年始のばんえい十勝は、1月2日(土)~6日(水)の5日間開催で、全日12レース制となります。なお2日、3日はデイ開催で実施。2日には、旧四市冠競走のラスト帯広記念、3日には、4歳シーズン三冠の最終戦で明け5歳による天馬賞と2つのBG1が実施されます。
帯広競馬場では、新型コロナウイルス感染症防止対策の一環として、年始開催において場内滞留人数が3000人を超えた段階で、入場の一時規制を行います。ご了承ください(詳しくはこちら)。
【第20回開催1日目】
1月2日(土)のメイン第10レースには、第43回帯広記念(16:05発走予定)が行われます。
今季の古馬戦線は、6歳ミノルシャープが北斗賞、旭川記念、ばんえいグランプリと重賞3連勝、11月の北見記念も6歳メジロゴーリキが勝つなど、比較的若い世代の活躍が目立ちました。しかし今回は基礎重量890キロの高重量だけに経験を重視します。
◎コウシュハウンカイは、ばんえい十勝オッズパーク杯、岩見沢記念と今季重賞2勝。北見記念は障害を3番手で降りて3着でしたが、一旦は先頭に立ち、30キロ軽いメジロゴーリキ、20キロ軽いオレノココロに差されてのコンマ5秒差惜敗。存分に強さを示しました。帯広記念は18、20年と過去2勝。今年と同じトップハンデ920キロで制しています。
○オレノココロは、昨年3月のばんえい記念で、自らが持つばんえい重賞最多勝記録を更新する24個目のタイトルを獲得。しかし今季の重賞5戦は2着3回、3着2回と、ハンデに恵まれながら勝ち切れないのは、誉められたものではありません。16、17、19年の3勝と相性がいい帯広記念で結果を出したいところ。
▲ソウクンボーイは、7頭立てだった昨年の帯広記念では3着に追い込んでいます。890~920キロではどの馬も障害ひと腰は厳しいはず。他力本願な面は否めませんが、怖さは秘めています。
高重量経験が豊富な△センゴクエース、△シンザンボーイが押さえです。
1月3日(日)の見どころは、帯広記念のあとに掲載します(こちらをご覧ください)。