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今週の見どころ(1/16~1/18)

2021年1月14日(木)

 2020年に優秀な成績をおさめた地方競馬の人馬や、地方競馬の発展に功績のあった人馬等を顕彰する『NARグランプリ2020』で、オレノココロ(牡10、槻舘重人厩舎)がばんえい最優秀馬に選ばれました。20年は重賞1勝ながら、ばんえい最高峰レースのばんえい記念を制したことが評価されての受賞です。なお年明けの帯広記念で、自身の持つばんえい競馬重賞最多勝記録を"25"に更新しています。
 さて、ばんえい十勝は年末年始の変則開催が終わり、今週から従来の土曜、日曜、月曜の3日間開催。なお月曜は12レース制で実施されます。

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【第21回開催4日目】
 1月16日(土)のメイン第10レースは、プロキオン特別(A1級-1組・18:30発走予定)。前開催のニューイヤーカップ(A1級-1組)から4頭、5歳重賞・天馬賞から5頭の9頭立てですが、天馬賞組が上位独占が予想されます。
 天馬賞は、先行したメムロボブサップ、アオノブラックのオープン馬によるワンツーでした。2頭から離されたとはいえ、◎ジェイエースは、出走メンバー中最先着の3着を確保。やや離れた障害4番手から止まらずに歩いて、ここにも出走しているコマサンエース、アオノゴッドらとの争いを制しています。定量だった天馬賞と違い、賞金ハンデが適用される今回は、他馬が15~20キロ減なのに対し、この馬の25キロ減は有利。A1昇級後初の特別戦でも連軸として信頼します。
 ○コマサンブラックは、A1昇級2走目から特別戦で2連勝した実績を評価します。2走前の師走特別(A1級-1組混合)では今回と同じ745キロで快勝。逃げるコマサンエースを交わし、突き放しています。天馬賞は障害で苦戦し7着でしたが、当時より15キロ軽く実績ある重量の今回は見直せます。
 ▲コマサンエースは、オープン馬が相手の天馬賞では先行できず。しかし4着を確保し、3着ジェイエースからは2秒4差でした。ここはマイペースの逃げも可能なメンバー構成だけに、障害で差をつけることができれば押し切りも可能でしょう。
 △アフロディーテは、ニューイヤーカップを逃げ切って勝利。前走では1頭もいなかった減量ある5歳が5頭もおり、展開的には厳しそう。ただ、2走前のA1級-2組では、ジェイエースと大接戦の2着争いを演じていました。

【第21回開催5日目】
 1月17日(日)のメイン第10レースには、睦月特別(オープン-1組・18:25発走予定)が行われます。出走してくれば50キロの賞金ハンデを課されていたオレノココロなどが回避しての6頭立て。重量差は最大15キロでどの馬にもチャンスはあります。
 ◎メジロゴーリキは、前走の帯広記念でオレノココロからコンマ4秒差の2着に健闘。11月の北見記念は同タイムながらしりぞけて勝利し、前走では差されたとはいえ、現役ナンバーワンホースと高重量戦で続けて互角に渡り合っています。昨季のスピードスター賞(定量500キロ)で2着があるように現役屈指の速力もあり、雪で軽くなりそうな馬場は苦にしないはず。ほかの有力2頭より10キロ重いだけなら、好勝負に持ち込むでしょう。
 ○センゴクエースは、帯広記念が追い込んで8秒0差の5着。前々走のオープン-1組平場戦(12月26日)は9秒4差の3着でした。重賞より平場戦のほうが着差が大きいということは、ハイペースは向かないのでしょうか。とはいえ馬場が極端に軽くなければ、11~12月に3連勝と実績ある特別戦で巻き返せそうです。
 ▲ホクショウマサルは、帯広記念を回避し、同じ開催のばんえい十勝金杯を貫禄勝ち。目下2連勝と勝ちみの遅さを払拭しています。しかし、11~12月の特別3戦すべてがセンゴクエースの2着。今回はその天敵に加え、メジロゴーリキもおり相手強化となります。
 △アオノブラックは、12月26日のオープン-1組平場戦を逃げ切って楽勝しています。ただ今回は主戦の西謙騎手がメジロゴーリキに騎乗しているぶん△です。

【第21回開催6日目】
 1月18日(月)のメイン第11レースは、吹雪特別(A2級-1組・18:30発走予定)
 出走馬10頭のうち、8頭が前開催の新雪特別(A2級-1組)で対戦。ダイリンファイターが逃げを打ち、離れてヤマトジャパン、オホーツクノタカラが続きました。ダイリンファイターが残り30メートルを切ったあたりで障害を越えたブラックサファイアが一気の脚で伸び、差し切って勝利。ダイリンファイターは2着で、2頭が接戦の3着争いはオホーツクノタカラが制し、1番人気のヤマトジャパンは4着という結果でした。
 ◎ダイリンファイターの逆転に期待します。後続を離しての逃げに出た前走は馬場水分1.1%の重馬場もあり、ゴール線上で一杯になりました。しかし今回は雪の影響で脚抜きの良い馬場が予想されます。踏ん張りがきけば押し切れるでしょう。
 ○ヤマトジャパンは、今季3勝すべて平場戦。特別戦では前走のようにどうしても詰めの甘さが出てしまいます。こちらも軽めの馬場で変化があるかもしれません。
 ▲ブラックサファイアは、息を入れながら追走できたことが新雪特別での勝利につながったのかもしれません。ここは多少ペースが速くなっても、ほぼ再戦のメンバーだけに勝ち負けできるでしょう。
 △バウンティハンターは、A2昇級後は2走し、新雪特別など特別戦で7、7着。昨季A1級-1組の特別戦で3着と通用する力はあり、10キロ減となる金田利貴騎手で変わり身に期待できそうです。

今週の見どころ(1/10~1/12)

2021年1月 8日(金)

 今週は土曜の開催がなく、1月10日(日)~12日(火)の3日間で、12日は12レース編成となります。
 さて明け5歳馬は、年明け最初の前開催から平場戦での10キロ減がなくなっています。年末と年明けの各5日間で、明け4歳・5歳混合のC級(明け5歳の出走があったレース)に限れば、年末は明け5歳4勝、明け4歳5勝に対し、年明け後は5勝ずつ。明け5歳のほうが出走数が少ないことを考えれば、優位に戦えているといえそうです。明け5歳は特別戦での10キロ減は継続となるため、平場→特別の条件替わりで成績を上げてくる馬がいるかもしれません。

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【第21回開催1日目】
 1月10日(日)のメイン第10レースは、ガーネット特別(B1級-1組・18:30発走予定)
 5歳牝馬◎ジェイセリナは、3走前の射手座特別(12月12日)を勝利。5番手で障害を越えると一気に伸びて、先行馬たちをごぼう抜き。展開利はあったかもしれませんが、同条件勝ちの実績上位といえます。続く2走前は障害で転倒し競走中止も、年明けの前走B1級-1組平場戦(1月4日・6着)を叩かれて、減量がある特別戦なら巻き返しが見込めます。
 ○サクラユウシュンは、3走前から障害に安定感が出て、前走4日のB1級-1組平場戦では障害を降り、早め先頭から押し切って楽勝。B1級の特別戦(混合戦含む)では今季2着が最高ですが、現状からそれ以上も狙えそうです。
 サクラユウシュン、射手座特別2着▲サカノダイヤ、同5着△マオノダイマオーも5歳馬。特別戦では押さえておきたいところ。

【第21回開催2日目】
 1月11日(祝・月)のメイン第10レースは、準重賞・ばんえいプリンセス賞(4歳牝馬オープン・18:25発走予定)。10頭中9頭が12月6日の重賞・ばんえいオークス(定量670キロ)に出走。当時より10キロ増から10キロ減での争いです。
 ◎エンゼルフクヒメは、ばんえいオークスの3着馬。続くB1級-1組の特別戦ではさらに5キロ重い675キロでも障害をひと腰で越え3着に粘っています。ばんえいダービーで710キロを経験したのも糧になるはず。ばんえいオークスと同じ670キロなら上位2頭に借りを返せそうです。
 ○ヒメトラマジックは、ばんえいオークスでは障害をひと腰先頭で越えながら詰めを欠き6着でした。同レースを挟んで自己条件では6戦連続連対。スタミナに課題があるなら、ばんえいオークスより10キロ軽い660キロで粘り込みがあるかもしれません。
 ▲アバシリルビーは、ばんえいオークスを制した世代ナンバーワン牝馬。当時より今回は10キロ増で、唯一680キロとなります。その後、自己条件の675キロで大敗しており、今回の重量には不安が残ります。ただ賞金ハンデが課されないのはプラスです。
 ばんえいオークス2着△ニセコヒカル、同4着△フォルテシモは、670キロ据え置き。世代上位の実力は疑いなく争覇圏内といえます。

【第21回開催3日目】
 1月12日(火)のメイン第11レースには、山羊座特別(B2級-1組・18:20発走予定)が行われます。
 前走が1月6日のB2級-1組平場戦という馬が10頭中8頭を占めています。◎ナカゼンダッテは、同レースを逃げ切って勝利。6頭出走していた5歳ではもちろん最先着です。昨年末の2走前・'20ファイナルカップ(B2級-1組の特別戦)でも障害をひと腰で越え3着と、4歳(明け5歳)のなかでは最先着。ここは10キロ減がある特別戦で、まず勝ち負けといえます。
 ○マオノクイーンは、2走前の昇級初戦では格上B1混合ながら、ゴール前10メートルまで優勝争いを演じ3着。6日のB2級-1組平場戦は、5歳で2番目に着順がいい4着と、B2級でも通用する力を示しています。特別戦でも狙ってみたい1頭です。
 ▲キタノボブサップは、前走がナカゼンダッテからコンマ9秒差の2着惜敗。ばんえい菊花賞3着、ばんえいダービー5着と実績ある明け4歳馬だけに、古馬混合で初の特別戦でも持ち味を生かせば見劣りしません。
 △タカラウンカイは、B2級-3組、2組と連勝中。初の特別戦でも勢いが魅力です。

今週の見どころ(1/4~1/6)

2021年1月 4日(月)

 正月開催の後半・1月4日(月)以降、3月1日(月)までは、薄暮開催となります。
 帯広競馬場では、新型コロナウイルス感染症防止対策の一環として、年始開催において場内滞留人数が3000人を超えた段階で、入場の一時規制を行っています。ご了承ください(詳しくはこちら)。

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【第20回開催3日目】
 1月4日(月)のメイン第11レースは、ニューイヤーカップ(A1級-1組・18:30発走予定)
 ◎イズミクィーンは、11月28日の同条件・北見富士特別を勝っている実績馬。障害を6番手で越えると、逃げ粘るインビクタを差し切っています。続く牝馬の準重賞・レディースカップは末脚不発で7着でしたが、ためにためて障害はひと腰でした。1開催あけて調整されての自己条件戦なら巻き返せるはず。年明けから賞金が上がったことで、ここを勝てば、いよいよオープン昇級となります。
 ○アアモンドヒューマは、レディースカップが行われた開催にA1へ昇級し、初戦でインビクタを差し切って勝利。その後A1級混合の特別2戦ではともにメンバー最先着と、クラス上位の力を示しています。帰ってきたイズミクィーンとの対決が楽しみです。
 ▲アフロディーテは、レディースカップでは詰めを欠いたものの、オープン馬ミスタカシマ(3着)からコンマ7秒差の4着なら人気より下でも悪くありません。当時は同重量だったイズミクィーンより、賞金ハンデのぶん今回は5キロ軽い重量で出走できるのは有利。再び先着できるかもしれません。
 北見富士特別2、3着馬が不在だけに4着△フクトクも押さえたいです。

【第20回開催4日目】
 1月5日(火)のメイン第11レースは、新雪特別(A2級-1組・18:30発走予定)
 昇級2走目◎バウンティハンターに期待します。A2級初戦が格上A1級と混合の師走特別(12月26日)ではさすがに厳しく7着でした。しかし、B1級時代の2走前・A2級混合の冬月特別(12月19日)は障害ふた腰クリアから伸びて2着。今回のメンバー中6頭に先着しています。今回は冬月特別のほぼ再戦だけに、巻き返して当然といえます。
 ○ヤマトジャパンも前走がA2昇級初戦でしたが、こちらは格下B1級との混合・カトレア特別(12月27日)で3着。2走前から55キロの重量増でも、きっちりひと腰でまとめています。そのレースで冬月特別4着シンエイパワーらに先着と、A2級でやれる手ごたえをつかんだはず。
 ▲ダイリンファイターは、冬月特別では9着でしたが、カトレア特別は障害をひと腰先頭クリアから5着と、本来の走りを取り戻しています。前走で障害に手間取った馬が多いため、ここも早めに動いていければ、有利な展開に持ち込めるかもしれません。
 4歳馬3頭は年が明けて特別戦での減量が20キロから10キロに減っているのは不利。しかし△アバシリルビーだけは減量騎手起用で前走から負担重量が減っています。さらには紅一点の利も見込め、無視できないところです。

【第20回開催5日目】
 1月6日(水)のメイン第11レースには、準重賞・ばんえい十勝金杯(オープン・18:30発走予定)が行われます。
 ◎ホクショウマサルが昨年に続く連覇を決めそうです。29連勝中だった20年ほどの勢いはありませんが、重賞を除けば8戦連続連対と、夏までとは違う馬のような充実ぶり。帯広記念を見送っての参戦で必勝を期します。
 ○マツカゼウンカイは、9月から11月にかけてオープン(A1級混合含む)で4連勝。相手強化の1組に組まれた4走前からは4、3、2、4着と勝ち切れていません。しかし2戦続けて障害をひと腰で切っており、状態は良好。逆転があるとすればこの馬でしょう。
 ▲ウンカイタイショウは、オープン-1組では掲示板まで、2組やA1級相手では3着以内を確保という成績。ホクショウマサルと同重量なのは不利ですが、同馬とマツカゼウンカイを除けば相手有利といえます。
 △ゴールデンフウジンは、馬場にヒーターが入ってからひと押しを欠いている印象があります。定量500キロの地吹雪賞を叩かれたことで、変化があれば面白そうです。

 次回のばんえい十勝は、1月10日(日)~12日(火)の3日間となります。

今週の見どころ(1/2・帯広記念~1/6)

2020年12月31日(木)

 年始のばんえい十勝は、1月2日(土)~6日(水)の5日間開催で、全日12レース制となります。なお2日、3日はデイ開催で実施。2日には、旧四市冠競走のラスト帯広記念、3日には、4歳シーズン三冠の最終戦で明け5歳による天馬賞と2つのBG1が実施されます。
 帯広競馬場では、新型コロナウイルス感染症防止対策の一環として、年始開催において場内滞留人数が3000人を超えた段階で、入場の一時規制を行います。ご了承ください(詳しくはこちら)。

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【第20回開催1日目】
 1月2日(土)のメイン第10レースには、第43回帯広記念(16:05発走予定)が行われます。
 今季の古馬戦線は、6歳ミノルシャープが北斗賞、旭川記念、ばんえいグランプリと重賞3連勝、11月の北見記念も6歳メジロゴーリキが勝つなど、比較的若い世代の活躍が目立ちました。しかし今回は基礎重量890キロの高重量だけに経験を重視します。
 ◎コウシュハウンカイは、ばんえい十勝オッズパーク杯、岩見沢記念と今季重賞2勝。北見記念は障害を3番手で降りて3着でしたが、一旦は先頭に立ち、30キロ軽いメジロゴーリキ、20キロ軽いオレノココロに差されてのコンマ5秒差惜敗。存分に強さを示しました。帯広記念は18、20年と過去2勝。今年と同じトップハンデ920キロで制しています。
 ○オレノココロは、昨年3月のばんえい記念で、自らが持つばんえい重賞最多勝記録を更新する24個目のタイトルを獲得。しかし今季の重賞5戦は2着3回、3着2回と、ハンデに恵まれながら勝ち切れないのは、誉められたものではありません。16、17、19年の3勝と相性がいい帯広記念で結果を出したいところ。
 ▲ソウクンボーイは、7頭立てだった昨年の帯広記念では3着に追い込んでいます。890~920キロではどの馬も障害ひと腰は厳しいはず。他力本願な面は否めませんが、怖さは秘めています。
 高重量経験が豊富な△センゴクエース△シンザンボーイが押さえです。

 1月3日(日)の見どころは、帯広記念のあとに掲載します(こちらをご覧ください)。

今週の見どころ(1/3・天馬賞)

2021年1月 2日(土)

【第20回開催2日目】
 1月3日(日)のメイン第11レースには、第14回天馬賞(5歳・16:40発走予定)が行われます。
 ◎メムロボブサップは、2歳二冠目のヤングチャンピオンシップが3着だった以外、同世代限定重賞で7戦7勝と圧倒的な成績。同じく定量の2歳・イレネー記念、3歳・ばんえいダービーに続き4歳チャンピオンのタイトルも手にする可能性が高そうです。
 ○アオノブラックは、ヤングチャンピオンシップの勝ち馬。同レースを除く2歳二冠、3歳三冠、ここまでの4歳二冠では、メムロボブサップの2、3着各3回、4着1回と勝利に手が届きません。近走では11月29日の重賞・ドリーエイジカップ(4歳以上選抜)、前走のオープン-1組平場戦と、10キロ差でメムロボブサップに勝利していますが、定量戦では2番手評価です。
 ▲ギンノダイマオーは、2歳三冠、3歳一冠目・ばんえい大賞典と重賞で4戦連続2着。その後はひと息の成績だったものの、昨年10月、松田道明騎手に手替わってから今季初勝利を挙げるなど、動きが変わってきた印象。復活に期待が持てます。
 ここまでの4歳二冠で2、3着△インビクタ、4歳二冠目・銀河賞4着で、その後4勝と気配がいい△コマサンブラックも圏内です。

 1月4日(月)以降の見どころは、天馬賞のあとに掲載します(こちらをご覧ください)。

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