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今週の見どころ(5/4~5/6)

2019年5月 2日(木)

 ゴールデンウイーク開催の後半戦2日目、5月5日(祝・日)のメインには、重賞・ばんえい十勝オッズパーク杯が組まれています。今年で13回目ですが、過去の勝ち馬はのべ6頭。4月28日に死亡した重賞21勝馬カネサブラックが、07年の第1回から3連覇を含め4勝、近6回では、13、14年キタノタイショウ、15、16年オレノココロ、17、18年コウシュハウンカイと、同一馬が複数回勝利することが多いレースです。

【第2回開催1日目】
 5月4日(祝・土)のメイン第10レースは、春駒特別(A2級-1組・20:10発走予定)。開幕週に、A1級混合のミズバショウ特別、またはA2級-2組の卯月特別を使われた馬が計8頭います。
 なかでも注目は◎サカノテツワンでしょう。息詰まる追い比べを制し卯月特別を勝利。A1から降級し相手有利で、スピードを生かせる春先の軽量も向き、昨年12月以来となる特別戦での勝利を挙げました。その前回勝利した特別戦はA1・A2級混合で、ミズバショウ特別1着コウリキ(A1へ昇級)、同5着キンメダルらを破っていました。菊池一樹騎手とのコンビでは、前走が3年ぶりの勝利となり、絆も深まったはず。連勝が期待できます。
 ○キンメダルは、ミズバショウ特別では1番人気で5着。珍しく障害で苦戦し、末脚不発に終わりました。しかし、昨季はオープンで勝ち負けしていた実力馬。これだけで見限れません。
 ▲ホクショウメジャーは、ミズバショウ特別では流れ込んで3着。とはいえ、メンバー中7頭の昨季最終戦だった桜月特別(A1級)では2着と最先着を果たしており、力上位です。
 △サクラダイチはB1から昇級初戦ですが、桜月特別の4着馬で軽視は禁物。
 負担重量が軽くなり復活気配△スーパータイトルにも警戒したいです。

【第2回開催2日目】
 5月5日(祝・日)のメイン第10レースは、重賞・第13回ばんえい十勝オッズパーク杯(20:10発走予定)。昨季の収得賞金順で上位の4歳以上による選抜戦です。オープン720キロから、1重量格ごとに10キロ加減される別定戦。
 ◎コウシュハウンカイがこのレース3連覇を目指します。仕上がりが早く、春先から動けるのが強み。17年はシーズン初戦2着、昨年は同1着からの臨戦でともに逃げ切っています。今年も開幕週のスプリングカップ(オープン)で1着と状態はよく、まず勝ち負けでしょう。
 ○オレノココロは、15、16年とこのレースを連覇し、17年2着。昨年は5着でしたが、開幕週のレースで競走除外となり、ぶっつけでの挑戦も響いたか障害でミスしてしまいました。順調に使えている今年はひと味違うはず。
 今年のメンバーの特徴は5歳が3頭もいること。若馬の減量がなくなる5歳シーズンは成績を落とす馬も多いですが、▲ゴールデンフウジンは、初戦の青葉特別(A1級混合)で楽勝。決め手あるこの馬に障害を先頭で越えられては、他馬は手も足も出ませんでした。古馬重賞初挑戦でも見せ場以上が期待できます。
 天馬賞を制した5歳ナンバーワンホース△メジロゴーリキや、青葉特別の4着馬でA1格付のため10キロ軽い△フナノクンも侮れません。

【第2回開催3日目】
 5月6日(振・月)のメイン第10レースは、すずらん賞(4歳オープン・20:10発走予定)。オープン670キロから1重量区分ごとに10キロ加減する別定戦で、アアモンドグンシンが670キロでトップハンデ、B2級の牝馬サンシルクラポピーの610キロまで最大60キロ差がつきます。
 オープン牝馬◎ミスタカシマに注目。古馬オープン初挑戦だった今季初戦・スプリングカップで障害ひと腰4番手からの5着は善戦といっていいはず。ばんえい菊花賞、ばんえいオークスなど世代限定重賞4勝の実績上位。主戦の鈴木恵介騎手に乗替わり勝機をモノにするか。
 ○キタノユウジロウは、12月のばんえいダービー2着のあと、年明けの世代限定戦で1、2、1着。そしてA1級スタートの今季初戦・青葉特別ではオープン馬を相手に2着争いを演じ、地力強化著しいです。世代限定戦に戻って、ほとんどが格下となる今回、巻き返しが期待できます。
 ▲アアモンドグンシンは、ばんえいダービーなど昨季12勝を挙げた活躍馬。基礎重量と賞金ハンデが増えた終盤戦では苦戦続きで、今季初戦のスプリングカップも見せ場に乏しい内容でしたが、もともと障害のデキに大きく左右されるタイプ。世代限定戦なら見直せます。
 3歳三冠ですべて3着の堅実派△コウシュハレガシーや、格下でも勢いある牝馬△サンシルクラポピーにも警戒したいところです。

今週の見どころ(4/27~4/30)

2019年4月26日(金)

 待ちに待った2019年度のばんえい十勝が開幕。来年3月24日(火)までの26開催151日間に渡り熱戦が繰り広げられます。
 開幕週は27日(土)~30日(祝・火)でナイター競馬よる変則4日間開催。開幕日である4月27日(土)のメイン・スプリングカップには、現在のばんえい競馬を牽引する馬たちが登場。5月5日(祝・日)に行われる今季重賞第1弾・ばんえい十勝オッズパーク杯へ向けても見逃せない一戦です。

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【第1回開催1日目】
 4月27日(土)のメイン第10レースは、スプリングカップ(オープン・20:05発走予定)
 昨年度末の総決算、BG1・ばんえい記念の1、2、4、5着馬を含めたオープン馬9頭による一戦。ばんえい記念では障害を2番手で通過したセンゴクエースが、オレノココロの追撃をしのいで勝利しており、ばんえい記念初挑戦で世代交代を果たしました。
 ◎コウシュハウンカイは、年明け後はひと息の成績が続き、ばんえい記念では4着。今回は負担重賞が軽くなったことで障害を苦にせず、持ち前の先行力で押し切ることも可能でしょう。昨シーズンでは重賞3勝を挙げた実績馬の復活に期待です。
 ○センゴクエースは、ばんえい記念を制し見事、現役最強馬の座に就きました。また、昨シーズン26戦して着外は1度のみと抜群の安定感を誇っています。菊池一樹騎手とは初のコンビになりますが、障害さえスムーズなら勝機は十分にあるでしょう。
 ▲アアモンドグンシンは、昨シーズンはC1級スタートでしたが、ばんえい大賞典、ばんえいダービーの3歳二冠を制覇と、シーズンを通して力をつけた一頭といえます。オープン格付け後は着外も多くあり、セン馬の10キロ減もなくなりますが、先行力が生きる軽量戦は歓迎としそうなだけに一変に期待です。
 △メジロゴーリキは、年明け後に重賞を3勝すると、前走スターライト特別(5歳オープン)では、2秒9差の2着に敗れるも、障害をひと腰先頭通過と好内容の競馬。今回は世代限定戦ではなく、年長馬が相手ということに加えて特別戦での10キロ減がなくなりますが、自分の競馬に持ち込めれば好勝負になるでしょう。

【第1回開催2日目】
 4月28日(日)のメイン第10レースは、卯月特別(A2級-2組・20:10発走予定)
 年度が替わり、クラス改編が行われたのでシーズン序盤は降級馬を狙ってみるのが良いでしょう。
 ◎サカノテツワンは、近3走ではオープン混合戦で着外も、今回はA2降級と条件有利。先行力が生かせるシーズン序盤の軽量戦を得意とするだけに巻き返しが必至です。
 ○コウシュハレガシーは、2走前ポプラ賞(4歳・5歳混合)、前走クリスタル特別(4歳オープン)ではともに障害ふた腰通過で7着。しかし、650キロならスムーズに障害を通過できる可能性が高いだけにチャンスは十分にあります。
 A1級からの降級馬▲スーパータイトルは、障害は得意ではないだけに、負担重量が軽くなるのは好材料。末脚を確実に使うタイプだけに障害次第では出番がありそうです。
 △センリョウボスは、前走大平原特別(A2級-1・2組決勝混合)2着を含め、3戦連続3着以内と現級の安定勢力。今回は降級馬を交えての一戦ですが、侮れない存在です。

【第1回開催3日目】
 4月29日(祝・月)のメイン第10レースは、青葉特別(A1級混合・20:10発走予定)
 明け4歳の◎キタノユウジロウは、昨シーズン、重賞の舞台では2着2回が最高。ひと押しが足りませんでしたが、前走クリスタル特別(4歳オープン)を勝利と徐々に力をつけた印象。今回は年長のオープン馬との対戦ですが、660キロの負担重量なら勝機は十分にあります。
 ○フナノクンは、オープン昇級後の2戦はともに4着。特に前走陽炎特別(オープン混合)では障害ひと腰通過から勝ち馬とは4秒9差と上々の内容。今シーズンは降級しA1からスタートになりますが、オープン馬が相手でもヒケを取りません。好勝負に期待です。
 ▲カンシャノココロは、前走初挑戦だったばんえい記念では7着でした。フナノクンと同じくオープンからの降級馬でA1格付。地力では見劣らず、好位追走が叶えば上位争いに加わるでしょう。
 △ゴールデンフウジンは、前走スターライト特別(5歳オープン)では、障害を4番手で通過すると、残り20メートルで先頭に立ち押し切っています。決め手は抜群だけに障害次第ではチャンスは大いにあります。

【第1回開催4日目】
 4月30日(休・火)は全10レースで実施され、最終第10レースがメインとなります。そのメイン、ミズバショウ特別(A2級-1組混合・20:45発走予定)は、前走陽炎特別(オープン混合)からは3頭、桜月特別(A1級)からは4頭、スターライト特別(5歳オープン)からは1頭の計8頭で行われます。
 前走陽炎特別(オープン混合)組を上位視をします。なかでもオープンからA2に降級した◎コウリキは、障害に手間取り見せ場なしの8着も、当時から負担重量が120キロ軽い680キロなら、腰の入りも変わってくるはず。決め手勝負に持ち込めれば勝機十分です。
 ○キンメダルは、同じ前走3着を含め、7戦連続3着以内と好勝負を演じ続けています。詰めひと息な面もありますが、オープンからA2に降級と条件有利になるだけにここでも好勝負必至でしょう。
 同9着▲トレジャーハンターはA1に降級。A2級との混合となるここでは地力上位です。12歳と上積みは少ないですが、持ち前のスピードは健在。障害を早めにクリアできれば粘り込みは十分です。
 △ホクショウメジャーは、桜月特別(A1級)では障害ひと腰2番手通過から先頭に立つと、カイシンゲキに差されたとはいえタイム差なしで勝ちに等しい2着。今回はオープンからの降級馬もおり相手強化ですが、侮れない存在です。

今週の見どころ(3/23~3/24)

2019年3月21日(木)

 早いもので今季のばんえい競馬も最終週。今季もいろいろなドラマが生まれました。最終週の目玉は何といっても24日(日)のメイン第9レースに組まれているBG1・ばんえい記念。人気が予想されるオレノココロは3連覇の偉業を達成するのでしょうか。なお、16年の優勝馬フジダイビクトリーはこれが引退レースとなっています。
 最終週もお楽しみください。

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【第26回開催4日目】
 3月23日(土)のメイン第10レースは、桜月特別(A1級・18:10発走予定)
 目下3連勝の◎ホクショウユヅルが主役でしょう。前走とかちえぞまつ特別(A1級-1組)では、A1昇級初戦でしたが、逃げ切って勝利。止まりかけのひと腰でしたが、賞金ハンデが5キロ増えても4連勝に期待です。
 ○カイシンゲキは、前走A1級-1組・2組決勝混合では展開が合わず7着に敗れましたが、障害はひと腰とスムーズに越えています。もともとはオープンで勝ち負けしていた実績上位の存在。きっかけひとつで勝ち負けになるでしょう。
 同じ前走で4着と先着している▲ホクショウメジャーは、勝ち切れない面があるものの、大崩れしていないのが魅力。2走前のとかちえぞまつ特別(A1級-1組)では45キロと一気の増量がこたえたか、障害で手間取って5着。しかし終いはしぶとく伸びて、ホクショウユヅルとは6秒0差と格好はつけています。当時と同じ770キロの今回は重量慣れが見込め、巻き返してきそうです。
 △ホクショウマックスは、ホクショウメジャーらと同じ近2走を使われ、4、2着と好走しています。展開次第では圏内でしょう。

【第26回開催5日目】
 3月24日(日)のメイン第9レースは、BG1・第51回ばんえい記念(17:15発走予定)。負担重量・定量1トンによる古馬最強馬決定戦です。
 ◎オレノココロは、ばんえい記念初挑戦だった17年、18年と連覇しており、1トン競馬で無類の強さを誇っています。前走白樺賞(オープン-1組)は5着も、障害に重点を置いたレース内容と悪くはありませんでした。近3走では勝ち切れていませんが、重いハンデがこたえた面もあるだけに、1トン定量戦に替わる今回は豪脚一閃で3連覇が有望でしょう。
 16年ばんえい記念優勝馬○フジダイビクトリーは、同じ前走では障害をひと腰先頭から粘れずも、勝ち馬センゴクエースとは1秒8と僅差の3着。近走ではハンデが軽かったのもありますが、6戦連続3着以内と安定感抜群。昨年の当レースでも2着とこの条件との相性も良いだけに、引退レースでチャンスは大いにあるでしょう。
 ▲コウシュハウンカイは、前走白樺賞(オープン-1組)8着を含め、年明け後の4戦はすべて5着以下ですが、今季も重賞を3勝しており実績は上位の存在。ばんえい記念では16年の初挑戦から3、5、3着と善戦止まりなだけに陣営のここに懸ける思いは確か。定量戦に替わって巻き返しに期待です。
 △センゴクエースは、前走で前述の有力馬3頭を下し勝利していますが、ばんえい記念初挑戦と1トン競馬は未知のぶん連下評価に。しかし、年始の帯広記念では、910キロの重量で勝ち馬オレノココロとはコンマ1秒差の2着と好走しているだけに侮れない存在です。

今週の見どころ(3/16~3/18)

2019年3月15日(金)

 今季のばんえい十勝も残すところ1開催5日間となりました。最終日となる来週24日(日)のメインには、ばんえい競馬の総決算であるBG1・ばんえい記念が組まれています。なお、ばんえい記念当日は帯広競馬場でのイベントが盛りだくさん。お近くの方は是非、生で観戦してください。
 また、今週の17日(日)のメインレースには、ばんえい記念へ出走しないオープン馬が多数出走する陽炎特別が組まれています。こちらにも注目していきましょう。

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【第26回開催1日目】
 3月16日(土)のメイン第10レースは、アクアマリン特別(B1級-1組・18:05発走予定)
 ◎ゴロウマルは、前走B1級-2組を含め、B1級昇級後は3戦連続連対と能力上位の存在。2走前の深雪特別(B1級-1組・2組決勝)では、勝ち馬がホクショウマサルと別格でしたが、2着争いを制した内容は良かっただけにここでも勝ち負けになるでしょう。
 ○ノエルブランは、近2走のB1級-1組平場戦が3、2着。ともに障害を先頭で通過し複勝圏内に粘り込んでいます。昨年3月にはB2級ながら730キロで2着と好走しており、735キロにも対応できそうなだけに好勝負を期待です。
 ▲ブラックダンサーは、ノエルブランと同じ近2走では、ともに6着と上位争いに加われていませんが、決め手は確かなだけに展開次第では台頭可能です。
 △ホクトシンバは、5着だった前走B1級-1組では障害で止まってしまいましたが、腰の入りはよくふた腰で通過と修正しているだけに、特別戦替わりでも食い込みはあるでしょう。

【第26回開催2日目】
 3月17日(日)のメイン第10レースは、陽炎特別(オープン混合・18:00発走予定)。A1級からはカネゾウ、サカノテツワンの2頭で、残り8頭がオープン馬という10頭立てです。
 ◎マルミゴウカイは、前走白樺賞(オープン-1組)では、障害をふた腰でまとめると勝ち馬センゴクエースとはコンマ7秒差の2着に好走。今回は相手関係が一気に楽になるだけに、昨年9月の岩見沢記念以来となる勝利に期待がかかります。
 ○キンメダルは、前走弥生特別(オープン-2組混合)では、コウリキの2着に敗れましたが、障害を先頭で通過からコンマ6秒差に粘り込んでいます。6戦連続3着以内と条件を問わず安定しているのが魅力だけに、ここでも大きくは崩れないでしょう。
 その▲コウリキは、前走ではキンメダルから離れた2番手で障害を通過すると、計ったように差し切って勝利と決め手が光りました。ただ、展開がはまった感もあるだけに、スムーズに障害を越えられれば出番がありそうです。
 △フナノクンは、前走白樺賞(オープン-1組)では4着も、昇級初戦を考慮すれば上々の内容。相手緩和になるだけに前進も十分あるでしょう。

【第26回開催3日目】
 3月18日(月)のメイン第11レースは、ブラッドストーン特別(B1級-2組・18:10発走予定)
 ◎キタノサカエヒメは、5着だった前走B1級-2組では障害で止まりましたが、腰の入りが良く三腰でまとめており、2走前から良化したと言える内容でした。初の715キロですが終いの脚は確実に使うタイプだけに、相手緩和になる今回は勝ち負けが十分でしょう。
 ○タナボタチャンは、前走B1級-3組では障害前でじっくり息を入れたこともあって、ひと腰通過から伸びて3着に追い込んでいます。特別戦と前走から30キロ増えた725キロになりますが、前走よりペースが落ち着きそうなだけに、障害次第では好勝負になりそうです。
 ▲ホクショウサスケは、前走B1級-1組の9着を含め精彩を欠く近況ですが、時計がかかる特別戦替わりは歓迎。地力では上位の存在だけに、障害次第ではチャンスはありそうです。
 △マツノテンリュウは、3走前には障害で大きく手間取りましたが、2走前のB1級-3組、前走のB1級-2組では、ともに障害をひと腰で通過して4着。内容が良化しているだけに侮れない存在です。

今週の見どころ(3/9~3/11)

2019年3月 7日(木)

 前週終了(3月4日)時点で、阿部武臣騎手と鈴木恵介騎手の勝ち星が184で並びました。今季も残り8日間となっており、騎手リーディング争いはさらに熱くなってきそうです。
 さて、3月10日(日)のメインには、BG3・ポプラ賞が組まれています。4歳・5歳の混合戦ですが、2012年以降の1、2着馬は同世代というデータも。今年は果たしてどうなるでしょうか。注目の一戦です。

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【第25回開催4日目】
 3月9日(土)のメイン第10レースは、花月特別(A2級-1・2組決勝・18:05発走予定)。3月2日(土)のA2級-1組予選、3月4日(月)のA2級-2組予選から上位馬で行われる決勝戦ですが、22連勝を達成したホクショウマサルを含め5頭が回避し、2頭が繰り上がったため7頭立てとなっています。
 ここはA2級-2組予選を勝利した◎プレザントウェーが主役です。2、3走前はともに2着でしたが、前走では先頭で障害を越えたサクラダイチを、ほとんど差のない2番手から追いかけコンマ8秒差で競り勝っています。勝ち味に遅かったぶんこの勝利は大きく、A2級-1組予選の上位2頭が不在なら連勝も十分ありえるでしょう。
 ○ヤマノホシは、A2級-1組予選では決め手の差で3着に敗れましたが、前走の上位2頭が回避とこの馬にとっては有利な組み合わせ。770キロを課された2月のヒロインズカップを除けば障害は安定しているだけに上位争い十分です。
 ▲サクラダイチは障害巧者だけに、他のメンバーが障害で苦戦するようならA2級-2組予選2着から前進がありそうです。
 同4着△カクセンキングは、末脚は堅実だけに障害次第ではチャンスがありそうです。

【第25回開催5日目】
 3月10日(日)のメイン第10レースは、BG3・第40回ポプラ賞(4歳・5歳混合・18:00発走予定)。昨年8月に実施された3歳・4歳混合重賞・はまなす賞は、3歳オープン700キロ、4歳オープン710キロだったのに対し、ポプラ賞はオープン770キロでオープン馬には賞金130万につき10キロ課される条件となっています。
 メヂカラが回避し繰り上げ出走になった5歳馬◎ゴールデンフウジンは、前走然別賞(オープン-1組)では、末脚を発揮し勝ち馬ジェイワンからコンマ5秒の3着。はまなす賞は不出走ですが、4走前の5歳馬限定重賞・天馬賞では2着と同世代では能力上位だけに、勝機十分でしょう。
 5歳馬○メジロゴーリキは、2走前の然別賞(オープン-1組)では4着でしたが、続く前走チャンピオンカップでは重量差はあったとはいえ、オレノココロ、コウシュハウンカイといった実績馬を下して優勝。前走より重量10キロ減も好材料だけに重賞連勝のシーンまでありそうです。
 5歳馬▲マツカゼウンカイは、メジロゴーリキと同じ近2走を5、3着と掲示板内を確保しており、勝ち馬との着差も10秒以内と好走といえる内容。はまなす賞勝ちの実績があるだけに上位争いが期待できます。
 4歳牝馬△ミスタカシマは、近走ではハンデを課されていますが、前走白雪賞(4歳オープン)3着を含め大崩れなく駆けているのが魅力。770キロと4歳牝馬には過酷な条件ですが、能力は相当なものだけに好走に期待です。

【第25回開催6日目】
 3月11日(月)のメイン第11レースは、白樺賞(オープン-1組・18:10発走予定)
 ◎シンザンボーイは、前走ウィナーズカップ(4歳以上選抜)では障害先頭通過から2着馬に11秒3差をつける快勝。今回は実力馬がそろいましたが、トップハンデ830キロのオレノココロとは40キロ差の790キロとハンデ差があるだけに、連勝に期待です。
 今季重賞3勝で実績上位の○コウシュハウンカイは、前走チャンピオンカップは5着でしたが、この馬に先着したオレノココロ、マルミゴウカイとは重量面で緩和されるだけに反撃十分でしょう。
 ▲センゴクエースは、ウィナーズカップでは膝を折ってしまい3着に終わりましたが、レース当日は雪予報と馬場が軽くなることが見込めるだけに修正も可能。前進に期待です。
 △フジダイビクトリーは、前走東京スポーツ賞(オープン-2組)1着を含め、5戦連続3着以内と好成績を残しているだけに侮れない存在です。

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