今季最終週は、18日(金)からの3日間。18、19日(土)は準ナイター、20日(日)は全11レース編成で薄暮開催となります。この3日間には、19日第11レースのイレネー記念(19:25発走予定)、20日第9レースのばんえい記念(17:45発走予定)の両BG1をはじめ、特別戦が6鞍も組まれています。
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【第25回開催4日目】
3月18日(金)のメイン第11レースには、クリスタル特別(4歳オープン・19:25発走予定)が行われます。
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1月31日の白雪賞(4歳オープン)から勝ち馬リアンドノールを含む6頭が参戦。月曜の開催後に降雪がありましたが、今季は本走路のヒーティングが稼働したまま最終開催を迎えており、この日の馬場は極端には軽くならないとみます。
白雪賞1着◎リアンドノールに注目します。主戦は松田道明騎手ですが、白雪賞では西謙一騎手の導きで、ばんえいダービー馬オーシャンウイナーに一旦は交わされたものの、ゴール前で逆転しています。今開催には重賞・ポプラ賞も組まれたためそのオーシャンウイナーをはじめ一線級は不在。前開催で騎乗した馬が3頭いる松田騎手が引き続きこの馬の手綱を取るとなれば、期待は高まります。
○アルジャンノオーは、年明けのレースでは、白雪賞(西将太騎手で8着)を除けば松田騎手が騎乗しています。白雪賞も障害はスムーズで、当時からの重量増は歓迎のはず。西将太騎手もコンビ3度目なら上積みがあるかもしれません。
▲シュトラールは、白雪賞が7番人気で3着。同世代同士では掲示板確保までという近況を打破しています。その後の自己条件B1戦でも1、3着と詰めの甘さが解消しており、好ムードで臨めそう。
△コウシュハハリアーは、前走でシュトラールに先着しての2着。B1昇級初戦の特別でいきなり結果を出しました。白雪賞でシュトラールに騎乗していた藤本匠騎手が、前走に続きこちらに乗っているのも心強いです。
【第25回開催5日目】
3月19日(土)のメイン第11レースには、第53回イレネー記念(3歳・19:25発走予定)が行われます。
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この日は雪予報で軽馬場が見込まれます。ナナカマド賞、翔雲賞の重賞2勝馬キングフェスタが人気の中心でしょう。
しかし、定量690キロは全馬初だけに、前走体重がメンバー中最大の1061キロ◎クリスタルコルドに注目。牡馬が出走可能な重賞には3戦とも参戦し、いずれも勝ち馬とは5秒前後にまとめています。2月6日の翔雲賞(牡馬限定)は、トップハンデ650キロでキングフェスタが豪快に突き抜けたのに対し、645キロのこちらは詰めを欠いて3着でしたが、馬場が軽くなればひと踏ん張りが可能。重賞での惜敗続きに終止符を打つか。
軽馬場は○キングフェスタにも有利に働きそう。前走体重932キロは今回のメンバーでは大きいほうではなく、パワー勝負にならないのは歓迎。定量なのも有利で、重賞タイトルを増やす可能性も十分です。
▲ヘッチャラは、ナナカマド賞、翔雲賞ともキングフェスタの2着。間隔を空けて調整された645キロの翔雲賞でしたが、逃げてゴール前で一杯になっています。クリスタルコルドと同様、ひと押しが課題だけに、軽馬場で先行馬に有利な流れなら残り目があります。
△ニシキマリンの前走体重1022キロは、今回のメンバーでは、クリスタルコルド、ホクセイサクランボに次いで3番目に重いもの。2月13日に行われた黒ユリ賞(牝馬限定)では逃げて4着。出脚が安定しませんが、同じ走りができれば牡馬相手でもヒケを取りません。
3月20日(日)のばんえい記念の見どころは、イレネー記念終了後、こちらに掲載します。