ヤマトテンショウが重賞初制覇
7月19日(日)にばんえい大賞典(3歳オープン)が行われ、単勝5番人気のヤマトテンショウが鮮やかな逃げ切り勝ち。3歳三冠の一冠目を重賞初制覇で飾りました。
【出走馬】※カッコは負担重量、右は単勝オッズ
1. インカン(660) 34.4
2. キョウエイジェット(660) 8.2
3. サトノブレイカー(650) 66.4
4. ヤマトテンショウ(660) 21.1
5. ホクセイイワキヤマ(670) 2.1
6. カツブライト(660) 48.7
7. ヤマノブラウン(640) 34.9
8. スターノチカラ(660) 2.5
9. レッドウンカイ(670) 13.5
10. キングウンカイ(670) 21.4
イレネー記念優勝馬のオレノコクオウ、黒ユリ賞優勝馬のコトブキラベンダーは出走せず、今年のばんえい大賞典はB1~C1クラスの10頭が出走。1番人気には2歳重賞ナナカマド賞優勝馬で今季は3歳特別・とかち皐月賞を2着好走しているホクセイイワキヤマが単勝2.1倍で支持されました。B3クラスながら今季7戦4勝と絶好調のスターノチカラが2.5倍で2番人気、前哨戦となるとかちダービー3着のキョウエイジェットが8.2倍と単勝一桁台は3頭のみとなりました。
前日から続く雨で水分は3.7%の高速馬場で争われた一戦。第1障害はヤマトテンショウを先頭にほぼ横一線で全馬すんなりクリア。道中は第1障害を越えた勢いのままヤマトテンショウが抜け出してペースを作ります。ヤマトテンショウは中間で一旦息を入れますが一団で追走する後続を寄せ付けずに先頭のまま前半45秒で第2障害に到達します。
ヤマトテンショウがひと息つく間にスターノチカラ、レッドウンカイ、ホクセイイワキヤマなども第2障害に到達しますが、ヤマトテンショウは全馬揃う前に障害に挑戦。すんなりと先頭でクリアすると後続を引き離します。離れた2番手でスターノチカラとレッドウンカイが並んで下り、さらに遅れてキングウンカイ、ホクセイイワキヤマ、ヤマノブラウン、キョウエイジェットが続きます。
ヤマトテンショウは大きなリードで軽馬場を軽快に逃げますが、後続集団からスターノチカラが2番手に抜け出してじわじわと差を詰めてきます。残り10メートル付近で並びかけられたヤマトテンショウですが終始先頭は譲らず僅かにリードを保ったまま1着でゴール。0秒5差に追い詰めたスターノチカラが2着、接戦の3着争いはヤマノブラウンがゴール前でレッドウンカイをとらえてゴールしました。
勝ったヤマトテンショウは翔雲賞に続く2回目の重賞挑戦で初制覇。持ち味の果敢な先行力と障害力に雨降りの軽馬場を生かした勝利でした。中村太陽騎手、谷あゆみ調教師はともに重賞初制覇。父ツガルスピードにとっても初の重賞馬産駒となりました。牡・牝限定も含めて2歳シーズン重賞5戦をすべて異なる馬が制した混戦の世代に、3歳三冠の第一弾でヤマトテンショウが6頭目の勝ち名乗りを上げました。
中村太陽騎手
このような良い馬に乗せてもらい、厩務員さんが何カ月も前からこのレースに向けて仕上げてくれて、最高の形で結果を残せたことを本当に誇りに思います。この馬にとっては良い雨でしたし、この馬が一番強いんだと思って騎乗しました。スタートから手応えが良く、障害のカカリも良く、下りてからも頑張ってくれました。障害を先頭で下りてもまだどうなるか分からなく、ゴールに入ってから良かったと思いました。三冠の一冠目を獲れたのでこの先の成長が楽しみです。今日は応援ありがとうございました。この舞台で勝たせられたことを嬉しく思います。これからもヤマトテンショウと中村太陽をよろしくお願いします。



