8月16日(日)に実施されるBG2・ばんえいグランプリの出走馬を選ぶファン投票の中間発表(7月2日終了時点)があり、昨季のばんえい記念馬オレノココロが580票で1位、今季ばんえい十勝オッズパーク杯を制したコウシュハウンカイが386票で2位、18年度のばんえい記念馬センゴクエースが351票の3位で続いています。締め切りは7月20日(月)18時(投票はこちらから)。
また、7月13日(月)より当面の間、月曜日は全12レース編成となりますのでご注意ください(※詳細はこちら)。
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【第7回開催1日目】
7月11日(土)のメイン第10レースは、わし座特別(A2級-1組・20:10発走予定)。
7頭が出走していた前開催のA2級-1組平場戦(6月28日)は、障害を2番手で越えたスーパータイトルが楽に抜け出して勝利。ひと腰先頭でクリアした昇級初戦のコマサンダイヤは2秒1差の2着惜敗でした。1、4着馬を除く上位馬はこと座特別(A2級-1・2組決勝混合)と2走使いされ、コマサンダイヤが1着で、ココロノタカラ3着、カネゾウ4着といずれも上位に入っています。
◎コマサンダイヤは、こと座特別では、障害ひと腰から楽に逃げ切る快勝でした。伸びしろ十分な3歳馬で、勝って弾みをつけたのも好材料。今回は逆転に期待です。
○スーパータイトルは、今年10歳を迎えましたが、持ち前の切れ味は健在。今回もコマサンダイヤを射程圏に入れて障害をクリアできれば連勝も見えてくるでしょう。
▲カネゾウは、こと座特別では、障害で手間取ってしまい障害を越えたのは6頭立ての5番手でしたが、しぶとく脚を伸ばして4着。今回と同じA2級の特別戦では、5月の菖蒲特別で逃げて2着に好走しています。近走は1トン前後で馬体重が安定。好調ぶりがうかがえるだけに好勝負を期待です。
△ココロノタカラは、3戦連続で3着と安定。大崩れするシーンは考えにくいです。
【第7回開催2日目】
7月12日(日)のメイン第10レースは、文月特別(A1級混合・20:10発走予定)。
相手が下がって◎ウンカイタイショウが巻き返します。オープンとA1級混合の特別戦を3連勝し、前開催の天の川特別がオープン昇級初戦。障害をひと腰3番手で越え5着でしたが、1着オレノココロ、2着ミノルシャープ、3着コウシュハウンカイという顔ぶれでの6秒4差で、オープン一線級が相手でもやっていける手ごたえをつかみました。A1級との混合戦なら主役を張れます。
○ハクタイホウは、前開催のミントスポット杯(オープンとA1級の混合)では1番人気で9着。今年10戦して2勝、2着2回、3着3回、9着3回。時に大崩れがあるものの、2戦続けて障害で苦戦することはありません。昨季、準重賞で2着がある実績馬で、こちらも反撃が期待できます。
▲インビクタは、今季A2級スタートで未勝利ながら入着を重ね今回がA1昇級初戦。オープン馬もいて、力試しには格好の舞台といえます。好勝負できれば今後が楽しみ。
ミントスポット杯を逃げ切った△ノエルブラン、障害3番手から3着△ブチオは、今回から特別戦では賞金別定5キロが課されます。接戦になったとき、このハンデ差が微妙に影響しそうです。
【第7回開催3日目】
7月13日(月)のメイン第11レースは、瑞鳳賞(5歳牡馬オープン・20:10発走予定)。
3月のオッズパーク賞スターライト特別(牝馬も出走可能)以来となる5歳限定戦。そこで出走メンバー中最先着の2着だった◎コウシュハレガシーに注目です。障害をひと腰先頭で越えると、ゴール前でキタノユウジロウに交わされたものの、その差は1秒と接戦でした。その勝ち馬が不在の組み合わせなら、1月の天馬賞(牡馬定量760キロ)を制した明け4歳のチャンピオンとして負けられません。
○オレノタイショウは、天馬賞とスターライト特別には賞金不足のため出走できず。しかし柏林賞3着、銀河賞4着の実績を考えれば通用。コウシュハレガシーとの20キロ差を生かして迫ります。
▲オールラウンダーは、格上相手で流れに乗れていない近況も、天馬賞の4着馬。3着だったスターライト特別のときよりコウシュハレガシーとの重量差が10キロ広がることから巻き返しも十分期待できます。
△オレワチャンピオンは、前走のこと座特別(A2級-1・2組決勝混合)では5着も、障害はひと腰でクリア。スターライト特別では8着に敗れましたが、同重量だったコウシュハレガシーより10キロ軽くなることから巻き返しがありそうです。