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今週の見どころ(1/2 帯広記念)

2021年12月31日(金)

帯広競馬場開場について

 ばんえい競馬の新年最初の開催は1月2日(日)からの3日間。2日(日)の第8レースは帯広記念(16:40発走予定)、翌3日(月)の第11レースには明け5歳による天馬賞(18:25発走予定)の2重賞が実施されます。
 なお年明けから、2月21日(月)までは薄暮開催となり、最終レースの発走がこれまでより1時間ほど早まります。

※年末年始特設サイト(発走予定時刻、イベント情報など)はこちら

【第20回開催1日目】
 1月2日(日)のメイン第8レースには、第44回帯広記念(16:40発走予定)が行われます

※出馬表はこちら

 通算収得賞金順の上位馬では、センゴクエース、ミノルシャープらの名前がありませんが、中身の身いメンバー構成。
 注目は◎シンザンボーイです。重賞で初の連対が7歳だった18年11月のドリームエイジカップで、初勝利は翌19年11月の北見記念という晩成タイプ。昨年の帯広記念は8着でしたが、転厩から間もなかったせいか大幅な体重減もありました。11月のドリームエイジカップで重賞2勝目を挙げているように衰えはありません。今季初戦は8月でしたが、そのぶん疲れなく後半戦に臨めているはずで、2年ぶりに重賞を勝ったのもその効果かもしれません。近走主戦を務めていた西将太騎手がアアモンドグンシンに騎乗しますが、手替わっても経験豊富な松田道明騎手というのは魅力的です。
 ○キタノユウジロウは、松田騎手が休養していた昨春は菊池一樹騎手が手綱を取り、3月のばんえい記念で2着に健闘していました。そして障害で苦戦し競走中止だった10月の北見記念後は、再び菊池騎手が騎乗しています。近2戦で障害を立て直され好ムードで臨めることで、昨年の3着以上もあるかもしれません。
 ▲メジロゴーリキは、昨年の2着馬で、その後も岩見沢記念1着、北見記念2着など高重量への適性があります。昨年よりハンデが10キロ増えても、経験値の高さをみせつけそうです。
 △アオノブラックは、860キロの北見記念を勝ち復活。しかし初の900キロ台で他馬よりハンデを課される立場である今回は押さえまで。

 1/3 天馬賞&1/4 ニューイヤーカップの見どころはこちら(帯広記念後に掲載)

今週の見どころ(12/30 ヤングチャンピオンシップ)

2021年12月29日(水)

【第19回開催6日目】
 12月30日(木)のメイン第11レースには、第23回ヤングチャンピオンシップ(2歳産駒特別選抜・19:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 5レース実施された産地別特別の各上位2頭により編成されます。なお今年の2歳はウンカイの産駒がいない世代となります。
 注目は十勝産駒特別の2頭。2着◎トワイチロはセン馬のため賞金は足りていても牡馬限定の青雲賞(9月26日)には出走資格がありません。同じ開催2着と2歳A級-1組で初連対すると、重賞・ナナカマド賞(10月17日)のある開催で2歳A級-1組初勝利と裏路線で力をつけてきました。そして十勝産駒特別では、ナナカマド賞2着の実力馬ヘッチャラらとの追い比べの末2着に入って、いよいよ表舞台に登場です。900キロに満たない馬体でもよくやっており、重賞後で恐らく重め残りだった2走前(7着)を叩かれた前走で2歳A級-1組の2勝目をマーク。初タイトルへ態勢は整ったはず。しかも今季重賞4勝(ばんえいダービーの前まで)と絶好調の渡来心路騎手が初騎乗というのも買い材料でしょう。
 ○ヘッチャラは、青雲賞、ナナカマド賞各2着で、十勝産駒特別をトップハンデで制している実力馬。こちらは前走でようやく体重が1トンに乗りました。ただ十勝産駒特別では15キロだったトワイチロとの差が20キロに広がるぶんどうか。
 ▲ヤマカツエースは、前走の南北海道産駒特別で、青雲賞、ナナカマド賞とも制していたキングフェスタを破って勝利。3着だったナナカマド賞の雪辱を果たしました。3走前の9着大敗はアクシデントに遭ったもので力負けではありません。
 △クリスタルコルドは、釧路産駒特別2着で、前走の2歳A級-1組ではトワイチロと大接戦を演じて2着。引き続き10キロ差ならチャンスがありそうです。

 新年は1月2日(日)からの開催です。

今週の見どころ(12/29 ばんえいダービー)

2021年12月28日(火)

【第19回開催5日目】
 12月29日(水)のメイン第11レースには、第50回ばんえいダービー(3歳・19:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 定量730キロで3歳ナンバーワンを競う三冠の最終戦。8月のばんえい大賞典はイオン、11月のばんえい菊花賞はサクラヒメ(12月のばんえいオークスも勝利)とここまでの二冠とも牝馬が制しています。
 三冠目も牝馬◎イオンに注目します。ばんえい大賞典はスピードと障害力をいかしての逃げ切りでした。ばんえい菊花賞は逃げて一杯となり7着でしたが、牝馬として最も重いハンデ。続く定量戦のばんえいオークスは勝ち馬に離されたとはいえ2着と復活しています。ばんえいオークスと同じ定量戦だった2歳女王決定戦・黒ユリ賞を制しているようにハンデ差がつかないのは歓迎。同レースが10コースから逃げての楽勝だったことから端コースも心配ないでしょう。
 ○オーシャンウイナーは、ばんえい大賞典がイオンより賞金ハンデを10キロ課されながら2着。ばんえい菊花賞は結果6着でしたが、トップハンデ710キロでも障害をひと腰でクリアと持ち味は発揮しました。A1へ昇級しての近2走も715キロでともに障害はスムーズにこなしており状態は良さそう。こちらも定量戦のイレネー記念を勝っている2歳シーズンのチャンピオンだけに条件は向くはず。
 ▲サクラヒメは、渡来心路騎手が乗るようになった6月下旬以降が、8勝、2、3着各1回(3着は阿部武臣騎手)とほぼ完璧な成績。ばんえい菊花賞、ばんえいオークスと重賞2連勝中です。ただ、2重賞の勝ち時計はともに過去10年で2番目に速く、パワー勝負にはなっていません。この開催の前半はやや時計がかかるようになっており、馬場が変わっても勝つようなら本物といえます。
 阿部騎手が近2走のいずれかで騎乗した馬が3頭。今回は△ミソギホマレの手綱を取ります。2番人気に推されたばんえいオークスは障害の天板で転倒し競走中止だっただけに、期するものがあるはずです。

 12/30 ヤングチャンピオンシップの見どころはこちら(ばんえいダービー後に掲載)

今週の見どころ(12/28~12/30)

2021年12月26日(日)

帯広競馬場開場について

 前半3日間から1日置いての後半は28日(火)から。29日(水)にはばんえいダービー(19:25発走予定)、30日(木)はヤングチャンピオンシップ(19:25発走予定)の2重賞も組まれています。
 なお大晦日と元日の競馬はなく、新年は2日(日)よりスタート。薄暮開催となります。

※年末年始特設サイト(発走予定時刻、イベント情報など)はこちら

【第19回開催4日目】
 12月28日(火)のメイン第11レースには、地吹雪賞(3歳以上選抜・19:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 B級以上による定量500キロでの争いで、年明けに行われる準重賞・スピードスター賞の予選第2弾となります。
 出走8頭中、同条件を経験しているのが2頭と少なく、中心視したいのは◎アオノブラックです。4歳だった昨季がスピードスター賞路線初参戦。10月の予選・疾風賞では流れに戸惑っているように見え、逃げ切ったメムロボブサップから5秒6という決定的な差をつけられての3着でした。しかし、2月のスピードスター賞では、逃げたメムロボブサップとの差を徐々に縮めコンマ2秒差の2着。慣れもあったか持ち時計を9秒2も詰め、44秒4の好タイムでした。もう1頭の経験馬シンエイボブの最高タイムが54秒3だけに、出遅れなどの不利がなければまず負けないでしょう。
 その○シンエイボブは、19年(6着)、20、21年(8着)と続けてスピードスター賞へ進出。いずれも着順は芳しくありませんが、予選は確実に突破しているように、ここなら連争いは堅いはず。
 条件馬も出走しているものの、昨季のスピードスター賞が、オープン→オープン→A1級で決着しているように格付上位馬を狙うのがベター。A1級の▲マルミゴウカイは脚部不安に悩まされており近況が冴えませんが、初の条件で変わり身を期待する手も。
 下級でも△アアモンドキーマン△ドラゴンボーイは逃げてしぶといタイプ。3着争いがもつれれば出番が見込めます。

 12月29日 ばんえいダービーの見どころはこちら

今週の見どころ(12/24~12/26)

2021年12月22日(水)

帯広競馬場開場について

 年末は12月24日(金)からの8日のうち6日で開催がある、詰まったスケジュール。26日(日)までの3日間では、馬によっては最短中4日での出走となる場合もあり、体重など当日の気配に注意が必要でしょう。
 なおこの第19回開催のオープン-1組は24日第12レースに平場で実施。特別戦(今季の収得賞金110万円につき5キロ増)と比べハンデを課されにくい(120万円につき5キロ増)ため、近走より重量差の面で変化がある馬もいます。メイン後のレースでも注目です。

※今週のイベントはこちら
※開催日程/時刻についてはこちら

【第19回開催1日目】
 12月24日(金)のメイン第11レースには、ノエル特別(A1級・19:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前開催の射手座特別(A1級)は牡馬のみでしたが、4歳以上牝馬による準重賞・レディスーカップを使われた2頭が加わっています。
 注目は、射手座特別が1番人気で3着だった◎ハクタイホウです。逃げたコマサンエースにまずノエルブランが並びかけ、さらにゴール前では、この馬と、オーシャンウイナー、アオノゴッド、センリョウボス、カンシャノココロも加わっての大激戦の末、勝ったセンリョウボスとコンマ4秒差の惜敗でした。今回、センリョウボスの賞金ハンデが増えたぶん、5キロの重量差がつき、2着コマサンエースは不出走。松田道明騎手との初コンビで今度こそ人気にこたえてくれそうです。
 ○カンシャノココロは、2番人気で6着。2開催前の摩周湖特別(A1級)を障害ひと腰から抜け出し完勝していただけに残念な結果でしたが、センリョウボスとは1秒5の僅差。こちらも5キロ差つけば巻き返せるはず。
 ▲アフロディーテは、摩周湖特別3着から前開催ではレディースカップを使われ2着。逃げて、オープン馬シンエイボブにこそ交わされたものの後続は振り切っています。近2走ではハクタイホウに騎乗していた赤塚健仁騎手が今回、久々のコンビを組みます。他馬が前走から10~15キロ増なのに対し、5キロ増というのは買い材料といえます。
 △ノエルブランは、射手座特別では7頭による優勝争いからゴール前で唯一、脱落して9着。今回手綱を取る長澤幸太騎手は、直近の連対時に騎乗しており、変わり身が期待できそそうです。

【第19回開催2日目】
 12月25日(土)のメイン第11レースには、ホワイトクリスマス賞(A2級-1組・19:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 ギンジが回避したとはいえ4歳が5頭と過半数。しかし若馬の10キロ減があってもほとんどの馬にとって初の負担重量でもあり、6歳◎ハマノダイマオーに注目します。前開催のおおいぬ座特別(A2級-1組)は、3歳、4歳各1頭と少なかったものの、鮮やかに逃げ切って勝利し、4着だった五稜郭特別(A2級-1組)から巻き返しています。その2走前も今回と同様に4歳が5頭おり、逃げたギンジが1着、障害を2番手で降りたアバシリルビーが2着でしたが、おおいぬ座特別から引き続きギンジが不在。ハマノダイマオーが逃げ切る確率が高そうです。
 4歳牝馬○アバシリルビーは、前開催は4歳以上牝馬による準重賞・レディースカップで9着。年長の格上馬もおり障害で苦戦しました。前走から5キロ増の705キロですが、自己条件の五稜郭特別では695キロをふた腰でまとめており、4歳では唯一、今回以上の重量を経験している強みもあります。ギンジが回避したのならチャンスは十分です。
 7歳▲ヤマトジャパンは、おおいぬ座特別が昇級初戦で5着でした。じつは昨季も12月にA2へ昇級すると、年度末までに特別戦で2、3着各2回、4、5、6着各1回と活躍していました。今年もこのクラスで暴れてみせるか。
 6歳△オレワチャンピオンは、五稜郭特別6着から、おおいぬ座特別では3着と前進。ここにも出走の4歳コウシュハボブとの争いを制しており、引き続き期待できます。

【第19回開催3日目】
 12月26日(日)のメイン第11レースには、カトレア特別(B1級-1組・19:25発走予定)が行われます。

※出馬表はこちら

 前開催の冬月特別(B1級-1組)から1、2着馬を含む8頭が参戦していますが、単勝7→9→6番人気で入り3連単が26万円と荒れだけに、上位馬を信頼しにくい面はあります。
 ◎コウテイは、1番人気で8着でしたが、速い流れでやや遅れたのを障害で取り戻そうと、直行で仕掛けたぶん詰めが甘くなった格好でしょう。スタートから第1障害までの区間に砂が足されたため、テンから極端なペースにはならないはず。それまで北海道競馬記者クラブ特別2着、羊蹄山特別4着と同条件で安定していただけに巻き返しが期待できます。
 ○ゲッカビジンは、冬月特別がB2級初戦ながら4番人気で4秒3差の5着。今季B4級スタートでしたが、B3、B2昇級初戦でも馬券に絡んでおり、B2昇級でもクラスの壁を感じさせませんでした。いい意味で相手なりといえ、クラス2度目で慣れも見込め前進あるのみ。
 ▲リュウセイペガサスも2番人気で7着と人気に応えられず。先行してあとひと押し、というレースを続けていましたが、10コースに入った前走は行き脚がつかず。それでも終いに伸びて5秒1差にまとめたのは力の証でしょう。その前に掲示板に載れなかったのも10コースに入った9月12日の1組平場戦(8着)だっただけに、中の5コースは好材料といえます。
 △ジェイトップは7番人気で1着。ゲッカビジンと同様、B2昇級初戦での好走でした。今回は一転、目標にされる立場ですが、続いて馬券に絡むことができれば、先々が楽しみです。

 第19回開催の後半は、12月28日(火)からの3日間です。

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