ウンカイタイショウら3頭がA1格付で、カネサスペシャルら5頭がA2格付と、3クラスの混合戦となっています。
 ◎ウンカイタイショウは、今季2走目の春駒特別(オープン・A1級混合)を逃げ切って2着に7秒1差をつける快勝。続く、前走の五月雨特別(A1級混合)では、1~2障害中間で先頭に立ってからは、後続に並びかけることさえ許さない逃げ切りで連勝を決めています。相手強化は感じられないことから連勝継続に期待です。
 ○カネサスペシャルは、オープンからA2に降級した今季4、1、3着と好調。前走エメラルド特別(A2級-1組)こそ障害でふた腰かかったため、ブチオに9秒1差もつけられましたが、追い上げる脚は見せました。今回は格上との混合戦ですが、ウンカイタイショウと15キロ差あればチャンスはあるでしょう。
 ▲ブチオは、同じ前走を障害3番手から残り30メートル付近で一気に先頭を交わし抜け出す快勝。前走からの重量増で障害がカギになりそうですが、スムーズに通過できれば再現もありそうです。
 五月雨特別で4着△カンシャノココロは、流れに乗れるかどうかですが、スムーズにレースを運んだ2走前と同じ阿部武臣騎手とのコンビで上位を狙います。

今週の見どころ(5/23~5/25)

2020年5月22日(金)

新型コロナウイルス感染症対策にともなう無観客競馬開催等の対応について

 25日(月)のメインにはスーパートレーナー賞が組まれています。昨季のリーディング上位の調教師が管理するB級馬による選抜戦で、平場戦の基礎重量に10キロ加増されるだけの条件で争われます。
 また、24日(日)の第6レースには2歳受賞-1組が組まれています。第2回開催で組まれた新馬戦(5レース)の勝ち馬が全頭出走予定だけに、今後の2歳戦線を占う意味でも注目の一戦となりそうです。

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【第3回開催4日目】
 5月23日(土)のメイン第10レースは、つつじ特別(B1級-1・2組決勝・20:10発走予定)。5月16日(土)のB1級-2組、17日(日)のB1級-1組の両予選上位馬による決勝戦ですが、B1級-2組の2着イズミクィーンが出走を回避。9頭立てで行われます。
 ◎フクトクは、1組予選では8番人気で2着と好走。ハイペースで先行したためか障害で苦戦しクリアしたのは8番手でしたが、この馬の脚力を考えれば挽回可能な差。障害7番手から伸びたスーパータイトルこそとらえきれませんでしたが、前半無理をせず、後半勝負にかけるレースで掲示板止まりだった近走から前進しています。20キロ増となる特別戦で同じような戦法がとれるかが問題ですが、前走を含めコンビを組んだ2戦とも2着と好相性の菊池一樹騎手がどう乗るか注目です。
 ○スーパータイトルは、基礎重量が軽くなったこともあり、今季は障害のカカリがよくなっています。障害を早めにクリアできれば、前走で見せた決め脚の再現が期待できます。
 2組予選も勝ったのは6番人気の伏兵▲ホクトウォーカー。決勝戦だった2走前は見せ場なしでしたが、2組の前走は徐々に押し上げ障害をひと腰2番手で越えると、イズミクィーンをコンマ2秒差で振り切っています。今回は再び決勝戦で相手強化となりますが、強い勝ち方をした前走を評価したいです。
 △シンエイパワーは、追い込み2頭による決着となった1組予選で逃げ粘って3着。展開を考えれば頑張りました。ここも先手を取って前残りを狙います。

【第3回開催5日目】
 5月24日(日)のメイン第10レースは、エメラルド特別(A2級-1組・20:10発走予定)
 前開催のA2級は、今季の収得賞金上位馬はオープン・A1級混合の春駒特別、4歳はすずらん賞、牝馬はカーネーションカップ、それ以外は菖蒲特別とレースが分かれました。
 注目はすずらん賞3着の◎インビクタ。クラス別定重賞のため2番目に重いハンデでしたが、障害をひと腰先頭で越え粘っています。4歳は自己条件の特別戦では10キロの減量があるのが有利。今季初戦の卯月特別(A2級-2組)では逃げて2着だっただけに、巻き返しが濃厚といえます。
 ○ノエルブランは、相手が強かった春駒特別でメンバー最先着の4着という成績だけで買い材料。こちらも自己条件に戻って反撃態勢です。
 ▲カネサスペシャルは、卯月特別4着、菖蒲特別1着と着順、気配とも上昇。オープン格付だった昨季は未勝利でしたが、A2級ではさすがの力をみせています。
 △センリョウボスは、9着だった春駒特別の結果は度外視が可能。卯月特別の1着馬で、A2級同士なら障害を立て直して、再び上位が狙えそうです。

【第3回開催6日目】
 5月25日(月)のメイン第10レースは、スーパートレーナー賞(3歳以上B級選抜・20:10発走予定)。昨季リーディング上位の調教師が管理するB1~B4級馬による一戦には10頭が参戦します。
 ◎テンリュウフジは、今季はB2級スタートで初戦から3連勝。続くB1昇級戦となった前走の1組では、障害を先行馬についていく格好で仕掛けるも天板に脚をかけてから手こずりひと息。結果は7着でしたが、昨季A2級で勝利した実績は上位です。前走から重量が10キロ増となりますが、格下馬もいる相手関係。息を入れながら追走できれば巻き返しが十分です。
 ○スーパータイホウもA2からの降級馬で、B2級での4戦とも障害をひと腰で越え4着以内と安定しています。障害で後続に差をつければ勝機はあるでしょう。
 ▲アオノゴッドは、4歳オープン・すずらん賞で2着と好走し、続く前走のB1級-1組では障害に重点を置いた内容で4着とテンリュウフジに先着。今回も善戦以上に期待です。
 △オレノタイショウは、1番人気だった前走B1級-2組では3着でしたが、逃げて勝ち馬とは2秒1差と見せ場はありました。今季初の3着以内を確保と良化がうかがえるだけに、選抜戦なら出番がありそうです。

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