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今週の見どころ(8/15~8/17)

2020年8月13日(木)

帯広競馬場の開場について

 8月16日(日)のメインには、BG2・ばんえいグランプリが組まれています。暑い時期の重賞だけに体調の維持という面も重要。帯広単独開催となった2007年以降、連覇を達成したのは14、15年のフジダイビクトリー1頭だけとなっています。ファン投票により出走馬が選出されるというのは変わりませんが、今年は昨年までよりオープンの基礎重量が10キロ減って800キロに。BG1からBG2へと格付変更されています。15年から6年連続となるコウシュハウンカイ、オレノココロの常連2頭はもちろん、5歳のキタノユウジロウ、ミスタカシマ、9歳ホクショウマサルの3頭が初挑戦と、興味深いメンバー構成(登録段階)です。

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【第9回開催4日目】
 8月15日(土)のメイン第10レースは、デネブ特別(B2級-1組・20:10発走予定)
 B2級の特別戦は6月27日の拓成湖特別以来の実施。注目は同レースがB2昇級初戦で10着だった◎サクラユウシュンです。今季11戦して4勝、2着4回。3着以内を外したのはB4、B3、B2級の各クラス初戦のみ。B2級でも2戦目から2、2着で、前走の1・2組決勝戦は早め先頭から突き放し完勝しています。このクラスの特別戦も2度目なら前回のようなことはなく、勝って早くもB1昇級を決めそうです。
 ○カイセドクターはB3級を3連勝し、前走の3歳重賞・ばんえい大賞典ではゴール前の持久力比べの末、コマサンダイヤ(現オープン)からコンマ4秒差の2着に健闘しています。ただ、今開催から3歳の特別戦での減量が20キロから10キロに減らされている点が気になるところ。しかも昇級と条件は厳しいですが、充実度で突破してしまうかもしれません。
 ▲マオノダイマオーは、2走前(1組)にサクラユウシュンを同タイムながら、とらえきっています。それが昇級初戦ながら勝利と結果を出しており、底力がありそうです。

【第9回開催5日目】
 8月16日(日)のメイン第10レースは、BG2・第32回ばんえいグランプリ(20:05発走予定)。オレノココロが出走を回避。A1級のカンシャノココロが790キロ、オープン牝馬のミスタカシマが780キロで、それ以外のオープン7頭が800キロで争われます。
 ◎ミノルシャープは、北斗賞で古馬重賞を初制覇。続く、天の川特別(オープン)2着を挟んで臨んだ前走の旭川記念では、障害をひと腰先頭でクリアすると、その後は脚色衰えることなく押し切る快勝でした。甘さを見せず歩ききれるようになっていることから、据え置きの800キロなら連勝が期待できます。
 ○コウシュハウンカイは、前走のとかち桂冠賞(オープン・A1・A2級混合)を障害をひと腰から逃げ切る快勝。旭川記念では障害2番手から粘り切れずミノルシャープとは13秒3差の3着でしたが、同馬より先に障害を越えられれば連覇も可能でしょう。
 ▲センゴクエースは、前走のサマーカップ(オープン)で今季初勝利と意気上がります。苦戦続きだった障害をすんなりひと腰と、乗り替わった鈴木恵介騎手がさすがの技術を見せました。今回はオレノココロが回避しており、引き続きリーディングジョッキーに手綱が託されることに。19年のばんえい記念を制した実績は上位で、チャンスはありそうです。
 △シンザンボーイは、一昨年、昨年とこのレースで3着。前走のサマーカップ(オープン)で3着と好走しており、この時期から調子を上げてくるタイプだけに侮れません。

【第9回開催6日目】
 8月17日(月)のメイン第11レースは、ベガ特別(B1級-1組・20:05発走予定)
 ◎ホクトシンバは今季、B1級の特別戦で5戦して2着1回、3着3回と安定しています。前走のユリウス特別(7月25日)では障害をひと腰で越えて3着。前半から飛ばしていって逃げ切ったダイリンファイター、2着コマサンブラックなど柏林賞にも出走していた4歳が3頭もいたレベルの高いレースで、馬券圏内に押し上げたのは価値があります。今開催は4歳オープン特別戦が組まれたため、若馬は不在。メンバーも手ごろだけに勝機が十分あります。
 ○アアモンドロシアは、同じ前走が7着も、障害2番手からダイリンファイターを追いかけ終いがやや甘くなっただけ。積極的な走りはむしろ評価できます。上位2頭が不在なら前進あって後退なしといったところ。
 ▲ホクトウォーカーは、格上A2級が相手だった前走で5着に健闘。B1級同士の戦いに戻れば、さらに上の着順が狙えます。
 ユリウス特別4着△オホーツクノタカラは、前走で障害が立て直され好気配です。

今週の見どころ(8/8~8/10)

2020年8月 7日(金)

帯広競馬場の開場について

 8月2日に行われた3歳三冠の初戦・ばんえい大賞典は、コマサンダイヤが接戦をモノにして、3月のイレネー記念に続く2つめのタイトルを獲得しました。島津新騎手は昨季まで重賞2勝でしたが、今季ここまでに実施された6つの重賞のうち3つを勝利。ばんえいの騎手としては2番目に若い30歳で、キャリア10年目となる今季、ブレイクが期待されます。
 さて9日(日)のメインには、4歳オープンによる山鳩賞が組まれています。8月30日に実施される3歳・4歳の混合重賞はまなす賞へ向けてチェックが欠かせません。

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【第9回開催1日目】
 8月8日(土)のメイン第10レースは、とかちえぞまつ特別(オープン混合・20:10発走予定)
 前開催のとかち桂冠賞(オープン・A1・A2級混合)は『本年度勝利数1につき5キロ加増』という条件の一戦。1、2着馬が不在なら3着ゴールデンフウジン、4着ウンカイタイショウの巻き返しに期待がかかります。
 ◎ゴールデンフウジンは、障害をふた腰5番手でクリアすると、逃げ切り勝ちを収めたコウシュハウンカイの3秒6差に迫っています。前走では別定10キロ(今季2勝)を課されていたものの、今回は賞金別定のため5キロ増なのは有利。差し切りに期待です。
 ○ウンカイタイショウは、強豪コウシュハウンカイが相手では、逃げに持ち込むことは難しく4着。しかし相手が楽になるここなら見直せるはず。前走で15キロ(今季3勝)だった別定重量の加増が5キロに減るのも歓迎でしょう。
 ▲マツカゼウンカイは、前開催のサマーカップ(オープン)で4着と復調の兆し。障害ムラの近況から7番人気でしたが、ミスタカシマ(2着)に迫る場面もありました。相手が楽になって前進が期待できます。
 △ブチオは格下A1級ですが、7月12日の文月特別(A1級混合)では勝ったゴールデンフウジンと5キロ差で2着があります。6着だったとかち桂冠賞(オープン・A1・A2級混合)から障害の立て直しがポイントです。

 【第9回開催2日目】
 8月9日(日)のメイン第10レースは、山鳩賞(4歳オープン・20:10発走予定)
 9頭中8頭が重賞・柏林賞(7月5日)に出走。2着インビクタ、3着サクラドリーマーがその後1クラス昇級したことで、当時からオープン格付だった1、4着馬とのハンデ差が各10キロ縮まっています。
 ◎アオノブラックは、3頭ほぼ横一線の2着争いからわずかに後れて4着。しかし前述のとおり、ほか2頭とは、当時より重量面で有利になっています。同世代相手の重賞ではワンパンチ足りない印象も、特別戦は6勝、3着1回(着外2回)と得意。4歳オープン特別戦3勝目のチャンスといえます。
 ○コマサンブラックは、前開催のB1級特別戦では障害をひと腰で越え2着。昇級、特別戦替わり、さらには特別戦の基礎重量増もあり、2走前から40キロも重量が増えていましたが、さすがの登坂力を披露しました。柏林賞は10着でも、繰り上がり出走のため万全の態勢ではなかった可能性があり、今回は期待です。
 ▲インビクタは、柏林賞では後続の追い上げを振り切って2番手で辛抱しました。問題はハンデ差だけ。
 △メムロボブサップは、柏林賞を逃げ切って重賞6勝目と実力断然。しかし本番はまだ先でここは評価を下げます。

【第9回開催3日目】
 8月10日(祝・月)のメイン第11レースは、葉月特別(A2級-1組・20:10発走予定)
 ◎オレノタイショウは、前走のルビー特別(A1級混合)で5着と善戦。障害を6番手で越え、しぶとく脚を伸ばしています。A2級同士となる今回は、前走から据え置きの690キロと重量慣れも見込めることから今季3勝目のチャンスです。
 ○フクトクは、前走のしし座特別(A2級-1組混合)では、障害3番手から追い込んで1秒4差の2着と好走しています。今回は相手強化ですが、前走のように早めに障害を越え、差し脚を生かすことができれば、勝ち負けになるでしょう。
 ▲アアモンドヒューマは、ルビー特別(A1級混合)で2着と格上相手で健闘。特別戦でおっつけていくと障害が安定していませんが、相手が楽になるだけに侮れない存在です。
 △サクラダイチは、昇級初戦になりますが、ここ2戦は障害を先頭で越えている巧者。終いの踏ん張りが利けばここでも好勝負が可能です。

今週の見どころ(8/1~8/3)

2020年7月30日(木)

帯広競馬場の開場について

 8月2日(日)のメインには、BG3・ばんえい大賞典が組まれています。ばんえい菊花賞、ばんえいダービーと続く3歳三冠の初戦で、昨季12戦して二冠を含め11勝を挙げたキョウエイリュウをめぐる争いが予想されます。
 また、BG2・ばんえいグランプリファン投票結果が、7月25日に発表され、オレノココロが4年連続でトップの票数を獲得しました。2位シンザンボーイ、3位カンシャノココロらファン選出の上位7頭に、番組賞金順上位3頭を加えた10頭に出走権が与えられます。2週間後、8月16日(日)に実施される重賞にもご期待ください。

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【第8回開催4日目】
 8月1日(土)のメイン第10レースは、オッズパーク賞サマーカップ(オープン・20:05発走予定)。前開催の重賞・旭川記念上位3頭が不在で、やや混戦といえるメンバー構成になっています。
 注目は5歳馬3頭で、なかでも牝馬◎ミスタカシマに期待します。メンバー中、今季オープン限定の特別戦で連対しているのはこの馬だけ。しかも前走で白鳳賞(5歳牝馬オープン)を勝利し意気上がります。唯一、賞金別定重量の加増がありますが、これは好調であることの証。増えても5キロなら影響はないでしょう。
 ○コウシュハレガシーは、前走の瑞鳳賞(5歳牡馬オープン)では1番人気に推され、障害を3番手でクリアしたものの9着。トップハンデが末脚の伸びに影響したのなら、今回は巻き返してきそう。
 ▲キタノユウジロウは、瑞鳳賞を回避し臨んだ旭川記念で5着でしたが、当時より80キロも負担重量が軽くなれば見直せます。
 △センゴクエース△ホクショウマサルは、今季重賞やオープン特別戦で掲示板に載っています。本来の実力どおりなら勝ち負けして当然ですが、レースぶりにムラがあり、積極的に狙いにくい現状です。

【第8回開催5日目】
 8月2日(日)のメイン第10レースは、BG3・第45回ばんえい大賞典(3歳・20:10発走予定)
 出走メンバー10頭中7頭が6月15日のとかちダービー(3歳オープン)に出走。トップハンデ660キロのキョウエイリュウが障害5番手から鋭く追い込んで勝利し、10キロ差あったコマサンダイヤは逃げ粘れず2着。さらに10キロ軽いカイセドクター、ゴールドハンターが3、4着で、負担重量が重い順の入線となりました。今回は同レースから基礎重量が30キロ増えての争いです。
 ◎キョウエイリュウは、昨季ナナカマド賞、ヤングチャンピオンシップの二冠を制した実績馬。三冠目のイレネー記念こそ障害で転倒し競走中止でしたが、すぐに安定感ある走りを取り戻しています。とかちダービー以来の実戦でも、コマサンダイヤとは引き続き10キロ差。3歳も一冠目の奪取に期待です。
 ○コマサンダイヤは、昨季イレネー記念を圧勝して世代の頂点に。最近2走はA2級の特別戦を連勝しています。今回は島津新騎手に乗替わりますが、9戦して3着以内7回と相性は悪くありません。
 ▲ゴールドハンターは、とかちダービーからキョウエイリュウとのハンデ差が10キロ広がります。目下3連勝と勢いに乗ることから出番はありそうです。
 △ブラックサファイアは、ヤングチャンピオンシップ2着馬。5月のとかち皐月賞(3歳オープン)を勝ち、続くレースで今季初めて掲示板に載れなかったものの、B2昇級でしかも特別戦と条件が厳しすぎました。イレネー記念(定量690キロ)、とかちダービーとも回避したため、初となる600キロ台後半の重量克服が課題といえます。

【第8回開催6日目】
 8月3日(月)のメイン第11レースは、しし座特別(A2級-1組混合・20:10発走予定)
 ◎アフロディーテは、今年2月にヒロインズカップを勝っている古馬女王。今季は、牝馬限定戦の賞金半額加算ルールによりA2級で出走できる有利さを生かし、1開催1走を守り崩れの少ない成績を残しています。A2級の特別戦は6月6日の水無月特別(3着)以来となりますが、格下B1級との混合と相手に恵まれており今季初勝利のチャンスです。
 ○タカラシップは、前開催のわし座特別(A2級-1組)が昇級初戦で端の10コースでも流れに乗って7着。メンバー最先着の4着カネゾウと4秒2差なら悪くありません。連戦続きでも夏場に体重を増やしている(戻している)ことから好調ぶりがうかがえます。
 わし座特別4着▲カネゾウ、同5着△カネサスペシャルは、特別戦でおっつけていって障害をひと腰でまとめることは難しい現状。しかし前走の上位3頭が不在のぶん展開的には楽になりそう。△フクトクも他力本願的な面はありますが、3頭ともハマるとアッサリがあって不思議ない実力馬です。

今週の見どころ(7/25~7/27)

2020年7月23日(木)

帯広競馬場の開場について

 7月26日(日)のメインには、とかち桂冠賞が組まれています。今季1勝につき別定5キロが加増となる、珍しい条件で争われる新設の特別戦。重賞・旭川記念の上位3頭も出走を予定しており、好メンバーでの争いとなりそうです。
 また、7月25日(土)から8月3日(月)の期間、ばんえい十勝公式ホームページにて「十勝&ばんえい応援キャンペーン」が実施されます。詳細は、特設ページでご確認ください。

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【第8回開催1日目】
 7月25日(土)のメイン第10レースは、ユリウス特別(B1級-1組・20:10発走予定)。前週のA2級-2組混合戦に出走し2着だったイズミクィーン、同4着ダイリンファイターに注目。ともにB1級の限定戦で巻き返しが期待できます。
 ◎ダイリンファイターは、逃げて詰めを欠く結果。今回から特別戦では賞金ハンデ5キロを課されるため、イズミクィーンとの重量差がさらに5キロ広がります。しかし前走同様、障害をひと腰先頭でクリアできれば押し切りも十分です。
 ○イズミクィーンは、2走前には同条件の層雲峡特別(B1級-1組)を勝利。前走は障害3番手から先頭に立ちましたがゴール線上でA2級のサクラドリーマーに惜しくも差されました。重量増でも障害さえスムーズにクリアできれば勝ち負けになるでしょう。
 ▲ハルトラは、メンバー中4頭が前走で出走していたさざなみ特別(B1級-1・2組決勝)を障害3番手クリアから抜け出して勝利。昇級2走目で、早くも白星を挙げています。相手強化となるここでも善戦以上に期待です。
 △オホーツクノタカラは、層雲峡特別(B1級-1組)で2着の実績があります。さざなみ特別(B1級-1・2組決勝)では障害で苦戦して8着に敗れましたが、このクラスで通用する力はあることから巻き返しが期待できます。

【第8回開催2日目】
 7月26日(日)のメイン第10レースは、とかち桂冠賞(オープン・A1・A2級混合・20:10発走予定)
 旭川記念1、2着馬が回避し、3着◎コウシュハウンカイが注目を集めます。今季1勝につき別定5キロが課される条件の特別戦。この馬は今季2勝で、通常の特別戦(今季の収得賞金別定)と同じく10キロ増で出られるのは恵まれています。トップハンデからも解放されることで負けられません。
 ○アオノブラックは、2走前のシルバーカップ(オープンとA1級の混合)で昨年11月のオープン昇級後、世代限定戦以外での初勝利をマークしています。前走の4歳重賞・柏林賞は2着争いまでで4着でしたが、今回は若馬10キロ減もあり巻き返し必至。連争い候補の筆頭格です。
 ▲ブチオ△ノエルブランは、障害をひと腰でクリアしていた前走より、ともに5キロ軽い重量で出走できます。コウシュハウンカイを除けば力差は大きくない印象だけに、格下A1級でも警戒は必要でしょう。
 紅一点の△ナカゼンガキタは、コウシュハウンカイと同様に賞金別定重量と同じ10キロ増で出走可能。シルバーカップ4着馬で、当時、同重量だったアオノブラックと10キロ差つくここでは穴馬の資格があります。

【第8回開催3日目】
 7月27日(月)のメイン第11レースは、ルビー特別(A1級混合・20:10発走予定)。インビクタらA1級馬が5頭、スーパータイトルらA2級馬が5頭と10頭立てで争われます。
 オープン馬との戦いだった前開催の文月特別で掲示板内を確保したハクタイホウ、インビクタが、A2級との混合で巻き返しを狙います。
 ◎インビクタは、A1昇級初戦でも障害をひと腰で越えると、残り20メートル付近まで先頭と見せ場を作るも4着まで。700キロだった2走前の柏林賞でも障害をひと腰で越えていることから基礎重量10キロ増にも対応可能。障害を先頭で越えられれば押し切りも可能です。
 ○ハクタイホウは、障害を3番手でクリアし3着。しかし一旦は先頭に立つ場面もあり、差し切り勝ちを収めたオープン馬ゴールデンフウジンから1秒2差という惜敗でした。昨季は準重賞で2着の実績があり、この条件なら好勝負が必至です。
 ▲ジェイコマンダーは、前走の瑞鳳賞(5歳牡馬オープン)で今季初勝利。障害ひと腰3番手から抜け出しました。大きく崩れた2走前と同じ670キロでも、見違えるような動きを披露しています。700キロに重量が増えても、引き続き切れ味発揮に期待したいです。
 △スーパータイトルは、前走のわし座特別(A2級-1組)3着など今季10戦すべて3着以内と安定感が魅力。今回は基礎重量ぶんの10キロが増え、格上相手ですが、差し脚は通用しそうです。

今週の見どころ(7/18~7/20)

2020年7月16日(木)

帯広競馬場の開場について

 7月19日(日)のメインには、今季の古馬重賞第3弾のBG2・旭川記念が組まれています。昨年まで6月に行われていましたが、今年は北斗賞と時期を入れ替えての実施です。7月の北斗賞ではコウシュハウンカイが18年1着、16、17、19年2着と4年連続で2着以内。レース名が変わっても条件は引き継がれるだけに、今年も連対できるかどうか。また6月の旭川記念を17~19年と3連覇していたのがオレノココロ。基礎重量が増えても4連覇の偉業達成なるか。両10歳をはじめ、先月の北斗賞で古馬重賞を初制覇したミノルシャープなど、10頭が出走を予定しています。

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【第7回開催4日目】
 7月18日(土)のメイン第10レースは、さざなみ特別(B1級-1・2組決勝・20:05発走予定)
 ◎ホクトシンバは、昇級後7戦して2着3回、3着4回と安定。B1級-1組予選では減量がある4歳アオノゴッドに差されたものの最後まで脚いろは確か。2着は守りました。6月29日の層雲峡特別(B1級-1組)での2秒2差など、特別戦でも歯がゆい戦いが続きますが、あとひと押しで勝利に手が届きそうです。
 ○オホーツクノタカラは昇級後、特別戦で2走して4、2着の好成績。層雲峡特別ではイズミクィーンとの追い比べでコンマ9秒差に食い下がり、3着ホクトシンバには先着しています。1組予選は詰めきれず4着も、特別戦ならしぶとさを発揮できます。
 ▲ショウヘイは、2組予選がB1昇級初戦ながら逃げ粘って2着に好走しています。昨季はA2級で勝利している実力馬。良績が少ない特別戦でも狙ってみる価値はあります。
 層雲峡特別4着△ホクトウォーカーや、竹ケ原茉耶騎手で10キロ減になる△サダノワークスも圏内でしょう。

【第7回開催5日目】
 7月19日(日)のメイン第10レースは、BG2・旭川記念(20:10発走予定)。出走馬7頭のうち、ソウクンボーイを除く6頭は6月21日に実施された重賞・北斗賞で対戦。北斗賞を逃げ切ったミノルシャープ、同4着もばんえい十勝オッズパーク杯を制しているコウシュハウンカイがトップハンデで800キロ。その他は790キロで争われます。
 ◎コウシュハウンカイは、唯一、賞金ハンデが課され10キロ増だった北斗賞では行き脚かつかず、障害で体勢を崩しかけましたがそれでも3番手で越えると、ゴールでオレノココロに捕まって4着でした。同条件では18年の北斗賞を800キロで制しており、詰めの甘さが出なければ逆転が期待できます。
 ○オレノココロは、近年では夏を迎えると調子を落とす傾向にありますが、旭川記念4連覇の偉業がかかります。北斗賞は3着に敗れましたが、前走の天の川特別(オープン)では逃げ切って、ミノルシャープ、コウシュハウンカイを破っています。
 北斗賞の勝ち馬▲ミノルシャープは、今季は6戦すべてで掲示板内を確保。地力強化がうかがえるだけにトップハンデでも侮れません。
 △ホクショウマサルは、北斗賞9着大敗から臨んだ前走のミントスポット杯(A1級混合)では、障害に重点を置いた内容でしたが2着と好走。昨季のばんえい記念で3着の実績からも浮上の余地はありそうです。

【第7回開催6日目】
 7月20日(月)のメイン第11レースは、白鳳賞(5歳牝馬オープン・20:10発走予定)
 同世代の牝馬限定戦としては昨年11月のクインカップ以来となる一戦。そこでの1、2着馬がここでも人気を集めそうです。
 クインカップ勝ち馬◎ミスタカシマは、昨季、牡馬相手の柏林賞も勝利して重賞を2勝。牝馬で唯一のオープン馬として迎えた今季は未勝利ですが、5月の3歳以上牝馬による重賞・カーネーションカップでは、最大40キロ差のトップハンデ690キロを課され、障害で膝をつきながらも、すぐに立て直し2着と好走しています。同世代の牝馬同士なら地力の差は歴然。最大60キロ差のトップハンデ660キロでも勝ち負けでしょう。
 ○アフロディーテは、ミスタカシマから20キロ軽かったクインカップでは2着に敗れましたが、重量差が40キロに広がったヒロインズカップ(4歳以上牝馬)で重賞初制覇。今季はカーネーションカップで5着、その後のA2級でも善戦続き。20キロに差は縮まっても、接戦に持ち込めそうです。
 ▲センリョウバコは、3歳12月のばんえいオークス(6着)以来となる同世代オープン戦への出走。前走のB3級-4組を障害をひと腰で逃げ切って勝利と勢いはあります。ミスタカシマとの50キロ差を生かして食い込みに期待です。
 △サンシルクラポピーは、クインカップ3着の実力馬。障害さえスムーズにクリアできれば浮上の余地はありそうです。

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