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今週の見どころ(3/12~3/14)

帯広競馬場開場について

 今週、来週の今季ラスト2週で重賞が3つ組まれており、明け3歳(イレネー記念)、明け4歳・5歳(ポプラ賞)、4歳以上(ばんえい記念)それぞれのチャンピオンを決します。13日(日)のポプラ賞は、重賞に再格上げとなった2011年以降は5歳が7勝、4歳が4勝。特に近5回は5歳が4勝と圧倒しており、年長馬が有利という傾向があります。

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【第25回開催1日目】
 3月12日(土)のメイン第10レースには、第2回とかちえぞまつ特別(オープン・19:25発走予定)が行われます。

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 今週、来週は、ばんえい記念、ポプラ賞に加え、5歳オープン特別戦もあり、それらに出走しないオープン馬たちの争い。また前開催3月5日の第8レース以降が雪で取り止めとなったことで、2開催ぶりの馬が6頭います。
 ◎インビクタは、4着だった2開催前のウィナーズカップ(今季特別戦優勝馬選抜)をはじめ逃げて大崩れの少ない成績。前走は定量500キロでのチャンピオン決定戦・スピードスター賞で6着まででしたが、持ち時計を3秒以上も更新し適性を示しました。軽量戦を使った直後のレースで変わる馬はままおり、8月の第1回とかちえぞまつ特別(オープン混合)以来となる今季2勝目に期待します。
 ○マツカゼウンカイは、前開催にメンバー中で唯一、オープン-1組を使われてアアモンドグンシンの3着に追い上げています。1月の準重賞・ばんえい十勝金杯(オープン)を制し、ウィナーズカップ2着もメンバー最先着だけに、信頼度はインビクタ以上。トップハンデでも恵まれた印象さえあります。
 ▲コマサンエースは、ばんえい十勝金杯でマツカゼウンカイと僅差の3着があります。2開催前がウインターカップ(オープン混合)3着と格ではやや劣りますが、同レースを含めコースの砂が増量されての近2走では力強さが増した感があり、侮れません。
 △シンエイボブは、2走前には重賞・チャンピオンカップ(今季重賞優勝馬選抜)に挑戦し800キロでも障害はスムーズでしたが、さすがに相手が強すぎました。インビクタと同じく前走でスピードスター賞を使われたことで、行きっぷりなど変化があれば食い込みが考えられます。

【第25回開催2日目】
 3月13日(日)のメイン第11レースには、第43回ポプラ賞(4歳・5歳混合・19:30発走予定)が行われます。

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 5歳馬5頭はA2級の牝馬ニセコヒカルを除きオープン格付、2頭が回避した4歳馬3頭ではばんえいダービー馬オーシャンウィナーのみオープン格付です。クラス(重量格)別定重量戦で、オープン馬は今季の収得賞金180万円につき10キロを課されます。キャリアで勝る5歳のオープン馬に注目です。
 ◎カイセドクターは、同じ世代の混合だった8月のはまなす賞を勝利。1歳下の3歳牝馬イオンが逃げ粘るところ、障害ひと腰2番手クリアから追いかけゴールで逆転しています。そのころ3歳は4歳よりも10キロ軽く出走できたことを考えれば、着差以上の強さを見せての重賞初制覇でした。その後はクラスが上がったこともありなかなか勝てませんが、ここは格下馬も多い世代限定戦。重賞・チャンピオンカップ(今季重賞優勝馬選抜)3着、然別賞(オープン-1組)2着と充実の近況でもあり、重賞2勝目で今季を締めくくりたいところです。
 5歳オープンの2頭目は○キョウエイリュウ。ばんえいダービー、天馬賞を制しているこの世代のチャンピオンです。はまなす賞ではカイセドクターより負担重量が10キロ重く3着でしたが、年明けに同じ重量で戦った5歳限定の天馬賞、ダイヤモンドダスト賞では先着しています。今回は10キロ差つくことで2番手評価。
 3頭目は▲ヤマトタイコーです。9月の銀河賞で重賞初制覇を果たしてから一気に2クラス上がり、オープンでは後方まま。掲示板確保もままなりませんでした。しかしコースの砂が増量となった近3走では、ハンデには恵まれたものの、先行してダイヤモンドダスト賞1着、然別賞4着など大きく変わっています。今回は790キロでもヒケを取りません。
 4歳ではA2級の牡馬で750キロの△ネオキングダムに食指が動きます。
 5歳オープンの4頭目ゴールドハンターは前走スピードスター賞を使ったことが刺激になれば分かりませんが、770キロのダイヤモンドダスト賞10着は気になります。

【第25回開催3日目】
 3月14日(月)のメイン第11レースは、白樺賞(A1級・19:25発走予定)

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 2開催前(2月19日)のアメジスト特別(A1級)を使われていた馬がメンバー9頭中8頭を占めています。うちノエルブラン、アオノゴッドら5頭は前開催ではうお座特別(A1級)へ出走。ダイリンファイターら残り3頭が出走予定だった3月5日のA2級-2組混合は降雪のため取り止めとなりました。
 なお、アメジスト特別は、早めに障害を越えた3頭からノエルブラン(1着)とダイリンファイター(2着)が馬券圏内に残り、追い込んだアオノゴッドが3着。正月開催にA1級の特別戦を勝っていたサクラドリーマーは1番人気に推されたものの障害で苦戦し6着でした。
 ◎ダイリンファイターは、夏休み明けで減らしていた体重が戻りきって、アメジスト特別が5月以来となる馬券絡み。最後までノエルブランを交わすことはできませんでしたが、コンマ8秒差の接戦を演じています。今回はハンデ差が5キロ広がることで逆転を狙います。
 ○ノエルブランは、アメジスト特別がA1昇級後の初勝利。うお座特別は末の甘さが出て8着でしたが、逃げてこの馬の競馬はしたはず。今回は2走前のほぼ再戦で、同じく力の要る馬場が予想されるだけに、巻き返しが期待できます。
 ▲サクラドリーマーは、6着だったアメジスト特別からうお座特別では巻き返して4着。前半で無理しなかったぶん、2走前に苦労した障害はひと腰で越えており、鋭く追い込んで2秒4差の惜敗でした。基礎重量が10キロ増えるのは微妙ですが、展開がハマれば浮上の余地はあります。前走では勝ち馬に騎乗していた阿部武臣へ乗替わるのも楽しみです。
 アメジスト特別、うお座特別それぞれの3着馬△アオノゴッド△ココロノタカラにも上位進出のチャンスがあります。

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