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今週の見どころ(2/15~2/17)

2020年2月13日(木)

 前週のヒロインズカップ(4歳以上)に続き、今週も注目は牝馬重賞。16日(日)のメイン・黒ユリ賞は明け3歳の女王決定戦です。一昨年のミスタカシマは単勝1番人気で勝利すると、ばんえいオークス、クインカップも制覇。昨年の勝ち馬ジェイカトレアは当時6番人気でしたが、やはりその後ばんえいオークス馬になっており、将来性の推理もポイントかもしれません。

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【第23回開催4日目】
 2月15日(土)のメイン第10レースは、然別賞(18:05発走予定)。ここ数開催と同様、少頭数になったオープン-1組ですが、オレノココロ、コウシュハウンカイの古馬2強も参戦しての豪華メンバー。ただその2頭は重い賞金ハンデを課されており、様子見までが妥当か。
 前開催の柏林馬事公苑特別(オープン-1組)の勝ち馬◎ミノルシャープに注目します。2開催前の睦月特別(オープン-1組)はアアモンドグンシンの決め手に屈したかたちでコンマ1秒差2着でしたが、同馬が不在の前走は逃げ切り楽勝。今回も出走している3着センゴクエースとは6秒9、5着シンザンボーイは17秒7も離していました。アアモンドグンシンが回避したため連勝が濃厚です。
 前開催はダイヤモンドダスト賞を使われた5歳馬2頭○キタノユウジロウ▲コウシュハレガシーが続きます。ともにオープン-1組で勝ち星はありませんが、ダイヤモンドダスト賞も勝っている強敵アアモンドグンシンが不在なら違った結果もありそう。
 △センゴクエースは、柏林馬事公苑特別では障害にムラな面が出ていたのが気がかり。目標は約1カ月後のばんえい記念だろうだけに、オレノココロ、コウシュハウンカイと同じく積極的には買いにくいところです。

【第23回開催5日目】
 2月16日(日)のメイン第10レースは、BG2・第45回黒ユリ賞(3歳牝馬・18:00発走予定)。定量640キロで行われる2歳シーズン女王決定戦。ここまで牝馬限定の特別戦は2レース実施され、8月の白菊賞はヒラリ(今回は不出走)、9月のいちい賞はエンゼルフクヒメが勝利しています。
 ◎アバシリルビーは、白菊賞、いちい賞に加え、牡馬相手の北見産駒特別でも3着。A級1組でも4走前(12月27日)を勝利し、出走機会として7走連続で牝馬として最先着を確保しています。牝馬同士なら実績上位の存在といえ、世代女王へまい進します。
 ○ニセコヒカルは、前走のA級4組では障害をひと腰3番手でクリアすると、残り10メートルあたりで抜け出して勝利。10月の重賞・ナナカマド賞では牝馬最先着の6着に健闘しています。好位で流れに乗って障害力をいかすことができれば、好勝負が可能でしょう。
 ▲アーティウィングは、2走前のA級3組での勝利を含め、4戦連続で3着以内と地力強化がうかがえます。近走では障害も安定しているだけに、障害を早めにクリアできればチャンスはありそうです。
 以下、いちい賞、釧路産駒特別と特別戦を2勝の△エンゼルフクヒメ、釧路産駒特別3着以降、大崩れが少ない△フォルテシモにも上位争いが期待できます。

【第23回開催6日目】
 2月17日(月)のメイン第11レースは、準重賞・スピードスター賞(4歳以上選抜・18:10発走予定)。定量500キロ(牝馬20キロ減、5歳10キロ減)で争われるスピード決戦。昨年10月の疾風賞、12月の地吹雪賞の各トライアル上位5頭、10頭立てで争われます。
 ◎サンシルクラポピー、2度目の500キロ定量戦となった10月の疾風賞を快勝。障害を2番手でクリアすると、鋭く差し脚を発揮し、54秒7と好時計をマークしています。相手強化となりますが、今回も470キロで臨めるのは魅力。決め手勝負に持ち込めれば勝機は十分にあります。
 昨年のこのレースの覇者○アアモンドロシアは、疾風賞では2着惜敗。障害を先頭で越えると、サンシルクラポピーの決め脚には屈しましたが1秒7差に辛抱しています。3戦2勝、2着1回と得意にしている500キロ定量戦だけに連覇も一考でしょう。
 ▲メジロゴーリキは、12月の地吹雪賞で2着。初の500キロ定量戦であおるように出たスタートでしたが、持ち前の先行力で障害を先頭でクリア。ジェイファーストに競り負けた格好ですが、適性を見出したレース内容でした。条件2度目と上積みも見込めるだけに、上位争いが十分です。
 同3着△ウンカイタイショウは、障害を4番手で越えてからは末脚を発揮して勝ち馬とはコンマ9秒差まで差を詰めています。こちらも条件2度目となるだけに、前回よりはスムーズにレースを運べそう。早めに障害をクリアできればチャンスはありそうです。

今週の見どころ(2/8~2/10)

2020年2月 6日(木)

 今週から今季ラストウイーク(3/20~24)までの7週間では6つの重賞を実施。目が離せない戦いが続きます。9日(日)に行われるのは、4歳以上牝馬による・ヒロインズカップです。セイコークイン、キサラキク、アアモンドセブンら牝馬路線の常連たちが揃って引退(すでに退厩)した今季の女王決定戦は、6歳以下が7頭と、若返ったメンバーでの争い。どの馬が勝ってもヒロインズカップ初制覇となります。なお同レースは、帯広競馬場ほか直営場外発売所にて前日発売があります。

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【第23回開催1日目】
 2月8日(土)のメイン第10レースは、如月特別(オープン-2組・18:05発走予定)
 前開催の東京スポーツ賞(オープン-2組)組に、5歳オープンのダイヤモンドダスト賞、4歳オープンの白雪賞と世代限定戦を使われた若馬が加わる顔ぶれです。
 なお10頭中6頭が出走していた東京スポーツ賞は、真っ先に仕掛けたウンカイタイショウ(1番人気)、ハクタイホウ(3番人気)が障害で苦戦し、その間にひと腰で越えたマツカゼウンカイ(2番人気)が逃げ切って圧勝。3着に好走した帯広記念のように直線勝負に徹したソウクンボーイが2着で、立て直されたハクタイホウは3着でした。
 注目は◎ハクタイホウ。障害で転倒しかけても踏み止まって、一旦は2番手まで押し上げ見どころがありました。2走前のプロキオン特別(オープン-2組)で強豪センゴクエースと接戦を演じていることからも、実力どおりなら勝ち負けです。
 ○マツカゼウンカイの前走勝利は、ほかの人気馬が障害でミスをしたことに助けられた面もありそう。賞金を稼いだため、前走では5キロ差あったハクタイホウと同重量になるのも割引きとはいえ、障害の安定感に本格化を感じさせます。
 ▲ソウクンボーイは、展開に左右されますが、ハマったときの末脚は魅力。なおこちらも前走から5キロ増となり、ハクタイホウと同重量です。
 5歳では△ジェイコマンダーに期待。プロキオン特別では、3着ハクタイホウから3秒0遅れての4着でした。

【第23回開催2日目】
 2月9日(日)のメイン第10レースは、BG1・第30回ヒロインズカップ(4歳以上牝馬・18:00発走予定)。オープン790キロから1重量格ごとに10キロ加減となる別定重量戦(5歳は10キロ減)。オープン馬は今季の収得賞金130万円につき10キロ加増され、5歳のミスタカシマがトップハンデの800キロで、ナカゼンガキタは790キロ。A1級のフェアリースズら3頭が780キロ、A2級のイズミクィーンら3頭が770キロ、明け5歳でA2級のアフロディーテ、B1級のナカゼンレディーが760キロと最大40キロ差で行われる一戦です。
 ◎ミスタカシマは、前哨戦のレディースカップでは、障害をひと腰2番手通過も本来の末脚のキレは見られず3着。今回は最大40キロ差のトップハンデと条件が厳しいですが、ここまで重賞6勝と、大舞台に強いのがこの馬の特長であり強みでもあります。牝馬同士なら地力は断然だけにヒロインズカップ初挑戦での勝利に期待です。
 ○アフロディーテは、前哨戦のレディースカップで2着。同世代のミスタカシマとは定量戦では全敗ですが、20キロ差なら好勝負を演じています。今回、同馬とは20キロ差から40キロ差と重量面でさらに恵まれた感。760キロと初の負担重量を克服できるかがカギになりそうですが、レディースカップの勝ち馬不在の組合せなら重賞初制覇も大いにあるでしょう。
 ▲フェアリースズは、前哨戦のレディースカップを5着。その後も善戦傾向を示しており、前走の六花特別(A1級-1組)ではA1級で初勝利。地力強化がうかがえることに加え、最近4走では障害をひと腰とレースぶりも安定しているだけに、重賞の舞台でも大崩れはなさそうです。
 △ナカゼンガキタは、昨年のヒロインズカップで3着と善戦。自己条件では善戦止まりという近況ですが、牝馬同士なら実績上位の存在。前哨戦のレディースカップではトップハンデの影響か6着に敗れましたが、今回トップハンデから10キロ軽い条件なら前進は可能でしょう。

【第23回開催3日目】
 2月10日(月)のメイン第11レースは、みずがめ座特別(A1級-1組・18:10発走予定)。キンメダルが出走を回避。9頭立てで争われます。
 ◎オールラウンダーは、前走のダイヤモンドダスト賞(5歳オープン)では、降雪で馬場が軽く、障害力が生きる展開にはなりませんでした。今回は自己条件に替わり、馬場も前走よりは重くなることが予想されるだけに展開も落ち着きそう。2走前の吹雪特別(A1級-1組)で4着だった内容からここでは通用可能。吹雪特別の1、2着馬が不在とメンバー構成が楽になっただけに逃げ切りを期待です。
 ○カクセンキングは、その吹雪特別(A1級-1組)で3着とオールラウンダーに先着。前走のA1級-1・2組決勝では、前半で置かれてしまい9着に敗れましたが、特別戦では善戦傾向を示しているだけに巻き返しがありそうです。
 ▲ブラックダンサーは、2走前のA2級-2組平場、前走のサンケイスポーツ賞(A2級-1・2組決勝)を連勝。特に前走では、35キロの重量増にも対応して障害をひと腰3番手から差し切って勝利と好内容のレースでした。今回はA1級に昇級と条件強化となりますが、地力強化がうかがえる今なら好勝負が可能でしょう。
 △ノエルブランは、吹雪特別(A1級-1組)を5着、六花特別(A1級-1組)を2着と善戦していることから、特別戦に替わって反撃に期待です。

今週の見どころ(2/1~2/3)

2020年1月31日(金)

 2月3日(月)のメインには、明け5歳オープンによる特別戦・ダイヤモンドダスト賞が組まれています。出走予定の10頭中、9頭は天馬賞に出走したメンバーと再戦。今回はオープン750キロから1重量格ごとに10キロ加減される別定重量戦となりますが、結果はどうなるのでしょうか。注目の一戦です。
 また、2月1日(土)~3日(月)には、帯広競馬場で、ばんえい十勝雪まつりが行われます。ばん馬とのふれあい(1、2日)、冬の大抽選会(2日)などさまざまなイベントが実施される予定です。お近くにお住いの方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

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【第22回開催4日目】
 2月1日(土)のメイン第10レースは、サンケイスポーツ賞(A2級-1・2組決勝・18:05発走予定)。A2級-1組予選上位5頭のうち、2着オオゾラシンスケ、5着アフロディーテが回避。A2級-2組予選組5頭との8頭立てとなります。
 1組予選組が有力でしょう。3頭とも2走前は山羊座特別(A2級-1組)を使われていました。
 ◎ミノルシンザンは、山羊座特別(A2級-1組)の勝ち馬です。プレザントウェー、フレイムゴールドとほぼ同時に障害をクリア。プレザントウェーは早々に遅れ(5着)、フレイムゴールドとの追い比べをコンマ7秒差で制しています。続くA2級-1組予選は、好位抜け出しを決めたマツノタイガーを障害5番手から、3秒8差まで追い詰めて4着。1~3着馬より負担重量が5キロ重かったことを考えれば悲観する内容ではありませんでした。特別戦の今回は5歳10キロ減があり、巻き返しが期待できます。
 ○マツノタイガーは、A2級-1組予選が9番人気での勝利。6着だった山羊座特別(A2級-1組)をはじめ、障害を中位よりうしろでクリアし掲示板内に届かないレース続きだったことを考えれば、1~2障害で積極的に押し上げていったレースぶりは目立ちました。特別戦でも前走のようなレースができれば、この馬も5歳10キロ減が生きてきそうです。
 ▲プレザントウェーは、A2昇級後も安定したレースぶりで、近2走が5、3着。特に2走前の山羊座特別(A2級-1組)では伸びひと息でしたが、障害はミノルシンザンと差のない3番手でクリアしています。障害は安定しているだけに重量増は対応できそうですが、上記2頭より5キロ重い745キロでの出走がカギになりそうです。
 △オホーツクノタカラは、A2級の特別戦に初挑戦だった12月の北見富士特別(A2級-1・2組決勝)では障害ひと腰クリアから2着に好走(4着ミノルシンザン、6着マツノタイガー)しています。A2級-2組予選は2着でしたが、相手関係的に大崩れするシーンは考えにくいです。

【第22回開催5日目】
 2月2日(日)のメイン第10レースは、柏林馬事公苑特別(オープン-1組・18:00発走予定)。オレノココロ、コウシュハウンカイ、ホクショウマサルなど5頭が出走を回避。センゴクエース、ミノルシャープ、シンザンボーイが780キロで、メジロゴーリキが775キロ、ゴールデンフウジンが770キロで5頭が争います。
 ◎センゴクエースは、前走プロキオン特別(オープン-2組)で勝利。障害をひと腰3番手でクリアすると、先に越えた2頭を残り10メートル手前でとらえています。直前までの雪の影響が残る軽い馬場。ウンカイタイショウがハイペースで飛ばすなか、少し息を整えた程度で障害をこなした内容は、2組だったとはいえ復調を感じさせるもの。7月には北斗賞を制すなど実績上位だけに、連勝が狙えそうです。
 ○ミノルシャープは、前走の睦月特別(オープン-1組)では、障害をひと腰先頭でクリアしたものの、アアモンドグンシンの決め手に屈した恰好で2着。とはいえ、オレノココロ、アアモンドグンシンの追い上げを完封した3走前のホワイトクリスマス賞(オープン-1組)のように、後続を離して障害を降りることができれば、逃げ切りも狙えるでしょう。
 ▲メジロゴーリキは、3走前のホワイトクリスマス賞(オープン-1組)では障害で苦戦(7着)したことから、地吹雪賞(3歳以上選抜)2着を挟んだ前走の睦月特別(オープン-1組)は、障害の立て直しを重点に置いて5着。昨年10月の寒露特別(オープン-1組)では、上記2頭を破っている実力馬ですが、どこまで持ち直せているかがカギでしょう。

【第22回開催6日目】
 2月3日(月)のメイン第11レースは、ダイヤモンドダスト賞(5歳オープン・18:10発走予定)。出走馬10頭中、フレイムゴールドを除く9頭が前走の1月3日の5歳重賞・天馬賞(定量760キロ、牝馬20キロ減)で対戦。障害を先頭でクリアしたコウシュハレガシーが押し切って勝利し、追い込んだアアモンドグンシンが2着。伸びひと息だったミスタカシマが3着、オールラウンダーが4着という結果でした。
 オープン750キロから1重量格につき10キロ加減となる別定重量戦。A1級の牝馬サンシルクラポピーが最軽量の720キロで、A2級のフレイムゴールドが730キロ、A1級のオールラウンダーとハマノダイマオーが740キロ。また、オープン馬は今季の収得賞金130万円につきさらに10キロ加増となり、牝馬のミスタカシマが750キロで、オレワチャンピオンとジェイコマンダーが760キロで、アアモンドグンシンら残る3頭が770キロとハンデ差は最大50キロとなっています。
 ◎アアモンドグンシンは、2走前の5歳重賞・天馬賞では1番人気に支持されましたが、障害で苦戦し、7番手でクリアすると鋭く追い込んで2着は確保。続く睦月特別(オープン-1組)では、重量が5キロ増えましたが、障害をひと腰2番手でクリアすると、逃げるミノルシャープをゴール前で差し切っています。5歳馬同士なら実力は上位だけに最大50キロのハンデ差でも自慢の決め脚で連勝が期待できます。
 ○ミスタカシマは、前走の5歳重賞・天馬賞では、障害で膝を折り、体力を使ったためか、本来の末脚のキレは見られず差のある3着でした。前走から10キロ増の750キロとなるのはやや心配ですが、前開催をスキップして調整されています。昨年は柏林賞を制覇と世代上位の実力を持っているだけに巻き返しが十分でしょう。
 ▲オールラウンダーは、5歳重賞・天馬賞では、伸びは欠きましたが、障害をひと腰3番手でクリアと内容あるレースでした。今回は別定重量のため、1着コウシュハレガシー、2着アアモンドグンシンより30キロ、3着ミスタカシマからも10キロ軽いのは恵まれています。終いの踏ん張り次第では上位争いに加わってくるでしょう。
 △キタノユウジロウは、障害で苦戦した5歳重賞・天馬賞では7着。昨年9月の銀河賞を勝利し、2走前の師走特別(オープン-1組)では、アアモンドグンシンに次ぐ2着と好走していることから力は足りているだけに、障害を修正できれば巻き返しが可能でしょう。

今週の見どころ(1/25~1/27)

2020年1月24日(金)

 26開催151日間の令和元年度・ばんえい十勝開催も、残すところ5開催29日間。終盤戦に差し掛かり、リーディング争いも気になるところ。前開催終了(1月20日)時点で、騎手部門は阿部武臣騎手が155勝で1位で、12年連続のリーディングを目指す鈴木恵介騎手が144勝で追う展開に。調教師部門では坂本東一調教師が117勝で、99勝で2位の松井浩文調教師に大きく差をつけています。

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【第22回開催1日目】
 1月25日(土)のメイン第10レースは、六花特別(A1級-1組・18:05発走予定)。キンメダルが出走を回避。出走馬8頭中、近2走がニューイヤーカップ(A1級-1組)、吹雪特別(A1級-1組)だった4頭が有力でしょう。
 ◎カクセンキングは、前走吹雪特別(A1級-1組)を3着。4着だった2走前のニューイヤーカップ(A1級-1組)で手間取った障害をひと腰でクリアと内容が良化しています。また、前走の障害のかかりから、基礎重量が10キロ増えても対応できそう。決め手勝負に持ち込められれば勝機は十分にあります。
 ○フェアリースズは、最近2走のニューイヤーカップ(A1級-1組)、吹雪特別(A1級-1組)ではともに2着。いずれも障害はひと腰クリアから脚を伸ばしており、レースぶりが安定してきています。今回は前走の勝ち馬が不在の組合せとなるだけに、引き続き好勝負が期待できます。
 ▲ノエルブランは、近2走が6、5着。11月11日の北海道競馬記者クラブ特別(オープン混合)3着以降は馬券貢献を果たせていませんが、この間障害は常にひと腰と安定しています。障害巧者で重量増は苦にしなさそうなだけに、終いの踏ん張りが利けば上位争いに加わってきそうです。
 △センリョウボスは、今回のメンバー中6頭が出走していたニューイヤーカップ(A1級-1組)を勝利。続く相手が強化された吹雪特別(A1級-1組)では、障害ひと息で6着に敗れました。前走の内容から開催替わりでさらに10キロ課される点がカギとなりますが、ニューイヤーカップのほぼ再戦なら地力は上位だけに、軽視できない存在です。

【第22回開催2日目】
 1月26日(日)のメイン第10レースは、白雪賞(4歳オープン・18:05発走予定)。出走馬10頭中8頭がばんえいダービーに出走。障害を先頭でクリアしたメムロボブサップが勝利し、障害2番手のアオノブラックが2着を確保、3番手で通過したジェイエースが3着に入り、障害を降りた順番での決着となりました。今回はオープン740キロから1重量区分ごとに10キロ加減の別定重量戦。オープン馬のメムロボブサップとアオノブラックが740キロのトップハンデで、A2級のギンノダイマオーが720キロ。B1級のジェイエースら4頭が710キロ、B2級の牡馬アポロンら2頭が700キロ、同じくB2級で牝馬のサクラユウシュンが680キロ。最大60キロのハンデ差がついています。
 ◎ジェイエースは、定量戦のばんえいダービーで3着でしたが、今回は1、2着馬より30キロ軽い710キロと重量面で恵まれています。近2走の自己条件で連勝中と勢いもあることから逆転が期待できます。
 もちろん○メムロボブサップが実績最上位。2001年のヨコハマボーイ以来となる3歳三冠を達成しています。世代限定戦では、最大50キロ差のトップハンデでとかちダービー4着、ばんえい菊花賞1着がありますが、60キロ差は初めて。その点だけが不安材料といえます。
 ▲ギンノダイマオーは、昨年10月以降では、ばんえいダービー9着など大敗も多いという成績でしたが、近2走のA2級平場戦で2、1着と立て直されている感。オープン馬より20キロ軽い720キロをいかし、重賞で2着4回の実力馬が復活を目指します。
 △アオノブラックは、ばんえい菊花賞、ばんえいダービーとも2着という世代ナンバーツー。しかし今回はメムロボブサップと同様トップハンデ740キロの克服が課題になりそうです。

【第22回開催3日目】
 1月27日(月)のメイン第11レースは、東京スポーツ賞(オープン-2組・18:10発走予定)。前開催のプロキオン特別(オープン-2組)に出走したメンバーが有力でしょう。
 ◎ウンカイタイショウは、前走プロキオン特別(オープン-2組)では一気の重量増に対応して2着。障害をひと腰先頭で越えると、勝ったセンゴクエースの決め脚には屈したものの1秒9差と見せ場十分のレースでした。今回は強敵が不在だけに、前走のようなレースができれば十分に首位を狙えます。
 ○ハクタイホウは、最近2走のばんえい十勝金杯(オープン)2着、プロキオン特別(オープン-2組)3着。障害をスムーズにクリアした前走の内容から、基礎重量10キロ増にも対応できそう。好勝負必至です。
 ▲アサヒリュウセイは、前走のオープン-3組では、障害をひと腰2番手でクリアし抜け出す快勝。2走前のばんえい十勝金杯(オープン)では3着とこの相手なら通用する力はあるだけに、特別戦でもチャンスはあるでしょう。
 △カンシャノココロは、ハクタイホウと同じ最近2走で5、7着ですが、昨年の岩見沢記念では4着があるように、今回のメンバーなら力上位。スムーズなら上位争いに加わってきそうです。

今週の見どころ(1/18~1/20)

2020年1月17日(金)

 古馬重賞は3月1日のチャンピオンカップ(4歳以上重賞優勝馬選抜)まで実施されませんが、19日(日)、20日(月)ともメインには古馬のオープン特別戦が組まれている充実の番組。日曜の1組戦・睦月特別には、今季重賞を2勝しているオレノココロ、3勝のコウシュハウンカイも登録しています。両馬とも近年では帯広記念から、ぶっつけか1~2走してチャンピオンカップへ臨むローテーション。もし出走してくれば、今季重賞勝ちがない馬との仕上がりの差にも注意が必要でしょう。(※コウシュハウンカイは出走回避となりました。)

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【第21回開催4日目】
 1月18日(土)のメイン第10レースは、吹雪特別(A1級-1組・18:05発走予定)。キンメダルが出走を回避。前開催の明け5歳重賞・天馬賞、ニューイヤーカップ(A1級-1組)からそれぞれ4頭が参戦し、8頭立てで行われます。また、3走前に冬月特別(A1級-1・2組決勝混合)、2走前にカトレア特別(A1級-1組)を使われた馬も多いメンバー構成です。
 ◎オレワチャンピオンは、ニューイヤーカップ(A1級-1組)組とは、昨年12月の冬月特別(A1級-1・2組決勝混合)、カトレア特別(A1級-1組)でともに最先着の2着。前走の天馬賞では、障害で膝を折り、差のある6着に敗れましたが、レース内容から重量が減るのは好材料で、天馬賞組では他の出走馬が15~20キロ減に対し、この馬は25キロ減の735キロと重量的に恵まれた感。力量上位は明白で巻き返しが期待できます。
 ○センリョウボスは、3走前の冬月特別(A1級-1・2組決勝混合)で4着と、2着だったオレワチャンピオンに先着を許しましたが、その後は2走前、そして前走のニューイヤーカップ(A1級-1組)と連勝。前走は障害ひと腰3番手から抜け出しゴール線上で一杯になったものの、フェアリースズの追撃をコンマ8秒差で振り切っています。今回は賞金ハンデがさらに5キロ課されますが、同じくフェアリースズも5キロ増えており、連勝中の勢いから首位争いに加わるでしょう。
 ▲フェアリースズは、2走前のカトレア特別(A1級-1組)で4着に健闘すると、続く前走ニューイヤーカップ(A1級-1組)では2着と善戦。前半置かれる面がありますが、差し脚は堅実なタイプです。オレワチャンピオンがニューイヤーカップから重量据え置きなのに対し、こちらは5キロ増となるのは不利ですが、上位食い込みは可能でしょう。
 △サンシルクラポピーは、前走の天馬賞を5着。前半で時計を要しましたが、障害8番手から追い上げています。障害に不安があるだけに重量減は好材料。2走前のカトレア特別(A1級-1組)では、オレワチャンピオンに次ぐ3着と健闘しているだけに、障害さえスムーズならゴール前強襲のシーンまでありそうです。

【第21回開催5日目】
 1月19日(日)のメイン第10レースは、睦月特別(オープン-1組・18:15発走予定)。コウシュハウンカイやホクショウマサルなど4頭が回避したため6頭立て。シーズン後半のオープン-1組ということもあり、全馬15キロ以上の賞金ハンデを課されており、メジロゴーリキ、アアモンドグンシンなど3頭が最軽量765キロ。ミノルシャープ、シンザンボーイが770キロ、オレノココロがトップハンデの775キロ。ハンデは最大10キロ差しかつきません。
 ◎ミノルシャープは、メンバー6頭中5頭が出走していた12月21日のホワイトクリスマス賞(オープン-1組)で逃げ切り勝ちを収めています。続く前走の帯広記念(6着)では初の高重量900キロでも積極策が打てており、特別戦の重量であれば2走前の再現濃厚と言えます。
 ○オレノココロは、ホワイトクリスマス賞、帯広記念ともに2着。前走は障害で膝を折ったものの、775キロならひと腰でまとめることも可能。昨年6月以来のVも十分でしょう。
 ▲アアモンドグンシンは、ホワイトクリスマス賞3着後、755キロで師走特別(オープン-1組)を逃げ切って楽勝。760キロだった前走の明け5歳重賞・天馬賞では1番人気に推されましたが、障害で手間取り7番手から猛追したものの2着でした。今回はさらに5キロ増で、馬券に絡んだ実績がない765キロの克服がカギになりそうです。

【第21回開催6日目】
 1月19日(月)のメイン第11レースは、プロキオン特別(オープン-2組・18:10発走予定)。アオノブラックら3頭が最軽量755キロ、ウンカイタイショウら5頭が760キロ、センゴクエースがトップハンデ765キロとハンデは最大10キロ差となっています。
 ◎センゴクエースは、前走帯広記念で4着。昨年8月以降、馬券に絡んだのは1度だけですが昨年のばんえい記念、北斗賞を勝った実績からオープン-2組なら恵まれた感。障害にムラがあるだけに一気の重量減も歓迎。トップハンデ765キロでも最大10キロ差なら久々の勝利が期待できます。
 ○カンシャノココロは、前走の準重賞・ばんえい十勝金杯(オープン)で5着。ペースが速く、スムーズさを欠きましたが、勝ち馬不在の組合せなら少しは追走も楽になりそう。前走から据え置きの760キロなら障害も対応できるだけに、前半スムーズに運べれば上位争いに加わるでしょう。
 ▲ハクタイホウは、同じ前走では、積極策に出ると障害をひと腰先頭でクリア。残り30メートルほどで、30連勝を達成したホクショウマサルに交わされましたが、見せ場のある2着でした。今回は前走から賞金ハンデ5キロが課され、760キロでの参戦になりますが、通用する力はあるだけに粘り込みには要警戒です。
 帯広記念5着の△ゴールデンフウジンも、センゴクエースと同様に障害に課題があるだけに、一気の重量減は好材料。決め脚は魅力だけに、障害さえスムーズに運べればゴール前で強襲するシーンまでありそうです。

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