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今週の見どころ(3/14~3/16)

新型コロナウイルス感染症対策にともなう無観客競馬開催等の対応について

 3月15日(日)のメインには、4歳・5歳混合重賞・ポプラ賞が組まれています。この2世代が対戦する重賞は、3歳・4歳混合のはまなす賞が夏に行われており、1歳ずつ年を重ねた若馬たちの争いです。明け4歳は、年が改まってから重賞・特別戦での若馬減量が20キロから10キロに減らされており、5歳と同一重量。そのためか、3歳(明け4歳)優勢な、はまなす賞とは対照的な結果になっています。
 なおポプラ賞連覇は16、17年のセンゴクエースがいますが、同一年度で、はまなす賞、ポプラ賞とも勝った馬はなし(両レースとも重賞になった2010年度以降)。今年はキタノユウジロウに2重賞とも制覇の可能性があります。

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【第25回開催4日目】
 3月14日(土)のメイン第10レースには、花月特別(A1級-1組・18:05発走予定)が行われます。
 2開催前のみずがめ座特別(A1級-1組)は、プレザントウェーが障害先頭クリアからしぶとく歩いて昇級初戦を快勝しましたが、前開催は休養。前開催の深雪特別(A1級-1・2組決勝)は、昇級2戦目のフレイムゴールドが競り合いを制しており、ここ2開催のA1級特別戦では新勢力が台頭しています。
 そこで期待したいのが◎ミノルシンザン。A2級-1組特別戦を勝っての昇級初戦ですが、1月13日の山羊座特別(A2級-1組)では、フレイムゴールドとの一騎打ちをモノにして勝ち、プレザントウェー(5着)にも先着と格負けはありません。今開催も新勢力に注目です。
 ○フレイムゴールドは、深雪特別では他馬より5~10キロ軽い最軽量ハンデだったにせよ、初のA1級特別戦で勝ち切ったのは力の証。連勝しても驚けません。
 ▲オールラウンダーは、A1級特別戦の安定勢力。みずがめ座特別、深雪特別とも勝ち馬から5秒3差(3、2着)に食い下がっています。クラスの先輩の意地をみせたいところ。
 △プレザントウェーは実力互角ですが、みずがめ座特別で5キロだった賞金ハンデが10キロに増えるのが課題。
 △カクセンキングは、深雪特別大敗だけで評価は下がりません。

【第25回開催5日目】
 3月15日(日)のメイン第10レースには、第41回ポプラ賞(4歳・5歳混合・18:05発走予定)が行われます。
 昨年のばんえいダービー馬メムロボブサップが回避し、4歳4頭と5歳5頭による争い。インビクタ、ギンノダイマオー、ジェイエース(いずれも4歳)がA1格付のため750キロ。その他6頭のオープン馬は770キロから今季の収得賞金130万円につき10キロが課され、5歳アアモンドグンシンが40キロ増の810キロでトップハンデとなります。
 ◎キタノユウジロウは、正月の明け5歳重賞・天馬賞(定量760キロ)は2番人気で7着も、積極的に障害を一番手で仕掛け苦戦したもので仕方なし。好位でためた前走の重賞・チャンピオンカップでは、障害のキレはよく、勝ったアアモンドグンシンと同重量810キロで4着と善戦しています。昨年のポプラ賞は2着で、9月の3歳・4歳混合戦・はまなす賞が重賞初制覇と得意な条件。アアモンドグンシンとの20キロ差をいかし勝利を狙います。
 ○ミスタカシマは天馬賞3着。こちらも障害で膝を折ったのが悔やまれます。トップハンデ800キロと厳しい条件だった前走の牝馬重賞・ヒロインズカップでも大きくは崩れておらず、経験がある770キロで世代限定の今回は見直せます。
 ばんえいダービー2着の4歳▲アオノブラックは、昨年のはまなす賞でキタノユウジロウの2着。負担重量は増えていますが、当時と同じ10キロ差なら侮れないところ。
 ばんえいダービー3着の4歳△ジェイエースは乗替わりでも阿部武臣騎手なら心配なし。軽量の利でどこまで。
 △アアモンドグンシンは、チャンピオンカップを逃げ切って810キロを克服していますが、ハンデ差が気になります。

【第25回開催6日目】
 3月16日(月)のメイン第11レースには、白樺賞(オープン-2組・18:15発走予定)が行われます。前開催の準重賞・ウィナーズカップ(4歳以上特別競走優勝馬選抜)から6頭、ウインターカップ(オープン)から4頭が参戦。10頭立てで争われます。
 ここは目下30連勝のホクショウマサルが参戦し、レースレベルの高かったウィナーズカップ組を上位視。障害をひと腰2番手から難なく抜け出したホクショウマサル(今回は不出走)が勝利。2着から8着までは7秒6差と接戦で、5番手から決め脚を発揮したソウクンボーイが2着を確保。ミノルシャープ(今回は不出走)が3着で、ウンカイタイショウが4着、マツカゼウンカイが5着という結果となりました。
 ◎ソウクンボーイは、前走の準重賞・ウィナーズカップ(4歳以上選抜)では、2着と敗れましたが、連勝記録更新中のホクショウマサル相手に健闘。今回は勝ち馬不在の組合せで前走から据え置きの780キロ。条件は歓迎といえるだけに差し切りを期待です。
 ○ウンカイタイショウは、前走の準重賞・ウィナーズカップ(4歳以上選抜)は先行争いが激しく、厳しい展開。それでも障害はひと腰でまとめ、2着ソウクンボーイとは1秒0差の4着と健闘しています。この馬より先に障害を越えた2頭は不在だけに巻き返しが可能でしょう。
 ▲マツカゼウンカイは、2走前の如月特別(オープン-2組)で大きく崩れた障害をひと腰でまとめて5着と善戦。今回は前走から基礎重量が10キロ増となりますが、前走の内容から上位進出のシーンまでありそうです。
 ウィナーズカップ8着△カンシャノココロ、7着△ゴールデンフウジンも、このメンバーなら前走より前で流れに乗ることも可能でしょう。

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