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今週の見どころ(7/4~7/6)

2020年7月 2日(木)

新型コロナウイルス感染症対策にともなう無観客競馬開催等の対応について

 7月5日(日)のメインには、4歳三冠の初戦・柏林賞が行われます。2歳、3歳の三冠はメムロボブサップが5勝し、アオノブラックの勝利は2歳12月のヤングチャンピオンシップのみ。しかし今季2度の4歳オープン特別戦ではともにアオノブラックが先着しており、メムロボブサップ1強に黄色信号が灯りつつあるのかもしれません。とはいえ今回は目標となる重賞。王者の復活があるのか注目です。

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【第6回開催4日目】
 7月4日(土)のメイン第10レースは、こと座特別(A2級-1・2組決勝混合・20:10発走予定)。アフロディーテとスーパータイトルの初対決が注目を集めそうでしたが両馬とも回避しています。
 ◎コマサンダイヤは、A2級-1組予選で2着。スーパータイトルとの追い比べでわずかに劣りましたが、A2昇級初戦でも1番人気に推されたのは、今年3月のイレネー記念を制した明け3歳のチャンピオンということもあったでしょう。今回はスーパータイトルが回避。しかしA2級-2組混合予選で上位に入ったA1級の2頭がおり、相手は楽ではありませんが、期待感を抱かせる魅力にあふれています。
 ○カンシャノココロは、2組混合予選を逃げ切って今季初勝利。A1へ降級しても掲示板確保が精一杯だった鬱憤を晴らしています。これをきっかけに実力馬が復活なるか。
 ▲カネゾウは、1組予選で5着でしたが、前半43秒のハイペースでも障害をふた腰と立て直していた点を評価。5月にはA2級の特別戦で2着に粘り込んでいる戦歴からも軽視できません。
 穴は△ジェイファースト。2走前の特別戦、2組混合予選とも障害ひと腰と上向いています。もう少し前で立ち回れれば、追い込みが届く可能性もあります。

【第6回開催5日目】
 7月5日(日)のメイン第10レースは、BG3・第14回柏林賞(4歳・20:10発走予定)。出走メンバー10頭中8頭が6月8日のライラック賞(4歳オープン)で対戦。勝ったのはサクラドリーマーで、逃げてゴール線上で一杯になったインビクタをとらえコンマ1秒先着。ダイリンファイターが障害2番手から止まらず歩いて3着。単勝7→3→6番人気の決着で3連単は11万円台の波乱となりました。トップハンデ680キロを課されていた人気の両馬は、アオノブラックは4番手から勝ち馬にこそ交わされたものの2秒6の僅差5着に踏ん張り、障害で苦戦したメムロボブサップは6着でした。
 ◎アオノブラックは、重賞ではヤングチャンピオンシップ、ポプラ賞の2勝を含め8戦すべて3着以内と好成績。ライラック賞では、トップハンデ680キロで5着に敗れましたが、4番手から勝ち馬にこそ交わされたものの2秒6の僅差5着に踏ん張っています。前走のシルバーカップ(A1級混合)を勝って弾みをつけており、一冠目奪取に期待です。
 3歳三冠馬○メムロボブサップは、アオノブラックとともにトップハンデ680キロを課されたライラック賞では、追走に苦労しての6着。今回もトップハンデですが、基礎重量が増えたことにより、前回ほどペースが速くならなそう。大舞台に強いことから巻き返しが十分です。
 ▲ダイリンファイターは、ばんえいダービーでは6着でしたが、その後に挙げた8勝はメンバー中最多。上り馬の勢いで実績馬に挑みます。
 △アオノゴッドは、ライラック賞で2秒4差。同世代相手の別定戦ならチャンスはありそうです。

【第6回開催6日目】
 7月6日(月)のメイン第10レースは、天の川特別(オープン・20:05発走予定)
 ◎ウンカイタイショウは、今季初戦の青葉特別(A1級混合)では2着に敗れましたが、その後を3連勝。賞金ハンデ5キロが課された前走の旭岳特別(A1級混合)でも障害をひと腰で越え逃げ切る強い競馬でした。今回はオープン昇級戦で北斗賞組が相手。決して楽ではないですが、連勝中の勢いには注目です。
 北斗賞からは6頭が参戦。勝ったのは障害ひと腰先頭から押し切ったミノルシャープで、障害をふた腰2番手からしぶとく脚を伸ばしたアアモンドグンシン(今回が不出走)が2着。人気上位2頭のオレノココロ、コウシュハウンカイはそれぞれ3、4着でした。
 ○コウシュハウンカイは唯一、賞金ハンデがあり10キロ増だった北斗賞では、第2障害には7番手での到達。勝ちパターンである先行押し切りのかたちに持ち込めませんでした。今回もトップハンデですが、700キロで臨めるなら先行策がとれそう。ウンカイタイショウとは初対戦ですが、格の違いを見せたいところです。
 ▲ミノルシャープは、北斗賞では展開が向いた感がありますが、2着に6秒9差をつける快勝でした。引き続き好勝負を期待です。
 △オレノココロは、障害にふた腰要しましたが、695キロなら修正が可能。流れに乗れれば、差し切り勝ちを収めた2走前の再現もありそうです。

今週の見どころ(6/27~6/29)

2020年6月25日(木)

新型コロナウイルス感染症対策にともなう無観客競馬開催等の対応について

 ばんえい十勝では、8月16日(日)に行われるBG2・ばんえいグランプリのファン投票を実施中です。締め切りは7月20日(日)18時(投票はこちらから)。出走メンバーを選んでみてはいかがでしょうか。
 また、6月27日(土)から7月6日(月)には、「答えて当たる!?ばん馬クイズキャンペーン」が実施されます。応募フォーム(6月27日(土)13:00に公開予定)にてクイズの答えを入力すると、抽選でばん馬パーカー、ばん馬Tシャツなど素敵な賞品が当たります。こちらも是非ご応募してみてください。

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【第6回開催1日目】
 6月27日(土)のメイン第10レースは、拓成湖特別(B2級-1組・20:05発走予定)
 ◎コマサンブラックは、前走のゴールドトロフィー(3歳以上選抜)で3着。今回も出走するサカノダイヤを除く8頭が格上馬と厳しい条件でしたが、障害ひと腰3番手クリアから勝ち馬に1秒5差と肉薄しました。今季B2級では好成績で初の特別戦ですが、前走から10キロ課されるだけなら押し切りが期待できます。
 3歳馬○ブラックサファイアは、昨季ヤングチャンピオンシップで2着。今季はB3級からスタートし、前走のとかち皐月賞(3歳オープン)では、ハンデに恵まれたものの、障害ひと腰2番手から抜け出す快勝でした。少し間隔が空いての昇級戦となりますが、3歳の20キロ減を生かせばチャンスは十分にあります。
 ▲サカノダイヤは、前走のゴールドトロフィーが昇級戦でしたが、6着と人気以上の結果。相手が大幅に楽になる今回は前進必至です。
 △センショウニシキは、前走のB2級-1・2組決勝を含め、3戦連続で2着。レースぶりが安定しているだけにここも押さえておく必要がありそうです。

【第6回開催2日目】
 6月28日(日)のメイン第10レースは、ミントスポット杯(A1級混合・20:05発走予定)。オープン馬はやや精彩を欠く面々だけに、A1級馬にもチャンスは十分。
 ◎ハクタイホウは、今季も遅い使い出しになりましたが、A1・A2級の混合戦で2、1着とまずまずのスタートを切りました。昨季、オープン特別戦を勝ち、準重賞で2着という実績は今回の相手ならヒケを取らず、連勝が期待できます。
 ○ノエルブランは、前開催のシルバーカップ(オープンとA1級の混合)でメンバー最先着の2着。2走前のA2級を完勝した勢いを持続し、A1昇級初戦でも逃げ粘っています。前走よりオープン馬が骨っぽくなりますが、前述のとおり近走ひと息のため、まだやれそう。
 6頭いるオープン馬では▲ホクショウマサルに注目。重賞の北斗賞では大敗しましたが、2走前の大雪賞(オープン)くらい動ければ巻き返しも十分。
 △ブチオはA1昇級初戦でも近走内容がよく要警戒。シルバーカップ3着で、大雪賞5着△コウシュハレガシーも争覇圏でしょう。

【第6回開催3日目】
 6月29日(月)のメイン第10レースは、層雲峡特別(B1級-1組・20:10発走予定)
 8頭が前開催はB1級-1組平場戦(6月14日)に出走。上位馬はムーンストーン特別(B1級-1・2組決勝)と2走使いされ、2着アアモンドロシア、3着ホクトシンバ、4着オホーツクノタカラといずれも上位に入っています。
 ◎ホクトシンバに注目です。5月の黒岳特別(B1級-1組)で2着の実績があり、ムーンストーン特別では、障害3番手からじわじわと脚を伸ばし、2着アアモンドロシアにコンマ5秒差まで詰め寄っています。今季は9戦すべて3着以内と安定感抜群だけに連軸に最適といえるでしょう。
 ○アアモンドロシアは、今季初の特別戦だったムーンストーン特別では、障害ふた腰2番手からほぼ同時に越えた勝ち馬オレノタイショウと競り合って3秒4差の2着と好走。据え置きの660キロなら障害を早めにクリアして粘り込みが期待できます。
 ▲イズミクィーンは、6月14日のB1級-1組で出走メンバー中最先着の2着。決勝のムーンストーン特別を回避しましたが、今回は相手が楽。特別戦では障害で苦労している印象があるだけに前走からの重量増がカギですが、前走のような決め手が生きる展開ならチャンスはあります。
 ムーンストーン特別4着△オホーツクノタカラも先行策なら見せ場以上が狙えます。

今週の見どころ(6/20~6/22)

2020年6月18日(木)

新型コロナウイルス感染症対策にともなう無観客競馬開催等の対応について

 今季ばんえいでは重賞の見直しが実施され、牝馬のカーネーションカップの重賞再格上げや、年明けには2歳シーズンのレースを新設。春の古馬路線では、6月の旭川記念をBG3からBG2にグレードアップし7月に移動。施行時期が入れ替わった 北斗賞(BG3)が6月21日(日)のメインに行われます。基礎重量770キロの賞金別定戦というのは昨年までの旭川記念と同じ。オレノココロは6月の旭川記念3勝に対し、7月の北斗賞は5回出走し2着が最高でした。時期的なものが敗因だったとすれば、10歳での北斗賞初制覇が期待できるかもしれません。

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【第5回開催4日目】
 6月20日(土)のメイン第10レースは、ムーンストーン特別(B1級-1・2組決勝・20:10発走予定)
 1組予選の1、2着馬が回避したものの、昨季オープンからA2格付でハイレベルなメンバー構成。しかし実力差は小さい印象なら、今季勝利を挙げている好調馬に注目します。
 ◎ホクトシンバは、前開催の黒岳特別がB1昇級初戦ながら障害をひと腰先頭で越え2着に粘り込みました。続く1・2組決勝戦、このレースの予選1組とも3着で、今季8戦すべて3着以内をキープしています。
 ○オホーツクノタカラ▲アアモンドロシアは今季すでに2勝。ともに1組予選がB1昇級初戦でも、早めの障害クリアから僅差の4着、5着に踏ん張っています。
 3頭とも8歳以上と高齢ですが、スピードが求められる春競馬で好成績を残していることから状態のよさがうかがえます。回避したのが4歳馬、牝馬とともに減量がある馬だっただけに、展開的な紛れも少なそうなのも好感触です。
 2組予選の勝ち馬△オレノタイショウは、予選のような逃げが打てればベストです。

【第5回開催5日目】
 6月21日(日)のメイン第10レースは、BG3・第28回北斗賞(20:10発走予定)。メムロボブサップが出走を回避し、コウシュハレガシーが繰り上がりでの出走。コウシュハウンカイのみ賞金ハンデ10キロが課され、他の9頭は基礎重量770キロ(牝馬は20キロ減)で争われます。
 ◎オレノココロは、今季初戦のスプリングカップ(オープン)は4着でしたが、ばんえい十勝オッズパーク杯2着、前走のさつき特別(オープン)では勝利と使われつつ内容が良化。7月の北斗賞には5回出走して、15年の2着が最高着順でしたが、今回は昨年まで同時期に行われていた旭川記念と同じ条件。同レースでは3勝と好成績を残していることから6度目の挑戦で初制覇が期待できます。
 ○コウシュハウンカイは、昨季は6月の旭川記念2着で、7月の北斗賞1着。今季はスプリングカップを勝利すると、ばんえい十勝オッズパーク杯では障害で逃げ切って2着以下に大きな差をつけました。同レース以来1カ月半ぶりの出走。賞金ハンデ10キロを課されますが、重賞連勝のシーンまで。
 昨年7月の北斗賞の勝ち馬▲センゴクエース、770キロなら持ち味を生かせる△ミノルシャープが割って入れるかどうかにも注目です。

【第5回開催6日目】
 6月22日(月)のメイン第10レースは、ゴールドトロフィー(3歳以上選抜・20:05発走予定)。昨季の勝利数が多い馬による選抜戦となっています。
 4歳が7頭と多く、うち5頭が出走していた前開催のライラック賞(4歳オープン)は、インビクタが逃げ切りをはかるところ、障害5番手からサクラドリーマー(今回は不出走)が鋭く差し切って勝利。2番手で降りたダイリンファイターが3着を確保し、4着アオノゴッドまで2秒4差の接戦。ここは同レースの上位馬が有力でしょう。
 ◎インビクタは、今季は4戦すべて3着以内と安定感が魅力。ライラック賞も障害をひと腰でクリアし、勝ち馬とはコンマ1秒差と見せ場十分。今回はもし雨の影響が残り、軽めの馬場になれば逃げ切りが期待できます。
 ○ダイリンファイターは、3着に敗れはしたものの、力のいる馬場を最後まで歩き切って勝ち馬とはコンマ3秒差。インビクタより先に障害をクリアできれば、逆転もあるでしょう。
 ▲アオノゴッドは、残り20メートルで一杯になりましたが、障害はひと腰3番手でクリア。終いの踏ん張り次第では好勝負が期待できます。
 △コマサンブラック△サカノダイヤは、前開催は自己条件戦で好成績を収めてきました。ハンデ差をいかし食い込みを狙います。

今週の見どころ(6/13~6/15)

2020年6月11日(木)

新型コロナウイルス感染症対策にともなう無観客競馬開催等の対応について

 6月15日(月)のメインには、3歳オープンによる特別戦・とかちダービーが組まれています。5月に行われた3歳シーズン最初の特別戦・とかち皐月賞は、重量差が最大70キロもあり、トップハンデのキョウエイリュウは4着。しかし今回はハンデ差が40キロ(牝馬が出走した場合)に縮まることで、どういう結果になるのか。下級馬にとっては、8月2日に行われる三冠初戦・ばんえい大賞典へ出走するために少しでも賞金を稼いでおきたいところでしょう。

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【第5回開催1日目】
 6月13日(土)のメイン第10レース・ジュノー特別(A2級-1組混合・20:05発走予定)は、A2とB1の混合戦です。
 8頭いるA2級馬のうち5頭が旭岳特別(オープン・A1・A2級混合)で対戦。そのうち最先着の2着だった◎ブチオに注目します。もったままで逃げ切ったウンカイタイショウ(A1級)には完敗も、障害3番手クリアからみせた末脚は見事でした。2走前にはエメラルド特別(A2級-1組)を勝利しており実績上位。B1級との混合戦では負けられません。
 ○スーパータイトルは、旭岳特別がA2昇級初戦ながら障害5番手から追い上げて3着と善戦。重量据え置きでの相手緩和なら、再び末脚を発揮し、前進に期待できます。
 ▲アアモンドヒューマは、B1級の平場戦を2連勝してのA2昇級初戦。今季開幕後しばらくはムラがある成績でしたが、近2走は障害がひと腰で切れています。ブチオと同様、昨季オープンで、まだクラス利は見込めます。
 旭岳特別8着のA2級馬△カネサスペシャルも、エメラルド特別3着の成績から巻き返せそうです。

【第5回開催2日目】
 6月14日(日)のメイン第10レースは、シルバーカップ(A1級混合・20:10発走予定)。21日の北斗賞に組まれていないオープン馬と、A1級馬による対戦です。
 ◎アオノブラックは、今季3戦目のさつき特別(オープン)で逃げ粘って3着。勝ったオレノココロと10キロ差で好勝負できたのは自信になったはずです。前開催の4歳オープン特別戦ではトップハンデでも、追ってしぶとく僅差の5着なら悪くありません。自己条件に戻って格下相手の今回は主役を演じます。
 ○ゴールデンフウジンは、さつき特別7着で、前開催の大雪賞(オープン)ではメンバー最先着の5着。オープン馬同士では、ためがきかないからか、今季1、2戦目のような末脚が発揮できません。相手有利なここは巻き返してきそうです。
 大雪賞8着▲ナカゼンガキタも、紅一点のここは見直し必至。2走前の五月雨特別(オープン・A1級混合)では2着に追い込んでおり力は劣りません。
 今季初戦の大雪賞(9着)を叩かれた△マツカゼウンカイや、A1級馬では五月雨特別4着△カンシャノココロに注目です。

【第5回開催3日目】
 6月15日(月)のメイン第10レースは、とかちダービー(3歳オープン・20:10発走予定)。とかち皐月賞を制したブラックサファイアとエンゼルフクヒメが出走を回避。出走メンバー8頭中、6頭がとかち皐月賞で対戦しています。
 ◎キョウエイリュウは、とかち皐月賞では、最大70キロ差のトップハンデ640キロという厳しい条件でしたが、障害ひと腰で4着と崩れませんでした。自己条件に戻った前走水無月特別(A2級)では、オープンやA1からの降級馬に交じって1秒5差の2着なら上々の内容。今回はトップハンデ660キロも最大40キロ差なら、ばんえい大賞典に向けて勝って弾みをつけたいところでしょう。
 ○コマサンダイヤは、とかち皐月賞では2番目に重い630キロを課されながら3着と善戦。今回もキョウエイリュウと10キロ差は変わりませんが、2着だったゴールドハンターとの差は30キロから10キロに縮まります。イレネー記念馬の底力を見せたいところ。
 ▲トワトラナノココロは、イレネー記念2着馬。今季はとかち皐月賞5着など6戦いずれも掲示板内を確保しています。とかち皐月賞では障害4番手からジリっぽくなっただけに、早めの仕掛けを心がければチャンスはあるでしょう。
 △ゴールドハンターは、キョウエイリュウとほぼ同時の7番手あたりで障害を越えると、互角の脚で追い込みました。同馬と40キロ差でコンマ7秒差だっただけに、20キロ差となるここでどこまでやれるか注目です。

今週の見どころ(6/6~6/8)

2020年6月 5日(金)

新型コロナウイルス感染症対策にともなう無観客競馬開催等の対応について

 6月7日(日)のメインにはスタリオンカップが組まれています。昨季のリーディングサイヤー上位5頭の産駒による選抜戦。昨年のこのレースの上位3頭が揃って今年も出走予定です。特にオレノココロは18、19年と連覇中。次開催の6月21日(日)には、BG3・北斗賞が控えているだけに勝って弾みをつけたいところでしょう(※オレノココロは出走を回避しました)。

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【第4回開催4日目】
 6月6日(土)のメイン第10レースは、水無月特別(A2級・20:10発走予定)
 ◎キョウエイリュウは、2歳シーズンを12戦11勝(うち重賞2勝)という成績。3歳シーズン初戦の菖蒲特別(A2級)では、初の古馬対戦ながら1番人気に推されました。結果は4着でしたが、障害に重点を置いたレースぶりで、7番手でクリアし上々の末脚を披露しています。続く前走のとかち皐月賞(3歳オープン)では、最大70キロ差のトップハンデ640キロで4着と崩れなかったのは実力の証明。今回は2度目の古馬対戦ですが、自己条件に戻り若馬の20キロ減があることから勝ち負けが期待できます。
 ○カネゾウは、菖蒲特別2着とキョウエイリュウに先着。前走のエメラルド特別(A2級-1組)では、障害で止まるも、立て直してふた腰6番手からしぶとく伸びて5着と善戦しています。今回は前走の上位3頭が不在の組合せなら首位争いに加わるでしょう。
 ▲ノエルブランは同じ前走では障害をひと腰2番手で越えている巧者。今開催から基礎重量が10キロ増となるのは相対的に有利で、8着から巻き返しを狙います。
 エメラルド特別4着△アフロディーテ、同6着△マツノタイガーはともに前走を障害ひと腰でクリアしており、この条件なら警戒が必要です。

【第4回開催5日目】
 6月7日(日)のメイン第10レースは、オッズパーク賞スタリオンカップ(3歳以上選抜・20:10発走予定)。昨季のリーディングサイヤー(3歳以上)上位5頭の産駒から各2頭という条件のためか、例年、条件馬の出走も多く、今年のオープン馬は3頭。
 9年連続のリーディングサイヤーに輝いたウンカイ産駒は、このレースを連覇していたオレノココロが回避したため、1頭のみ。◎センゴクエースが主役です。前走のさつき特別(オープン)では障害が切れず6着で、2着だった昨年ほどの状態にはなさそうですが、実績上位は間違いなし。
 ○メジロゴーリキ(父ニシキダイジン)は、昨年のこのレースの3着馬。好走した次のレースで惨敗するなど、アテにしづらいタイプとはいえ、相手関係からはやはり相手評価になります。
 ▲ミノルシンザンの父カネサブラックは、昨季リーディング(収得賞金額)2位でしたが、勝利数ではウンカイを上回りました。さてこの馬は前走で5歳シーズンの初勝利をマークし意気上がるところ。A2格付でオープン馬との20キロ差をいかせば、割って入るシーンがあるかもしれません。
 △フナノクン(父ハマナカキング)は、昨年のこのレース5着でしたが、その後オープンへ昇級し地力強化。A2格付で臨む今年は昨年より10キロ軽いハンデだけに前進が期待できます。

【第4回開催6日目】
 6月8日(月)のメイン第10レースは、ライラック賞(4歳オープン・20:10発走予定)
 前回の4歳オープン・すずらん賞は、アオノブラックが1着で、メムロボブサップは10着。人気のオープン馬が明暗を分けました。今回は同レースから9頭が参戦しています。
 ◎メムロボブサップは、障害でつまずいたのが敗因で消化不良の結果。続く前走さつき特別(オープン)は、ひと腰2番手で越え、逃げたアオノブラックと追い比べを演じるところ、オレノココロに差し切られたとはいえ2着に健闘しています。今回はアオノブラックとともに最大60キロ差のトップハンデですが、3歳三冠の実績は断然。障害でミスさえしなければ首位争い必至です。
 ○アオノブラックは、3月のクリスタル特別、5月のすずらん賞とも障害2番手から抜け出しメムロボブサップに勝利。さつき特別でも同馬とコンマ8秒差(3着)と、同重量でも互角に戦えるくらいまで成長しています。
 すずらん賞9着▲ジェイエースは、前走で障害を立て直されました。重量増は課題も、ばんえいダービー3着の実績どおりなら、巻き返しが狙えます。
 △アオノゴッドは、10番人気でしたがアオノブラックと叩き合ってコンマ8秒差の2着。昇級したため多くの馬とハンデ差が10キロ縮まりますが、好騎乗を見せた村上章騎手へ戻るなら、狙ってみる価値はあります。

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