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今週の見どころ(3/22~3/24)

2020年3月21日(土)

【第26回開催3日目】
 3月22日(日)のメイン第10レースは、クリスタル特別(4歳オープン・18:15発走予定)
 3歳三冠馬◎メムロボブサップが主役です。前走の白雪賞(1月26日・4歳オープン)は、障害を降りた直後からジェイエース、アオノブラックとの追い比べ。同重量740キロのアオノブラック(3着)は振り切ったものの、30キロ軽いジェイエースには突き放されて2着でした。その後ジェイエースが2クラス昇級したため、今回のハンデ差はわずか10キロ。当時より基礎重量が増えているのも、重賞で結果を残している戦績から有利でしょう。
 ○アオノブラックは、三冠が3、2、2着でしたが、メムロボブサップが不在だった前走の重賞・ポプラ賞(4歳・5歳混合)を勝っています。世代ナンバーツーとして、三冠馬以外には負けられないところ。
 △アオノゴッドは、ばんえい菊花賞3着で、白雪賞4着。着順ほどの見せ場は作れていませんが、同じくクラス別定重量戦だけに、3着争いには加われるはず。
 △ジェイエースは、ハンデがきつくなるここでも勝ち負けできれば、4歳シーズン三冠で楽しみ。

【第26回開催4日目】
 3月23日(月)のメイン第10レースは、オッズパーク賞スターライト特別(5歳オープン・18:10発走予定)
 前開催の4歳との混合重賞・ポプラ賞は、軽ハンデの4歳が1~3着を独占。しかし今回はオープン馬も賞金ハンデの加増がありません。ポプラ賞では賞金別定20キロを課され4着◎キタノユウジロウが巻き返します。三冠第2弾・銀河賞(9月29日)では、最大40キロ差のトップハンデながら、アアモンドグンシンを振り切って勝利。そのアアモンドグンシンはその後、ドリームエイジカップ、チャンピオンカップと重賞を2勝した強豪ですが、今開催はばんえい記念挑戦のため不在です。トップハンデでも最大30キロ差は恵まれており、銀河賞以来の勝利が期待できます。
 ○オールラウンダーは、重賞初挑戦だった銀河賞では9着も障害はひと腰クリア。定量760キロでの三冠目・天馬賞でもスムーズに障害を越え4着と着順を上げています。経験値ではオープン馬に適いませんが、ここでもの魅力は十分。
 ポプラ賞8着▲コウシュハレガシーは天馬賞、9着△ミスタカシマは柏林賞とともに三冠レースを勝っている実力馬で軽視できません。しかし目標となる重賞後の一戦だけに、オールラウンダー以外のA1級馬が食い込む可能性もあるでしょう。

【第26回開催5日目】
 今季最終日・3月24日(火)のメイン第10レースは、大平原特別特別(オープン・18:05発走予定)
 トップハンデでも◎ミノルシャープの単不動といえます。近2走ともに3着ですが、2走前・ウィナーズカップ(4歳以上特別戦優勝馬選抜)の勝ち馬はばんえい記念(3月21日)3着のホクショウマサルで、前走のオープン-1組特別戦の1、2着はばんえい記念でも1、2着のオレノココロとセンゴクエース。両レースで、昇級初戦のブチオを除く8頭に先着を果たしており、ほぼ勝負づけは済んでいます。勝ってシーズンを締めくくりそうです。
 ○メジロゴーリキは、同じ近2走が6、4着。ミノルシャープとは着差以上に差を感じさせる内容でしたが、だいぶらしさが戻っています。隣の枠で強敵にブレッシャーをかけ、こちらが先に障害を越えることができれば、接戦に持ち込めるはず。
 ▲ハクタイホウは、ウィナーズカップでは9着も、年明け以降、オープン-2組では崩れなし。ミノルシャープ、メジロゴーリキを除けば互角以上です。
 メンバー中で唯一、重賞・チャンピオンカップ(4歳以上重賞優勝馬選抜)に出走している△シンザンボーイや、ウィナーズカップ4着△ウンカイタイショウも侮れません。

 2020年度のばんえい十勝は、4月24日(金)にナイターで開幕します。

今週の見どころ(3/20~3/24)

2020年3月18日(水)

新型コロナウイルス感染症対策にともなう無観客競馬開催等の対応について

 今季最終開催は3月20日(祝・金)~24日(火)の連続5日間で実施。21日(土)にはメイン第9レースに、定量1トンによるばんえい記念が行われます。7頭立てですが、31連勝の地方記録保持ホクショウマサル、2017、18年オレノココロ、19年センゴクエースと近3回の勝ち馬や、今季重賞3勝コウシュハウンカイ、5歳での挑戦アアモンドグンシンなど精鋭揃い。発走予定時刻は17時20分。第52代の現役最強古馬が決まります。

【第26回開催1日目】
 3月20日(祝・金)のメイン第11レースは、陽炎特別(A1級-2組混合・18:05発走予定)。オープン、A1級の5頭ずつが争います。
 オープン馬◎タカラシップは、A1級混合だった前走で2着。逃げ馬をとらえきれませんでしたが、平場戦で流れに乗れていたことを評価すべき。実績ある特別戦に替わり、引き続きA1級相手の今回、着順後退は考えにくいです。
 ○カネゾウは、2開催前の深雪特別(A1級-1・2組決勝)で3着に好走している戦歴が魅力。相手強化でも今回のオープン馬の顔ぶれなら差はないはず。
 ▲ヤマノホシは、タカラシップと同じ前走A1級-3組混合が4着でした。例によって詰めを欠きましたが、他馬が障害で苦戦する確率が高まる特別戦なら、見直せるはず。
 近走、特別戦で好成績のA1級馬が少ない組み合わせ。△カネサスペシャル△ナカゼンガキタらほかのオープン馬も買い目に入れておきたいです。

【第26回開催2日目】
 3月21日(土)のメイン第9レースには、第52回ばんえい記念(4歳以上選抜・17:20発走予定)が行われます。
 年に一度の定量1トンによる高重量戦。2010年以降の過去10回では、初挑戦での勝利3回(14、17、19年)、連覇を含む複数回勝利3回(12、13、18年)となっています。
 初挑戦の3頭から5歳◎アアモンドグンシンに注目します。4歳シーズンの今季、世代限定重賞と同じ開催の岩見沢記念、帯広記念と、昨季の収得賞金順選抜、ファン選抜のレースを除けば、古馬路線重賞を皆勤。1年を通じタフに使われ、3月のチャンピオンカップを制しています。今回は、現役で4人しかいない、ばんえい記念ジョッキーのひとり松田道明騎手へ乗替わり。"天下獲り"の1989年イエヤス(当時は12月実施の農林水産大臣賞典)以来、5歳馬の勝利はありませんが、挑戦そのものが多くないのも原因。若馬10キロ減もいかして初挑戦Vへ挑みます。
 過去にばんえい記念を勝ったことがある○オレノココロ▲センゴクエースが若馬の挑戦を受けて立ちます。ともにシーズン中にスランプを経験していますが、大一番へ向けしっかり調整されてきた印象。
 地方の連勝記録を塗り替えた△ホクショウマサルは、古馬路線重賞初挑戦がこのばんえい記念。負担重量など未知数な面はあるものの、話題性だけでは終わらないはずです。

 3月22日(日)以降の見どころは枠順確定後に掲載します。

今週の見どころ(3/14~3/16)

2020年3月12日(木)

新型コロナウイルス感染症対策にともなう無観客競馬開催等の対応について

 3月15日(日)のメインには、4歳・5歳混合重賞・ポプラ賞が組まれています。この2世代が対戦する重賞は、3歳・4歳混合のはまなす賞が夏に行われており、1歳ずつ年を重ねた若馬たちの争いです。明け4歳は、年が改まってから重賞・特別戦での若馬減量が20キロから10キロに減らされており、5歳と同一重量。そのためか、3歳(明け4歳)優勢な、はまなす賞とは対照的な結果になっています。
 なおポプラ賞連覇は16、17年のセンゴクエースがいますが、同一年度で、はまなす賞、ポプラ賞とも勝った馬はなし(両レースとも重賞になった2010年度以降)。今年はキタノユウジロウに2重賞とも制覇の可能性があります。

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【第25回開催4日目】
 3月14日(土)のメイン第10レースには、花月特別(A1級-1組・18:05発走予定)が行われます。
 2開催前のみずがめ座特別(A1級-1組)は、プレザントウェーが障害先頭クリアからしぶとく歩いて昇級初戦を快勝しましたが、前開催は休養。前開催の深雪特別(A1級-1・2組決勝)は、昇級2戦目のフレイムゴールドが競り合いを制しており、ここ2開催のA1級特別戦では新勢力が台頭しています。
 そこで期待したいのが◎ミノルシンザン。A2級-1組特別戦を勝っての昇級初戦ですが、1月13日の山羊座特別(A2級-1組)では、フレイムゴールドとの一騎打ちをモノにして勝ち、プレザントウェー(5着)にも先着と格負けはありません。今開催も新勢力に注目です。
 ○フレイムゴールドは、深雪特別では他馬より5~10キロ軽い最軽量ハンデだったにせよ、初のA1級特別戦で勝ち切ったのは力の証。連勝しても驚けません。
 ▲オールラウンダーは、A1級特別戦の安定勢力。みずがめ座特別、深雪特別とも勝ち馬から5秒3差(3、2着)に食い下がっています。クラスの先輩の意地をみせたいところ。
 △プレザントウェーは実力互角ですが、みずがめ座特別で5キロだった賞金ハンデが10キロに増えるのが課題。
 △カクセンキングは、深雪特別大敗だけで評価は下がりません。

【第25回開催5日目】
 3月15日(日)のメイン第10レースには、第41回ポプラ賞(4歳・5歳混合・18:05発走予定)が行われます。
 昨年のばんえいダービー馬メムロボブサップが回避し、4歳4頭と5歳5頭による争い。インビクタ、ギンノダイマオー、ジェイエース(いずれも4歳)がA1格付のため750キロ。その他6頭のオープン馬は770キロから今季の収得賞金130万円につき10キロが課され、5歳アアモンドグンシンが40キロ増の810キロでトップハンデとなります。
 ◎キタノユウジロウは、正月の明け5歳重賞・天馬賞(定量760キロ)は2番人気で7着も、積極的に障害を一番手で仕掛け苦戦したもので仕方なし。好位でためた前走の重賞・チャンピオンカップでは、障害のキレはよく、勝ったアアモンドグンシンと同重量810キロで4着と善戦しています。昨年のポプラ賞は2着で、9月の3歳・4歳混合戦・はまなす賞が重賞初制覇と得意な条件。アアモンドグンシンとの20キロ差をいかし勝利を狙います。
 ○ミスタカシマは天馬賞3着。こちらも障害で膝を折ったのが悔やまれます。トップハンデ800キロと厳しい条件だった前走の牝馬重賞・ヒロインズカップでも大きくは崩れておらず、経験がある770キロで世代限定の今回は見直せます。
 ばんえいダービー2着の4歳▲アオノブラックは、昨年のはまなす賞でキタノユウジロウの2着。負担重量は増えていますが、当時と同じ10キロ差なら侮れないところ。
 ばんえいダービー3着の4歳△ジェイエースは乗替わりでも阿部武臣騎手なら心配なし。軽量の利でどこまで。
 △アアモンドグンシンは、チャンピオンカップを逃げ切って810キロを克服していますが、ハンデ差が気になります。

【第25回開催6日目】
 3月16日(月)のメイン第11レースには、白樺賞(オープン-2組・18:15発走予定)が行われます。前開催の準重賞・ウィナーズカップ(4歳以上特別競走優勝馬選抜)から6頭、ウインターカップ(オープン)から4頭が参戦。10頭立てで争われます。
 ここは目下30連勝のホクショウマサルが参戦し、レースレベルの高かったウィナーズカップ組を上位視。障害をひと腰2番手から難なく抜け出したホクショウマサル(今回は不出走)が勝利。2着から8着までは7秒6差と接戦で、5番手から決め脚を発揮したソウクンボーイが2着を確保。ミノルシャープ(今回は不出走)が3着で、ウンカイタイショウが4着、マツカゼウンカイが5着という結果となりました。
 ◎ソウクンボーイは、前走の準重賞・ウィナーズカップ(4歳以上選抜)では、2着と敗れましたが、連勝記録更新中のホクショウマサル相手に健闘。今回は勝ち馬不在の組合せで前走から据え置きの780キロ。条件は歓迎といえるだけに差し切りを期待です。
 ○ウンカイタイショウは、前走の準重賞・ウィナーズカップ(4歳以上選抜)は先行争いが激しく、厳しい展開。それでも障害はひと腰でまとめ、2着ソウクンボーイとは1秒0差の4着と健闘しています。この馬より先に障害を越えた2頭は不在だけに巻き返しが可能でしょう。
 ▲マツカゼウンカイは、2走前の如月特別(オープン-2組)で大きく崩れた障害をひと腰でまとめて5着と善戦。今回は前走から基礎重量が10キロ増となりますが、前走の内容から上位進出のシーンまでありそうです。
 ウィナーズカップ8着△カンシャノココロ、7着△ゴールデンフウジンも、このメンバーなら前走より前で流れに乗ることも可能でしょう。

今週の見どころ(3/6~3/8)

2020年3月 4日(水)

新型コロナウイルス感染症対策にともなう無観客競馬開催等の対応について

 今週は、6日(金)~8日(日)の変則開催。7日(土)メイン第10レースの重賞・イレネー記念では、キョウエイリュウが無敗での2歳シーズン三冠を目指します。なお、同レースの前日発売は中止となっていますのでご注意ください。また6日のメイン第10レース・第2回とかちえぞまつ特別は、次開催21日に実施される重賞・ばんえい記念前最後のオープン-1組特別戦。明け3歳、古馬ともトップクラスの戦いに注目です。

【第25回開催1日目】
 3月6日(金)のメイン第10レースは、第2回とかちえぞまつ特別(オープン-1組・18:10発走予定)。前開催は重賞・チャンピオンカップ、準重賞・ウィナーズカップ、特別戦・ウインターカップに分散したオープン馬たちから、今季の収得賞金上位馬による争いです。
 ◎ミノルシャープは、ウィナーズカップでは逃げ粘れず3着でしたが、勝ち馬が連戦連勝のホクショウマサル。しかもトップハンデでは仕方ありません。今回はそのホクショウマサルに加え、コウシュハウンカイも回避。強敵になりそうなオレノココロには、今季特別戦では6度対戦しすべて先着しています。
 その○オレノココロはトップハンデ800キロですが、ほかの有力牡馬と最大15キロ差しかつかないのは恵まれています。前年2着の雪辱を期すばんえい記念が控えており、めいっぱいの仕上げではないにしても、ミノルシャープを除けば優位な存在です。
 ▲センゴクエースは、チャンピオンカップでは障害で膝の甘さを見せましたが、きっちり3着に追い込んでいます。負担重量が20キロ軽いここなら見直しが必要。
 △シンザンボーイメジロゴーリキは先行態勢を築けるかでしょう。

【第25回開催2日目】
 3月7日(土)のメイン第10レースは、BG1・第51回イレネー記念(3歳・18:05発走予定)。10月のナナカマド賞、12月のヤングチャンピオンシップに続く2歳シーズン三冠のラストは牡馬690キロ(牝馬670キロ)の定量戦。ヤングチャンピオンシップ2着馬ブラックサファイアが出走を回避し、ニセコヒカルが繰り上げでの出走。フルゲート10頭立てでの争いです。
 ◎キョウエイリュウが無敗での三冠制覇を目指します。一冠目では、出走取消明けで10キロのハンデを課されていましたが、障害4番手から一頭だけ違う脚色で抜け出して快勝。二冠目では唯一、30キロの賞金ハンデを課され、最大40キロ差を克服。10連勝を飾っています。定量戦なら条件有利は明らかで、初の2歳三冠馬になった2015年センゴクエースと同様、無敗での偉業達成に期待がかかります。
 相手筆頭は○コマサンダイヤ。ここまでの二冠では3、4着と重賞では善戦止まりですが、以降A1級-1組で5戦すべて3着以内と好成績を残しています。前走では990キロと馬格も大きくなってきただけに、キョウエイリュウとの差を詰めることは可能でしょう。
 ▲トワトラナノココロもA1級-1組で近走好勝負を続けています。ナナカマド賞、十勝産駒特別ではともにキョウエイリュウの5着に敗れていますが、地力強化がうかがえるだけに上位争いは十分です。
 △キタノボブサップは、前走がA級2組とはいえ堂々たる勝ちっぷり。ナナカマド賞4着以来になる重賞挑戦となります。

【第25回開催3日目】
 3月8日(日)のメイン第11レースは、弥生特別(A2級-1組・18:05発走予定)
 ◎オレノタイショウは、前開催の雪月花特別(A2級-1組)で3着と昇級後初めて特別戦で複勝圏内に入りました。2走使いの前走A2級-1・2組決勝混合では逃げ切って、A2級初勝利をマーク。今季A1級(混合戦含む)で3勝を挙げていた実力馬ブチオを振り切ったことは自信になったはずです。近2走ほど馬場は軽くならないでしょうが、勝ちみを覚えたことで、ここでもの期待が高まります。
 ○シマノシンザンは、同じ近2走が5、7着なら特別戦のほうが力を発揮できそう。馬場が回復すれば、後方追走ままでは終わらないはず。変わり身に期待です。
 ▲ホクトシンバは、同じ近2走ではともに8番人気で4着と善戦。終いに脚を使っており、ゴール前がもつれれば浮上。
 傑出馬がおらず、△フナノダイヤモンド△ナカゼンレディーら昇級後間もない馬にも食い込むチャンスは見込めます。

今週の見どころ(2/29~3/2)

2020年2月27日(木)

新型コロナウイルス感染症対策にともなう無観客競馬開催等の対応について

 3月1日(日)のメインには、4歳以上重賞競走優勝馬による重賞・チャンピオンカップが行われます。正月の帯広記念は、基礎重量890キロの高重量戦でしたが、このレースは24回開催のオープン特別戦の規定重量760キロから、40キロ重いだけの基礎重量800キロでの争い。メジロゴーリキが勝ち、マツカゼウンカイが3着と5歳が活躍した昨年に続き、若馬の台頭があるかもしれません。

【第24回開催4日目】
 2月29日(土)のメイン第10レースには、深雪特別(A1級-1・2組決勝・18:05発走予定)が行われます。
 特別戦では10キロ減がある5歳が3頭。なかでも注目は◎オールラウンダーです。年明けの昇級後、A1級の特別戦では2走とも障害をひと腰で越え、ひと押しで勝利をつかめそうなレースぶり。A1級-1組予選も惜敗の2着で、勝ち馬ノエルブランには、特別戦2走とも先着しており、昇級後初勝利のチャンスといえます。
 ○フレイムゴールドは、1組予選が昇級初戦ながら接戦の2着争いに加わって4着。レース内容から格負けはなさそうで、5歳の減量もいかし上位争いできます。
 1組予選3着▲カクセンキングは、A1昇級後の特別戦では、3着2回、4着3回、5着1回と信頼に足りる成績。
 予選はともに降雪の影響がある馬場だったため、△ノエルブラン△ブラックダンサーの両勝ち馬は押さえまで。

【第24回開催5日目】
 3月1日(日)のメイン第10レースには、BG2・第41回チャンピオンカップ(4歳以上選抜・18:05発走予定)。今季重賞を勝っている、通算収得賞金順上位馬による一戦に7頭が参戦。トップハンデがコウシュハウンカイの850キロで、オレノココロが820キロ、アアモンドグンシンら5頭が810キロとなっています。
 ◎オレノココロは、このレースに5年連続で出走していますが、830キロ以下では3戦負けなし。加えてトップハンデ850キロだった昨年も2着と好成績を残しています。今季は6月の旭川記念を勝利して以降、案外な結果が続いていましたが、冬場に入ってからはドリームエイジカップ3着、帯広記念2着など復調気配。今回は820キロで臨めるだけに復活に期待です。
 ○アアモンドグンシンは、昨年11月の北見記念では840キロを課され、積極的なレースで5着を確保。しかし、750キロと重量が軽くなったドリームエイジカップで古馬重賞初制覇。今回の有力馬たちを破っています。このレースには2年連続での出走で昨年(6着)と同じ810キロなら、成長期の5歳ということを考えても克服可能でしょう。
 ▲センゴクエースは、このレースでは一昨年に820キロで2着の実績。今季は夏から秋にかけて不振が続いていましたが、ドリームエイジカップで2着と好走。10キロ重かったオレノココロに先着を果たしています。今回その重量差が変わらないことからここでもチャンスはあるでしょう。
 △コウシュハレガシーは、ここまで重賞は世代限定戦のみで、今年1月の天馬賞で重賞初制覇。過去5年で天馬賞の連対馬は4頭出走し、いずれも3着以内と好成績を残しているだけに、警戒が必要でしょう。

【第24回開催6日目】
 3月2日(月)のメイン第11レースには、うお座特別(B1級-1組・18:05発走予定)
 出走馬9頭のうち、アポロンを除く8頭が2月10日のB1級-1組で対戦。その時に勝利した◎アオノゴッドが今回も主役でしょう。インビクタ(3着・今回は不出走)が後続を離して逃げ、障害を2番手でクリアすると残り10メートルあたりで抜け出して勝利。続く前走B1級-3組では、障害ひと腰2番手でクリアから抜け出し、2着に9秒1差をつける完勝で2連勝を挙げています。特別戦に替わりますがここ2走の内容から3連勝が濃厚でしょう。
 ○エニグマは、2月10日のB1級-1組では、障害3番手クリアから脚を伸ばして2着。続く前走では4着に敗れはしたものの、障害はひと腰と安定したレースぶりでした。条件強化になりますが、近走は大崩れない成績を残しているだけにここでも上位争いが期待できます。
 ▲アポロンは、前走B2級-2組を逃げ切って連勝。今回は昇級戦で過去最高重量(730キロ)になりますが、ここ2戦の内容から通用していいはず。障害力もあることから早めに障害にクリアできればチャンスがありそうです。
 △ツガルノボブは、2月10日のB1級-1組では、6着と案外な結果。しかし、続く前走では、障害をひと腰でクリアし、4番手から脚を伸ばして3着と好走しています。今回は特別戦ですが、昨年11月には同条件の五稜郭特別を制していることから力は足りているだけに、警戒が必要でしょう。

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