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今週の見どころ(1/2・帯広記念~1/6)

2020年12月31日(木)

 年始のばんえい十勝は、1月2日(土)~6日(水)の5日間開催で、全日12レース制となります。なお2日、3日はデイ開催で実施。2日には、旧四市冠競走のラスト帯広記念、3日には、4歳シーズン三冠の最終戦で明け5歳による天馬賞と2つのBG1が実施されます。
 帯広競馬場では、新型コロナウイルス感染症防止対策の一環として、年始開催において場内滞留人数が3000人を超えた段階で、入場の一時規制を行います。ご了承ください(詳しくはこちら)。

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【第20回開催1日目】
 1月2日(土)のメイン第10レースには、第43回帯広記念(16:05発走予定)が行われます。
 今季の古馬戦線は、6歳ミノルシャープが北斗賞、旭川記念、ばんえいグランプリと重賞3連勝、11月の北見記念も6歳メジロゴーリキが勝つなど、比較的若い世代の活躍が目立ちました。しかし今回は基礎重量890キロの高重量だけに経験を重視します。
 ◎コウシュハウンカイは、ばんえい十勝オッズパーク杯、岩見沢記念と今季重賞2勝。北見記念は障害を3番手で降りて3着でしたが、一旦は先頭に立ち、30キロ軽いメジロゴーリキ、20キロ軽いオレノココロに差されてのコンマ5秒差惜敗。存分に強さを示しました。帯広記念は18、20年と過去2勝。今年と同じトップハンデ920キロで制しています。
 ○オレノココロは、昨年3月のばんえい記念で、自らが持つばんえい重賞最多勝記録を更新する24個目のタイトルを獲得。しかし今季の重賞5戦は2着3回、3着2回と、ハンデに恵まれながら勝ち切れないのは、誉められたものではありません。16、17、19年の3勝と相性がいい帯広記念で結果を出したいところ。
 ▲ソウクンボーイは、7頭立てだった昨年の帯広記念では3着に追い込んでいます。890~920キロではどの馬も障害ひと腰は厳しいはず。他力本願な面は否めませんが、怖さは秘めています。
 高重量経験が豊富な△センゴクエース△シンザンボーイが押さえです。

 1月3日(日)の見どころは、帯広記念のあとに掲載します(こちらをご覧ください)。

今週の見どころ(1/3・天馬賞)

2021年1月 2日(土)

【第20回開催2日目】
 1月3日(日)のメイン第11レースには、第14回天馬賞(5歳・16:40発走予定)が行われます。
 ◎メムロボブサップは、2歳二冠目のヤングチャンピオンシップが3着だった以外、同世代限定重賞で7戦7勝と圧倒的な成績。同じく定量の2歳・イレネー記念、3歳・ばんえいダービーに続き4歳チャンピオンのタイトルも手にする可能性が高そうです。
 ○アオノブラックは、ヤングチャンピオンシップの勝ち馬。同レースを除く2歳二冠、3歳三冠、ここまでの4歳二冠では、メムロボブサップの2、3着各3回、4着1回と勝利に手が届きません。近走では11月29日の重賞・ドリーエイジカップ(4歳以上選抜)、前走のオープン-1組平場戦と、10キロ差でメムロボブサップに勝利していますが、定量戦では2番手評価です。
 ▲ギンノダイマオーは、2歳三冠、3歳一冠目・ばんえい大賞典と重賞で4戦連続2着。その後はひと息の成績だったものの、昨年10月、松田道明騎手に手替わってから今季初勝利を挙げるなど、動きが変わってきた印象。復活に期待が持てます。
 ここまでの4歳二冠で2、3着△インビクタ、4歳二冠目・銀河賞4着で、その後4勝と気配がいい△コマサンブラックも圏内です。

 1月4日(月)以降の見どころは、天馬賞のあとに掲載します(こちらをご覧ください)。

今週の見どころ(12/30・ヤングチャンピオンシップ)

2020年12月29日(火)

【第19回開催5日目】
 12月30日(水)のメイン第11レースには、第22回ヤングチャンピオンシップ(2歳産駒特別選抜・19:25発走予定)が行われます。
 11~12月に実施された5つの産駒特別は、十勝産駒の3連単24万円など波乱もありました。ここは唯一、1番人気で勝った釧路産駒特別の◎ネオキングダムに注目。賞金別定10キロ増でトップハンデでしたが、障害を降りて差を詰めてきた後続を、ゴール前で突き放す強い逃げ切りでした。10月に行われた世代最初の重賞・ナナカマド賞は、牝馬アバシリサクラと一騎打ちを演じ2着も、今回その勝ち馬は不在。普段のA級-1組より楽なメンバーだけに重賞制覇に期待します。
 ○ジェイスターは、十勝産駒特別を9番人気で勝利。一転して馬場が重くなった前走のA級-1組では逃げて2着で、産駒特別がフロック視できなくなりました。新種牡馬の父ミタコトナイに重賞勝ちをプレゼントできるか。
 ▲コウシローレディは、重量が増えた釧路産駒特別で障害を立て直しての2着が好印象。A級未勝利は劣勢ですが、怖さはあります。なおこちらの父ショーウンリキも新種牡馬です。
 北見産駒特別2着△アルジャンノオーは、重量が重いほうが持ち味が生きそうです。

今週の見どころ(12/26~12/30)

2020年12月24日(木)

 年末のばんえい十勝は、12月26日(土)~30日(水)の5日間開催で、全日12レース制となります。29日(火)には、3歳のばんえいダービー、30日(水)には、2歳産駒特別選抜によるヤングチャンピオンシップと2つの重賞が実施されます。
 26日(土)から『ばんえい十勝 LINEスタンプ』(全40種)が発売されます。ぜひご利用ください(詳細はこちら)。

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【第19回開催1日目】
 12月26日(土)のメイン第11レースには、師走特別(A1級-1組混合・19:30発走予定)が行われます。
 ◎コマサンブラックは、A1昇級初戦だった2走前のA1級-1組混合の平場戦では前半流れに乗れず、障害を越えたのは5番手。しかし、逃げたインビクタがゴール前で一杯になったところに、他馬とともに襲いかかり、障害3番手から差し切ったアアモンドヒューマから2秒2差の5着とメドの立つ走りでした。続く前走のおおいぬ座特別(A1級-1・2組決勝混合)は1番人気インビクタを競り落として勝利し、非凡な能力をアピールしました。今回は賞金ハンデが5キロ増えて計15キロとトップハンデですが、勝って天馬賞への弾みとしたいところ。
 ○コマサンエースは、前走の冬月特別(A2級-1組混合)がA2昇級初戦でしたが逃げ切って快勝しています。今回は格上相手ですが、初騎乗から6日で早くも4勝を挙げている(12月21日終了時点)金田利貴騎手を起用したことで、10キロ減があります。勢いある人馬のコンビには注目です。
 ▲アアモンドヒューマは、コマサンブラックと同じ近2走が1、3着。A1昇級後初の特別戦だった前走の走りならここでも期待は十分。
 △フクトクは、同じ近2走では4、5着ですが、確実に末脚を使えています。

【第19回開催2日目】
 12月27日(日)のメイン第11レースには、カトレア特別(A2級-1組混合・19:25発走予定)が行われます。
 ◎ジェイセリナは、前走B1級-1組の射手座特別で、障害5番手から追い込みを決め快勝。今回は格上A2級馬が相手ですが、近3走で勝利を挙げているのはこの馬を含めメンバー中に2頭だけと、好調さでは上位といえます。
 ○アオノゴッドは、今回と同条件A2級-1組混合の前走・冬月特別で、メンバー最先着の3着。同レース組が6頭と多い今回は巻き返してくるでしょう。ジェイセリナとは7月に行われた4歳重賞・柏林賞以来の対戦となります。
 ▲ヤマトジャパンは、前走B1級-2組の平場戦ではゴールまで一人旅。圧倒的な強さをみせました。昨季は12月のA2昇級初戦では7着も、馬体減もあり状態ひと息でした。好調を維持している今季は、昇級の壁を乗り越えてしまうかもしれません。
 △サクラユウシュンは、前走の準重賞・レディースカップ(4歳以上牝馬)では690キロで障害を立て直し、追い込んで混戦の2着争いに加わりました。障害さえスムーズなら、4歳牝馬重賞・クインカップでの着差ほどジェイセリナと力の開きはありません。

【第19回開催3日目】
 12月28日(月)のメイン第11レースには、地吹雪賞(3歳以上選抜・19:20発走予定)が行われます。定量500キロで争われ、10月12日の疾風賞と同じく上位5頭には年明けの準重賞・スピードスター賞の出走権が与えられます。
 ◎アアモンドロシアは、18年度の予選・地吹雪賞が同条件初挑戦ながら48秒0と破格の時計で快勝すると、決勝戦・スピードスター賞も勝利。超軽量戦で素質開花しました。しかし昨年度の決勝戦は1番人気で9着と、道中のちょっとしたロスが結果に直結するのがこの条件の怖いところ。実績重視で本命視します。
 ○ジェイファーストは、昨年度の地吹雪賞でメジロゴーリキとの叩き合いを制して1着。また▲サンシルクラポピーは、昨年度の予選・疾風賞では逃げたアアモンドロシアをとらえて勝利。ともに4歳だった昨年度より10キロ増えての出走ですが、そのぶんは成長度でカバーできそうです。
 ジェイファーストは、昨年度のスピードスター賞も制しましたが、△メジロゴーリキは、そこでも接戦を演じて2着。同重量になって逆転があるかもしれません。

【第19回開催4日目】
 12月29日(火)のメイン第11レースは、第49回ばんえいダービー(3歳・19:25発走予定)。この世代の重賞勝ち馬すべてが出走しての豪華メンバー。定量730キロ(牝馬710キロ)で3歳ナンバーワンを競います。
 ◎ヤマトタイコーは、メンバー中で唯一、前走体重が1100キロ超の巨漢馬。重賞初挑戦だった3歳二冠目のばんえい菊花賞では、見せ場を作れずも5着と崩れていません。今季は9人ものジョッキーが手綱を取りましたが、菊池一樹騎手は2走前が通算の初騎乗で2戦2勝と相性抜群。現在B2級で、定量戦は不利ですが、メンバー中で今季最多の9勝を挙げている勢いにかけてみる手はありそう。重賞制覇に期待します。
 ○コマサンダイヤは、イレネー記念、3歳一冠目・ばんえい大賞典の重賞2勝。ばんえい菊花賞は障害こそスムーズにこなしたものの詰めを欠き6着でしたが、やはり最大60キロ差のトップハンデ740キロが堪えた様子でした。今回は当時より10キロ軽く、しかも定量戦。巻き返して当然です。
 ▲キョウエイリュウは、ばんえい菊花賞で逃げ切って楽勝。2歳時にナナカマド賞、ヤングチャンピオンシップと重賞で2勝していた実力を披露しました。前走は今回と同じ730キロで障害をひと腰で上げており、重量的なアドバンテージを持って臨めるでしょう。
 △カイセドクターは、ばんえい大賞典、ばんえい菊花賞とも2着。今回、主戦の阿部武臣に戻るのは歓迎といえます。

 12月30日(水)の見どころはこちらをご覧ください。

今週の見どころ(12/19~12/21)

2020年12月18日(金)

 新人の金田利貴騎手(22歳・金田勇厩舎)が13日(日)第9レースで初勝利(通算8戦目)を挙げました。コンビを組んだフォルテシモは5番人気。第1障害を越え徐々に進出すると、第2障害は最初に仕掛けてひと腰で上げ逃げ切っています。19日(土)は2鞍の騎乗予定があり、まずは減量が取れる通算50勝が目標となりそうです(初勝利のインタビューなどはこちら)。
 さて21日(月)のメインレースにはホワイトクリスマス賞(オープン-1組)が組まれています。正月開催の帯広記念、天馬賞を目指す馬もおり、結果に注目です。

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【第18回開催4日目】
 12月19日(土)のメイン第10レースは、冬月特別(A2級-1組混合・19:25発走予定)
 12月5日の摩周湖特別(A2級-1・2組決勝)で2着のホクトシンバ、3着(同着)だったアオノゴッドが人気になりそうです。
 ◎アオノゴッドは、5走前のB1級、A2昇級初戦と連勝。続く北海道競馬記者クラブ特別(A2級-1組)では障害2番手から抜け出して、今回も有力馬の一頭であるカクセンキングの追い上げを振り切っています。前開催は1組予選4着で、摩周湖特別3着。前走は障害を2番手で越えるも残り20メートルを切って一杯に。その間に交わされた2頭にゴール前で迫りましたが、2着ホクトシンバとコンマ5秒差も、ジェイエースとは同着に持ち込んでいます。今回は勝ち馬とジェイエースが昇級しており、相手に恵まれました。
 ○ホクトシンバは、アオノゴッドと同じ近2走では5、2着。摩周湖特別は9番人気ながら障害4番手からしぶとく脚を伸ばして、アオノゴッドに先着を果たしています。今回も主戦の藤本匠騎手ではありませんが、鈴木恵介騎手なら乗りこなしてくれるでしょう。
 ▲カクセンキングは、2走前の北海道競馬記者クラブ特別で、アオノゴッドの2秒1差の2着に好走。1組予選は流れが速く7着でしたが、特別戦に戻れば巻き返しが狙えます。
 △コマサンエース△ブラックサファイアはA2昇級初戦。しかしB1級-1組の特別戦でホクトシンバに先着している実績があります。

【第18回開催5日目】
 12月20日(日)のメイン第11レースには、おおいぬ座特別(A1級-1・2組決勝混合・19:25発走予定)が行われます。
 A1級-1組混合予選3着のゴールドハンター、2組混合予選2着のジェイエースが回避しています。
 1組混合予選は、インビクタが逃げ粘るところ、アアモンドヒューマが差し切って勝利。勝ち馬は平場戦で持ち味を発揮した感があります。2着にはインビクタが残っていますが、6着までが勝ち馬と2秒4差以内の大接戦でした。注目は4着◎フクトク。A1昇級初戦だった2走前の北見富士特別(A1級-1組)も逃げるインビクタを追いかけ僅差の4着と、レースぶりが安定。近2走のインビクタとのコンマ9秒、1秒1差は挽回が可能です。
 2組混合予選は、久々の平場戦で一変したカネゾウが逃げ切り大勝。3着だった○オレワチャンピオンは、近走障害でカカリの鋭さが目立ちます。同2着で強敵のジェイエースが回避したのなら、こちらも有力視できます。
 ▲インビクタは、北見富士特別2着など、A1級の特別戦での経験が豊富。しかし前回のオレワチャンピオンとの対戦(7月)では、5キロ差で辛くも先着しており、今回同重量になるのは微妙な感があります。
 △ソウクンボーイは、なかなか障害ひと腰とはいきませんが、2組混合予選では追い込んで、3着オレワチャンピオンと3秒1差の4着。ハマればオープン馬の力を見せる場面もあるでしょう。

【第18回開催6日目】
 12月21日(月)のメイン第11レースには、ホワイトクリスマス賞(オープン-1組・19:25発走予定)が行われます。
 今回のメンバー9頭中6頭が前走で11月29日のドリームエイジカップ(4歳以上馬齢選抜)に出走。ワンツーを決めた4歳両馬と3着オレノココロが今回人気になりそうです。
 注目もその3頭で、2着◎メムロボブサップに期待します。近2走を逃げて、2走前のオータムカップ(オープン-1組)はオレノココロの2着。前走は障害を2番手で越えたアオノブラックに残り20メートルでつかまっていますが、オレノココロの追撃はコンマ1秒差で振り切っています。8戦連続連対中という安定感からも連軸に推します。
 ○オレノココロは、前走のドリームエイジカップでは4歳馬2頭にスピード負けした印象。今回もその両馬が出走していますが、早めに障害をクリアできれば逆転もあるでしょう。
 ドリームエイジカップを制した▲アオノブラックは、前走と同様に上記2頭から10キロ軽い点は魅力。再現もありそうです。
 同5着△コウシュハウンカイは、前走より上記3頭とのハンデ差が5キロ縮まるのが有利。前進十分です。

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